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てい‐けい【梯形】🔗🔉

てい‐けい梯形】 ①はしごの形。 ②一組の対辺が平行な4辺形。台形。

でいご【梯姑】🔗🔉

でいご梯姑】 (デイコとも)マメ科の大高木。インド原産、沖縄・小笠原に栽植。高さ5〜10メートル。樹皮は白色を帯び枝に太い棘がある。3葉の大形複葉を互生。早春から初夏に赤色の大きな蝶形花を多数、密に総状花序につけ美しい。南米産の近縁種アメリカデイゴも同様に、観賞用に暖地で栽植。カイコウズ。エリスリナ。〈[季]夏〉

てい‐し【梯子】🔗🔉

てい‐し梯子】 はしご。

てい‐じょう【梯状】‥ジヤウ🔗🔉

てい‐じょう梯状‥ジヤウ はしごがた。梯形。

てい‐だん【梯団】🔗🔉

てい‐だん梯団】 大人数の部隊が行進などを行うにあたり、便宜上、数個の部隊に分けた時の各部隊。もと軍隊の用語。

はし【梯】🔗🔉

はし】 はしご。かけはし。垂仁紀「神庫ほくらの為に―を造てむ」

はし‐ご【梯子・梯】🔗🔉

はし‐ご梯子・梯】 ①高い所へ寄せかけて登る道具。2本の長い材に、幾段もの横木を取り付けて足掛りとしたもの。かけはし。「―をかける」 ②階段。だんばしご。きざはし。 ③梯子酒の略。 ④「梯子飲み」の略。 ⑤梯子持の略。 ⇒はしご‐ざけ【梯子酒】 ⇒はしご‐しゃ【梯子車】 ⇒はしご‐だん【梯子段】 ⇒はしご‐のみ【梯子飲み】 ⇒はしご‐のり【梯子乗り】 ⇒はしご‐もち【梯子持】 ⇒梯子を外される

はしご‐ざけ【梯子酒】🔗🔉

はしご‐ざけ梯子酒】 次々と場所を変えて酒を飲み歩くこと。梯子飲み。 ⇒はし‐ご【梯子・梯】

はしご‐しゃ【梯子車】🔗🔉

はしご‐しゃ梯子車】 高層建築の火災に備え、長く延びる梯子を装備した消防自動車。 ⇒はし‐ご【梯子・梯】

はしご‐だん【梯子段】🔗🔉

はしご‐だん梯子段】 勾配が急な階段。 ⇒はし‐ご【梯子・梯】

はしご‐のみ【梯子飲み】🔗🔉

はしご‐のみ梯子飲み(→)梯子酒に同じ。 ⇒はし‐ご【梯子・梯】

はしご‐のり【梯子乗り】🔗🔉

はしご‐のり梯子乗り】 直立した梯子の上で曲芸をすること。また、その人。 ⇒はし‐ご【梯子・梯】

はしご‐もち【梯子持】🔗🔉

はしご‐もち梯子持】 消火の時、梯子を持つ役の人。 ⇒はし‐ご【梯子・梯】

○梯子を外されるはしごをはずされる🔗🔉

○梯子を外されるはしごをはずされる (高い所に置きざりにされる意から)味方の裏切りで、ひっこみがつかず困難な立場に立たされる。 ⇒はし‐ご【梯子・梯】 はじ‐さらし恥曝しハヂ‥ 恥を広く世間にさらけ出すこと。また、その人。「世間の―になる」 は‐じし歯肉・齗・齦(→)歯茎はぐきに同じ。〈倭名類聚鈔3はじ‐し・む恥ぢしむハヂ‥ 〔他下二〕 ①はずかしがらせる。源氏物語真木柱「みづからを、ほけたり、ひがひがしとのたまひ―・むるは」 ②(恥を知るように)いましめる。注意する。太平記15「引くなと互ひに―・めて、面もふらず戦ひける間」 ハシシュḥashīsh アラビア(→)あさ1㋑の穂や葉に含まれている幻覚物質。ハッシッシ。ハシッシュ。→大麻たいま4 はし‐じょろう端女郎‥ヂヨラウ 江戸時代の公娼で、下級の遊女。見世女郎。局つぼね女郎。はし。 はじ‐しら・う恥ぢしらふハヂシラフ 〔自四〕 はずかしがる。はじらう。住吉物語「―・ひたる姿」 はじ‐しら‐ず恥知らずハヂ‥ 恥を恥とも思わないこと。また、その人。鉄面皮。「―には呆れる」 はし‐すずみ橋涼み】 橋の上で涼むこと。橋上の納涼。〈[季]夏〉 はし‐ぜせり端挵り】 ①端の方をつつきほること。 ②端女郎を物色して買いあるくこと。 はし‐せん橋銭】 橋を渡る時、通行料として払う銭。はしちん。泉鏡花、風流線「其の旅の女から、此処の―を取つたらうか」 はし‐ぞめ箸初め】 食い初めのこと。 はし‐そろえ箸揃え‥ソロヘ (→)箸立はしたて1のこと。 はした】 ①中途半端はんぱであるさま。どちらともつかないさま。源氏物語末摘花「むすめにや、孫むまごにや、―なる大きさの女」 ②引っ込みがつかないさま。どちらにすることもできなくて困るさま。竹取物語「皇子みこは、立つも―、居るも―にてゐ給へり」 ③数のそろわないこと。不足なこと。また、余っていること。はんぱ。世間胸算用1「片足は野ら犬めに喰へられ、―になりて」。「―は切り捨てる」 ④雑役に使われる身分の卑しい女中。はしため。 ⑤はしたがね。 ⇒はした‐いろ【半色・端色】 ⇒はした‐がね【端金】 ⇒はした‐じょろう【端女郎】 ⇒はした‐ぜに【端銭】 ⇒はした‐せん【端銭】 ⇒はした‐め【端女】 ⇒はした‐もの【端物】 ⇒はした‐もの【端者】 ⇒はした‐わらわ【端童】 はしだ橋田】 姓氏の一つ。 ⇒はしだ‐くにひこ【橋田邦彦】 はし‐だい箸台(→)「はしおき」に同じ。 はした‐いろ半色・端色】 ①襲かさねの色目。表は薄紫色、裏は白または表に同じ。 ②経たても緯ぬきも、薄紫色の織色。 ⇒はした【端】 はし‐たか(→)「はいたか」に同じ。新古今和歌集「―の野守の鏡見てしがな」 ⇒はしたか‐の はした‐がね端金】 わずかの金銭。中途半端の小銭。はしたぜに。はしたせん。 ⇒はした【端】 はしたか‐の 〔枕〕 「端山」「尾上」「外山とやま」「初狩」「珠洲すず」「すずろに」などにかかる。 ⇒はし‐たか【鷂】 はしだ‐くにひこ橋田邦彦】 生理学者・政治家。鳥取県生れ。東大卒、同教授・一高校長。近衛・東条両内閣の文相。太平洋戦争終結後、戦犯に指名され、自殺。(1882〜1945) ⇒はしだ【橋田】 はした‐じょろう端女郎‥ヂヨラウ ⇒はしじょろう⇒はした【端】 はした‐ぜに端銭】 はしたがね。 ⇒はした【端】 はした‐せん端銭】 はしたがね。 ⇒はした【端】 はし‐だ・つ梯立つ】 〔自下二〕 上へのぼるための梯子を立てる。伊勢物語集「音に聞く天の橋立―・てて」 はし‐たて箸立】 ①生まれて百日目のくいぞめ。はしそろえ。 ②箸を立てておく器。 はし‐だて梯立】 (古くはハシタテ)梯子を立てかけること。また、そのさまをしたもの。垂仁紀「天の神庫ほくらも樹梯はしたての随まにまに」 ⇒はしだて‐の【梯立の】 はしだて‐の梯立の】 〔枕〕 ①(昔の倉は梯子をかけて登ったから)「倉梯くらはし」にかかる。 ②(境界標を立てる場所の意から)「熊木」「険さがし」にかかる。 ⇒はし‐だて【梯立】 はした‐な・い 〔形〕[文]はしたな・し(ク) ①中途半端はんぱである。落ち着きが悪い。源氏物語玉鬘「ただ水鳥の陸くがにまどへる心地して、徒然にならはぬ有様のたづきなきを思ふに、帰らむにも―・く」 ②無作法でぶしつけである。つつしみがない。平家物語4「はしたなの女房の溝の越えやうやとて、あやしげに見まゐらせければ」。傾城禁短気「中居が、是れ其の棚の物おろして下されと―・くいふを」。「―・い振舞い」 ③きまりが悪い。みっともない。枕草子127「―・きもの。こと人を呼ぶに我ぞとてさし出でたる」 ④相手がきまり悪くなるほどそっけない。無愛想だ。無情だ。源氏物語「はかなきさまなりし御返りなどもをさをさなし。さりとて人憎く―・くはもてなし給はぬ御気色を」。源氏物語末摘花「されど朔日の御よそひとて、わざと侍るめるを、―・うはえ返し侍らず」 ⑤当惑する。迷惑である。源氏物語若菜下「盃のめぐり来るも頭いたく…たびたび強ひ給へば、―・くてもてわづらふさま」 ⑥はげしい。きびしい。平家物語6「ある夜野分―・う吹いて紅葉を皆吹きちらし落葉頗すこぶる狼藉なり」 はした‐な・む 〔他下二〕 (はしたない思いをさせる意) ①取りつくしまのない思いにさせる。どうしようもないみじめな気持にさせる。源氏物語桐壺「―・め煩はせ給ふ時も多かり」 ②きびしくいい咎める。きまり悪く思うほど、たしなめる。源氏物語手習「念仏より外のあだわざなせそと―・められしかば」 はした‐め端女】 召使の女。水仕女みずしめ。女中。 ⇒はした【端】 はした‐もの端物】 数の揃わないもの。はんぱもの。はもの。 ⇒はした【端】 はした‐もの端者】 召使の女。はしため。はした。下婢。枕草子57「―、わらはべなどは」 ⇒はした【端】 はした‐わらわ端童‥ワラハ 召使の子供。落窪物語1「―のあるに、さうぞきかへさせて」 ⇒はした【端】 はじ‐だん櫨緂】 菊・竜胆りんどう・紅葉などの模様を繍ぬいものにしたもの。9〜10月頃用いる。一説に、櫨色はじいろのだんだら染。紫式部日記「―に染めたり」 はし‐ぢか端近】 ①家の内で端に近い所。あがりはな。源氏物語賢木「常よりも―なるを」。「―の席に座る」 ②奥ゆかしくないこと。あさはかなこと。上品でないこと。栄華物語あさ緑「さりとて―にやはおはします」 はし‐ぢか・い端近い】 〔形〕[文]はしぢか・し(ク) 家の内で端に近い所である。源氏物語夕顔「―・きおましどころなりければ」 はし‐づくり端作り】 懐紙や書物などの初めに記す表題。はしがき。 はし‐づくり橋造り】 橋を建造すること。また、その人。拾遺和歌集「葛城やわれやは久米の―」 はしっ‐こ端っこ】 (ハジッコとも)はし。はしの方。「紐の―をつかむ」「―に座る」 はしっこ・い 〔形〕 ハシコイの促音化。 ばしっ‐と 〔副〕 ものが一気に折れたり打ち当たったりする鈍い音、また、そのさま。「枯枝を―折る」「―叱りつける」 はし‐つぼ箸壺】 箸をさしておく壺。 はしっ‐ぽ端っぽ】 はし。はしの方。はしっこ。 はし‐づま愛妻】 かわいい妻。愛する妻。はしきつま。古事記「あが―にい及き会はむかも」 はし‐づめ橋詰・橋爪】 橋のつきるところ。橋のたもと。はしぎわ。 ハシディズムHasidism】 18世紀東欧に興ったユダヤ教の敬虔主義。カリスマ的指導者イスラエル=ベン=エリエゼル(Israel ben Eliezer1698〜1760)を始祖とする、カバラーによる民衆的な神秘主義運動。

はし‐だ・つ【梯立つ】🔗🔉

はし‐だ・つ梯立つ】 〔自下二〕 上へのぼるための梯子を立てる。伊勢物語集「音に聞く天の橋立―・てて」

はし‐だて【梯立】🔗🔉

はし‐だて梯立】 (古くはハシタテ)梯子を立てかけること。また、そのさまをしたもの。垂仁紀「天の神庫ほくらも樹梯はしたての随まにまに」 ⇒はしだて‐の【梯立の】

はしだて‐の【梯立の】🔗🔉

はしだて‐の梯立の】 〔枕〕 ①(昔の倉は梯子をかけて登ったから)「倉梯くらはし」にかかる。 ②(境界標を立てる場所の意から)「熊木」「険さがし」にかかる。 ⇒はし‐だて【梯立】

はし‐の‐こ【梯の子】🔗🔉

はし‐の‐こ梯の子】 はしごの段。また、きざはしの段。 ○恥の恥はじのはじ (→)「恥の上塗り」に同じ。「恥の上の恥」とも。 ⇒はじ【恥・辱】

[漢]梯🔗🔉

 字形 〔木部7画/11画/3684・4474〕 〔音〕テイ(漢) 〔訓〕はしご [意味] ①階段。はしご。「梯形・雲梯・階梯」 ②順序だてた区分。「梯団」 [下ツキ 階梯・魚梯・舷梯 [難読] 梯子はしご

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