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しも【下】🔗🔉

しも【下】 流れなどの向かう方。 「川の━の方は流れがゆるやかだ」 「風━かざしも 物事をいくつかに分けたものの終わりの部分。 「━の句」 「━二桁けた ある期間を二つ、または三つに分けた際の後のほう。 「━期・━半期」 位置の低いところ。 地位・格式などの低い方。また、身分・地位の低い人。 「━座」 「━━しもじも 舞台の、客席から見て左のほう。下手しもて 腰から下の部分。 「━半身」 排泄はいせつ。大小便。 「━の世話」 陰部。また、性的で下品なこと。 「━ネタ」 都に遠い方。 「━の村」 ◆かみ 「した」よりも文語的。

しも【霜】🔗🔉

しも【霜】 夜間、気温が下がったとき、空気中の水蒸気が地面や地表の物体にふれて生じる細かな氷の結晶。 「━が降りる」 ◇冷凍庫などの庫内に付着する氷の結晶もいう。 白髪しらが。 「頭かしらに━をいただく」

し‐も🔗🔉

し‐も 副助 強調上に来る語を取り立てて強調する。 「誰しもそう思っているだろう」 「今しも襲いかかろうとする」 《下に打ち消しを伴って》部分的に否定する。 「必ずしも同じ意見ではない」 「なきにしもあらず」 ◆副助詞「し」+副助詞「も」。

しもいちだん‐かつよう【下一段活用】━クヮツヨウ🔗🔉

しもいちだん‐かつよう【下一段活用】━クヮツヨウ 動詞の活用形式の一つ。語尾が五十音図のエ段(または、それに「る」「れ」「ろ」の付いた形)だけに変化するもの。例えば、「上げる」が「げ・げ・げる・げる・げれ・げろ」と変化する類。 ◇文語では「蹴る」の一語のみ。

しもうさ【下総】シモフサ🔗🔉

しもうさ【下総】シモフサ 旧国名の一つ。現在の千葉県北部と茨城県南部に相当する。しもつふさ。

しも‐がか・る【下がかる(下掛かる)】🔗🔉

しも‐がか・る【下がかる(下掛かる)】 自五下半身についての話になる。話が下品な方面に及ぶ。 「話が━・ってきた」 下がかり

しも‐がこい【霜囲い】━ガコヒ🔗🔉

しも‐がこい【霜囲い】━ガコヒ 霜除

しも‐がれ【霜枯れ】🔗🔉

しも‐がれ【霜枯れ】 草木が霜にあって枯れること。 「━の庭」 草木が霜のために枯れてしまう時期。 ◇「霜枯れ時」の略。 商売の景気が悪い時期。 ◇「霜枯れ時」の略。 しもが・れる(自下一)

しも‐き【下期】🔗🔉

しも‐き【下期】 会計年度などで、一年を二期に分けたときの、後半の期間。下半期。 「━の決算」 ⇔上期

じ‐もく【耳目】🔗🔉

じ‐もく【耳目】 耳と目。また、聞くことと見ること。見聞。 人々の注意や関心。 「世の━を引く」 見聞きしたことを知らせて、その人を補佐すること。また、その人。 「━の官」

じ‐もく【除目】ヂ━🔗🔉

じ‐もく【除目】ヂ━ 平安時代以降、大臣以外の各官職を任命する儀式。 ◇地方官を任命する県召あがためし(春)、京官を任命する司召つかさめし(秋)などの除目があった。

しも‐くずれ【霜崩れ】━クヅレ🔗🔉

しも‐くずれ【霜崩れ】━クヅレ 霜柱がとけてくずれること。

しも‐ごえ【下肥】🔗🔉

しも‐ごえ【下肥】 人間の糞尿ふんにょうを肥料としたもの。

しも‐ざ【下座】🔗🔉

しも‐ざ【下座】 下位の人が座る席。末席。 ⇔上座かみざ ◇日本間では入り口に近い席をいう。

しも‐じも【下下】🔗🔉

しも‐じも【下下】 身分・地位などの低い人々。庶民。したじた。 「━の者」

しもた‐や【仕舞た屋】🔗🔉

しもた‐や【仕舞た屋】 町中にある、商家ではない普通の家。 ◇「しもうたや」の転。もと、商売をやめた家の意。

しも‐つき【霜月】🔗🔉

しも‐つき【霜月】 陰暦十一月の別称。霜降月。

しもつけ【下野】🔗🔉

しもつけ【下野】 旧国名の一つ。現在の栃木県に相当する。野州やしゅう

しも‐て【下手】🔗🔉

しも‐て【下手】 しもの方。下座の方。 川の下流の方。 「船を━にやる」 客席から見て、舞台の左の方。 ◆⇔上手かみて上手うわて

しもと【笞・楚】🔗🔉

しもと【笞・楚】 〔古〕昔、罪人を打つのに用いたむちや杖つえ。 ◇「しもと(=細い木の枝)」で作ったことから。

じ‐もと【地元】ヂ━🔗🔉

じ‐もと【地元】ヂ━ その人や事柄に直接関係する地域。 「━住民」 自分の出身地。また、住んでいる地方。 関連語 大分類‖国‖くに 中分類‖故郷‖こきょう

しも‐どけ【霜解け(霜融け)】🔗🔉

しも‐どけ【霜解け(霜融け)】 気温が上がって霜がとけること。

しもにだん‐かつよう【下二段活用】━クヮツヨウ🔗🔉

しもにだん‐かつよう【下二段活用】━クヮツヨウ 文語動詞の活用形式の一つ。語尾が五十音図のエ・ウの二段(または、それに「る」「れ」「よ」の付いた形)に変化するもの。例えば、「受く」が「け・け・く・くる・くれ・けよ」と変化する類。

しも‐ねた【下ねた】🔗🔉

しも‐ねた【下ねた】 〔俗〕性や排泄はいせつについての下品な話題。 ◇「下」は下半身の意、「ねた」は「たね(種)」の倒語。 多く「下ネタ」と書く。

じ‐もの【地物】ヂ━🔗🔉

じ‐もの【地物】ヂ━ その土地で産した物。 「━の西瓜すいか」 ◇おもに食べ物についていう。

しも‐の‐く【下の句】🔗🔉

しも‐の‐く【下の句】 短歌で、後半の七・七の二句。 ⇔かみの句

しも‐ばしら【霜柱】🔗🔉

しも‐ばしら【霜柱】 冬、毛管現象によって地表にしみ出した水分が凍結してできる、細い氷柱の集まり。 「━が立つ」

しも‐はんき【下半期】🔗🔉

しも‐はんき【下半期】 下期しもき上半期

しも‐ぶくれ【下膨れ(下脹れ)】🔗🔉

しも‐ぶくれ【下膨れ(下脹れ)】 名・形動下の方がふくらんでいること。特に、ほおの肉づきがよくて、顔の下の方がふくらんでいること。また、その顔。

しも‐ふり【霜降り】🔗🔉

しも‐ふり【霜降り】 霜が降りたような、白くて細かい斑点はんてんのある模様。また、その模様の布地。 赤身の中に脂肪が細かい網の目のように入り込んでいる牛肉。霜降り肉。 魚・貝・鶏肉などにさっと熱湯をかけてから冷水にひたし、表面を霜が降りたように白く縮ませること。

しもふり‐づき【霜降り月】🔗🔉

しもふり‐づき【霜降り月】 陰暦十一月の別称。霜月。 ◇冷たい霜の降りる月の意。太陽暦の十一月にもいう。

しも‐べ【僕(下部)】🔗🔉

しも‐べ【僕(下部)】 雇われて雑用をする者。召し使い。 「神の━」 ◇身分の低い者の意から。

しも‐やけ【霜焼け】🔗🔉

しも‐やけ【霜焼け】 寒さのために皮膚の血管が麻痺まひして起こる軽度の凍傷。赤くはれて、かゆみを生じる。凍瘡とうそう。しもばれ。

しも‐やしき【下屋敷】🔗🔉

しも‐やしき【下屋敷】 江戸時代、大名が江戸の町はずれや郊外に構えた控えの屋敷。したやかた。したやしき。 ⇔上屋敷かみやしき中屋敷

しも‐よ【霜夜】🔗🔉

しも‐よ【霜夜】 霜の降りる寒い夜。

しも‐よけ【霜除け】🔗🔉

しも‐よけ【霜除け】 農作物・植木などを霜の害から守るために、わら・こもなどで覆いをすること。また、そのおおい。しもがこい。

し‐もん【指紋】🔗🔉

し‐もん【指紋】 人間の指頭の内側にある、多くの線からできている模様。また、そのあと。 「━が残る」 ◇同じものは二つとなく、しかも一生変わらないので個人の識別に用いられる。

し‐もん【試問】🔗🔉

し‐もん【試問】 名・他サ変問題を出して学力・能力などを試験すること。 「口頭━」

し‐もん【諮問】🔗🔉

し‐もん【諮問】 名・他サ変有識者または特定の機関に意見を求めること。諮詢しじゅん。 「━機関(=行政官庁の諮問を受けて意見を述べる機関)」

じ‐もん【地紋】ヂ━🔗🔉

じ‐もん【地紋】ヂ━ 糸や織り方を変えて布地の全体に織り出した文様。 塗り物・印刷物などで、地に描かれている模様。

じ‐もん【寺門】🔗🔉

じ‐もん【寺門】 寺の門。また、寺院。

じ‐もん【自問】🔗🔉

じ‐もん【自問】 名・自他サ変自分で自分の心に問い尋ねること。 「━自答」 「自分の生き方を━する」

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