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おおきな‐ものがたり【大きな物語】オホキ‥🔗🔉

おおきな‐ものがたり大きな物語オホキ‥ (grand récit フランス)リオタールの用語。キリスト教・啓蒙主義的理性・マルクス主義などの大きなイデオロギーのこと。 ⇒おおき‐な【大きな】

おん‐ちょう【恩寵】🔗🔉

おん‐ちょう恩寵】 ①めぐみ。いつくしみ。恩遇。 ②〔宗〕(gratia ラテン・grace イギリス) ㋐キリスト教神学で、神の恵み。罪深い人間に神から与えられる無償の賜物。 ㋑自然的なものに対し、超自然的なもの。超自然的な宗教の世界を恩寵の国、啓示を恩寵の光という。恩恵。

ガラサ【graça ポルトガル】🔗🔉

ガラサgraça ポルトガル】 (キリシタン用語)恩寵おんちょう。聖寵。ヒイデスの導師「我等が為に潤沢なる―を求め給ふ」

きょうかい‐だいぶんれつ【教会大分裂】ケウクワイ‥🔗🔉

きょうかい‐だいぶんれつ教会大分裂ケウクワイ‥ 〔宗〕(Grand Schisme フランス)教皇のアヴィニョン幽囚が終わった1378年以後、ローマとアヴィニョンにそれぞれ教皇が立ち、互いに正統性を主張、1417年のコンスタンツ公会議で再統一されるまでの分裂状態。シスマ。 ⇒きょう‐かい【教会】

ギリシア【Gresia ポルトガル・希臘】🔗🔉

ギリシアGresia ポルトガル・希臘】 (「希臘」はHellas ギリシアの音訳)ヨーロッパ南東部、バルカン半島の南端と付近の諸島とから成る共和国。紀元前9〜8世紀にアテナイ・スパルタなど多くの都市国家が成立、前5世紀にそれらが同盟してペルシア戦争を乗り切り、アテナイを中心に黄金時代を実現した。前4世紀にマケドニアに併呑され、ついでローマ帝国の支配下におかれ、15世紀にはオスマン帝国に征服されたが、1829年独立の王国となった。第一次大戦後、一時共和国(1924〜35年)、第二次大戦後、46年王政復古、67年軍部独裁、74年王制が完全に廃止され共和制に復帰。古代ギリシアの生んだ哲学・科学・文学・美術はヨーロッパ文化の重要な源泉の一つ。面積13万2000平方キロメートル。人口1106万2千(2004)。首都アテネ。→ヨーロッパ(図)⇒ギリシア‐ご【ギリシア語】 ⇒ギリシア‐しんわ【ギリシア神話】 ⇒ギリシア‐せいきょうかい【ギリシア正教会】 ⇒ギリシア‐てつがく【ギリシア哲学】 ⇒ギリシア‐もじ【ギリシア文字】

グラード【grade フランス】🔗🔉

グラードgrade フランス】 角の大きさの単位。直角の100分の1を1グラードとする。元来メートル法の単位で、円グラフに便利。記号gr

グラーフ‐らんぽう【グラーフ卵胞】‥パウ🔗🔉

グラーフ‐らんぽうグラーフ卵胞‥パウ (Graafian follicle)卵巣内にある嚢状の組織。卵胞細胞でできた嚢の中に空隙があって卵胞液を貯え、卵胞細胞に埋まって成熟した卵母細胞がある。卵胞が壊れることによって排卵が起きる。オランダの医師グラーフ(R. de Graaf1641〜1673)が発見。成熟卵胞。グラーフ濾胞。→卵胞

グラックス【Gracchus】🔗🔉

グラックスGracchus】 古代ローマの名門。特に、前2世紀の社会改革運動家の兄弟で有名。 ①(Tiberius Sempronius Gracchus)護民官となり土地法を改正、制限以上の土地の個人占有を禁じたが、反対派のために殺された。(前162頃〜前133) ②(Gaius Sempronius Gracchus)護民官。穀物法を公布。また、兄ティベリウスの土地法を励行。ローマ市民権をイタリア同盟諸都市に与えようとしてローマ市民の反対にあい、自殺。(前153〜前121)

グラデーション【gradation】🔗🔉

グラデーションgradation】 絵画や写真で濃淡の段階的変化。ぼかし。階調。

グラナ【grana】🔗🔉

グラナgrana】 〔生〕高等植物の葉緑体の中に見られる層状構造。葉緑素を多量に含む。

グラナダ【Granada】🔗🔉

グラナダGranada】 スペイン南部、アンダルシア地方の都市。ムーア人のグラナダ王国(1235〜1492)の首都。アルハンブラ宮殿がある。人口23万2千(2001)。 グラナダ 撮影:小松義夫 アルハンブラ宮殿中庭 撮影:小松義夫

グラハム‐ブレッド【graham bread】🔗🔉

グラハム‐ブレッドgraham bread】 全粒粉(グラハム粉)で作ったビタミン・ミネラルの多いパン。1834年頃、アメリカのグレアム(Sylvester Graham1794〜1851)博士が考案。

グラフィティ【graffiti】🔗🔉

グラフィティgraffiti】 落書。いたずら書き。

グラブ‐バケット【grab bucket】🔗🔉

グラブ‐バケットgrab bucket】 鉱石や土塊などを掘り取って運ぶ機械部品で、クレーンなどの先につける。下方に口をもち、二枚貝のように開閉できる容器。グラブ。つかみ。

グラマー【grammar】🔗🔉

グラマーgrammar】 ①文法。 ②文法書。文典。 ⇒グラマー‐スクール【grammar school】

グラマー‐スクール【grammar school】🔗🔉

グラマー‐スクールgrammar school】 ①文法学校。ラテン語教育を主とした学校。イギリスで古くから発達し、アメリカにも普及した。 ②イギリスの公立中等学校の一つ。テクニカル‐スクール・モダン‐スクールとは異なり大学進学に通じる選抜制の伝統的な中等学校。1960年代末以降これら3種の学校を統合したコンプリヘンシブ‐スクールの設置が進んだが、一部存続。 ⇒グラマー【grammar】

グラム【gramme; gram・瓦】🔗🔉

グラムgramme; gram・瓦】 質量の単位。国際キログラム原器の1000分の1の質量。セ氏4度の水1立方センチメートルの質量にほぼ等しい。記号g ⇒グラム‐カロリー【gram-calorie】 ⇒グラム‐げんし【グラム原子】 ⇒グラム‐じゅう【グラム重】 ⇒グラム‐とうりょう【グラム当量】 ⇒グラム‐ぶんし【グラム分子】

グラム‐カロリー【gram-calorie】🔗🔉

グラム‐カロリーgram-calorie(→)カロリー1に同じ。キロカロリーと区別していう。 ⇒グラム【gramme; gram・瓦】

グラム‐じゅう【グラム重】‥ヂユウ🔗🔉

グラム‐じゅうグラム重‥ヂユウ (gram-weight)(→)重量グラムに同じ。記号gw ⇒グラム【gramme; gram・瓦】

グランド‐オペラ【grand opera】🔗🔉

グランド‐オペラgrand opera】 19世紀のフランスに流行した正統的で大規模な歌劇。歴史的題材による4〜5幕の構成で、合唱とバレエを多用し、オペラ‐コミークと対照をなす。マイヤーベーアらの作品が有名。広義には絢爛豪華に上演されるオペラのこと。 ⇒グランド【grand】

グランド‐キャニオン【Grand Canyon】🔗🔉

グランド‐キャニオンGrand Canyon】 アメリカ西部、アリゾナ州北西部にある峡谷。コロラド川がコロラド高原を浸食して形成したもので、長さ450キロメートル、深さ1600メートルに及ぶ。大峡谷。世界遺産。 グランド‐キャニオン 提供:JTBフォト グランドキャニオン 提供:NHK

グランド‐ジョラス【Grandes Jorasses】🔗🔉

グランド‐ジョラスGrandes Jorasses】 フランス・イタリアの国境にそびえる、モンブラン山群の高峰。標高4208メートル。アイガー・マッターホルンとともにアルプス三大北壁として有名。

グランド‐スラム【grand slam】🔗🔉

グランド‐スラムgrand slam】 ①ブリッジ7で、13組全部をとること。 ②野球で、満塁ホームラン。 ③ゴルフ・テニスなどで、主要試合の完全制覇。 ⇒グランド【grand】

グランドゼコール【grandes écoles フランス】🔗🔉

グランドゼコールgrandes écoles フランス】 フランスの高等教育機関で、高等専門学校の総称。多くはフランス革命前後に創設され、主なものに、国立橋梁土木学校・エコール‐ポリテクニク・高等師範学校・国立古文書学校・パリ政治学院・国立行政学院などがある。

グランド‐ピアノ【grand piano】🔗🔉

グランド‐ピアノgrand piano】 大型三脚のピアノ。弦を水平に張り、多く演奏会場で用いる。→アップライト‐ピアノ ⇒グランド【grand】

グラン‐プリ【grand prix フランス】🔗🔉

グラン‐プリgrand prix フランス】 最高位の賞。大賞。

グリーン【Graham Greene】🔗🔉

グリーンGraham Greene】 イギリスのカトリック作家。現代における宗教問題を正面から取り上げた本格的小説「権力と栄光」「事件の核心」のほかに、「第三の男」などのエンターテインメント(娯楽)小説を書いた。(1904〜1991)

グレーダー【grader】🔗🔉

グレーダーgrader】 土掻き板を備えた地ならし用の建設機械。道路工事などに用いる。

グレード【grade】🔗🔉

グレードgrade】 等級。段階。品等。 ⇒グレード‐アップ

グレード‐アップ🔗🔉

グレード‐アップ (和製語grade up)等級や格を上げること。「―した装い」 ⇒グレード【grade】

グレーン【grain】🔗🔉

グレーンgrain】 ①穀物の粒、また穀物の意。 ②(小麦1粒の質量に由来)ヤード‐ポンド法で、質量の単位。1ポンドの7000分の1。0.0648グラムに当たる。ゲレイン。 ⇒グレーン‐ドリル【grain drill】

グレーン‐ドリル【grain drill】🔗🔉

グレーン‐ドリルgrain drill】 条播じょうは機。種子を筋状に播く農業機械。→点播てんぱ ⇒グレーン【grain】

ジー‐ワン【GⅠ】🔗🔉

ジー‐ワンGⅠ】 (grade one)競馬で、重賞レースのうち、もっとも重要な諸レース。1984年導入。

ぶん‐ぽう【文法】‥パフ🔗🔉

ぶん‐ぽう文法‥パフ 〔言〕(grammar) ①一つの言語を構成する語・句・文などの形態・機能・解釈やそれらに加えられる操作についての規則。 ②言語研究における統語論・形態論・意味論・音韻論の総称。ことばの規則体系全般の研究。 ③正しいことば遣いの規則。規範文法。 ④さまざまな事象に内在するきまり・約束ごと。「歴史の―」「恋の―」 ⇒ぶんぽう‐はんちゅう【文法範疇】

ランフォード【Graf von Rumford】🔗🔉

ランフォードGraf von Rumford】 (本名はBenjamin Thompson)アメリカ生れの物理学者・政治家。独立戦争後イギリス・ドイツで政治家となり、のち、イギリス・フランスで熱の研究を行う。熱素説を否定し、熱は運動の一形態であることを初めて立証した。(1753〜1814)

🄰gr🔗🔉

gr [grade フランス]角の大きさの単位グラード.

🄰gr🔗🔉

gr [grain]重さの単位グレーン.

🄰gr.🔗🔉

gr. [gross]数の単位グロス.

🄰gr🔗🔉

gr [group]日本のドメイン名の組織種別で,任意団体.

🄰GRS🔗🔉

GRS [gender reassignment surgery]性別適合手術.

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