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広辞苑の検索結果 (48)
じ【持】ヂ🔗⭐🔉
じ【持】ヂ
歌合・囲碁などで互いに優劣のないこと。あいこ。もちあい。宇津保物語初秋「この御文は今めきたる筋などのまさりたりけり。―なりと定められて」
じ・する【持する】ヂ‥🔗⭐🔉
じ・する【持する】ヂ‥
〔他サ変〕[文]持す(サ変)
①たもつ。もつ。「満を―・する」
②固く守る。「戒を―・する」
③つつしむ。「身を―・する」
せき【関】🔗⭐🔉
せき【関】
(「塞せく」の連用形から)
①さえぎり止めるもの。新千載和歌集恋「うき人の心の―にうちも寝で」
②水をせきとめるところ。→せき(堰)。
③関所。枕草子111「―は逢坂、須磨の―」
④関銭せきせんの略。日葡辞書「セキヲナ(済)ス」
⑤最上位の相撲取。せきとり。最手ほて。接尾語的に、しこ名につけて敬称とする。日本相撲鑑「今にすまふの長を―といひならはせり」。「双葉山―」
⑥(「持」とも書く)囲碁で、互いに攻め囲まれた一群の石が、どちらも眼め二つを持たないのに、双方手出しできないまま、互いに活いきている形。
もし【持】🔗⭐🔉
もし【持】
(上代東国方言)「持ち」の訛。万葉集20「白玉を手にとり―て」
もたせ【持たせ】🔗⭐🔉
もたせ【持たせ】
①もたせた物。贈物。手土産。おもたせ。狂言、船渡聟「某が―ぢやほどに汝よい時分に披露してくれい」
②もたせかけること。もたせかけるもの。「筆―」
③女の髪の結い方。銀杏髷いちょうまげにほぼ同じで、梳すき髪の一種。上方での呼び名。
④茸きのこの一種。木などに凭もたせかけたように生ずるもの。
⇒もたせ‐ぶり【持たせ振り】
もたせ‐か・ける【持たせ掛ける・凭せ掛ける】🔗⭐🔉
もたせ‐か・ける【持たせ掛ける・凭せ掛ける】
〔他下一〕[文]もたせか・く(下二)
よりかからせる。寄せかける。立てかける。狂言、河原新市「竹のさきに杉ばつけ、こしかけに―・けをく」。「はしごを壁に―・ける」
もたせ‐ぶり【持たせ振り】🔗⭐🔉
もたせ‐ぶり【持たせ振り】
思わせぶり。もったいぶり。浄瑠璃、ひらかな盛衰記「何が機嫌にいらぬやうめっきりと―」
⇒もたせ【持たせ】
もた・せる【持たせる】🔗⭐🔉
もた・せる【持たせる】
〔他下一〕[文]もた・す(下二)
①支えさせる。保たせる。「命を―・せる」
②(「凭せる」とも書く)立てかける。寄せかける。狂言、三本の柱「あの木の根へ―・せて持たう」
③持っていさせる。「自信を―・せる」
④相手に期待させる。遊子方言「ちとたまには―・せるも面白からうではないか」。「気を―・せる」
もた・り【持たり】🔗⭐🔉
もた・り【持たり】
〔他ラ変〕
持っている。伊勢物語「あてなる男―・りけり」
もち【持ち】🔗⭐🔉
もち【持ち】
①持つこと。
㋐所有すること。「―家」「―時間」「衣装―」
㋑負担すること。「費用はそっち―だ」
②品質や働きが長い時間変わらずにつづくこと。「―がよい」
③相場の上がるのを待つこと。
④歌合・囲碁・将棋などで、引分け。持じ。
⑤持太刀もちだちの略。
もち‐あ・う【持ち合う】‥アフ🔗⭐🔉
もち‐あ・う【持ち合う】‥アフ
〔自五〕
①ちょうど持ち合わせている。日葡辞書「モチヤウタニヨッテシン(進)ズル」
②双方がつり合いを保つ。
③(取引用語)値段または相場が持合いの状態にある。
もち‐あが・る【持ち上がる】🔗⭐🔉
もち‐あが・る【持ち上がる】
〔自五〕
①力が加わって上に上がる。「地面が―・る」
②降ってわいたように事が起こる。「大事件が―・る」「縁談が―・る」
③学級担任の教師が生徒の進級と共にその担任を続ける。「5年の担任が6年に―・る」
もち‐あ・げる【持ち上げる】🔗⭐🔉
もち‐あ・げる【持ち上げる】
〔他下一〕[文]もちあ・ぐ(下二)
①持って高く上げる。「俵を―・げる」
②ほめておだて上げる。「大いに―・げて仕事をさせる」
もち‐あつか・う【持ち扱う】‥アツカフ🔗⭐🔉
もち‐あつか・う【持ち扱う】‥アツカフ
〔他五〕
①あつかう。とりはからう。
②取扱いに困る。もてあます。保元物語(金刀比羅本)「十善の帝王に―・はれたてまつりて」。夏目漱石、門「泥棒も―・つたんでせう。それとも余り金にならないんで、已を得ず返して呉れた」
もち‐あら・す【持ち荒らす】🔗⭐🔉
もち‐あら・す【持ち荒らす】
〔他四〕
持っていて損じさせる。日葡辞書「イエ(家)ヲ、また、ウマヲモチアラス」
もち‐あわ・す【持ち合わす】‥アハス🔗⭐🔉
もち‐あわ・す【持ち合わす】‥アハス
[一]〔他五〕
(→)「持ち合わせる」に同じ。
[二]〔他下二〕
⇒もちあわせる(下一)
もち‐あわ・せる【持ち合わせる】‥アハセル🔗⭐🔉
もち‐あわ・せる【持ち合わせる】‥アハセル
〔他下一〕[文]もちあは・す(下二)
①ちょうど必要なものを持っている。「筆記具を―・せていない」
②(自分が今、手にさかずきを持っているとき)相手にさかずきをさすのにいう語。浮世草子、諸道聴耳世間猿「盃取上げて一つうけて―・せましたがあげませうか」
もち‐いえ【持ち家】‥イヘ🔗⭐🔉
もち‐いえ【持ち家】‥イヘ
所有している家。もちや。
もち‐いつ・く【持ち斎く】🔗⭐🔉
もち‐いつ・く【持ち斎く】
〔自四〕
神としてあがめる。古事記上「阿曇連あずみのむらじ等が祖神おやがみと―・く神なり」
もち‐うた【持ち歌・持ち唄】🔗⭐🔉
もち‐うた【持ち歌・持ち唄】
いつでも歌えるように持ち合わせている得意な歌曲。レパートリー。
もち‐おもり【持ち重り】🔗⭐🔉
もち‐おもり【持ち重り】
持っているうちに重さが増してくるように感ずること。歌舞伎、幼稚子敵討おさなごのかたきうち「わしも此背中が―がして、どふもならぬ」
もち‐かえり【持ち帰り】‥カヘリ🔗⭐🔉
もち‐かえり【持ち帰り】‥カヘリ
買った物を自分で持って帰ること。テイクアウト。
もち‐かえ・る【持ち帰る】‥カヘル🔗⭐🔉
もち‐かえ・る【持ち帰る】‥カヘル
〔他五〕
①品物を持って帰る。
②その場で解決できない問題などを、もとの部署に持って帰る。「―・って検討します」
もち‐か・える【持ち替える】‥カヘル🔗⭐🔉
もち‐か・える【持ち替える】‥カヘル
〔他下一〕[文]もちか・ふ(下二)
持ちなおす。持つ手をかえる。また、持っているものを別のものにかえる。「フォークを右手に―・える」「筆をペンに―・える」
もち‐か・ける【持ち掛ける】🔗⭐🔉
もち‐か・ける【持ち掛ける】
〔他下一〕[文]もちか・く(下二)
相談などを切り出す。誘いかける。「縁談を―・ける」「うまく―・けて承知させる」
もち‐き・る【持ち切る】🔗⭐🔉
もち‐き・る【持ち切る】
〔自五〕
①終りまで持ちつづける。保ちつづける。
②初めから終りまで同一の事物または状態で継続する。
もち‐こ・す【持ち越す】🔗⭐🔉
もち‐こ・す【持ち越す】
〔他五〕
①持って来る。
②持って次へ送る。残して次へ送る。「票決は次回に―・す」「結論を―・す」
③食物が消化せずに胃中にたまる。前夜の酒の酔いを翌日まで残す。
もち‐こた・える【持ち堪える】‥コタヘル🔗⭐🔉
もち‐こた・える【持ち堪える】‥コタヘル
〔他下一〕[文]もちこた・ふ(下二)
長く支え続ける。頑張って持続する。ふみこたえる。「事業を―・える」「病人が―・える」
もち‐こ・む【持ち込む】🔗⭐🔉
もち‐こ・む【持ち込む】
〔他五〕
貨物などを持って入れる。運び入れる。持って来る。ある状態にもっていく。転じて、事の処理をゆだねる。「相談ごとを―・む」「同点に―・む」
もち‐こら・える【持ち堪える】‥コラヘル🔗⭐🔉
もち‐こら・える【持ち堪える】‥コラヘル
〔他下一〕[文]もちこら・ふ(下二)
(→)「もちこたえる」に同じ。
もち‐さ・る【持ち去る】🔗⭐🔉
もち‐さ・る【持ち去る】
〔他五〕
物を持って他の場所へ行く。
もち‐じかん【持ち時間】🔗⭐🔉
もち‐じかん【持ち時間】
①囲碁・将棋の対局で、考えるために費やしてよいと許されている時間。「―を使い切る」
②講演・演説などで、割り当てられた時間。
もち‐だ・す【持ち出す】🔗⭐🔉
もち‐だ・す【持ち出す】
〔他五〕
①持って外へ出す。盗んだりだまって使ったりすることにもいう。「店の金を―・す」
②持ちはじめる。「疑念を―・す」
③話を人前に出す。訴え出る。「話を―・す」「法廷へ―・す」
④自腹を切って費用を出す。「支給されるより―・す方が多い」
○持ちつ持たれつもちつもたれつ🔗⭐🔉
○持ちつ持たれつもちつもたれつ
互いに助けたり助けられたりするさま。「世の中は―だ」
⇒も・つ【持つ】
もち‐て【以て】
(動詞モツ(持)の連用形に助詞テの付いたもの)…で。…によって。万葉集7「我が紐を妹が手―結八川ゆうやかわ」→もって→もて
もち‐てん【持ち点】
競技や賭事で、各参加者が事前に持っている点数。
もち‐どし【望年】
小正月のこと。
もち‐どり【黐鳥】
黐にかかった鳥。また、恩愛などにかかずらわって離れられないさまのたとえ。万葉集5「世の中はかくぞことわり―のかからはしもよ行方知らねば」
もち‐なお・す【持ち直す】‥ナホス
〔他五〕
①持ちかえる。持ち改める。「鞄を―・す」
②再び以前のような良い状態にかえる。「病状が―・す」「景気が―・す」
もち‐なか【餅中】
(→)「もちあわい(餅間)」に同じ。
もち‐な・す【持ち成す】
〔他四〕
持ち扱う。処置する。好色一代女5「身をぞんざいに―・し」
もち‐なわ【黐縄】‥ナハ
鳥を捕らえるために黐を塗りつけた縄。
もち‐に【持荷】
持っている荷物。持ち運ぶ荷物。後撰和歌集雑「数ならぬ身を―にて吉野山高き嘆を思ひこりぬる」
もち‐にげ【持逃げ】
他人の所有物を持って逃げること。「売上金を―する」
もち‐な・す【持ち成す】🔗⭐🔉
もち‐な・す【持ち成す】
〔他四〕
持ち扱う。処置する。好色一代女5「身をぞんざいに―・し」
もち‐はこ・ぶ【持ち運ぶ】🔗⭐🔉
もち‐はこ・ぶ【持ち運ぶ】
〔他五〕
持って他所へ運ぶ。運搬する。「本を箱に入れて―・ぶ」
もち‐ふだ【持ち札】🔗⭐🔉
もち‐ふだ【持ち札】
トランプや花札の手持ちの札。転じて、手元にあって必要なときに自由に使える手段。
もち‐ぶり【持ち振り】🔗⭐🔉
もち‐ぶり【持ち振り】
持った様子。狂言、八幡の前「一段と―がようおりやるよ」
もち‐ふる・す【持ち古す】🔗⭐🔉
もち‐ふる・す【持ち古す】
〔他五〕
持って古くする。使って古くする。狂言、武悪「―・しましたれ共、…是を進じます」
もち‐まえ【持ち前】‥マヘ🔗⭐🔉
もち‐まえ【持ち前】‥マヘ
①生れつきのもの。固有の性質。持料もちりょう。「―の明るさ」
②所有に属する部分。担当する部分。
もち‐まわ・る【持ち回る】‥マハル🔗⭐🔉
もち‐まわ・る【持ち回る】‥マハル
〔他五〕
あちこちへ持って歩く。「商品見本を―・る」「試案を―・って意見をきく」
○持ちも提げもならぬもちもさげもならぬ🔗⭐🔉
○持ちも提げもならぬもちもさげもならぬ
処置する方法がなくて苦しむさま。なすべき方法がない。
⇒も・つ【持つ】
もち‐もち
適度な弾力があること。「―した食感のパン」
もち‐もち【持ち持ち】
各自の持ち分。狂言、鍋八撥「そこが勝負の事でござるによつて、銘々の―でふれと仰せられい」
もちもち‐ぜっく【もちもち節供】
小正月のこと。
もち‐もの【持ち物】
①身につけて持っているもの。携えているもの。「―を調べる」
②所有に属するもの。「家は親の―だ」
もち‐や【持家・持屋】
所有している家。もちいえ。
もち‐や【餅屋】
餅をついて売る家。また、その人。
⇒餅屋は餅屋
もちゃ・げる【持ちゃげる】
〔他下一〕
モチアゲルの転。
もちゃそび【玩び・弄び】
モチアソビの転。誹風柳多留19「―に四五匹のこすどぢやう汁」
もち‐もち【持ち持ち】🔗⭐🔉
もち‐もち【持ち持ち】
各自の持ち分。狂言、鍋八撥「そこが勝負の事でござるによつて、銘々の―でふれと仰せられい」
もちゃ・げる【持ちゃげる】🔗⭐🔉
もちゃ・げる【持ちゃげる】
〔他下一〕
モチアゲルの転。
もち‐よ・る【持ち寄る】🔗⭐🔉
もち‐よ・る【持ち寄る】
〔自五〕
各自が持って寄り集まる。「材料を―・る」
もて‐もて【持て持て】🔗⭐🔉
もて‐もて【持て持て】
人気があってよい待遇を受けること。おおもて。「店で―の客」
[漢]持🔗⭐🔉
持 字形
筆順
〔手(扌)部6画/9画/教育/2793・3B7D〕
〔音〕ジ〈ヂ〉(呉) チ(漢)
〔訓〕もつ
[意味]
①手でもつ。身につける。もちこたえる。たもつ。「満を持する」(準備を十分にして待ちうける)「持参・持続・保持・扶持ふち」
②歌合わせや囲碁・将棋などで、無勝負。もち。ひきわけ。「持碁」
[解字]
形声。「手」+音符「寺」(=じっと止める)。手の中にじっと確保する意。
[下ツキ
維持・加持・挟持・矜持・行持・堅持・固持・護持・支持・住持・所持・念持・把持・扶持・捧持・保持
筆順
〔手(扌)部6画/9画/教育/2793・3B7D〕
〔音〕ジ〈ヂ〉(呉) チ(漢)
〔訓〕もつ
[意味]
①手でもつ。身につける。もちこたえる。たもつ。「満を持する」(準備を十分にして待ちうける)「持参・持続・保持・扶持ふち」
②歌合わせや囲碁・将棋などで、無勝負。もち。ひきわけ。「持碁」
[解字]
形声。「手」+音符「寺」(=じっと止める)。手の中にじっと確保する意。
[下ツキ
維持・加持・挟持・矜持・行持・堅持・固持・護持・支持・住持・所持・念持・把持・扶持・捧持・保持
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じ【持】🔗⭐🔉
じ ヂ [1] 【持】
碁や歌合・香合などで,互いに優劣の定めがたいこと。引きわけ。もちあい。もち。
じ・する【持する】🔗⭐🔉
じ・する ヂ― [2] 【持する】 (動サ変)[文]サ変 ぢ・す
(1)もつ。ある状態をたもつ。「彼等は活きた彫刻の様に己を―・して,…粛然と坐つてゐた/門(漱石)」
(2)固く守る。「各五戒を―・し仏の御名を念じ奉りて/今昔 5」
[慣用] 満を持す
もた・す【持たす・凭す】🔗⭐🔉
もた-せ【持たせ】🔗⭐🔉
もた-せ [3] 【持たせ】
(1)〔持たせる物,の意〕
贈り物。持って来た物。手みやげ。おもたせ。「これはお―でございます/渋江抽斎(鴎外)」
(2)もたせかけること。また,もたせかけるもの。「筆―」
(3)江戸時代,女性の銀杏髷(イチヨウマゲ)の上方での称。
もたせ-ぶり【持たせ振り】🔗⭐🔉
もたせ-ぶり [0] 【持たせ振り】
相手に気を持たせるようなそぶり。思わせぶり。「何が機嫌にいらぬやらめつきりと―/浄瑠璃・ひらかな盛衰記」
もた・せる【持たせる】🔗⭐🔉
もた・せる [3] 【持たせる】 (動サ下一)[文]サ下二 もた・す
(1)持つようにさせる。持ち運ばせる。「荷物を―・せる」「手紙を使いに―・せてやる」
(2)負担させる。「費用を相手に―・せる」
(3)変わらないようにする。保つ。「肉を冷蔵庫にいれて一週間―・せる」
(4)期待させる。「相手に気を―・せる」
[慣用] 気を―・花を―/間(マ)を持たす
もち【持ち】🔗⭐🔉
もち [2] 【持ち】
〔動詞「持つ」の連用形から〕
(1)品質などが変わらず,長く使えること。「―が良い」
(2)負担すること。受けもつこと。「費用は自分―」
(3)所有すること。「家―の娘」「主人―」
(4)碁・将棋・歌合(ウタアワセ)で,引き分けになること。持(ジ)。
(5)和船の船首尾の反りのこと。
もち-あつかい【持(ち)扱い】🔗⭐🔉
もち-あつかい ―アツカヒ [0] 【持(ち)扱い】
もちあつかうこと。「大きすぎて―に困る」
もち-あつか・う【持(ち)扱う】🔗⭐🔉
もち-あつか・う ―アツカフ [0][5] 【持(ち)扱う】 (動ワ五[ハ四])
(1)手で持って扱う。取り扱う。「はじめて―・つた三世相を懐中へ始末をすると/婦系図(鏡花)」
(2)取り扱いに困る。もてあます。「世話人は推返(オシカエ)されたる紙包を―・ひつつ/義血侠血(鏡花)」
もち-いえ【持(ち)家】🔗⭐🔉
もち-いえ ―イヘ [0][2] 【持(ち)家】
その人の所有する家。もちや。
もち-うた【持(ち)歌】🔗⭐🔉
もち-うた [0] 【持(ち)歌】
その人が歌いこなせる歌。レパートリー。「―の多い歌手」
もち-かえり【持(ち)帰り】🔗⭐🔉
もち-かえり ―カヘリ [0] 【持(ち)帰り】
持ち帰ること。また,その品物。テーク-アウト。「―の弁当」「―の贈答品」
もち-かえ・る【持(ち)帰る】🔗⭐🔉
もち-かえ・る ―カヘル [3][0] 【持(ち)帰る】 (動ラ五[四])
(1)(品物などを)持って帰る。「仕事を自宅に―・る」
(2)代表で出席した人が出された案や回答を検討するために,預かっていったん戻る。「この件は各委員会に―・って討議しよう」
[可能] もちかえれる
もち-か・ける【持(ち)掛ける】🔗⭐🔉
もち-か・ける [4][0] 【持(ち)掛ける】 (動カ下一)[文]カ下二 もちか・く
話を切り出してはたらきかける。「相談を―・ける」
もち-がね【持(ち)金】🔗⭐🔉
もち-がね [0] 【持(ち)金】
所持している金銭。
もち-かぶ【持(ち)株】🔗⭐🔉
もち-かぶ [0][2] 【持(ち)株】
自分で持っている株。「―を整理する」
もちかぶ-がいしゃ【持(ち)株会社】🔗⭐🔉
もちかぶ-がいしゃ ―グワイ― [5] 【持(ち)株会社】
他会社の株式を多数保有して,その事業活動を支配する会社。
もちかぶ-せいげん【持(ち)株制限】🔗⭐🔉
もちかぶ-せいげん [5] 【持(ち)株制限】
独占禁止法による他社株式の保有比率や額の制限。
もち-こし【持(ち)越し】🔗⭐🔉
もち-こし [0] 【持(ち)越し】
(1)もちこすこと。「事業は来年度に―になった」「前回から―の議題」
(2)腹中に滞っている,前日からの食物。また,二日酔い。「やれ―だの頭痛だのとぬかして/滑稽本・浮世風呂 3」
もち-こ・す【持(ち)越す】🔗⭐🔉
もち-こ・す [0][3] 【持(ち)越す】 (動サ五[四])
そのままの状態で次の段階や時期に送る。「結論を次回に―・す」
[可能] もちこせる
もち-こた・える【持ち堪える】🔗⭐🔉
もち-こた・える ―コタヘル [5][0] 【持ち堪える】 (動ア下一)[文]ハ下二 もちこた・ふ
悪い状態に負けないでいる。ささえ続ける。もちこらえる。「病人が―・える」「敵の猛攻を―・える」
もち-ごま【持ち駒】🔗⭐🔉
もち-ごま [0] 【持ち駒】
(1)将棋で,相手から取って手元にあり,いつでも使える駒。
(2)手元にあって,必要に応じていつでも使える人や物。「豊富な―を駆使する」
もち-さ・る【持(ち)去る】🔗⭐🔉
もち-さ・る [3][0] 【持(ち)去る】 (動ラ五[四])
物を勝手に持って行ってしまう。「重要書類を―・る」
もちつ-もたれつ【持ちつ持たれつ】🔗⭐🔉
もちつ-もたれつ 【持ちつ持たれつ】 (連語)
⇒「持つ」の句項目
もち-はこび【持(ち)運び】🔗⭐🔉
もち-はこび [0] 【持(ち)運び】
もちはこぶこと。運搬。「―に便利がいい」
もち-はこ・ぶ【持(ち)運ぶ】🔗⭐🔉
もち-はこ・ぶ [4][0] 【持(ち)運ぶ】 (動バ五[四])
物を持って,他の場所へ移す。運搬する。「荷物を―・ぶ」
[可能] もちはこべる
もち-まる【持(ち)丸】🔗⭐🔉
もち-まる [0] 【持(ち)丸】
〔「丸」は金銭の意〕
金銭を多く所有すること。また,その人。金持ち。「―長者」
もち-まわり【持(ち)回り】🔗⭐🔉
もち-まわり ―マハリ [0] 【持(ち)回り】
(1)一つの物事を関係者の間で順次わたしていくこと。「―で全役員の賛同を得た」
(2)役目などを関係者の間で順送りにすること。「町内会の組長は―とする」
もちまわり-かくぎ【持ち回り閣議】🔗⭐🔉
もちまわり-かくぎ ―マハリ― [6] 【持ち回り閣議】
各国務大臣出席の閣議を開かず,閣議事項を各大臣に回して,閣議決定を得る方法。
もち-まわ・る【持(ち)回る】🔗⭐🔉
もち-まわ・る ―マハル [0][4] 【持(ち)回る】 (動ラ五[四])
(1)一つの物を持って次から次へと回る。「新製品を小売店に―・って売り込む」
(2)関係者の間を次から次へと回す。「議案を―・る」
[可能] もちまわれる
もち-や【持(ち)家】🔗⭐🔉
もち-や [0][2] 【持(ち)家】
所有している家。もちいえ。
もち-より【持(ち)寄り】🔗⭐🔉
もち-より [0] 【持(ち)寄り】
持ち寄ること。「料理―の宴会」
もち-よ・る【持(ち)寄る】🔗⭐🔉
もち-よ・る [0][3] 【持(ち)寄る】 (動ラ五[四])
各自が持って,寄り集まる。「材料を―・って料理する」
[可能] もちよれる
もち-わざ【持(ち)技】🔗⭐🔉
もち-わざ [0] 【持(ち)技】
得意とする技。得意技。
持ちつ持たれつ🔗⭐🔉
持ちつ持たれつ
互いに依存し合い助け合うことによって,両者とも存続するさま。
持ちも提(サ)げもならない🔗⭐🔉
持ちも提(サ)げもならない
何とも処理の方法がない。
じする【持する】(和英)🔗⭐🔉
もち【持ちが良い】(和英)🔗⭐🔉
もち【持ちが良い】
wear well;be durable.自分〜で at one's own expense.女〜の ladies';for ladies.
もちかえる【持ち換える】(和英)🔗⭐🔉
もちかえる【持ち換える】
passfrom one hand to the other.→英和
もちかえる【持ち帰る】(和英)🔗⭐🔉
もちかえる【持ち帰る】
bring[take]home[back];take out.持帰り食品<米>a takeout;→英和
<英>a takeaway.→英和
もちこす【持ち越す】(和英)🔗⭐🔉
もちこす【持ち越す】
carryover.
もちこたえる【持ち堪える】(和英)🔗⭐🔉
もちこたえる【持ち堪える】
hold out;endure.→英和
もちさる【持ち去る】(和英)🔗⭐🔉
もちさる【持ち去る】
take[carry]away.
もちつもたれつ【持ちつ持たれつ】(和英)🔗⭐🔉
もちつもたれつ【持ちつ持たれつ】
give-and-take.〜である live and let live.
もちまわる【持ち回る】(和英)🔗⭐🔉
もちまわる【持ち回る】
take round;carryabout.
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