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したい‐ば【慕い葉】シタヒ‥🔗🔉

したい‐ば慕い葉シタヒ‥ 草木の葉柄の基部に付いた小さい葉。托葉。

したい‐よ・る【慕い寄る】シタヒ‥🔗🔉

したい‐よ・る慕い寄るシタヒ‥ 〔自五〕 したって近寄る。

した・う【慕う】シタフ🔗🔉

した・う慕うシタフ 〔他五〕 ①(恋しく思い、また離れがたく思って)あとを追って行く。万葉集5「しらぬひ筑紫の国に泣く子なす―・ひ来まして」。平家物語6「二人の后名残りを惜しみ奉り、湘浦しようほといふ所まで―・ひつつ泣き悲しみ給ひしに」。「母親のあとを―・う」「明りを―・って虫が集まる」 ②会いたく思う。恋しく思う。なつかしく思う。源氏物語槿「なき人を―・ふ心にまかせても影見ぬ水の瀬にやまどはむ」。「故郷を―・う」 ③理想的な状態・人物などに対してそのようになりたいと願い望む。源氏物語賢木「月のすむ雲居をかけて―・ふともこの世の闇に猶や惑はむ」。「師の学風を―・う」

したわし・い【慕わしい】シタハシイ🔗🔉

したわし・い慕わしいシタハシイ 〔形〕[文]したは・し(シク) 心がひかれて、あとを追いたくなるような気持である。なつかしい。恋しい。徒然草「何事も古き世のみぞ―・しき」。「―・い人」

しのひ【偲ひ・慕ひ】🔗🔉

しのひ偲ひ・慕ひ】 (シノフの連用形から。平安時代以後はシノビ)深く思うこと。慕うこと。賞美すること。万葉集9「後人のちひとの―にせむと」

しのび‐ぐさ【忍び草・慕草】🔗🔉

しのび‐ぐさ忍び草・慕草】 慕い思う原因となるもの。しのぶぐさ。 ⇒しのび【忍び】

ばか【馬鹿・莫迦】🔗🔉

ばか馬鹿・莫迦】 (梵語moha(慕何)、すなわち無知の意からか。古くは僧侶の隠語。「馬鹿」は当て字) ①おろかなこと。社会的常識に欠けていること。また、その人。愚。愚人。あほう。〈文明本節用集〉。「専門―」 ②取るに足りないつまらないこと。無益なこと。また、とんでもないこと。「―を言うな」「―なことをしたものだ」 ③役に立たないこと。「蝶番ちょうつがいが―で戸が締まらない」 ④馬鹿貝の略。夏目漱石、草枕「貝の殻は牡蠣かきか、―か、馬刀貝まてがいか」 ⑤(接頭語的に)度はずれて、の意。「―ていねい」「―さわぎ」「―陽気」 →馬鹿に ⇒馬鹿と鋏は使いよう ⇒馬鹿にする ⇒馬鹿に付ける薬は無い ⇒馬鹿にならない ⇒馬鹿になる ⇒馬鹿の一つ覚え ⇒馬鹿は死ななきゃ直らない ⇒馬鹿も休み休み言え ⇒馬鹿を見る

ぼき‐え【慕帰絵】‥ヱ🔗🔉

ぼき‐え慕帰絵‥ヱ 本願寺3世の覚如の伝記を描いた絵巻。10巻。1351年(観応2)の制作。覚如の子、慈俊(従覚)の撰。絵は藤原隆昌・隆章筆。巻1・7は1482年(文明14)の補作。西本願寺蔵。

ぼ‐じょう【慕情】‥ジヤウ🔗🔉

ぼ‐じょう慕情‥ジヤウ したわしく思う心。「―を抱く」

ぼよう【慕容】🔗🔉

ぼよう慕容】 (Bayan)鮮卑三姓の一つ。4〜5世紀、遼西・遼東(現、遼寧省)から華北に力を及ぼし、前燕・後燕・西燕・南燕などを建国。

[漢]慕🔗🔉

 〔艹部11画〕 ⇒心部

[漢]慕🔗🔉

 字形  筆順 〔心(忄・)部10画/14画/常用/4273・4A69〕 〔音〕(漢) 〔訓〕したう [意味] ひかれて心・思いをよせる。したう。「慕情・敬慕・恋慕・追慕」 [解字] 形声。音符「莫」(=夕暮れになって物が見えない)+「心」。目に見えない物を求める気持ちの意。 [下ツキ 愛慕・欽慕・敬慕・思慕・追慕・恋慕

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