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広辞苑の検索結果 (18)
いが【毬・梂】🔗⭐🔉
いが【毬・梂】
栗などの実を包む、とげの密生した外皮。〈倭名類聚鈔17〉。「―をむく」
いが‐ぐり【毬栗】🔗⭐🔉
いが‐ぐり【毬栗】
①いがに包まれたままの栗の実。
②毬栗頭の略。
⇒いがぐり‐あたま【毬栗頭】
いがぐり‐あたま【毬栗頭】🔗⭐🔉
いがぐり‐あたま【毬栗頭】
男の髪を短く刈った頭。
⇒いが‐ぐり【毬栗】
いが‐まんじゅう【毬饅頭】‥ヂユウ🔗⭐🔉
いが‐まんじゅう【毬饅頭】‥ヂユウ
米粉や小麦粉で作った饅頭を赤飯で包んだもの。全国にあるが、埼玉県の郷土食として有名。愛知県には、同様の饅頭に色をつけたもち米をまぶして蒸し上げたものがある。
いが‐もち【毬餅】🔗⭐🔉
いが‐もち【毬餅】
しんこ餅で餡あんを包み、その外面にもち米をつけて蒸した菓子。
があが【毬】🔗⭐🔉
があが【毬】
(幼児語。「いが(毬)」の意から)魚の骨。
かさ【梂・毬】🔗⭐🔉
かさ【梂・毬】
松・橡とちなどの果実のから。
ぎ‐ちょう【毬打】‥チヤウ🔗⭐🔉
ぎ‐ちょう【毬打】‥チヤウ
⇒ぎっちょう
ぎっ‐ちょう【毬杖・毬打】‥チヤウ🔗⭐🔉
ぎっ‐ちょう【毬杖・毬打】‥チヤウ
正月行事の童子の遊戯に使用する、毬まりを打つ長柄ながえの槌。近世は彩色を施し、金銀泥を加えて正月の飾りものとする。また、その遊戯。ぎちょう。〈[季]新年〉。平家物語5「大きなる―の玉をつくつて」→振振ぶりぶり
毬杖
きゅう‐か【毬花・球花】キウクワ🔗⭐🔉
きゅう‐か【毬花・球花】キウクワ
マツ・スギ・ヒノキなど、裸子植物針葉樹類の生殖器官。多数の木質の鱗片が重なって着生し、球形または円錐形をなし、種子は鱗片の内面に着く。
きゅう‐か【毬果・球果】キウクワ🔗⭐🔉
きゅう‐か【毬果・球果】キウクワ
雌の成熟した毬花。「松かさ」「松ぼっくり」と俗称される。
毬果
きゅう‐もん【毬門】キウ‥🔗⭐🔉
きゅう‐もん【毬門】キウ‥
打毬だきゅうで毬まりを打ちこむ孔。板製の衝立ついたて状のものにうがつのを古制とする。
まり【鞠・毬】🔗⭐🔉
まり【鞠・毬】
①遊びやスポーツに用いる球。革製・ゴム製、または綿を芯として糸で巻いたものなどがある。ボール。皇極紀(岩崎本)平安中期点「中大兄の法興寺の槻の樹の下もとに毱マリ打くうる侶ともからに預くわわり」。〈倭名類聚鈔4〉。「―をつく」
②蹴鞠けまり。源氏物語若菜上「人々あまたして―もてあそばして見給ふ」
③紋所の名。鞠にかたどったもの。
まり‐うた【毬歌・鞠歌】🔗⭐🔉
まり‐うた【毬歌・鞠歌】
①女児が鞠をつく際にうたう歌。てまりうた。
②歌舞伎の下座音楽の一つ。まりうたの合方あいかた。
まり‐うち【毬打ち】🔗⭐🔉
まり‐うち【毬打ち】
(→)打毬だきゅうに同じ。
まり‐つき【毬突き・鞠突き】🔗⭐🔉
まり‐つき【毬突き・鞠突き】
まりをつく女児の遊戯。
まり‐も【毬藻】🔗⭐🔉
まり‐も【毬藻】
シオグサ目シオグサ科の糸状緑藻で球体を作るもの数種の総称。その一種のマリモは、淡水産の緑藻で、日本では阿寒湖に産し、山中湖・河口湖・西湖(フジマリモ)、左京沼(下北半島、ヒメマリモ)なども知られる。糸状の藻体が直径2〜30センチメートルの中空で緻密な球を作って水中に沈み、河水の流入や風による水の動きなどによってころがり動く。阿寒湖のものは特別天然記念物。
まりも
[漢]毬🔗⭐🔉
毬 字形
〔毛部7画/11画/人名/6160・5D5C〕
〔音〕キュウ〈キウ〉(漢)
〔訓〕まり・いが
[意味]
①(毛糸をまいて作った)まり。毛で包まれた球。「打毬・毬杖ぎっちょう」
②栗などの実の、いが。「毬栗いがぐり」
〔毛部7画/11画/人名/6160・5D5C〕
〔音〕キュウ〈キウ〉(漢)
〔訓〕まり・いが
[意味]
①(毛糸をまいて作った)まり。毛で包まれた球。「打毬・毬杖ぎっちょう」
②栗などの実の、いが。「毬栗いがぐり」
大辞林の検索結果 (23)
いが【毬・
】🔗⭐🔉
いが [2] 【毬・
】
クリなどの果実を包んでいるとげのたくさん生えた外皮。総苞(ソウホウ)の変形したもの。殻斗(カクト)の一種。
】
クリなどの果実を包んでいるとげのたくさん生えた外皮。総苞(ソウホウ)の変形したもの。殻斗(カクト)の一種。
いが-ぐり【毬栗】🔗⭐🔉
いが-ぐり [2][0] 【毬栗】
いがに包まれたままの栗。[季]秋。
いがぐり-あたま【毬栗頭】🔗⭐🔉
いがぐり-あたま [5] 【毬栗頭】
頭髪を短く刈った頭。
いが-ほおずき【毬酸漿】🔗⭐🔉
いが-ほおずき ―ホホヅキ [3] 【毬酸漿】
ナス科の多年草。山地に生じ,高さ約60センチメートル。葉は互生し,卵円形。夏,葉腋(ヨウエキ)に数個の下垂する白い花をつける。実の熟すころ,萼(ガク)に生えた毛がとげにみえるのでこの名がある。
いが-もち【毬餅】🔗⭐🔉
いが-もち [2] 【毬餅】
粉餅(シンコモチ)で餡(アン)を包み,外面に糯米(モチゴメ)をつけて蒸した菓子。栗のいがに似るのでいう。
粉餅(シンコモチ)で餡(アン)を包み,外面に糯米(モチゴメ)をつけて蒸した菓子。栗のいがに似るのでいう。
かさ【毬・
】🔗⭐🔉
かさ [1] 【毬・
】
マツやツガなどの実の殻(カラ)。「松―」
】
マツやツガなどの実の殻(カラ)。「松―」
ぎ-ちょう【毬杖・毬打】🔗⭐🔉
ぎ-ちょう ―チヤウ [0] 【毬杖・毬打】
⇒ぎっちょう(毬杖)
ぎっ-ちょう【毬杖・毬打】🔗⭐🔉
ぎっ-ちょう ―チヤウ [0][3] 【毬杖・毬打】
(1)木製の毬(マリ)を打つ長い柄のついた槌(ツチ)。彩色の糸で飾ることがある。また,それを用いて正月などに行う遊戯。ぎちょう。きゅうじょう。
(2)「毬杖炭」の略。
毬杖(1)
[図]
[図]
ぎっちょう-ずみ【毬杖炭】🔗⭐🔉
ぎっちょう-ずみ ―チヤウ― [3] 【毬杖炭】
〔形が毬杖{(1)}の毬を打つ部分に似ているところから〕
茶の湯で使用する炭。ぎっちょう。
きゅう-か【球花・毬花】🔗⭐🔉
きゅう-か キウクワ [1] 【球花・毬花】
雌しべや雄しべが主軸上に多数密生し円錐形または球形になったもの。マツ・スギなどの花。
きゅう-か【球果・毬果】🔗⭐🔉
きゅう-か キウクワ [1] 【球果・毬果】
裸子植物のスギ科・ヒノキ科・マツ科などの果実。球形または楕円形に集まった鱗片が生長して,木化または肉質化したもの。俗にいうマツカサなど。
→果実
きゅう-じょう【毬杖】🔗⭐🔉
きゅう-じょう キウヂヤウ [0] 【毬杖】
⇒ぎっちょう(毬杖)
きゅう-とう【球灯・毬灯】🔗⭐🔉
きゅう-とう キウ― [0] 【球灯・毬灯】
小形の丸い提灯(チヨウチン)。酸漿(ホオズキ)提灯。
きゅう-もん【毬門】🔗⭐🔉
きゅう-もん キウ― [0] 【毬門】
打毬(ダキユウ)で,毬(マリ)を打ち込む門。柱を二本立てるが,古式では板に穴をうがったものを用いる。
まり【鞠・毬】🔗⭐🔉
まり [2] 【鞠・毬】
(1)スポーツや遊びに用いる球。ゴム・皮・布などで作り,よく弾む。ボール。「―つき」
(2)「蹴鞠(ケマリ)」に同じ。「さまあしけれど―もをかし/枕草子 215」
まり-うた【鞠歌・毬歌】🔗⭐🔉
まり-うた [2] 【鞠歌・毬歌】
鞠をつきながら歌う歌。てまりうた。
まり-うち【毬打ち】🔗⭐🔉
まり-うち 【毬打ち】
⇒打毬(ダキユウ)
まり-ごうろ【毬香炉】🔗⭐🔉
まり-ごうろ ―ガウロ [3] 【毬香炉】
球形の透かし彫りの香炉。中の火炉がジャイロスコープ状に水平を保つようになっている。空薫(ソラダキ)などに用いられる。宮殿調度では「香嚢(コウノウ)」とよび,小型のものを「袖香炉」とよぶ。
まり-つき【鞠突き・毬突き】🔗⭐🔉
まり-つき [2][4] 【鞠突き・毬突き】
鞠をついて遊ぶこと。また,その遊び。
まり-も【毬藻】🔗⭐🔉
まり-も [0] 【毬藻】
緑藻類シオグサ目の淡水藻。北海道の阿寒湖・塘路(トウロ)湖などに自生。分枝をもつ細い細胞糸が中心から放射状に出,互いにからみ合って球形になる。阿寒湖のものは特別天然記念物に指定。山梨県山中湖のフジマリモは近縁,青森県左京沼のヒメマリモはよく似ているが別種。
まりも【毬藻】(和英)🔗⭐🔉
まりも【毬藻】
《植》spherical moss.
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