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広辞苑の検索結果 (48)
せ‐じ【宣旨】🔗⭐🔉
せ‐じ【宣旨】
センジの撥音ンを表記しない形。栄華物語若枝「殿の―、御乳母の数に入れさせ給ひつ」
せじ‐がき【宣旨書】🔗⭐🔉
せじ‐がき【宣旨書】
センジガキの撥音ンを表記しない形。
せん【宣】🔗⭐🔉
せん【宣】
①天子や神の言葉。みことのり。
②官衙・将軍などの命令。愚管抄5「諸国七道へ宮の―とて」。「太政官の―」
せん‐きょう【宣教】‥ケウ🔗⭐🔉
せん‐きょう【宣教】‥ケウ
宗教をのべひろめること。
⇒せんきょう‐し【宣教使】
⇒せんきょう‐し【宣教師】
せんきょう‐し【宣教使】‥ケウ‥🔗⭐🔉
せんきょう‐し【宣教使】‥ケウ‥
1869年(明治2)祭政一致・惟神かんながらの道を国民に徹底させるために設置された役職。初め神祇官に属し、のち神祇省に属したがすぐに廃止された。
⇒せん‐きょう【宣教】
せんきょう‐し【宣教師】‥ケウ‥🔗⭐🔉
せんきょう‐し【宣教師】‥ケウ‥
(missionary)キリスト教の伝道に従事する司祭・牧師。特に欧米の教会から派遣され、アジア・アフリカなど各地に宣教に行く人々。新渡戸稲造、武士道「基督教―の新日本建設に与りて、著大の貢献を為したることを」
⇒せん‐きょう【宣教】
せん‐げ【宣下】🔗⭐🔉
せん‐げ【宣下】
宣旨せんじを下すこと。院号宣下・親王宣下など。宇治拾遺物語15「僧都に任ずべきよし、―せらるれども」
⇒せんげ‐の‐かん【宣下の官】
せんげ‐の‐かん【宣下の官】‥クワン🔗⭐🔉
せんげ‐の‐かん【宣下の官】‥クワン
除目じもくの時でなく、宣下によって臨時に任ぜられた官。検非違使けびいし・蔵人くろうどなどの類。
⇒せん‐げ【宣下】
せん‐げん【宣言】🔗⭐🔉
せん‐げん【宣言】
ひろくのべ言うこと。個人や団体・国家などが自己の主張や考えを外部に表明すること。また、その文章。「勝利を―する」「大会―を採択する」
せん‐こく【宣告】🔗⭐🔉
せん‐こく【宣告】
①述べ告げること。あまねく告げること。言い渡すこと。詔書の公布には「宣誥」の字を用いる。
②刑事訴訟法上、公判廷で裁判長が判決を告知すること。主文と理由とから成る。「判決の―」
⇒せんこく‐けい【宣告刑】
⇒せんこく‐ゆうよ【宣告猶予】
せんこく‐けい【宣告刑】🔗⭐🔉
せんこく‐ゆうよ【宣告猶予】‥イウ‥🔗⭐🔉
せんこく‐ゆうよ【宣告猶予】‥イウ‥
イギリス・アメリカなどの制度で、犯罪者の情状を考慮して、有罪または刑の宣告を一定期間留保すること。この期間を無事経過すれば刑の宣告は行われない。執行猶予とは異なる。
⇒せん‐こく【宣告】
せん‐し【宣示】🔗⭐🔉
せん‐し【宣示】
人に明らかにしめすこと。広く天下に告げしめすこと。公示。明示。
せん‐し【宣紙】🔗⭐🔉
せん‐し【宣紙】
中国安徽省宣州に産する紙。白く平滑で大判であり、書画に適する。もと青檀せいたんの皮を原料としたが、近年稲藁を混ぜたものが多い。
せん‐し【宣賜】🔗⭐🔉
せん‐し【宣賜】
勅宣によって賜ること。
せん‐じ【宣旨】🔗⭐🔉
せん‐じ【宣旨】
①古代〜中世、上級者の口頭による命令を受命者が書き記したもの。
②(1が文書化したもの)平安末期以降、天皇の命を伝える公文書。その本来の形である詔勅は発布にきわめて複雑な手続を要したのに対し、宣旨は内侍から蔵人くろうどに、蔵人から太政官の上卿しょうけいに伝え、上卿は少納言または弁官をして外記げきまたは大史に命じて文書に作らせ発行した。
③天皇の口勅を蔵人に伝えた女房。転じて、宮中の女房。後に女官の称。源氏物語槿「―を迎へつつ語らひ給ふ」
⇒せんじ‐がき【宣旨書】
⇒せんじ‐がみ【宣旨紙】
⇒せんじ‐の‐つかい【宣旨の使】
⇒せんじ‐ます【宣旨升】
せんじ‐がき【宣旨書】🔗⭐🔉
せんじ‐がき【宣旨書】
①宣旨の文書。おおせがき。せじがき。
②(宣旨書は代書したから)代書すること。また、その書状。宇津保物語蔵開中「大将見給ひて、あぢきなの―やとひとりごちて」
⇒せん‐じ【宣旨】
せんじ‐がみ【宣旨紙】🔗⭐🔉
せんじ‐がみ【宣旨紙】
宣旨を書くための紙。かみやがみ。
⇒せん‐じ【宣旨】
せんじ‐ます【宣旨升】🔗⭐🔉
せんじ‐ます【宣旨升】
後三条天皇が、1072年(延久4)、篠竹を折って寸法を計り定めた升。堀河天皇の寛治宣旨升と共に名高い。延久宣旨升。
⇒せん‐じ【宣旨】
せん・する【宣する】🔗⭐🔉
せん・する【宣する】
〔他サ変〕[文]宣す(サ変)
広く告げ知らせる。布告する。「開会を―・する」
せん‐せい【宣制】🔗⭐🔉
せん‐せい【宣制】
宣命せんみょうの文を読みあげること。毎段落に「諸もろもろ聞し召せと宣のる」とあり、ここで群臣が再拝する。
せん‐せい【宣誓】🔗⭐🔉
せん‐せい【宣誓】
①ちかいをのべること。ちかうこと。「選手―」
②〔法〕証人・鑑定人・通訳人などが、その供述の真実または鑑定・通訳の誠実を誓うこと。
せん‐せん【宣戦】🔗⭐🔉
せん‐せん【宣戦】
相手国と戦争状態に入ったことの一方的意思表示。
⇒せんせん‐ふこく【宣戦布告】
せんせん‐ふこく【宣戦布告】🔗⭐🔉
せんせん‐ふこく【宣戦布告】
他国に対し戦争に訴えることを宣言・公布すること。開戦宣言。
⇒せん‐せん【宣戦】
せん‐でん【宣伝】🔗⭐🔉
せん‐でん【宣伝】
①述べ伝えること。
②主義主張や商品の効能などを多くの人に説明して理解・共鳴させ、ひろめること。「新しい商品の―」「―効果」「―部」
③大げさに言い触らすこと。「苦労のほどを―する」
⇒せんでん‐カー【宣伝カー】
⇒せんでん‐せん【宣伝戦】
⇒せんでん‐ビラ【宣伝ビラ】
せんでん‐カー【宣伝カー】🔗⭐🔉
せんでん‐カー【宣伝カー】
拡声器や看板を備えた、宣伝活動に使用する自動車。
⇒せん‐でん【宣伝】
せんでん‐せん【宣伝戦】🔗⭐🔉
せんでん‐せん【宣伝戦】
互いに競って宣伝すること。宣伝合戦。
⇒せん‐でん【宣伝】
せんでん‐ビラ【宣伝ビラ】🔗⭐🔉
せんでん‐ビラ【宣伝ビラ】
宣伝の趣旨を文字や絵に書いて広く配るビラ。
⇒せん‐でん【宣伝】
せんとう‐てい【宣統帝】🔗⭐🔉
せんとう‐てい【宣統帝】
清朝第12代、最後の皇帝。姓は愛新覚羅。名は溥儀ふぎ。醇親王載灃の子。辛亥革命により退位。1932年、日本軍部に擁せられ満州国の執政、34年皇帝(康徳帝)。日中戦争後、戦犯。59年特赦。著「わが半生」。(在位1908〜1912)(1906〜1967)
せんとく【宣徳】🔗⭐🔉
せんとく‐てい【宣徳帝】🔗⭐🔉
せんとく‐てい【宣徳帝】
明の第5代皇帝。宣宗。対外積極策を避け、内政の安定につとめ、名君と評される。(在位1425〜1435)(1399〜1435)
⇒せんとく【宣徳】
せんとく‐どうき【宣徳銅器】🔗⭐🔉
せんとく‐どうき【宣徳銅器】
明の宣宗の勅により宣徳3年に製した、鼎ていなどの銅器。「大明宣徳年製」の字を銘記。
⇒せんとく【宣徳】
せんとく‐ひばち【宣徳火鉢】🔗⭐🔉
せんとく‐ひばち【宣徳火鉢】
宣徳銅器の火鉢。
⇒せんとく【宣徳】
せんとく‐よう【宣徳窯】‥エウ🔗⭐🔉
せんとく‐よう【宣徳窯】‥エウ
明の宣徳(1426〜1435)年間、江西省景徳鎮に設けられた官営の陶窯。また、その製品。良質の青花(染付)磁器を焼造。
⇒せんとく【宣徳】
のたばく【宣ばく】🔗⭐🔉
のたばく【宣ばく】
(ノタブのク語法)のたまうこと。おおせられること。万葉集20「なげき―」
のた・ぶ【宣ぶ】🔗⭐🔉
のた・ぶ【宣ぶ】
〔自四〕
(ノリタブの約)おっしゃる。のたまう。〈類聚名義抄〉
のたま・う【宣ふ】ノタマフ🔗⭐🔉
のたま・う【宣ふ】ノタマフ
〔他四〕
(ノリタマフの約)
①(尊者が下位の者に)言ってきかせる。源氏物語帚木「いとかしこき仰せ言に侍るなり。姉なる人に―・ひみん」
②「言う」の尊敬語。おっしゃる。竹取物語「何事をか―・はむことを」
のた‐まく【宣巻く】🔗⭐🔉
のた‐まく【宣巻く】
(近世、ノタマワクから転じた)
①おっしゃること。転じて、勝手なことを言うこと。わけのわからないことをくどくどと言うこと。根無草後編「貸したやつが―云や、横ぞつぽうはりのめすに」
②酔漢。根無草後編「大戸じょうご酒にのまれて―となり」
のたまわく【宣はく・曰はく】ノタマハク🔗⭐🔉
のたまわく【宣はく・曰はく】ノタマハク
(ノタマフのク語法)のたまうこと。おっしゃるには。竹取物語「みこ―」。「子し―」
のたも・う【宣ふ】ノタマフ🔗⭐🔉
のたも・う【宣ふ】ノタマフ
〔他四〕
⇒のたまう
のとう・ぶ【宣ぶ】ノタウブ🔗⭐🔉
のとう・ぶ【宣ぶ】ノタウブ
〔他四〕
(→)「のたまう」に同じ。蜻蛉日記下「いとせちに―・ぶことのあるを」
のらく【宣らく・告らく】🔗⭐🔉
のらく【宣らく・告らく】
(ノルのク語法)おっしゃること。
のり‐ごと【告言・宣言・詔】🔗⭐🔉
のり‐ごと【告言・宣言・詔】
おおせ。みことのり。応神紀「有司つかさに令のりごとして」
のり‐わら【宣童】🔗⭐🔉
のり‐わら【宣童】
福島県で、山岳信仰である葉山の祭りの際に神懸りになって託宣を告げる男性。全員が唱和して神懸りに誘い、託宣を聞き出す。
の・る【宣る・告る】🔗⭐🔉
の・る【宣る・告る】
〔他四〕
(本来、神や天皇が神意・聖意を表明する意。また、みだりに口にしてはならないことをはっきりと表明する意)言う。述べる。告げる。宣言する。万葉集15「畏かしこみと―・らずありしをみ越路の手向たむけに立ちて妹が名―・りつ」
[漢]宣🔗⭐🔉
宣 字形
筆順
〔宀部6画/9画/教育/3275・406B〕
〔音〕セン(呉)(漢)
〔訓〕のたまう・のる・のべる (名)のぶ・のり
[意味]
①はっきり述べる。広く知らせる。「開会を宣する」「宣布・宣伝・宣言・宣告・宣戦」
②意をつくす。「草草不宣」
③天子や神が意向をのべる(言葉)。のたまう。のる。みことのり。「宣旨せんじ・宣下せんげ・宣命せんみょう・院宣・託宣」
[解字]
形声。「宀」(=家屋)+音符「亘」(=まるくとりまく)。周囲を垣であまねくとりまいた宮殿の意。転じて、あまねくめぐらす、広く行き渡るように知らせる意。
[下ツキ
院宣・国宣・託宣・勅宣・不宣
筆順
〔宀部6画/9画/教育/3275・406B〕
〔音〕セン(呉)(漢)
〔訓〕のたまう・のる・のべる (名)のぶ・のり
[意味]
①はっきり述べる。広く知らせる。「開会を宣する」「宣布・宣伝・宣言・宣告・宣戦」
②意をつくす。「草草不宣」
③天子や神が意向をのべる(言葉)。のたまう。のる。みことのり。「宣旨せんじ・宣下せんげ・宣命せんみょう・院宣・託宣」
[解字]
形声。「宀」(=家屋)+音符「亘」(=まるくとりまく)。周囲を垣であまねくとりまいた宮殿の意。転じて、あまねくめぐらす、広く行き渡るように知らせる意。
[下ツキ
院宣・国宣・託宣・勅宣・不宣
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せん【宣】🔗⭐🔉
せん [1] 【宣】
勅旨を宣すること。宣旨。「准后の―を蒙る/平家 4」
せんか-てんのう【宣化天皇】🔗⭐🔉
せんか-てんのう センクワテンワウ 【宣化天皇】
記紀で第二八代天皇,武小広国押盾尊(タケオヒロクニオシタテノミコト)の漢風諡号(シゴウ)。継体天皇の皇子。新羅(シラギ)軍の任那(ミマナ)侵入の際,大伴狭手彦を派遣,撃退したという。
せんか-もん【仙華門・宣華門】🔗⭐🔉
せんか-もん センクワ― 【仙華門・宣華門】
平安京内裏の門の一。紫宸殿の北西側,明義門の北にある。
せん-きょう【宣教】🔗⭐🔉
せん-きょう ―ケウ [0] 【宣教】 (名)スル
宗教を教え広めること。伝道。布教。
せんきょう-し【宣教使】🔗⭐🔉
せんきょう-し ―ケウ― [3] 【宣教使】
1869年(明治2)祭政一致の方針を国民に徹底させる大教宣布のための機関として設置された官職。72年廃止。
せんきょう-し【宣教師】🔗⭐🔉
せんきょう-し ―ケウ― [3] 【宣教師】
(1)宗教を教え広める人。
(2)キリスト教の布教・伝道のために外国へ派遣される者。
せん-げ【宣下】🔗⭐🔉
せん-げ [1] 【宣下】 (名)スル
天皇が言葉をのべ下すこと。宣旨を下すこと。「院号を―する」「いかにしても召してまゐれと,―ありければ/沙石 10」
せん-げん【宣言】🔗⭐🔉
せん-げん [3] 【宣言】 (名)スル
個人や団体が,その意見や方針を外部に対して広く表明すること。また,その言葉。「議長が開会を―する」「独立―」
せん-こく【宣告】🔗⭐🔉
せん-こく [0] 【宣告】 (名)スル
(1)その人にとって重大な事柄を告げ知らせること。「医者は患者に病名を―した」「破産―」
(2)刑事訴訟法上,裁判長が公判廷で裁判(判決・命令・決定)を告知すること。判決の場合は主文および理由を朗読する。
せんこく-けい【宣告刑】🔗⭐🔉
せんこく-けい [4][3] 【宣告刑】
個々の犯罪について,裁判所によって具体的に量定され宣告された刑。処断刑の範囲内で定められる。
せんこく-ゆうよ【宣告猶予】🔗⭐🔉
せんこく-ゆうよ ―イウ― [5] 【宣告猶予】
一定期間有罪あるいは刑の宣告を留保し,その期間を無事経過した被告人を刑事責任から解放する制度。イギリス・アメリカなどでの制度。
せん-し【宣賜】🔗⭐🔉
せん-し [1] 【宣賜】 (名)スル
勅宣によって賜ること。
せん-じ【宣旨】🔗⭐🔉
せん-じ [1] 【宣旨】
(1)平安時代以降,天皇の命を伝える文書。詔勅に比して内輪のもの。内侍(ナイシ)が勅旨を蔵人(クロウド)に伝え,蔵人が上卿(シヨウケイ)に伝え,上卿が外記(ゲキ)または弁官に伝え,そこで文書にした。
(2)天皇の言葉を蔵人に伝える女官。また,広く女官のことをもいう。「故院にさぶらひし―のむすめ/源氏(澪標)」
せんじ-がき【宣旨書き】🔗⭐🔉
せんじ-がき [0] 【宣旨書き】
(1)宣旨の文書。仰せ書き。せじがき。
(2)〔「宣旨」は天皇の命を受けて書かれるところから〕
代筆すること。また,その手紙。「―めきてはいとほしからむ/源氏(常夏)」
せんじ-がみ【宣旨紙】🔗⭐🔉
せんじ-がみ [0] 【宣旨紙】
宣旨を書くための紙。
せんじ-の-つかい【宣旨の使】🔗⭐🔉
せんじ-の-つかい ―ツカヒ 【宣旨の使】
(1)勅旨を伝達する使者。
(2)検非違使の命令書を伝える使者。
せんじ-ます【宣旨升】🔗⭐🔉
せんじ-ます [3] 【宣旨升】
1072年(延久4),後三条天皇が制定した公定升。今の枡の六合二勺強にあたる。延久の宣旨升。
せん・する【宣する】🔗⭐🔉
せん・する [3] 【宣する】 (動サ変)[文]サ変 せん・す
公に広く告げ知らせる。宣言する。「開会を―・する」
せん-せい【宣制】🔗⭐🔉
せん-せい [0] 【宣制】
宣命(センミヨウ)を読み上げること。中古以後は実際には読まず,宣命使が宣命を少し開いて押し合わせるしぐさをし,群臣が再拝・拝舞した。
せん-せい【宣誓】🔗⭐🔉
せん-せい [0] 【宣誓】 (名)スル
(1)多くの人の前で自分の決意や誠意を示すため,誓いの言葉を述べること。誓うこと。また,その言葉。「選手―」
(2)〔法〕 訴訟手続において,当事者本人・証人・鑑定人・通訳人などが,供述の真実,通訳などの誠実な履行を誓うこと。議院での証人が供述の真実を誓うこと。また,公務員が,憲法・法令を遵守し,職務を誠実,公正に遂行することを誓うこと。
せんせい-しょ【宣誓書】🔗⭐🔉
せんせい-しょ [0] 【宣誓書】
宣誓の趣旨を一定の文言で表した文書。通常,訴訟手続などでは証人等は,この文書を朗読して宣誓を行い,公務員の服務に関する宣誓は,宣誓書に署名して行う。
せん-ぜつ【宣説】🔗⭐🔉
せん-ぜつ [0] 【宣説】 (名)スル
述べてときあかすこと。「始て公会に於て―せしときには/西国立志編(正直)」
せん-せん【宣戦】🔗⭐🔉
せん-せん [0] 【宣戦】 (名)スル
戦争開始の意思を表明すること。
せんせん-ふこく【宣戦布告】🔗⭐🔉
せんせん-ふこく [0] 【宣戦布告】 (名)スル
戦争開始の宣言をすること。
せん-たく【宣託】🔗⭐🔉
せん-たく [0] 【宣託】
神のお告げ。託宣。
せん-でん【宣伝】🔗⭐🔉
せん-でん [0] 【宣伝】 (名)スル
(1)主義・主張や商品などに関する知識・効能を広く人々に説明し,理解を得ようとすること。「テレビを通じて―する」
(2)実際より大げさに言い触らすこと。「あることないこと―する」
せんでん-せん【宣伝戦】🔗⭐🔉
せんでん-せん [0] 【宣伝戦】
互いに宣伝によって売り上げの増大や主義・主張の普及を目指して,激しく争うこと。宣伝合戦。
せんでん-びら【宣伝びら】🔗⭐🔉
せんでん-びら [0] 【宣伝びら】
宣伝の文句や絵などを刷り,広く配る紙。
せんとう-てい【宣統帝】🔗⭐🔉
せんとう-てい 【宣統帝】
中国,清朝最後の皇帝。
→溥儀(フギ)
せんとく【宣徳】🔗⭐🔉
せんとく 【宣徳】
(1)中国,明の宣宗の治世の年号(1426-1435)。
(2)「宣徳銅器」の略。
せんとく-どうき【宣徳銅器】🔗⭐🔉
せんとく-どうき [5] 【宣徳銅器】
明の宣徳年間に,勅命により鋳造された銅器。宣徳。
せんとく-ひばち【宣徳火鉢】🔗⭐🔉
せんとく-ひばち [5] 【宣徳火鉢】
宣徳銅器の火鉢。また,それに似せて作った火鉢。
せんとく-よう【宣徳窯】🔗⭐🔉
せんとく-よう ―エウ [4] 【宣徳窯】
宣徳年間,江西省景徳鎮にあった官営の窯(カマ)。青花磁器が多く焼かれた。
のたばく【宣ばく・曰ばく】🔗⭐🔉
のたばく 【宣ばく・曰ばく】
〔動詞「のたぶ」のク語法〕
おおせられること。のたまわく。「父の命はたくづのの白ひげの上ゆ涙垂り嘆き―/万葉 4408」
のた・ぶ【宣ぶ】🔗⭐🔉
のた・ぶ 【宣ぶ】 (動バ四)
〔「のりたぶ」の転〕
おっしゃる。「ぬしの―・ぶ事も/大鏡(道長)」
の-たま・う【宣ふ】🔗⭐🔉
の-たま・う ―タマフ 【宣ふ】 (動ハ四)
〔「のりたまふ(宣り給ふ)」の転〕
(1)「言う」の尊敬語。おっしゃる。「親の―・ふことを,ひたぶるに辞(イナ)び申さむ事のいとほしさに/竹取」
(2)言ってやります。申し聞かせます。言ってやる相手を低めることにより表現をへりくだったものにし,聞き手に対してかしこまり改まる気持ちを表す言い方。「いとかしこき仰事に侍るなり。姉なる人に―・ひてむ/源氏(帚木)」
〔現代語では「これはまた異なことを―・うものだ」のように,からかい・皮肉の気持ちをこめて「言う」の意で用いることがある〕
のたまわく【宣はく・曰く】🔗⭐🔉
のたまわく ノタマハク 【宣はく・曰く】
〔動詞「のたまふ」のク語法〕
おっしゃることには。「子(シ)―」「わが家にありとある人召し集めて―,『…』とのたまふ/竹取」
のたまわ・す【宣はす・曰はす】🔗⭐🔉
のたまわ・す ノタマハス 【宣はす・曰はす】 (動サ下二)
〔動詞「のたまふ(宣)」の未然形に尊敬の助動詞「す」の付いたものから〕
「言う」の尊敬語。「のたまう」よりさらに敬意の度合が強い。おおせられる。「この玉取りえでは帰り来(ク)な,と―・せけり/竹取」
のとう・ぶ【宣ぶ・曰ぶ】🔗⭐🔉
のとう・ぶ ノタウブ 【宣ぶ・曰ぶ】 (動バ四)
〔「のたまふ」の転。また「のたぶ」の転とも〕
「言う」の尊敬語。おっしゃる。「やよひばかりに,もの―・びける人のもとに/古今(恋二詞)」
の・べる【述べる・陳べる・宣べる】🔗⭐🔉
の・べる [2] 【述べる・陳べる・宣べる】 (動バ下一)[文]バ下二 の・ぶ
〔「伸べる」と同源〕
順を追って言葉で言い表す。また,文章にして書きしるす。「意見を―・べる」「著書の中でこう―・べている」「素意を―・ぶるにあたはず/平家 11」
のり-ごと【宣り言・告り言・詔】🔗⭐🔉
のり-ごと 【宣り言・告り言・詔】
(天皇の)おおせ。みことのり。「勅(ミコトノリ)を―する時に/日本書紀(敏達訓)」
の・る【宣る・告る】🔗⭐🔉
の・る 【宣る・告る】 (動ラ四)
(1)神や天皇が,神聖なる意向を人々に対し,口で言ったりして表明する。「天つ祝詞の太祝詞事(フトノリトゴト)を―・れ/祝詞(六月晦大祓)」
(2)呪詞や名などみだりに口にすべきでないことをはっきりと言う。「恐(カシコ)みと―・らずありしをみ越路の手向に立ちて妹が名―・りつ/万葉 3730」
せんきょうし【宣教師】(和英)🔗⭐🔉
せんきょうし【宣教師】
a missionary.→英和
せんげん【宣言】(和英)🔗⭐🔉
せんこく【宣告】(和英)🔗⭐🔉
せんせい【宣誓】(和英)🔗⭐🔉
せんせん【宣戦】(和英)🔗⭐🔉
せんせん【宣戦】
a declaration of war.〜を布告する declare war.
せんでん【宣伝】(和英)🔗⭐🔉
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