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ねじれ‐ばね【撚翅】ネヂレ‥🔗🔉

ねじれ‐ばね撚翅ネヂレ‥ ネジレバネ目の昆虫の総称。甲虫に近縁の小昆虫で、ハチ・カメムシ・ウンカ類などに寄生。宿主は中性化し生殖不能となる。雄は前翅が棍棒状に退化し、後翅は大きく扇状、雌は無翅で蛆状。 ⇒ねじれ【捩れ・捻れ】

ねん‐し【撚糸】🔗🔉

ねん‐し撚糸】 ①単糸を2本以上合わせ、撚りをかけた糸。片撚糸かたよりいと・諸撚糸もろよりいとの類。よりいと。 ②糸に撚りをかけること。「―機」

ひねり【捻り・拈り・撚り】🔗🔉

ひねり捻り・拈り・撚り】 ①ひねること。ねじりまわすこと。 ②普通と変わってひと工夫してあること。また、変わった趣向があること。一風変わった趣向にすること。「―がきいている」 ③袖搦そでがらみなどの武器。 ④包紙の上部をひねった賽銭さいせんまたは祝儀。おひねり。 ⑤相撲のわざの一つ。腕の力で相手の体をねじって倒すもの。上手捻り・下手捻り・合掌捻り・ずぶねりなどがある。 ⇒ひねり‐がさね【捻り重ね】 ⇒ひねり‐ごし【拈り腰】 ⇒ひねり‐ぶくさ【拈り袱紗・捻り帛紗】 ⇒ひねり‐ぶみ【捻り文・拈り書】 ⇒ひねり‐もち【捻り餅】 ⇒ひねり‐もとゆい【捻り元結】

ひね・る【捻る・拈る・撚る】🔗🔉

ひね・る捻る・拈る・撚る】 〔他五〕 ①物を指先でつまんでまわす。源氏物語常夏「筒を―・りつつとみにも打ち出でず」。「スイッチを―・る」 ②身体の一部をねじってまわす。枕草子一本23「外様とざまに―・り向きて」。「腰を―・る」 ③つねる。源氏物語総角「ことわりは返す返す聞えさせてもあまりあらば、抓みも―・らせ給へ」。「手を―・る」 ④考えめぐらす。くふうする。特に、あれこれ考えて歌や俳句を作る。土佐日記「からくして、あやしき歌―・り出だせり」。「頭を―・る」「一句―・る」 ⑤簡単にやっつける。負かす。「軽く―・ってやる」 ⑥試みにする。浄瑠璃、五十年忌歌念仏「若い時は小相撲の一番も―・つた俺ぢや」 ⑦わざと普通とちがった風をする。一風変わって趣のあるようにする。歌舞伎、傾情吾嬬鑑「今度は―・つて伊香保の湯治」。浮世風呂3「ぐつと―・つて俗物なる跋」

より‐いと【撚糸・縒糸】🔗🔉

より‐いと撚糸・縒糸】 ①糸をよること。 ②よりをかけた糸。また、より合わせてつくった糸。片撚糸かたよりいとと諸撚糸もろよりいととがある。ねんし。

より‐きん【縒り金・撚り金】🔗🔉

より‐きん縒り金・撚り金「きんし(金糸)1」参照。

よ・る【縒る・撚る】🔗🔉

よ・る縒る・撚る】 [一]〔他五〕 ①まじえてねじり合わせる。組んで巻きつかせる。万葉集7「紫の糸をそ我が―・るあしひきの山橘を貫かむと念ひて」。徒然草「女の髪筋を―・れる綱には大象もよくつながれ」。「こよりを―・る」 ②まげる。また、ねじりまげる。日葡辞書「セ(背)ヲヨル」 [二]〔自下二〕 ⇒よれる(下一)

[漢]撚🔗🔉

 字形 〔手(扌)部12画/15画/3918・4732〕 〔音〕ネン(呉) 〔訓〕よる [意味] ひねる。よりあわせる。よる。「撚糸」

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