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いが【毬・梂】🔗🔉

いが毬・梂】 栗などの実を包む、とげの密生した外皮。〈倭名類聚鈔17〉。「―をむく」

いが‐ぐり【毬栗】🔗🔉

いが‐ぐり毬栗】 ①いがに包まれたままの栗の実。 ②毬栗頭の略。 ⇒いがぐり‐あたま【毬栗頭】

いがぐり‐あたま【毬栗頭】🔗🔉

いがぐり‐あたま毬栗頭】 男の髪を短く刈った頭。 ⇒いが‐ぐり【毬栗】

いが‐まんじゅう【毬饅頭】‥ヂユウ🔗🔉

いが‐まんじゅう毬饅頭‥ヂユウ 米粉や小麦粉で作った饅頭を赤飯で包んだもの。全国にあるが、埼玉県の郷土食として有名。愛知県には、同様の饅頭に色をつけたもち米をまぶして蒸し上げたものがある。

いが‐もち【毬餅】🔗🔉

いが‐もち毬餅】 しんこ餅で餡あんを包み、その外面にもち米をつけて蒸した菓子。

があが【毬】🔗🔉

があが】 (幼児語。「いが(毬)」の意から)魚の骨。

かさ【梂・毬】🔗🔉

かさ梂・毬】 松・橡とちなどの果実のから。

ぎ‐ちょう【毬打】‥チヤウ🔗🔉

ぎ‐ちょう毬打‥チヤウ ⇒ぎっちょう

ぎっ‐ちょう【毬杖・毬打】‥チヤウ🔗🔉

ぎっ‐ちょう毬杖・毬打‥チヤウ 正月行事の童子の遊戯に使用する、毬まりを打つ長柄ながえの槌。近世は彩色を施し、金銀泥を加えて正月の飾りものとする。また、その遊戯。ぎちょう。〈[季]新年〉。平家物語5「大きなる―の玉をつくつて」→振振ぶりぶり 毬杖

きゅう‐か【毬花・球花】キウクワ🔗🔉

きゅう‐か毬花・球花キウクワ マツ・スギ・ヒノキなど、裸子植物針葉樹類の生殖器官。多数の木質の鱗片が重なって着生し、球形または円錐形をなし、種子は鱗片の内面に着く。

きゅう‐か【毬果・球果】キウクワ🔗🔉

きゅう‐か毬果・球果キウクワ 雌の成熟した毬花。「松かさ」「松ぼっくり」と俗称される。 毬果

きゅう‐もん【毬門】キウ‥🔗🔉

きゅう‐もん毬門キウ‥ 打毬だきゅうで毬まりを打ちこむ孔。板製の衝立ついたて状のものにうがつのを古制とする。

まり【鞠・毬】🔗🔉

まり鞠・毬】 ①遊びやスポーツに用いる球。革製・ゴム製、または綿を芯として糸で巻いたものなどがある。ボール。皇極紀(岩崎本)平安中期点「中大兄の法興寺の槻の樹の下もとに毱マリうる侶ともからに預くわわり」。〈倭名類聚鈔4〉。「―をつく」 ②蹴鞠けまり。源氏物語若菜上「人々あまたして―もてあそばして見給ふ」 ③紋所の名。鞠にかたどったもの。

まり‐うた【毬歌・鞠歌】🔗🔉

まり‐うた毬歌・鞠歌】 ①女児が鞠をつく際にうたう歌。てまりうた。 ②歌舞伎の下座音楽の一つ。まりうたの合方あいかた

まり‐うち【毬打ち】🔗🔉

まり‐うち毬打ち(→)打毬だきゅうに同じ。

まり‐つき【毬突き・鞠突き】🔗🔉

まり‐つき毬突き・鞠突き】 まりをつく女児の遊戯。

まり‐も【毬藻】🔗🔉

まり‐も毬藻】 シオグサ目シオグサ科の糸状緑藻で球体を作るもの数種の総称。その一種のマリモは、淡水産の緑藻で、日本では阿寒湖に産し、山中湖・河口湖・西湖(フジマリモ)、左京沼(下北半島、ヒメマリモ)なども知られる。糸状の藻体が直径2〜30センチメートルの中空で緻密な球を作って水中に沈み、河水の流入や風による水の動きなどによってころがり動く。阿寒湖のものは特別天然記念物。 まりも

[漢]毬🔗🔉

 字形 〔毛部7画/11画/人名/6160・5D5C〕 〔音〕キュウ〈キウ〉(漢) 〔訓〕まり・いが [意味] ①(毛糸をまいて作った)まり。毛で包まれた球。「打毬・毬杖ぎっちょう」 ②栗などの実の、いが。「毬栗いがぐり

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