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き‐こつ【気骨】🔗⭐🔉
き‐こつ【気骨】
自分の信念に忠実で容易に人の意に屈しない意気。気概。「―のある人物」「―稜稜りょうりょう」
○気骨が折れるきぼねがおれる🔗⭐🔉
○気骨が折れるきぼねがおれる
いろいろ気を使う苦労が多くて心が疲れる。気づかれする。
⇒き‐ぼね【気骨】
きぼ‐の‐けいざいせい【規模の経済性】
生産規模が拡大するにつれて、製品1単位当りの平均費用が低下してゆくこと。
き‐ほよう【気保養】‥ヤウ
心を楽しませて憂いをはらうこと。きばらし。尾崎紅葉、おぼろ舟「旦那となる人も、―に置く女なればとて」
き‐ぼり【木彫】
木を材料にして彫刻したもの。また、その技法。「―の熊」→もくちょう
き‐ほん【基本】
物事がそれに基づいて成り立つような根本。「―を身につける」「―の型」
⇒きほん‐きゅう【基本給】
⇒きほん‐ごい【基本語彙】
⇒きほん‐ざいさん【基本財産】
⇒きほん‐ず【基本図】
⇒きほん‐すう【基本数】
⇒きほん‐せっけい【基本設計】
⇒きほん‐そしきけい【基本組織系】
⇒きほん‐ソフトウェア【基本ソフトウェア】
⇒きほん‐たんい【基本単位】
⇒きほん‐てがた【基本手形】
⇒きほんてき‐じんけん【基本的人権】
⇒きほん‐ねだん【基本値段】
⇒きほん‐ベクトル【基本ベクトル】
⇒きほん‐ほう【基本法】
ギボン【gibbon】
〔動〕テナガザルのこと。
ギボン【Edward Gibbon】
イギリスの歴史家・政治家。著「ローマ帝国衰亡史」(6巻)。ほかに「自叙伝」。(1737〜1794)
ギボン【Lewis Grassic Gibbon】
(本名James Leslie Mitchell)スコットランドの小説家・ジャーナリスト。作「スコットランド物語」三部作など。(1901〜1935)
きほん‐きゅう【基本給】‥キフ
日本の給与体系の中心をなす賃金部分。本俸または本給・本人給とも呼び、諸手当・賞与・退職金などの算定基準になる。
⇒き‐ほん【基本】
きほん‐ごい【基本語彙】‥ヰ
ある言語で使用頻度も高く、通常の生活をしていく上で不可欠と考えられる語の集り。
⇒き‐ほん【基本】
きほん‐ざいさん【基本財産】
①地方公共団体が収益のために維持する不動産・有価証券などの財産。
②土地・建物・特許料など、有形・無形の固定財産のうち経営活動の進行に伴い価値の減少しないもの。
⇒き‐ほん【基本】
きほん‐ず【基本図】‥ヅ
地図の一種。一定の縮尺と規格とによって測量され、全国的に整備されている地図のうち、最大縮尺のもの。日本では現在、2万5000分の1地図が基本図。
⇒き‐ほん【基本】
きほん‐すう【基本数】
〔生〕細胞の核に含まれる染色体の中で形態的にも機能的にも基本となる最小の染色体数。染色体の数は生物の種により一定しており、一般に精子や卵など配偶子(単相n)の染色体数と一致する。→核相。
⇒き‐ほん【基本】
きほん‐せっけい【基本設計】
計画の基本となる設計。建築や都市の設計の一過程で、全体の概要を定め、条件を具体化する。→実施設計。
⇒き‐ほん【基本】
きほん‐そしきけい【基本組織系】
〔生〕高等植物の体をつくる組織を三つに大別した組織系の一つ。葉緑体を含んで同化作用を営む組織、澱粉を貯蔵する組織、水分・糖分を含む組織などがある。他に、表皮系と維管束系の組織がある。
⇒き‐ほん【基本】
きほん‐ソフトウェア【基本ソフトウェア】
(→)オペレーティング‐システムに同じ。
⇒き‐ほん【基本】
きほん‐たんい【基本単位】‥ヰ
単位系を決めるために選ぶ基本量の単位。長さ・質量・時間を基本量にとり、それらをセンチメートル・グラム・秒の単位で表したものをCGS単位系、メートル・キログラム・秒の単位で表したものをMKS単位系という。現在、国際的に用いられている国際単位系(SI)は、長さ(メートル)・質量(キログラム)・時間(秒)・電流(アンペア)・熱力学温度(ケルビン)・光度(カンデラ)・物質量(モル)の七つを基本単位にとっている。→組立単位。
⇒き‐ほん【基本】
きほん‐てがた【基本手形】
①振出によって作成された手形。手形関係の発展の基礎となり、将来それに裏書・引受・保証などの手形行為がなされる。手形文句・手形金額・手形当事者などの記載を必要とする。
②満期を延長する前の手形。旧手形。
⇒き‐ほん【基本】
きほんてき‐じんけん【基本的人権】
(fundamental human rights)人間が生まれながらに有している権利。人は生まれながらにして自由かつ平等であるという主張に表現されており、アメリカの独立宣言やフランスの人権宣言により国家の基本原理として確立。日本国憲法は平等権、自由権的基本権(人身の自由・精神の自由・経済の自由)、社会権的基本権のほか、基本的人権を現実に確保する参政権などについて規定。→人権宣言→世界人権宣言。
⇒き‐ほん【基本】
きほん‐ねだん【基本値段】
商品の売価の標準となるべき価格。標準値段。
⇒き‐ほん【基本】
きほん‐ベクトル【基本ベクトル】
平面および空間において座標軸上に正の向きにとった単位の長さのベクトル。
⇒き‐ほん【基本】
きほん‐ほう【基本法】‥ハフ
①その分野の国家政策や行政の基本を定める法律。「教育―」
②憲法の意。
⇒き‐ほん【基本】
ぎ‐ま【擬麻】
綿糸、特にガス糸やシルケットに加工し、麻糸に似た手触りと質感を付したもの。麻の代用織物、シャツ地・ハンカチーフ地・浴衣ゆかた地などを織る。
き‐まい【期米】
定期米の略。
⇒きまい‐しじょう【期米市場】
き‐まい【貴妹】
相手の妹の尊敬語。
ぎ‐まい【義妹】
①他人同士でありながら、姉妹の約束を結んで妹となった人。妹分。
②義理の妹。弟の妻、または配偶者の妹。
きまい‐しじょう【期米市場】‥ヂヤウ
米の定期取引市場。
⇒き‐まい【期米】
キマイラ【Chimaira ギリシア】
〔神〕
⇒キメラ1
き‐まえ【気前】‥マヘ
①気だて。心だて。
②さっぱりした気性。特に、金銭などを惜しまずつかう気性。また、そういうさま。「―がいい」「―よく与える」
き‐まかせ【気任せ】
自分の思いのままにふるまって、他を気にしないこと。気まま。日葡辞書「キマカセナヒト」。「―な旅」
ぎ‐まく【義膜・偽膜】
ジフテリアやクルップなど滲出しんしゅつ性の強い炎症の際に生じる滲出物。主に繊維素から成り、粘膜表面などでは被膜様を示す。
⇒ぎまくせい‐ちょうえん【偽膜性腸炎】
ぎまくせい‐ちょうえん【偽膜性腸炎】‥チヤウ‥
抗生剤の服用に起因する腸炎。腸内細菌叢が変化して増殖したクロストリジウム‐ディフィシル菌の毒素が原因。大腸に好発し、胃や腸の粘膜に黄白色の点状の偽膜を形成する。発熱・腹痛・下痢・血便などの強い炎症症状を呈する。消化器疾患のある人や高齢者に多い。
⇒ぎ‐まく【義膜・偽膜】
き‐まくら【木枕】
木製の枕。普通、上に籾殻もみがらなどを入れた布製の小まくらをのせる。箱枕。閑吟集「引けよ手枕たまくら、―にも劣るよ手枕」
木枕
撮影:薗部 澄(JCII蔵)
き‐まぐれ【気紛れ】
①定まった考えがなく、その時々の気分で心が動かされやすいこと。また、その時々の思いつきで行動するさま。「―な性格」「―を起こす」
②(比喩的に)変わりやすく予測の立たないさま。「―な天気」
⇒きまぐれ‐てんき【気紛れ天気】
⇒きまぐれ‐もの【気紛れ者】
きまぐれ‐てんき【気紛れ天気】
晴雨定まらず、変わりやすい空模様。
⇒き‐まぐれ【気紛れ】
きまぐれ‐もの【気紛れ者】
気まぐれな人。心の変わりやすい人。
⇒き‐まぐれ【気紛れ】
きま・げる
〔自下一〕
(東北地方で)腹が立つ。
き‐まじない【木呪】‥マジナヒ
小正月の行事。果樹に頼んだりおどかしたりして豊熟を誓わせるまじない。刃物を持って木に向かって「成るか成らぬか」または「成すか成さぬか」と問い、木の陰で「成ります成ります」と木に代わって言う。生木なりき責め。
き‐まじめ【生真面目】
非常にまじめなこと。まじめすぎて融通性に欠けること。
き‐まず・い【気まずい】‥マヅイ
〔形〕
互いに何となく気持がしっくりせず、ぐあいが悪い。二筋道三篇霄の程「必ずあぢに―・く思つてくれめえよ」。「―・い雰囲気」
きまだら‐ひかげ【黄斑日陰】
ジャノメチョウ科のチョウ。翅の表面は暗褐色で、外縁にそって暗黄色の楕円形斑点があり、中に黒褐色の円紋を含む。開張約6センチメートル。樹液に集まる。幼虫は竹・笹の葉を食う。サトキマダラヒカゲとヤマキマダラヒカゲとの酷似した2種がある。
サトキマダラヒカゲ
撮影:海野和男
ヤマキマダラヒカゲ
撮影:海野和男
きまち‐いし【来待石】
島根県松江市宍道しんじ町来待から産出する凝灰質砂岩。灰褐色で軟質。石灯籠・土木用。
き‐まつ【季末】
時季の終り。「―セール」
き‐まつ【期末】
ある一定期間の終り。「―手当」「―試験」
きまって【決って】
〔副〕
いつも必ず。いつも同じように。「夜になると―熱を出す」
き‐まぶり【木守り】
(→)「きまもり」に同じ。
き‐まま【気儘】
周囲に気がねせず、自分の思い通りにふるまうこと。「―な一人旅」「―に暮らす」
⇒きまま‐かって【気儘勝手】
⇒きまま‐ずきん【気儘頭巾】
⇒きまま‐ほうだい【気儘放題】
きまま‐かって【気儘勝手】
自分の思うとおり自由にふるまうこと。
⇒き‐まま【気儘】
きまま‐ずきん【気儘頭巾】‥ヅ‥
①(→)奇特頭巾きどくずきんに同じ。
②江戸中期、寛保(1741〜1744)の頃から流行した男性用の覆面頭巾。黒縮緬紅裏もみうら製で、2尺ばかりの錏しころをつけ、目の部分だけをあける。
⇒き‐まま【気儘】
きまま‐ほうだい【気儘放題】‥ハウ‥
わがままのありたけをすること。
⇒き‐まま【気儘】
き‐まめ【気まめ】
心がまめなこと。よく気がつき、労をいとわず気軽に働くこと。
き‐まもり【木守り】
①来年もよく実るようにというまじないで、木に取り残しておく果実。きまぶり。木まぶい。狂言、合柿あわせがき「返せ合わせ柿と、言えども言えども、取り残さるる―の」
②(比喩的に)最後に残ったもの。
き‐まよい【気迷い】‥マヨヒ
①心の迷うこと。
②(取引用語)相場の見通しがつかず、あまり売買が行われないこと。
きまり【決り・極り】
①きまること。結末。決着。おさまり。「―がつく」
②きめられたもの。規則。また、秩序。風来六部集「我に―あれば先の是非自ら明けらし」。「―に従う」
③(多く「お―」の形で)いつも同じで、新鮮みのないこと。おさだまり。定例。「お―の愚痴」
④(「―が(の)悪い」の形で用いる)他人に対する具合。面目。
⑤(明和・安永頃からの江戸の流行語)諸事都合よく出来ていること。洒落本、辰巳之園「(女)朧月と五色丹前を買つて参りやした。(如雷)オオ―」
⑥遊里で、客と遊女の中で、思い合ったり思う相手と定めたりした間柄。洒落本、登美賀遠佳「おらいさんはきつい―さ」
⇒きまり‐ざけ【極り酒】
⇒きまり‐て【決り手・極り手】
⇒きまり‐ばんづけ【極番付】
⇒きまり‐もんく【決り文句・極り文句】
きまり‐き・る【決まり切る・極り切る】
〔自五〕
(多く「きまりきった」の形で使う)すっかり確定している。また、すっかり型にはまっている。「―・った言い方」
きまり‐ざけ【極り酒】
婚約の際の祝い酒。定酒きめざけ。
⇒きまり【決り・極り】
きまり‐て【決り手・極り手】
相撲で、勝負がきまった時のわざ。日本相撲協会では87の決り手を定める。
⇒きまり【決り・極り】
きまり‐ばんづけ【極番付】
(→)顔見世かおみせ番付に同じ。
⇒きまり【決り・極り】
きまり‐もんく【決り文句・極り文句】
いつもきまって言う文句。型通りの新鮮みのない表現。
⇒きまり【決り・極り】
きまり‐わる・い【決まり悪い・極り悪い】
〔形〕
(人前を首尾よくつくろうことができない意から)面目が立たない。また、何となく恥かしい。「―・い思い」
きま・る【決まる・極る】
〔自五〕
①不確定だった物事がある結果に落ちつく。定まる。決定する。確定する。決着する。狂言、猿座頭「身共が平家は、語る座敷が―・つて居て」。「会長が―・る」「勝ちが―・る」「規則が―・る」「心が―・る」
②㋐(「…に―・っている」の形で)まちがいなくそうである。「不摂生すれば病気になるに―・っている」→きまって。
㋑(「―・った」の形で)一定の。「―・った顔ぶれ」
③相撲などで、勝負がつく。「土俵際の投げで―・った」
④事物の型がきちんと恰好かっこうよくできあがる。ぴたりとはまる。踊り・所作などにもいう。歌舞伎、助六所縁江戸桜「…ト唄一ぱいによろしく―・る」。浮世風呂3「おむすさんのお髪は…まことにお上手だネ、根揃ひから何から―・つたものだ」。「塩で味が―・る」「球が外角に―・る」「今日のスーツは―・っている」
⑤男女の仲がうまく成立する。浄瑠璃、神霊矢口渡「最前からだまつてゐるは、わりや―・つたな―・つたな」
き‐まわし【着回し】‥マハシ
一つの服を、組合せを変えて着ること。「―のきく服」
き‐まん【期満】
一定の期日が終わること。満期。
ぎ‐まん【欺瞞】
人目をあざむき、だますこと。「―に満ちた言動」
きみ【君・公】
[一]〔名〕
➊人のかみに立って支配する者。
①国家の元首。帝王。君主。万葉集18「天の日嗣と知らし来る―の御代御代」。源氏物語若菜下「次の―とならせ給ふべき御子」
②自分が仕える人。主人。主君。竹取物語「命を捨てても、おのが―の仰せ事をばかなへむ」
➋人を敬って言う語。
①自分に優越する人。(古語で男から女をいう時には、多くはこの意)古事記上「白玉の―が装ひしたふとくありけり」。万葉集8「わが―にわけは恋ふらし」
②女から男を、親しみをこめて言う語。古事記下「わがせの―は涙ぐましも」。古今和歌集序「―にけさあしたの霜のおきていなば」
③(「…の君」の形で)敬称的に使う。源氏物語紅葉賀「中将の―」。源氏物語若菜上「内侍のかんの―には」
➌古代の姓かばねの一つ。主として継体天皇以後の諸天皇の後裔と称する「公」姓の13氏は、天武天皇の時に真人まひとと賜姓され、八色姓やくさのかばねの第一等となった。「君」姓の者は多く朝臣あそみと賜姓。
➍遊女の異称。遊君。
[二]〔代〕
男の話し手が同輩以下の相手を指すのに使う語。あなた。おまえ。
⇒君君たらずとも、臣臣たらざるべからず
⇒君君たり、臣臣たり
⇒君辱めらるれば臣死す
⇒君は舟、臣は水
きみ【黍・稷】
(→)「きび」に同じ。万葉集16「梨棗なしなつめ―に粟つぎ延はふ葛の」
き‐み【黄み】
(「黄味」は当て字)黄色をおびること。きいろみ。
き‐み【黄身】
卵、特に爬虫類・鳥類のものの、色素に富む濃厚な部分。卵白と共に胚の栄養となる。リン脂質・脂肪・蛋白質・灰分・ビタミンAに富む。→卵黄
き‐み【気味】
①物の香と味。源平盛衰記11「喉乾き口損じて、―も皆忘れにけりとて」
②けはい。趣。風味。徒然草「道を楽しぶより―深きはなし」
③心持。気持。「―が悪い」「―がいい」
④(接尾語的に使う時はギミと濁音)いくらかその傾向をおびていること。そのような様子であること。「飽き―」「風邪の―」
き‐み【鬼魅】
おにやばけもの。妖怪変化。謡曲、江島「山神・―・夜叉・羅刹」
きみ‐あい【気味合】‥アヒ
①心持。おもむき。また、おもむきあること。あじ。おつ。浄瑠璃、関取千両幟「己おれと汝われとが相撲ぢやとやい、…ハテ―な事ぢやの」
②相手や異性に対し特別の関心を寄せること。また、恋仲。歌舞伎、独道中ひとりたび五十三駅「てめえが爰にゐては、お半と―の邪魔になる」
⇒きみあい‐の‐おもいいれ【気味合の思い入れ】
⇒気味合を付ける
きみあい‐の‐おもいいれ【気味合の思い入れ】‥アヒ‥オモヒ‥
歌舞伎の演技で、互いに相手の心を推量しながら、自分の心中を表現動作に表すこと。
⇒きみ‐あい【気味合】



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