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たたかい【戦い・闘い】タタカヒ🔗🔉

たたかい戦い・闘いタタカヒ ①たたかうこと。打ち合うこと。 ②戦争すること。いくさ。合戦。また、軍勢。 ③技芸などの優劣を争うこと。勝負。 ⇒たたかい‐の‐にわ【戦いの庭】

たたかい‐がまえ【闘構え】タタカヒガマヘ🔗🔉

たたかい‐がまえ闘構えタタカヒガマヘ (→)「とうがまえ」に同じ。

たたか・う【戦う・闘う】タタカフ🔗🔉

たたか・う戦う・闘うタタカフ 〔自他五〕 (タタ(叩)クに接尾語フの付いた語) ①叩きつづける。また、撃ち合って勝ちを争う。日本霊異記「斧を執りて父を殴たたかふ」 ②互いに兵を出して攻め合う。戦争する。平家物語10「一日―・ひ暮して夜に入りければ平家の舟は沖に浮ぶ」。「敵と―・う」 ③互いに力・技・知恵などを比べて優劣を争う。「決勝戦を―・う」 ④障害・困難などをのりこえようとする。「病気と―・う」 ◇武力を用いて争う場合やスポーツなど、広く一般には「戦」を用い、利害の対立する者が争ったり、障害や困難にうち勝とうと努めたりする場合は、多く「闘」を用いる。

たたかわ・す【戦わす・闘わす】タタカハス🔗🔉

たたかわ・す戦わす・闘わすタタカハス 〔他五〕 双方が激しく競い合う。「議論を―・す」

とう‐か【闘歌】🔗🔉

とう‐か闘歌】 互いに歌を詠んで、その優劣を競うこと。うたあわせ。うたくらべ。

とう‐がまえ【闘構え】‥ガマヘ🔗🔉

とう‐がまえ闘構え‥ガマヘ 漢字の構えの一つ。「鬧」「鬪」などの構えの「鬥」の称。たたかいがまえ。

とう‐ぎ【闘技】🔗🔉

とう‐ぎ闘技】 ①力やわざの優劣を競うこと。競技。 ②古代ギリシア・エジプトなどで行われた格闘競技。今のレスリングの前身。

とう‐ぎゅう【闘牛】‥ギウ🔗🔉

とう‐ぎゅう闘牛‥ギウ ①牛と牛とを戦わす力競べ。牛合うしあわせ。 ②(corrida de toros スペイン)徒歩または騎乗の闘牛士と牛との決死的闘技。ギリシア・ローマで行われたが、今はスペインの国技として知られる。 ⇒とうぎゅう‐し【闘牛士】

とうぎゅう‐し【闘牛士】‥ギウ‥🔗🔉

とうぎゅう‐し闘牛士‥ギウ‥ 闘牛2で牛とたたかう人。→マタドール ⇒とう‐ぎゅう【闘牛】

とう‐ぎょ【闘魚】🔗🔉

とう‐ぎょ闘魚】 キノボリウオ科の硬骨魚の総称。いずれも全長5〜10センチメートル。色彩はさまざまであるが褐色で光沢のあるものが多い。水面に泡で巣を作って産卵。雄は体色が美しく、闘争性をもつ。多くは熱帯魚として観賞用。 とうぎょ

とう‐けい【闘鶏】🔗🔉

とう‐けい闘鶏】 鶏をたたかわせて観覧すること。蹴合けあい。鶏合とりあわせ。また、これに用いる鶏。宮中では平安時代から陰暦3月3日に行われた。〈[季]春〉

とう‐けん【闘犬】🔗🔉

とう‐けん闘犬】 犬をたたかわせて観覧すること。犬合いぬあわせ。また、それに用いる犬。

とう‐こん【闘魂】🔗🔉

とう‐こん闘魂】 あくまでたたかおうとする意気ごみ。闘争心。「―をみなぎらせる」

とう‐さつ【闘殺】🔗🔉

とう‐さつ闘殺】 たたかって殺すこと。うちあって殺すこと。

とう‐し【闘士】🔗🔉

とう‐し闘士】 ①戦闘や闘争に従う人。 ②闘志にもえる人。「労働運動の―」

とう‐し【闘志】🔗🔉

とう‐し闘志】 闘おうとする意志。闘争心。闘争精神。「―を燃やす」 ⇒とうし‐まんまん【闘志満満】

とう‐し【闘詩】🔗🔉

とう‐し闘詩】 詩を作って互いにその優劣を争うこと。詩合しあわせ

とうし‐まんまん【闘志満満】🔗🔉

とうし‐まんまん闘志満満】 これから闘おうという気持に満ち溢れている様子。「―の顔つき」 ⇒とう‐し【闘志】

とう‐じゃく【闘雀】🔗🔉

とう‐じゃく闘雀】 (トウシャクとも)互いに戦っている雀。 ⇒闘雀人に怖じず

○闘雀人に怖じずとうじゃくひとにおじず🔗🔉

○闘雀人に怖じずとうじゃくひとにおじず 争いに夢中になっている時は、自分の身の危険も顧みないことのたとえ。〈日葡辞書〉 ⇒とう‐じゃく【闘雀】 とう‐じゃくぼう湯若望タウ‥バウ アダム=シャルの漢名。 とうしゃ‐し透写紙(→)トレース紙に同じ。 ⇒とう‐しゃ【透写】 どうしゃ‐じぶん道者時分ダウ‥ 神社・仏閣に参拝する道者の多い季節。多く春分頃をいう。浄瑠璃、傾城反魂香「―で店はいそがし」 ⇒どう‐しゃ【道者】 とうしゃ‐だい透写台】 図面などを透写しやすいように、裏側からすりガラスを透して蛍光灯で照らすようにした製図台。 ⇒とう‐しゃ【透写】 とうしゃ‐ばん謄写版】 孔版印刷の一種。蝋引きの原紙を鑢やすり板にあてがい、これに鉄筆で文字や絵を書いて蝋を落とし、その部分から印刷インクをにじみ出させて印刷する。原紙にタイプライターで打つ方法もある。また、その印刷機・印刷物。ガリ版・鉄筆版・孔版・油印版ともいう。 ⇒とう‐しゃ【謄写】 どうしゃ‐ぶね道者船ダウ‥ 巡礼の乗合船。幸若舞曲、信田「四国九国をたづねんと、―に便船こうて」 ⇒どう‐しゃ【道者】 どうしゃ‐やど道者宿ダウ‥ 巡礼などを宿泊させる宿屋。 ⇒どう‐しゃ【道者】 ドゥシャンベDushanbe】 中央アジア、タジキスタン共和国の首都。パミール高原西麓に位置する。旧名スタリナバード。人口52万9千(1993)。 とう‐しゅ当主タウ‥ 当代の戸主。現在のあるじ。 とう‐しゅ投手】 野球で、ピッチャー。 ⇒とうしゅ‐せん【投手戦】 ⇒とうしゅ‐ばん【投手板】 とう‐しゅ東首】 東方に頭を向けて寝ること。東枕にすること。徒然草「孔子も―し給へり」 とう‐しゅ党首タウ‥ 党の首領。政党の代表者。 ⇒とうしゅ‐とうろん【党首討論】 とう‐しゅ盗取タウ‥ ぬすみとること。 とう‐しゅ陶朱タウ‥ 越の大夫、范蠡はんれいの異称。官を退いて陶の地に住み、朱と称したのでいう。 ⇒とうしゅ‐いとん‐の‐とみ【陶朱猗頓の富】 とう‐しゅ頭首】 ①頭と首。 ②かしらだつもの。 ③⇒ちょうしゅ⇒とうしゅ‐こう【頭首工】 とうじゅ藤樹⇒なかえとうじゅ(中江藤樹)⇒とうじゅ‐がくは【藤樹学派】 ⇒とうじゅ‐しょいん【藤樹書院】 どう‐しゅ同種】 ①同じ種類。 ②同じ人種。 ⇒どうしゅ‐どうぶん【同種同文】 どう‐じゅ童豎】 子供の召使。 どう‐じゅ童孺】 こども。わらべ。 とうしゅ‐いとん‐の‐とみ陶朱猗頓の富タウ‥ (陶朱は金満家として知られ、また、猗頓は春秋時代の魯国の富豪であったことから)莫大な富。また、富豪。金満家。 ⇒とう‐しゅ【陶朱】 とう‐しゅう東州‥シウ ①東方の国。 ②関東。東国。あずま。 とう‐しゅう東周‥シウ 「周しゅう(王朝名)参照。 とう‐しゅう答酬タフシウ (古くトウジュウとも) ①答えむくいること。答え。返事。かえし。〈日葡辞書〉 ②返事の手紙の表に書く語。 とう‐しゅう踏襲タフシフ 前人のあとをそのまま受けつぐこと。蹈襲。「古い習慣を―する」 とう‐しゅう蹈襲タウシフ (→)踏襲とうしゅうに同じ。 とう‐じゅう当住タウヂユウ ①当代の住職。現在の住職。 ②現在の住人。 ③一門中の本家。 どう‐しゅう同舟‥シウ 同じ舟に共に乗ること。また、その人。「呉越―」 ⇒同舟相救う どう‐しゅう同臭‥シウ ①同じにおい。同じくさみのもの。 ②同じ趣味を有する仲間。同類。 ⇒どうしゅう‐み【同臭味】 どう‐しゅう同衆】 同じともがら。 どう‐しゅう堂衆ダウ‥ (ドウシュ・ドウジュとも) ①学僧の侍童で出家得度した者。 ②寺院の諸堂に付属して雑役をつとめた下級僧。堂僧。行人。 ③浄土真宗の本山または別院で法儀をつとめる役僧。 どう‐しゅう銅臭‥シウ [後漢書崔寔伝](銅銭の悪臭の意)財貨をむさぼり、財貨を誇り、財貨によって立身出世する者を卑しんでいう語。菅家後集「僚属―多し」

とう‐しょう【闘将】‥シヤウ🔗🔉

とう‐しょう闘将‥シヤウ ①戦闘力のある大将。 ②闘志旺盛な主将・選手。 ③闘争などで精力的に活動する首脳者。有力な活動家。

とう‐じょう【闘諍】‥ジヤウ🔗🔉

とう‐じょう闘諍‥ジヤウ たたかい争うこと。闘争。

とう‐しん【闘心】🔗🔉

とう‐しん闘心】 たたかう心。たたかおうとする心。

とう‐せん【闘戦】🔗🔉

とう‐せん闘戦】 たたかうこと。いくさをすること。

とう‐そう【闘争】‥サウ🔗🔉

とう‐そう闘争‥サウ ①たたかい争うこと。「―本能」 ②特に、社会運動・労働運動などで要求を貫徹するために争うこと。「階級―」「―資金」

とう‐ちゃ【闘茶】🔗🔉

とう‐ちゃ闘茶】 南北朝・室町時代、茶会で本茶・非茶などを判別し、茶の品質の優劣を競った遊戯。

とう‐びょう【闘病】‥ビヤウ🔗🔉

とう‐びょう闘病‥ビヤウ なおそうという強い意志をもって積極的に療養すること。「―生活」

とう‐ぶん【闘文】🔗🔉

とう‐ぶん闘文】 互いに文章の優劣を争うこと。

とう‐らん【闘乱】🔗🔉

とう‐らん闘乱】 争乱。戦乱。源平盛衰記9「たとひ合戦―の中なりとも」

[漢]闘🔗🔉

 字形  筆順 〔門部10画/18画/常用/3814・462E〕 [鬪] 字形 〔鬥部10画/20画/8212・722C〕 〔音〕トウ(漢) 〔訓〕たたかう [意味] ①向かい合ってたたかう。あらそう。優劣をきそう。「闘争・闘志・戦闘・決闘・悪戦苦闘」 ②向き合ってたたかわせる。「闘鶏・闘牛」 [解字] 本字は。形声。「鬥」(=たたかう)+音符「斲」(=切る)。あらそい切りむすぶ意。「闘」は俗字。 [下ツキ 暗闘・械闘・挌闘・格闘・敢闘・共闘・苦闘・激闘・決闘・健闘・拳闘・死闘・私闘・戦闘・争闘・奮闘・乱闘・力闘

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