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広辞苑の検索結果 (25)
しも【下】🔗⭐🔉
しも【下】
➊一つづきの事や物の、上部または初めから隔たった部分。「かみ」に対する。
①(空間的に)高い所に対して低い所。
㋐下部。下方。した。源氏物語若紫「ただこのつづらをりの―に」
㋑川の下流。川下。万葉集2「飛ぶ鳥の飛鳥あすかの河の上つ瀬に生ふる玉藻は―つ瀬に流れ触らばふ」
㋒身体の腰部より下の部分。特に陰部を指すこともある。「―半身に火傷を負う」「―の病」
㋓転じて、糞。大小便。また、月経。俚言集覧「月水の―と云、―を見るなどいへり」。「―肥ごえ」
②(時間的に、または順序で)後の方。終り。末。
㋐近代。現代。千載和歌集序「上正暦のころほひより、―文治の今に至るまで」
㋑月の下旬。源氏物語順集「長月の―の十日に今二日おきての事なり」
㋒ある期間を二つに分けた後の方。「―半期」
㋓和歌の終りの方。主に後半の2句。下の句。
➋階級の劣っていること。また、そのような人。
①官位・身分の卑しいもの。源氏物語帚木「―のきざみといふきはになれば、殊に耳立たずかし」
②年下。年少者。
③(君主・朝廷に対して)臣下。人民。平家物語3「―として上に逆ふること、あに人臣の礼たらんや」
④(主人・長官などに対して)部下・雇人。源氏物語玉鬘「この頼もし人なる介、弓矢もちたる人二人、さては―なる者、童など三四人…とぞある」。浮世草子、御前義経記「わざと―に引下げられ、小童なみの草履をつかみ」。「―使い」
⑤貴人の座からはなれたところ。下座。源氏物語空蝉「床ゆかの―に二人ばかりぞふしたる」
⑥宮中や貴人の家などで女房たちの詰めている局つぼね。源氏物語帚木「―に湯におりて、只今まゐらむと侍り」
⑦京からはなれた地方。特に西国地方。いなか。地方。浮世草子、御前義経記「是れをだに見出しなば早速―へ下くだるべし」
⑧内裏だいりからはなれたところ。南。浮世草子、好色産毛「この―よりの伽羅のあぶらや」
しも【霜】🔗⭐🔉
しも【霜】
①多く晴天無風の夜、地表面付近の気温が氷点下になって、空気中の水蒸気が地表や物に接触して昇華し、白色の氷片を形成したもの。古人は露の凍ったものと考え、また、草木を凋落ちょうらくさせるものとした。〈[季]冬〉。播磨風土記「霰あられふり―ふるとも」。「―が降りる」
霜
撮影:高橋健司
②(比喩的に)白髪しらが。「頭に―をいただく」
⇒霜を履んで堅氷至る
②(比喩的に)白髪しらが。「頭に―をいただく」
⇒霜を履んで堅氷至る
しも(助動詞)🔗⭐🔉
しも
〔助動〕
(室町時代の語。シムルの転ともセタマフの転ともいう。活用は特殊型)四段・ナ変動詞の未然形に接続して、尊敬の意を表す。…なさる。史記抄「斉王は張儀をにくましめども」→さしも
し‐も(助詞)🔗⭐🔉
し‐も
〔助詞〕
(強めの助詞「し」に、感動の助詞「も」の付いた語)強意を表す。万葉集18「とことへにかく―あらめや」。「誰―同じ」「なきに―あらず」
しもいちだん‐かつよう【下一段活用】‥クワツ‥🔗⭐🔉
しもいちだん‐かつよう【下一段活用】‥クワツ‥
動詞の活用の一つ。語尾が五十音図のエ列の1段だけに活用するもの。文語では「蹴る(け・け・ける・ける・けれ・けよ)」の1語。口語では、文語の下二段活用に由来する語。「越える(え・え・える・える・えれ・えよ(ろ))」の類。
し‐もう【四孟】‥マウ🔗⭐🔉
し‐もう【四孟】‥マウ
孟春・孟夏・孟秋・孟冬の総称。四季それぞれのはじめ。
し‐もう【刺毛】🔗⭐🔉
し‐もう【刺毛】
①植物の表皮にある毛の一種。毒液を含み、先端はもろく、動物などが触れれば刺さって折れ、毒液を注入する。イラクサにある棘とげはその例。棘毛。焮毛きんもう。螫毛せきもう。
②昆虫などにある毒腺につらなった毛。
し‐もう・く【為設く】‥マウク🔗⭐🔉
し‐もう・く【為設く】‥マウク
〔他下二〕
こしらえておく。準備する。宇治拾遺物語1「果物、食物―・けて」
しもうさ【下総】‥フサ🔗⭐🔉
しもうさ【下総】‥フサ
旧国名。今の千葉県の北部および茨城県の一部。上総かずさを南総というのに対し、北総という。しもつふさ。
しもう‐た【仕舞うた】シマウ‥🔗⭐🔉
しもう‐た【仕舞うた】シマウ‥
失敗したときに発する語。しまった。浄瑠璃、仮名手本忠臣蔵「なむ三宝。―」
しもうた‐や【仕舞屋】シマウ‥🔗⭐🔉
しもうた‐や【仕舞屋】シマウ‥
もと商家であったが、その商売をやめた家。金利や資財の利潤で裕福に暮らしている人、またはそういう家。転じて、商店でない、普通の家。しもたや。浮世草子、俗つれづれ「祖父より三代、商売は―にして」
しも‐うど【下人】🔗⭐🔉
しも‐うど【下人】
(シモヒトの音便)しもべ。徒然草「都よりは目とまる心地して―に問へば」
しも‐おおい【霜覆い】‥オホヒ🔗⭐🔉
しも‐おおい【霜覆い】‥オホヒ
霜害を避けるため藁わらなどで植物をおおうこと。霜よけ。
しもおか【下岡】‥ヲカ🔗⭐🔉
しもおか【下岡】‥ヲカ
姓氏の一つ。
⇒しもおか‐れんじょう【下岡蓮杖】
しもおか‐れんじょう【下岡蓮杖】‥ヲカ‥ヂヤウ🔗⭐🔉
しもおか‐れんじょう【下岡蓮杖】‥ヲカ‥ヂヤウ
日本の写真術の先駆者の一人。静岡県下田の人。初名、桜田久之助。横浜で米国の写真師ウンシンから湿板写真術を学び、1862年(文久2)横浜で写真館を開業、のち東京浅草に移る。(1823〜1914)
⇒しもおか【下岡】
しも‐おこし【下起し・霜起し】🔗⭐🔉
しも‐おこし【下起し・霜起し】
田を2度目に耕すこと。
しも‐おとこ【下男】‥ヲトコ🔗⭐🔉
しも‐おとこ【下男】‥ヲトコ
召使の男。げなん。しもべ。浄瑠璃、嫗山姥こもちやまうば「本陣宿の忙しさ、あまたの出女―」
しも‐おなご【下女子】‥ヲナゴ🔗⭐🔉
しも‐おなご【下女子】‥ヲナゴ
召使の女。げじょ。しもおんな。浄瑠璃、松風村雨束帯鑑「この季から置かれし露や―」
しも‐おれ【霜折れ】‥ヲレ🔗⭐🔉
しも‐おれ【霜折れ】‥ヲレ
曇って寒い冬の朝など、霜柱が立たないこと。また、そのような天気。一説に、しもどけ。新撰六帖1「今日はまた山の朝けの―に空かきくもり雨は降りつつ」
しも‐おんな【下女】‥ヲンナ🔗⭐🔉
しも‐おんな【下女】‥ヲンナ
①身分の低い女官。枕草子47「主殿司こそ、なほをかしきものはあれ。―のきはは、さばかりうらやましきものはなし」
②召使の女。女中。げじょ。しもおなご。
しも‐がかり【下掛り】🔗⭐🔉
しも‐がかり【下掛り】
①能の流派の分類名。シテ方では金春こんぱる・金剛・喜多の3流。ワキ方では春藤しゅんどう・宝生(春藤の分流)・高安の諸流。大和がかり。奈良がかり。↔上かみ掛り。
②しもがかること。洒落本、辰巳之園「詳しくあらはす時は―となる」
⇒しもがかり‐ほうしょうりゅう【下掛宝生流】
しもがかり‐ほうしょうりゅう【下掛宝生流】‥シヤウリウ🔗⭐🔉
しもがかり‐ほうしょうりゅう【下掛宝生流】‥シヤウリウ
⇒ほうしょうりゅう2
⇒しも‐がかり【下掛り】
しも‐がか・る【下掛かる】🔗⭐🔉
しも‐がか・る【下掛かる】
〔自五〕
(「しも」は下半身に関するものの意)下品な話になる。「―・った話」
しも‐がこい【霜囲い】‥ガコヒ🔗⭐🔉
しも‐がこい【霜囲い】‥ガコヒ
(→)「霜よけ」に同じ。
しも‐が‐しも【下が下】🔗⭐🔉
しも‐が‐しも【下が下】
身分の最も卑しい者。下げの下。源氏物語帚木「―の中には、なでふことか聞しめし所侍らむ」
大辞林の検索結果 (49)
しも【下】🔗⭐🔉
しも [2] 【下】
空間的・時間的に連続したものの下の方。末の方。低いところ。
⇔上(カミ)
連続したものの末の方。
(1)川の下流。また,下流の地域。地名にもしばしば見られる。「―つ瀬」「―賀茂」
(2)現在の方に近い時代。「上正暦のころほひより,―文治の今に至るまで/千載(序)」
(3)いくつかに分けたものの最後のもの。(ア)月や年の終わりの部分。「―半期」「―の十日」(イ)書物の終わりの部分。和歌の後半の二句。「―の句」
位置の低い所。
(1)下の方。した。「ただこのつづらをりの―に/源氏(若紫)」
(2)人の体の腰よりも下の方。また,転じて,大小便にかかわるもの。「―半身」「―肥」「―の話」「―の世話をする」
中心となる所から離れた地方。
(1)京から離れた地。京から,より遠い所。「―つけの(下毛野)」「―つふさ(下総)」
(2)近畿地方に対し,中国・四国・九州の西国地方。
(3)京都に対し,大坂をさしていう。
(4)京都で御所に遠くなる方。南の方。
地位・身分の低い人。
(1)臣下。人民。「上の奢り費す所をやめ,民を撫で農を勧めば,―に利あらん事,疑ひあるべからず/徒然 142」
(2)官位・身分の低いもの。「それより―の上達部は/源氏(若菜下)」
(3)召し使い。「―などとりつぎまゐる程/枕草子 104」
(4)宮中などで女官の詰めている所。「一昨日より腹を病みて,いとわりなければ,―に侍りつるを/源氏(空蝉)」
(5)末座。下座。「―に控える」
(6)舞台の下手(シモテ)。
連続したものの末の方。
(1)川の下流。また,下流の地域。地名にもしばしば見られる。「―つ瀬」「―賀茂」
(2)現在の方に近い時代。「上正暦のころほひより,―文治の今に至るまで/千載(序)」
(3)いくつかに分けたものの最後のもの。(ア)月や年の終わりの部分。「―半期」「―の十日」(イ)書物の終わりの部分。和歌の後半の二句。「―の句」
位置の低い所。
(1)下の方。した。「ただこのつづらをりの―に/源氏(若紫)」
(2)人の体の腰よりも下の方。また,転じて,大小便にかかわるもの。「―半身」「―肥」「―の話」「―の世話をする」
中心となる所から離れた地方。
(1)京から離れた地。京から,より遠い所。「―つけの(下毛野)」「―つふさ(下総)」
(2)近畿地方に対し,中国・四国・九州の西国地方。
(3)京都に対し,大坂をさしていう。
(4)京都で御所に遠くなる方。南の方。
地位・身分の低い人。
(1)臣下。人民。「上の奢り費す所をやめ,民を撫で農を勧めば,―に利あらん事,疑ひあるべからず/徒然 142」
(2)官位・身分の低いもの。「それより―の上達部は/源氏(若菜下)」
(3)召し使い。「―などとりつぎまゐる程/枕草子 104」
(4)宮中などで女官の詰めている所。「一昨日より腹を病みて,いとわりなければ,―に侍りつるを/源氏(空蝉)」
(5)末座。下座。「―に控える」
(6)舞台の下手(シモテ)。
しも【霜】🔗⭐🔉
しも [2] 【霜】
(1)空気中の水蒸気が地面もしくは地上の物体の表面に氷の結晶として凝結したもの。[季]冬。「―が降りる(置く・降る)」
(2)白髪を比喩的にいう語。「頭(カシラ)に―をいただく」
しも🔗⭐🔉
しも (助動)(しも(しま)・しも(しもう)・しも(しもう)・しも(しもう)・しまえ・しめ(しまえ))
〔中世後期の語〕
四段活用・ナ行変格活用の動詞の未然形に接続する。動作の主体に対して,尊敬の意を表す。お…になる。…なさる。「何せうそ,おれに問は〈しも〉ての用はそ/史記抄 8」「いざ,さらばはやさ〈しめ〉/狂言・麻生」「死な〈しまう〉たと思はぬが臣子の道の心そ/史記抄 12」
〔(1)連用形・終止連体形には「しむ」の形も用いられる。→しむ(助動)。(2)一段活用・二段活用の動詞には「さしも」が用いられる〕
→さしも(助動)
しも🔗⭐🔉
しも (係助)
〔助詞連語「しも」から〕
「まだしも」「今しも」「だれしも」「かならずしも」「これをしも」など,もっぱら慣用的な表現に用いられる。
(1)特にそれだけを取り上げて強調する意を表す。「折―夕日が山の端に入ろうとするころであった」「高校生ならまだ―,大学生がこんなことをするとは」
(2)(「だれしも」の形で)強い肯定の気持ちを表す。「だれ―納得する結論だ」
(3)(「かならずしも」の形で)否定の語と呼応して,部分否定の意を表す。「大きな家に住んでいるが,かならず―生活は楽ではないらしい」
し-も🔗⭐🔉
し-も (連語)
〔副助詞「し」に係助詞「も」の付いたもの〕
体言,活用語の連用形・連体形,副詞・助詞など,種々の語に接続する。
(1)特に取り上げて強調する意を表す。「夜や暗き道やまどへるほととぎすわが宿を―過ぎがてに鳴く/古今(夏)」「春の海に秋の木の葉―散れるやうにぞありける/土左」
(2)(下に打ち消しの語を伴って)部分否定の意を表す。「時に范蠡(ハンレイ)無きに―あらず」「幾世―あらじ我が身をなぞもかくあまの刈る藻に思ひ乱るる/古今(雑下)」
(3)(「時しもあれ」「折しもあれ」などの形で)「(他に)時もあろうに」「折も折」など,強調表現として用いる。「時―あれ秋やは人のわかるべきあるを見るだに恋しきものを/古今(哀傷)」「折―あれいかに契りて雁金の花の盛にかへりそめけむ/後拾遺(春上)」
しも-あな【霜穴】🔗⭐🔉
しも-あな [0] 【霜穴】
寒冷な空気がたまりやすく,霜の降りやすいくぼ地。
しもいちだん-かつよう【下一段活用】🔗⭐🔉
しもいちだん-かつよう ―クワツヨウ [7] 【下一段活用】
動詞の活用形式の一。語尾が五十音図のエ段を不変化部分とし,未然形・連用形以外はそれに「る」「れ」「ろ」(文語では「ろ」の代わりに「よ」)の音が規則的に添加された形に活用するもの。「上げる」「越える」などの類(口語)。文語では「蹴(ケ)る」の一語のみ。
し-もう【四孟】🔗⭐🔉
し-もう ―マウ [0] 【四孟】
孟春・孟夏・孟秋・孟冬の総称。
し-もう【刺毛】🔗⭐🔉
し-もう [0] 【刺毛】
(1)植物の表皮にあるかたい毛。毛の内部に刺激性の液を蓄えている。イラクサのとげなど。
(2)ドクガ科・イラガ科などの幼虫の体表にある腺毛の一種。ヒトの皮膚などに刺さると刺激性の液を浸出する。
しもうさ【下総】🔗⭐🔉
しもうさ シモフサ 【下総】
旧国名の一。千葉県北部と茨城県の南西部にあたる。しもふさ。しもつふさ。
しもうさ-だいち【下総台地】🔗⭐🔉
しもうさ-だいち シモフサ― 【下総台地】
千葉県中部以北の台地。北は利根川,南は上総台地につながる。台地中央に新東京国際空港がある。
しもう-た【仕舞うた】🔗⭐🔉
しもう-た シマウ― [2] 【仕舞うた】 (感)
〔動詞「仕舞ふ」の連用形に助動詞「た」の付いた「しまひた」のウ音使。多く関西地方で〕
失敗したときなどに発する言葉。しまった。しもた。
しもうた-や【仕舞うた屋】🔗⭐🔉
しもうた-や シマウタ― [0] 【仕舞うた屋】
(1)商家ではない,普通の家。しもたや。
(2)もと商家であって,その商売をやめた家。また,商売はやめて,家賃や金利などの収入で裕福に暮らす町人。「浮世の事は―の金左衛門を誘引て同じこころの瓢金玉/浮世草子・一代男 5」
しも-うど【下人】🔗⭐🔉
しも-うど 【下人】
「しもびと(下人)」の転。
しも-おおい【霜覆い】🔗⭐🔉
しも-おおい ―オホヒ [3] 【霜覆い】
「霜除(ヨ)け」に同じ。
しもおか【下岡】🔗⭐🔉
しもおか シモヲカ 【下岡】
姓氏の一。
しもおか-れんじょう【下岡蓮杖】🔗⭐🔉
しもおか-れんじょう シモヲカレンヂヤウ 【下岡蓮杖】
(1823-1914) 幕末・明治初期の写真家。伊豆下田生まれ。写真術を志し,米人ヒュースケン等に技術を学ぶ。横浜に写真館を開業,多くの写真師を育成した。
しも-おとこ【下男】🔗⭐🔉
しも-おとこ ―ヲトコ 【下男】
召し使いの男。げなん。
しも-おんな【下女】🔗⭐🔉
しも-おんな ―ヲンナ 【下女】
(1)召し使いの女。げじょ。
⇔上女(カミオンナ)
(2)身分の低い女官。下級の女官。「―のきははさばかりうらやましきものはなし/枕草子 47」
しも-がかり【下掛(か)り】🔗⭐🔉
しも-がかり [3] 【下掛(か)り】
(1)しもがかること。特に性を話題にした,みだらな話。「―のネタ」
(2)能楽における金春・金剛・喜多の三流の称。京都に住んだ観世・宝生の二流を上掛(カミガカリ)というのに対して,奈良に住んでいたところからいう。大和掛。
→上掛
しもがかり-ほうしょうりゅう【下掛宝生流】🔗⭐🔉
しもがかり-ほうしょうりゅう ―ホウシヤウリウ 【下掛宝生流】
能楽ワキ方の流派。シテ方宝生流に対しワキ宝生ともいう。江戸時代,ワキ方春藤流より派生してシテ方宝生流の座付きとなった。
しも-がか・る【下掛(か)る】🔗⭐🔉
しも-がか・る [4] 【下掛(か)る】 (動ラ五[四])
〔人間の下半身に関する話をする意〕
下品な話になる。「話が,だいぶ―・ってきた」
しも-がこい【霜囲い】🔗⭐🔉
しも-がこい ―ガコヒ [3] 【霜囲い】
畑の作物や植木が霜の害を受けないように,わらなどでおおうこと。また,その囲い。[季]冬。
しも-がち【下勝ち】🔗⭐🔉
しも-がち 【下勝ち】 (形動ナリ)
下の方が大きいこと。しもぶくれ。「額つきこよなうはれたるに,なほ―なる面(オモ)やうは/源氏(末摘花)」
しもがも-おんせん【下賀茂温泉】🔗⭐🔉
しもがも-おんせん ―ヲンセン 【下賀茂温泉】
静岡県東部,伊豆半島南部,青野川沿いにある食塩泉。花卉(カキ)・メロンを温室で栽培。
しもがも-じんじゃ【下鴨神社】🔗⭐🔉
しもがも-じんじゃ 【下鴨神社】
賀茂御祖(カモミオヤ)神社の通称。京都市左京区下鴨泉川町にある。祭神は玉依姫命(タマヨリビメノミコト)と賀茂建角身命(カモタケツノミノミコト)。
→賀茂神社
しも-がれ【霜枯れ】🔗⭐🔉
しも-がれ [0] 【霜枯れ】
(1)霜のために草木が枯れしぼむこと。冬の草木が枯れて寒々としていること。[季]冬。《―や壁のうしろは越後山/一茶》
(2)「霜枯れ時」の略。
しもがれ-どき【霜枯(れ)時】🔗⭐🔉
しもがれ-どき [0][4] 【霜枯(れ)時】
(1)草木が霜で枯れて寒々とした景色の時期。冬。
(2)商売の景気の悪い時期。
しもがれ-みつき【霜枯(れ)三月】🔗⭐🔉
しもがれ-みつき [5] 【霜枯(れ)三月】
年の暮れの景気の悪い三か月。一〇月・一一月・一二月をいう。
しも-が・れる【霜枯れる】🔗⭐🔉
しも-が・れる [4] 【霜枯れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 しもが・る
草木が霜にあって枯れしおれる。「―・れた冬の野」
しもきた-はんとう【下北半島】🔗⭐🔉
しもきた-はんとう ―ハンタウ 【下北半島】
青森県北東部から北海道に向けて斧(オノ)状に突出する本州最北端の半島。恐山(オソレヤマ)山地が主体部を占める。斗南(トナミ)半島。
しもきたはんとう-こくていこうえん【下北半島国定公園】🔗⭐🔉
しもきたはんとう-こくていこうえん ―ハンタウ―コウ
ン 【下北半島国定公園】
下北半島の北西部,山地と海岸の景勝地からなる国定公園。恐山などの火山,仏ヶ浦一帯の断層海岸などが主要部。
ン 【下北半島国定公園】
下北半島の北西部,山地と海岸の景勝地からなる国定公園。恐山などの火山,仏ヶ浦一帯の断層海岸などが主要部。
しも-ぎょう【下京】🔗⭐🔉
しも-ぎょう ―ギヤウ 【下京】
(1)京都市の区の一。商業地区。
(2)京都の四条通り以南をさしていった称。
しも-く【下句】🔗⭐🔉
しも-く [2] 【下句】
「下の句」に同じ。
し-もく【指目】🔗⭐🔉
し-もく [0] 【指目】 (名)スル
指さして見ること。注目すること。また,それとみなすこと。「世人の―するところとなる」「暗に基督(キリスト)教会を―す/明六雑誌 13」
しも-くすべ【霜燻べ】🔗⭐🔉
しも-くすべ [3] 【霜燻べ】
春先,冷え込む晴れた夜に,霜のために桑などの芽が害を受けないように,もみがら・松葉・古タイヤなどをたいた煙で畑地をおおい,霜の降りるのを防ぐこと。[季]春。
しも-くずれ【霜崩れ】🔗⭐🔉
しも-くずれ ―クヅレ [3] 【霜崩れ】
霜柱が解けてくずれること。
しも-くち【霜朽ち】🔗⭐🔉
しも-くち 【霜朽ち】
しもやけ。「―まじなはんとてさわぐもいとあはれなり/蜻蛉(中)」
しも-ぐち【下口】🔗⭐🔉
しも-ぐち 【下口】
裏口。後ろの入り口。「局の―へんにたたずんで聞けば/平家 10」
しもくぼ-ダム【下久保―】🔗⭐🔉
しもくぼ-ダム 【下久保―】
群馬県と埼玉県の境,利根川水系の神流川にある発電・上水用などの多目的ダム。ダム湖は神流湖。重力式で,堤高129メートル。1968年(昭和43)完成。
しも-ぐもり【霜曇(り)】🔗⭐🔉
しも-ぐもり [3] 【霜曇(り)】
霜が降りるような寒い夜,空が曇ること。「―すとにかあるらむひさかたの夜渡る月の見えなく思へば/万葉 1083」
〔昔,霜が雪や雨などと同じに空から降るものと考えられていたところからの語〕
し-もくれん【紫木蓮】🔗⭐🔉
し-もくれん [2] 【紫木蓮】
モクレンの別名。白花のハクモクレンと区別するための名。[季]春。
しも-けいし【下家司】🔗⭐🔉
しも-けいし 【下家司】
家司の下級(六位以下)の者。
しも-けし【霜消し】🔗⭐🔉
しも-けし [0] 【霜消し】
〔霜夜の寒さを消す意〕
酒を飲むこと。
しも【下】(和英)🔗⭐🔉
しも【霜】(和英)🔗⭐🔉
しもがれ【霜枯れの】(和英)🔗⭐🔉
しもがれ【霜枯れの】
frostbitten;wintry.→英和
霜枯れ時 the winter season;the lean season (不況).
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