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広辞苑の検索結果 (47)

きょ【巨】🔗🔉

きょ】 ①大きいこと。偉大なこと。 ②多いこと。

きょ‐あく【巨悪】🔗🔉

きょ‐あく巨悪】 大きな悪。大悪人。

きょ‐えき【巨益】🔗🔉

きょ‐えき巨益】 きわめて大きな利益。

きょ‐おく【巨億】🔗🔉

きょ‐おく巨億】 数限りもなく多いこと。莫大な数。「巨万」より意味が強い。

きょ‐かい【巨魁・渠魁】‥クワイ🔗🔉

きょ‐かい巨魁・渠魁‥クワイ (盗賊などの)首領。かしら。頭領。大親分。

きょかい‐きゅう【巨蟹宮】🔗🔉

きょかい‐きゅう巨蟹宮】 〔天〕(Cancer ラテン)黄道十二宮の第4宮。紀元前2世紀には蟹座かにざに相当していたが、現在では双子座の西部から蟹座の西部までを占める。太陽は6月22日頃から7月24日頃までこの宮にある。

きょ‐がく【巨額】🔗🔉

きょ‐がく巨額】 非常に多い数量。主として金額についていう。「―のわいろ」

きょかく‐きゅう【巨核球】‥キウ🔗🔉

きょかく‐きゅう巨核球‥キウ 骨髄中にある大形の多核細胞。その細胞質が多数に分断して血小板となる。

きょ‐かん【巨漢】🔗🔉

きょ‐かん巨漢】 大きな男。

きょ‐かん【巨観】‥クワン🔗🔉

きょ‐かん巨観‥クワン 大きく立派なながめ。壮観。

きょ‐かん【巨艦】🔗🔉

きょ‐かん巨艦】 大きな軍艦。

きょ‐がん【巨岩・巨巌】🔗🔉

きょ‐がん巨岩・巨巌】 大きな岩。

きょ‐がん【巨眼】🔗🔉

きょ‐がん巨眼】 大きいまなこ。

きょ‐く【巨躯】🔗🔉

きょ‐く巨躯】 大きなからだ。巨体。

きょ‐さい【巨細】🔗🔉

きょ‐さい巨細】 (コサイとも) ①大きいものとこまかいもの。細大。「―となく申し立てる」 ②くわしいこと。委細。詳細。いちぶしじゅう。

きょ‐ざい【巨材】🔗🔉

きょ‐ざい巨材】 ①大きな材木。 ②偉大な才能。偉材。

きょ‐ざい【巨財】🔗🔉

きょ‐ざい巨財】 莫大ばくだいな財産。

きょさい‐とう【巨済島】‥タウ🔗🔉

きょさい‐とう巨済島‥タウ ⇒コジェド

きょ‐し【巨資】🔗🔉

きょ‐し巨資】 巨額の資本。大資本。

きょ‐しつ【巨室】🔗🔉

きょ‐しつ巨室】 ①[孟子梁恵王]大きな家。 ②[孟子離婁上]代々続いた重臣。勢力のある家柄。 ③[荘子至楽]天地の異称。

きょし‐てき【巨視的】🔗🔉

きょし‐てき巨視的】 (macroscopic) ①人間の感覚で直接に識別し得る程度の大きさの対象についていう語。肉眼的。 ②社会現象など、全体を大きくつかんで見るさま。↔微視的。 ⇒きょしてき‐ぶんせき【巨視的分析】

きょしてき‐ぶんせき【巨視的分析】🔗🔉

きょしてき‐ぶんせき巨視的分析(→)マクロ分析に同じ。 ⇒きょし‐てき【巨視的】

きょ‐じゅ【巨儒】🔗🔉

きょ‐じゅ巨儒】 すぐれた儒者。大学者。大儒。

きょ‐じゅ【巨樹】🔗🔉

きょ‐じゅ巨樹】 大きな立木。大木。

きょ‐しょう【巨匠】‥シヤウ🔗🔉

きょ‐しょう巨匠‥シヤウ ある専門分野、特に芸術方面で、その道に傑出した人。大家。「画壇の―」

きょ‐しょう【巨商】‥シヤウ🔗🔉

きょ‐しょう巨商‥シヤウ 大商人。大賈たいこ

きょ‐しょう【巨晶】‥シヤウ🔗🔉

きょ‐しょう巨晶‥シヤウ 火成岩や変成岩で、まわりの基質よりもはるかに大きな結晶や粒子。

きょ‐しょう【巨鐘】🔗🔉

きょ‐しょう巨鐘】 大きなつりがね。

きょ‐じん【巨人】🔗🔉

きょ‐じん巨人】 ①なみはずれて身体の大きな人。巨大な人物。ジャイアント。 ②品性・才学の偉大な人。 ⇒きょじん‐しょう【巨人症】

きょじん‐しょう【巨人症】‥シヤウ🔗🔉

きょじん‐しょう巨人症‥シヤウ 常人にくらべて体が著しく大きい状態。多くは成長期における成長ホルモンの分泌過剰による。 ⇒きょ‐じん【巨人】

きょ‐せい【巨星】🔗🔉

きょ‐せい巨星】 ①恒星中で半径・光度の大きい星。アルクトゥールス・カペラの類。↔矮星わいせい→ヘルツシュプルング‐ラッセル図(図)。 ②偉大な人物をたとえていう語。「―墜つ」

きょ‐せき【巨石】🔗🔉

きょ‐せき巨石】 大きな石。 ⇒きょせき‐きねんぶつ【巨石記念物】

きょせき‐きねんぶつ【巨石記念物】🔗🔉

きょせき‐きねんぶつ巨石記念物】 ドルメン・メンヒル・ストーン‐サークルなど大きな石を使った遺構の総称。この種の遺構をもつ文化を総称して巨石文化と呼ぶことがある。 ⇒きょ‐せき【巨石】

こ‐かい【巨海】🔗🔉

こ‐かい巨海】 おおうみ。大海。源平盛衰記18「―に漂流すといふも」

こ‐さい【巨細】🔗🔉

こ‐さい巨細】 ①大きいことと小さいこと。 ②大きいことも小さいこともすべて。委細。一部始終。義経記6「内裏へ―を申さではかなふまじ」 ⇒こさい‐の‐もの【巨細の者】

こさい‐の‐もの【巨細の者】🔗🔉

こさい‐の‐もの巨細の者】 委細を心得た人。義経記6「わらはもこの所の―にて候へば」 ⇒こ‐さい【巨細】

コジェ‐ド【巨済島】🔗🔉

コジェ‐ド巨済島】 (Kŏje-do)慶尚南道に属する韓国第2の島。面積389平方キロメートル。ブリ・タイ・イシモチ・イワシなどの漁業の中心地。日本では唐島と呼んだ。大規模な造船所がある。

こ‐すい【巨水】🔗🔉

こ‐すい巨水】 大海の水。大水。謡曲、白楽天「―漫々として碧浪天を浸し」

こせ【巨勢】🔗🔉

こせ巨勢】 姓氏の一つ。大和の古代豪族。高市郡巨勢郷(今、奈良県御所市古瀬)を本拠とする。武内宿祢の後裔と称す。許勢。 ⇒こせ‐の‐かなおか【巨勢金岡】

こせ‐の【巨勢野】🔗🔉

こせ‐の巨勢野】 奈良県の巨勢山の高市郡側の麓の野原。(歌枕)

こせ‐の‐かなおか【巨勢金岡】‥ヲカ🔗🔉

こせ‐の‐かなおか巨勢金岡‥ヲカ 平安前期の宮廷絵師。唐風の風景・風俗画を和様化する新様式を開き、画家の社会的位置を高めたとされる。895年(寛平7)までの事蹟が残るが、確かな作品は伝存しない。→巨勢派 ⇒こせ【巨勢】

こせ‐は【巨勢派】🔗🔉

こせ‐は巨勢派】 平安時代以降の絵師の家系。巨勢金岡を祖とし、日本流の風景・風俗画の形成に重要な役割を果たしたと思われるが、遺作は現存しない。→巨勢

こせ‐やま【巨勢山】🔗🔉

こせ‐やま巨勢山】 奈良県西部、御所ごせ市古瀬にある山。重阪へいさか川(曾我川の上流)の発源地。(歌枕)

こせん‐の‐さいしょう【巨川の済渉】‥セフ🔗🔉

こせん‐の‐さいしょう巨川の済渉‥セフ [書経説命上「若し巨川を済わたるときは、汝を用い舟楫と作さん」](「済渉」は渡る意)政治を行うこと。 ⇒こ‐せん【巨川】

こ‐やく【巨益】🔗🔉

こ‐やく巨益】 〔仏〕大きな利益。徒然草「称名を追福に修して―あるべし」

[漢]巨🔗🔉

 字形  筆順 〔匚(匸)部2画/5画/常用/2180・3570〕 [] 字形 〔工部2画/5画〕 〔音〕キョ(漢) コ(慣) 〔訓〕おおきい [意味] (なみはずれて)大きい。偉大。「巨大・巨人・巨匠・巨万・巨細こさい」 [解字] とってのついたさしがねを描いた象形文字。「矩」の原字。「巨」の「匚」は3画に数えるが、便宜上、この部に置いた。 [難読] 巨勢こせ・巨頭鯨ごんどうくじら

大辞林の検索結果 (49)

きょ-あく【巨悪】🔗🔉

きょ-あく [0][1] 【巨悪】 大きな悪。また,大悪人。「―に立ち向かう」

きょ-えき【巨益】🔗🔉

きょ-えき [0] 【巨益】 非常に大きな利益。巨利。

きょ-おく【巨億】🔗🔉

きょ-おく [1] 【巨億】 数量の非常に多いこと。「―の資本を投下する」 〔巨万よりも一段と意味が強い〕

きょ-かい【巨魁・渠魁】🔗🔉

きょ-かい ―クワイ [0] 【巨魁・渠魁】 (盗賊などの悪い仲間の)首領。「盗賊団の―」

きょかい-きゅう【巨蟹宮】🔗🔉

きょかい-きゅう 【巨蟹宮】 黄道十二宮の第四宮。蟹座(カニザ)に相当していたが,現在は歳差のため西方に移っている。約2000年前には,この星座に夏至点があった。

きょ-がく【巨額】🔗🔉

きょ-がく [0] 【巨額】 (名・形動)[文]ナリ 数量,特に金額が非常に多い・こと(さま)。「―の資金」

きょ-かん【巨漢】🔗🔉

きょ-かん [0] 【巨漢】 並はずれてからだの大きい男。大男。

きょ-かん【巨艦】🔗🔉

きょ-かん [0] 【巨艦】 非常に大きな軍艦。

きょ-がん【巨岩・巨巌】🔗🔉

きょ-がん [0] 【巨岩・巨巌】 大きないわ。「―怪石」

きょ-く【巨躯】🔗🔉

きょ-く [1] 【巨躯】 大きなからだ。巨体。

きょ-こん【巨根】🔗🔉

きょ-こん [0] 【巨根】 人並みはずれて大きい男根。

きょ-さい【巨細】🔗🔉

きょ-さい [0] 【巨細】 ⇒こさい(巨細)

きょ-ざい【巨材】🔗🔉

きょ-ざい [0] 【巨材】 (1)大きな材木。 (2)偉大な人材。偉才。

きょ-ざい【巨財】🔗🔉

きょ-ざい [0] 【巨財】 莫大(バクダイ)な財宝・財産。「―を築く」

きょさい-とう【巨済島】🔗🔉

きょさい-とう ―タウ 【巨済島】 朝鮮半島の南東端,鎮海湾にある島。韓国領。近海はイワシの好漁場。コジェ-ド。

きょ-し【巨資】🔗🔉

きょ-し [1] 【巨資】 巨額の資本。大資本。

きょ-しつ【巨室】🔗🔉

きょ-しつ [0] 【巨室】 (1)〔孟子(梁恵王下)〕 大きな部屋・家。 (2)〔孟子(離婁上)〕 代々主君に仕える権勢のある家。

きょし-てき【巨視的】🔗🔉

きょし-てき [0] 【巨視的】 (形動) 〔macroscopic〕 (1)対象とする系あるいは現象が,われわれの感覚によってとらえられ,また,普通の観測手段によって取り扱われる程度の空間的・時間的な広がりやエネルギーの大きさなどをもつさま。 (2)現象に対する視野が大きいさま。微細な個々の様相にこだわらず全体的な姿において現象をとらえるさま。マクロ的。 (3)物理系をその微細な内部構造(分子・原子)に立ち入らずに扱う立場。 ⇔微視的

きょしてき-ぶんせき【巨視的分析】🔗🔉

きょしてき-ぶんせき [5] 【巨視的分析】 ⇒マクロ分析

きょ-じゅ【巨儒】🔗🔉

きょ-じゅ [1] 【巨儒】 (1)すぐれた儒学者。大儒。 (2)学問や技術が深くすぐれている学者。大学者。碩学(セキガク)。

きょ-じゅ【巨樹】🔗🔉

きょ-じゅ [1] 【巨樹】 大きな樹木。巨大な立ち木。

きょ-じゅう【巨獣】🔗🔉

きょ-じゅう ―ジウ [0] 【巨獣】 大きなけだもの。巨大な動物。

きょ-しょう【巨匠】🔗🔉

きょ-しょう ―シヤウ [0] 【巨匠】 芸能・芸術などで非常にすぐれている人。大家。名匠。「ピアノの―」「現代の―」

きょ-しょう【巨商】🔗🔉

きょ-しょう ―シヤウ [0] 【巨商】 大商人。富商。豪商。

きょ-しょう【巨晶】🔗🔉

きょ-しょう ―シヤウ [0] 【巨晶】 鉱物の大きな結晶。

きょしょう-かこうがん【巨晶花崗岩】🔗🔉

きょしょう-かこうがん ―シヤウクワカウ― [5] 【巨晶花崗岩】 ⇒ペグマタイト

きょしょうとマルガリータ【巨匠と―】🔗🔉

きょしょうとマルガリータ キヨシヤウ― 【巨匠と―】 〔原題 (ロシア) Master i Margarita〕 ブルガーコフの長編小説。悪魔の跳梁するモスクワと,イエス-キリストの時代のエルサレムを融合させる,壮大な構想の幻想小説。

きょ-じん【巨人】🔗🔉

きょ-じん [0] 【巨人】 (1)神話・伝説などに出てくる,巨大な体をもつ人。大男。 (2)並はずれて大きい体をもつ人。大男。 (3)特別にすぐれた才能をもち,偉大な業績をあげた人。偉人。

きょじん-しょう【巨人症】🔗🔉

きょじん-しょう ―シヤウ [2][0] 【巨人症】 身長が正常値を超え,2メートル以上になる病気。発育期における脳下垂体前葉からの成長ホルモンの過剰分泌が原因。巨大症。

きょじん-でんせつ【巨人伝説】🔗🔉

きょじん-でんせつ [4] 【巨人伝説】 巨人にまつわる伝説。中国の盤古や,日本の大太法師(ダイダラボウシ)の伝説などはこの類。

きょ-せい【巨星】🔗🔉

きょ-せい [0] 【巨星】 (1)半径や絶対光度などが大きい恒星。すなわち,ヘルツシュプルング・ラッセル図上で,主系列星より上の方に位置する星。超巨星・輝巨星・巨星・準巨星などに分けられている。 ⇔矮星(ワイセイ) (2)偉大な人物。

こ-かい【巨海】🔗🔉

こ-かい 【巨海】 大海。きょかい。

こ-さい【巨細】🔗🔉

こ-さい [0] 【巨細】 (名・形動)[文]ナリ (1)大きいことと小さいこと。 (2)大きいことから小さいことまであるさま。委細。一部始終。きょさい。「―もらさず調査する」「飯でも喰ひながら裕然(ユツクリ)と―な話をしやう/社会百面相(魯庵)」

こさい-の-もの【巨細の者】🔗🔉

こさい-の-もの 【巨細の者】 委細を心得ている人。「妾(ワラワ)もこのところの―にて候へば/義経記 6」

こせ【巨勢】🔗🔉

こせ 【巨勢】 現在の奈良県御所(ゴセ)市古瀬のあたりの古地名。巨勢山(コセヤマ)があり,古代の巨勢氏の本拠地。

こせ【巨勢】🔗🔉

こせ 【巨勢】 姓氏の一。古代大和の豪族。武内宿禰の後裔と言われる。本拠は大和国高市郡巨勢郷,あるいは南葛城郡葛村古瀬かと言われる。 →巨勢派

こせ-の-かなおか【巨勢金岡】🔗🔉

こせ-の-かなおか ―カナヲカ 【巨勢金岡】 平安初期の宮廷画家。肖像画の名手として伝わる。画風は唐絵で,日本的な画題をも扱い「新様」と称されたという。金岡筆の確実な作品はない。生没年未詳。

こせ-の【巨勢野】🔗🔉

こせ-の 【巨勢野】 奈良県,巨勢山(コセヤマ)西麓の野。

こせ-は【巨勢派】🔗🔉

こせ-は 【巨勢派】 大和絵の一流派。巨勢金岡を祖とし室町末期まで続いた。平安時代には宮廷絵師として大和絵の基礎を築いたといわれ,鎌倉時代以後は興福寺絵所の絵師として活躍した。

こせ-やま【巨勢山】🔗🔉

こせ-やま 【巨勢山】 奈良県御所(ゴセ)市古瀬にある山。その西麓に巨勢野がある。

こ-やく【巨益】🔗🔉

こ-やく 【巨益】 「きょえき(巨益)」に同じ。「称名を追福に修して―あるべし/徒然 222」

きょかい【巨魁】(和英)🔗🔉

きょかい【巨魁】 a ringleader;→英和 a boss.→英和

きょがく【巨額】(和英)🔗🔉

きょがく【巨額】 a large amount;an enormous sum(金額).

きょかん【巨漢】(和英)🔗🔉

きょかん【巨漢】 a giant.→英和

きょく【巨躯】(和英)🔗🔉

きょく【巨躯】 a big[massive]figure.

きょしてき【巨視的な】(和英)🔗🔉

きょしてき【巨視的な】 macroscopic;all-inclusive.巨視的経済学 macroeconomics.

きょしょう【巨匠】(和英)🔗🔉

きょしょう【巨匠】 a great master.

きょじん【巨人】(和英)🔗🔉

きょじん【巨人】 a giant;→英和 a Titan.→英和

きょせい【巨星】(和英)🔗🔉

きょせい【巨星】 a giant star;[比喩的]a great man.〜墜(お)つ The bright light has disappeared.

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