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まだ【未だ】🔗⭐🔉
まだ【未だ】
〔副〕
(イマダの約)
①この時期にあることが実現していない意を表す。浜松中納言物語1「我が世にも―知らざりし暁の」。「―これから寒くなる」「―間に合う」
②今もある状態が依然として続いている意を表す。「―雨が降っている」「―子供だ」
③時間がいくらも進んでいない意を表す。「あれから―1週間だ」「―10分しかたっていない」
④さらに。もっと。「―話すことがある」
⑤よくはないけれど。どちらかと言えば。「―この方がよい」
ま‐だい【真鯛】‥ダヒ🔗⭐🔉
ま‐だい【真鯛】‥ダヒ
タイ科の海産の硬骨魚。日本各地に産し、いわゆるタイ型で全長約90センチメートルに達する。美しい桜色に青色の小点が散在、尾びれの後縁は黒い。海魚の王として古来めでたい儀式に用いる。ホンダイ。オオダイ。タイ。麦藁鯛。
マダイ
提供:東京動物園協会
ま‐だい【間代】🔗⭐🔉
ま‐だい【間代】
部屋を借りる代金。部屋代。室代。
マダガスカル【Madagascar】🔗⭐🔉
マダガスカル【Madagascar】
アフリカ大陸の南東方、インド洋西部に位置する大島。1896年以来フランス領。1960年独立して共和国となる。北東から南西に長く、モザンビーク海峡で大陸と分離。面積59万平方キロメートル。人口1721万(2004)。首都アンタナナリヴォ。→アフリカ(図)
まだき【夙】🔗⭐🔉
まだき【夙】
〔副〕
その時期にならないのに。早くから。もう。伊勢物語「くたかけの―に鳴きてせなを遣りつる」。拾遺和歌集恋「恋すてふ我名は―立ちにけり人知れずこそ思ひ初めしか」
ま‐だけ【真竹】🔗⭐🔉
ま‐だけ【真竹】
(マタケとも)竹の一種。最も普通の竹で関東以南の各地に、竹やぶを作る。地下に太い根茎が走る。高さ約15メートル、径10センチメートル。各節には2輪の環状隆起がある。時に枝端に花をつけるが、その後に枯れる。茎および竹の皮は有用、たけのこは食用。呉竹くれたけ。苦竹にがたけ・くちく。〈日葡辞書〉
マダケ
撮影:関戸 勇
ま‐だこ【真蛸・真章魚】🔗⭐🔉
ま‐だこ【真蛸・真章魚】
マダコ科のタコ。体長は腕を含めて約60センチメートル。各腕は頭胴の約3倍。本州以南で最も普通に漁獲される種で、世界に広く分布する。肉は美味で、重要水産物。蛸壺・やす・鉤などで捕らえる。
まだ・し【未だし】🔗⭐🔉
まだ・し【未だし】
〔形シク〕
(イマダシの約)
①まだその期に達しない。古今和歌集夏「郭公―・しき程の声を聞かばや」
②まだ不十分である。蜻蛉日記下「なからまではあそばしたなるを末なん―・しきと宣ふなる」
まだ‐しも【未だしも】🔗⭐🔉
まだ‐しも【未だしも】
〔副〕
不十分ではあるが、それでも。まだなんとか。「その方が―だ」「1度なら―、2度では許せない」
まだ・す【遣す】🔗⭐🔉
まだ・す【遣す】
〔他四〕
(マヰ(参)イダスの約)(目上の人の所に)使いなどをさし出す。また、献上する。法華経天喜頃点「諸仏の使を遣マタシたまふこと、亦復た是くの如し」
ま‐だに【真蜱】🔗⭐🔉
ま‐だに【真蜱】
マダニ亜目の大形吸血性のダニの総称。体長2〜8ミリメートル、吸血後は最大2センチメートルまで膨張。赤褐色ないし暗褐色。牛・馬・犬などの家畜や野獣に寄生、時に人間をも吸血、長時間皮膚に固着する。
まだに
○股に掛けるまたにかける
広く各地を歩きまわる。飛びまわる。活躍する様子をいう。「世界を―」
⇒また【叉・股・胯】
○股に掛けるまたにかける
広く各地を歩きまわる。飛びまわる。活躍する様子をいう。「世界を―」
⇒また【叉・股・胯】
まだ‐まだ🔗⭐🔉
まだ‐まだ
〔副〕
まだるいさま。ぐずぐず。だらだら。もたもた。浄瑠璃、嫗山姥こもちやまうば「それまで―長らへ臆病者腰抜けと指さされんは」
まだ‐まだ【未だ未だ】🔗⭐🔉
まだ‐まだ【未だ未だ】
〔副〕
「まだ」を強めていう語。「―若い者には負けない」
マダム【madame フランス・madam イギリス】🔗⭐🔉
マダム【madame フランス・madam イギリス】
①既婚女性の名に冠する敬称。
②奥さん。夫人。また、その人に対する呼びかけの称。
③酒場などの女主人。
⇒マダム‐キラー
マダム‐キラー🔗⭐🔉
マダム‐キラー
(和製語madam killer)婦人を惹きつける魅力を持った男性。女殺し。レディー‐キラー。
⇒マダム【madame フランス・madam イギリス】
マダム‐バタフライ【Madama Butterfly イタリア】🔗⭐🔉
マダム‐バタフライ【Madama Butterfly イタリア】
(→)蝶々夫人に同じ。
プッチーニ
提供:ullstein bild/APL
まだら【斑】🔗⭐🔉
まだら【斑】
種々の色または濃淡の入りまじっていること。また、そのもの。ぶち。むら。万葉集7「―の衣」。「―模様」
⇒まだら‐いぬ【斑犬】
⇒まだら‐うま【斑馬】
⇒まだら‐うり【斑瓜】
⇒まだら‐かわらげ【斑川原毛】
⇒まだら‐ぐも【斑蜘蛛】
⇒まだら‐だけ【斑竹】
⇒まだら‐ぶすま【斑衾】
⇒まだら‐まく【斑幕】
⇒まだら‐ゆき【斑雪】
ま‐だら【真鱈】🔗⭐🔉
ま‐だら【真鱈】
タラ科の海産の硬骨魚。全長約120センチメートルで側扁し、腹部はふくらみが大きい。背びれ3基、臀びれ2基、背部は淡褐色で、腹面は白い。北日本以北のやや深海にすみ、北海道の重要漁獲物の一つ。塩鱈・開き鱈・干鱈・棒鱈などとし、肝臓から肝油をとる。
まだら
マダラ
提供:東京動物園協会
マダラ
提供:東京動物園協会
まだら‐いぬ【斑犬】🔗⭐🔉
まだら‐いぬ【斑犬】
毛色のまだらな犬。
⇒まだら【斑】
まだら‐うま【斑馬】🔗⭐🔉
まだら‐うま【斑馬】
シマウマの異称。
⇒まだら【斑】
まだら‐うり【斑瓜】🔗⭐🔉
まだら‐うり【斑瓜】
マクワウリの一種。黄斑のあるもの。〈倭名類聚鈔17〉
⇒まだら【斑】
まだら‐か【斑か】🔗⭐🔉
まだら‐か【斑か】
まだらのはっきりわかれて見えるさま。地蔵十輪経元慶点「極曜は天に文マタラカなれども」
まだら‐かわらげ【斑川原毛】‥カハラ‥🔗⭐🔉
まだら‐かわらげ【斑川原毛】‥カハラ‥
馬の毛色の名。川原毛の斑のあるもの。
⇒まだら【斑】
まだら‐ぐも【斑蜘蛛】🔗⭐🔉
まだら‐ぐも【斑蜘蛛】
ジョロウグモの異称。書言字考節用集「新絡婦、マダラクモ」
⇒まだら【斑】
まだら‐だけ【斑竹】🔗⭐🔉
まだら‐ぶし【馬渡節】🔗⭐🔉
まだら‐ぶし【馬渡節】
民謡。もと佐賀県東松浦半島の北西海上にある馬渡まだら島に起こった船乗唄。富山・石川・長崎・鹿児島県などに伝わり、家祝・船祝・網祝などにうたわれる。
まだら‐ぶすま【斑衾】🔗⭐🔉
まだら‐ぶすま【斑衾】
まだらな模様のある布の夜具。万葉集14「伎倍きへ人の―に」
⇒まだら【斑】
まだら‐まく【斑幕】🔗⭐🔉
まだら‐まく【斑幕】
一幅ごとに色のちがう布を用いた幕。斑幔。〈倭名類聚鈔14〉
⇒まだら【斑】
まだら‐まだら🔗⭐🔉
まだら‐まだら
(「まだまだ」を強めていう語)まだるいさま。らちのあかないさま。もたもた。歌舞伎、名歌徳三升玉垣「―と手間取るうち」
まだら‐ゆき【斑雪】🔗⭐🔉
まだら‐ゆき【斑雪】
(→)「はだれゆき」に同じ。
⇒まだら【斑】
ま‐だる・い【間怠い・目弛い】🔗⭐🔉
ま‐だる・い【間怠い・目弛い】
〔形〕[文]まだる・し(ク)
①手間どっておそい。手ぬるい。のろくさい。じれったい。鯛の味噌津「今まで見て居たがあまり―・くて帰るが」
②やぼくさい。浮世草子、御前義経記「月がちの女郎に銀つりかへて会ふなど―・い事ぢや」
ま‐だるっ‐こ・い【間怠っこい】🔗⭐🔉
ま‐だるっ‐こ・い【間怠っこい】
〔形〕
(マダルコイの促音化)手間どっておそい。じれったい。まどろっこしい。「―・い説明」
ま‐だれ【麻垂】🔗⭐🔉
ま‐だれ【麻垂】
漢字の垂たれの一種。「店」「庭」などの垂の「广」の称。
マダン🔗⭐🔉
マダン
(朝鮮語madang 広場・庭の意)風刺劇。野外で行い、即興も交える。
まだんのしゃしゅ【魔弾の射手】🔗⭐🔉
まだんのしゃしゅ【魔弾の射手】
(Der Freischütz ドイツ)ウェーバー作曲の歌劇。3幕。中世ドイツの伝説に基づくドイツ‐ロマン派歌劇の先駆的作品。1821年ベルリンで初演。自由射手。
ウェーバー
提供:Lebrecht Music & Arts/APL
→歌劇「魔弾の射手」 狩人の合唱
提供:コロムビアミュージックエンタテインメント(株)
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提供:コロムビアミュージックエンタテインメント(株)
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