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広辞苑の検索結果 (38)

こ‐よみ【暦】🔗🔉

こ‐よみ】 (日読かよみの意)一年中の月・日・曜日、祝祭日、季節、日出・日没、月の満ち欠け、日食・月食、また主要な故事・行事などを日を追って記載したもの。カレンダー。「―の上では春だ」→太陰暦→太陽暦⇒こよみ‐うり【暦売り】 ⇒こよみ‐こもん【暦小紋】 ⇒こよみ‐で【暦手】 ⇒こよみ‐の‐そう【暦の奏】 ⇒こよみ‐の‐ちゅうだん【暦の中段】 ⇒こよみ‐の‐はかせ【暦の博士】 ⇒こよみ‐ばり【暦貼り】

こよみ‐うり【暦売り】🔗🔉

こよみ‐うり暦売り】 歳末に、来年の暦を売ること。また、その人。〈[季]冬〉 ⇒こ‐よみ【暦】

こよみ‐こもん【暦小紋】🔗🔉

こよみ‐こもん暦小紋】 暦の表をかたどった小紋。元禄(1688〜1704)の頃流行。 ⇒こ‐よみ【暦】

こよみ‐の‐ちゅうだん【暦の中段】🔗🔉

こよみ‐の‐ちゅうだん暦の中段】 (旧暦の中段に記載するからいう)(→)十二直じゅうにちょくに同じ。 ⇒こ‐よみ【暦】

こよみ‐の‐はかせ【暦の博士】🔗🔉

こよみ‐の‐はかせ暦の博士⇒れきはかせ(暦博士)。源氏物語宿木「―の選び申して侍らむ日をうけたまはりて」 ⇒こ‐よみ【暦】

こよみ‐ばり【暦貼り】🔗🔉

こよみ‐ばり暦貼り】 古い暦をほぐして屏風などに貼ったもの。好色一代女6「奥の一間をかたよせて、―の勝手屏風を引き立て」 ⇒こ‐よみ【暦】

りゃくおう【暦応】🔗🔉

りゃくおう暦応】 (レキオウとも)[帝王代記]南北朝時代の北朝、光明こうみょう天皇朝の年号。建武5年8月28日(1338年10月11日)改元、暦応5年4月27日(1342年6月1日)康永に改元。

りゃくにん【暦仁】🔗🔉

りゃくにん暦仁】 (レキニンとも)[隋書音楽志]鎌倉中期、四条天皇朝の年号。嘉禎4年11月23日(1238年12月30日)改元、暦仁2年2月7日(1239年3月13日)延応に改元。

れき【暦】🔗🔉

れき】 こよみ。

れき‐うん【暦運】🔗🔉

れき‐うん暦運】 日月星辰の運行。

れきおう【暦応】🔗🔉

れきおう暦応】 (年号) ⇒りゃくおう

れき‐か【暦家】🔗🔉

れき‐か暦家】 暦術に精通している人。

れき‐がく【暦学】🔗🔉

れき‐がく暦学】 天体の運行や暦術に関する学問。暦道。

れき‐し【暦師】🔗🔉

れき‐し暦師】 こよみを作る人。

れき‐じつ【暦日】🔗🔉

れき‐じつ暦日】 ①こよみ。 ②こよみで定めてある日。 ③年月。月日。 ④こよみの上での1日。午前零時から翌日の午前零時まで。

れき‐しゃ【暦者】🔗🔉

れき‐しゃ暦者】 こよみを作る人。暦師。〈日葡辞書〉

れき‐じゅつ【暦術】🔗🔉

れき‐じゅつ暦術】 日月の運行を測って、こよみを作る術。

れき‐しょ【暦書】🔗🔉

れき‐しょ暦書】 暦学に関する本。また、こよみ。暦本。

れき‐しょう【暦象】‥シヤウ🔗🔉

れき‐しょう暦象‥シヤウ ①こよみによって天体の運行を推算すること。 ②日月星辰の象かたち。天体現象。

れきしょうしんしょ【暦象新書】‥シヤウ‥🔗🔉

れきしょうしんしょ暦象新書‥シヤウ‥ 志筑しづき忠雄訳著の天文物理学書。3編6巻付録1巻。1798〜1802年(寛政10〜享和2)成立。イギリスのケイル(John Keil1671〜1721)のニュートン力学解説書(1725年刊)のオランダ語抄訳に自説を付す。地動説や万有引力の法則を日本で最初に紹介。

れき‐すいさん‐がく【暦推算学】🔗🔉

れき‐すいさん‐がく暦推算学】 太陽系に属する天体の天球上における位置・運動を予報する学問。編暦学。

れき‐すう【暦数・歴数】🔗🔉

れき‐すう暦数・歴数】 ①日月運行の度数を測って、こよみを作る方法。 ②自然にめぐって来る運命。めぐりあわせ。命数。 ③年代。年数。太平記11「―すでに百六十余年に及びぬれば」

れき‐せい【暦生】🔗🔉

れき‐せい暦生】 陰陽おんよう寮で、暦道を学ぶ学生がくしょう

れき‐ちゅう【暦注】🔗🔉

れき‐ちゅう暦注】 暦本に記入される事項。天象・七曜・干支・朔望・潮汐・二十四節気などのほか、中段と呼ばれる十二直じゅうにちょく、下段に記される吉凶の選日、二十八宿・九星・六輝・雑節など。

れき‐どう【暦道】‥ダウ🔗🔉

れき‐どう暦道‥ダウ ①暦術・暦数に関する学。また、その学にたずさわる人。 ②特に陰陽おんよう寮の学科の一つ。暦法と漏刻の学をおさめた。

れきにん【暦仁】🔗🔉

れきにん暦仁】 (年号) ⇒りゃくにん

れき‐ねん【暦年】🔗🔉

れき‐ねん暦年】 ①こよみに定めた1年。太陽暦で、平年は365日、閏年は366日。 ②年月。歳月。

れき‐ねんれい【暦年齢】🔗🔉

れき‐ねんれい暦年齢(→)生活年齢に同じ。

れき‐はかせ【暦博士】🔗🔉

れき‐はかせ暦博士】 律令制で、陰陽おんよう寮に属し、こよみを作り、暦生に暦道を教えた教官。こよみのはかせ。

れき‐ひょう【暦表】‥ヘウ🔗🔉

れき‐ひょう暦表‥ヘウ 将来起こるべき天体現象の日時を推算予報した表。天文観測用の天体暦、遠洋航海用の航海暦など。 ⇒れきひょう‐じ【暦表時】

れきひょう‐じ【暦表時】‥ヘウ‥🔗🔉

れきひょう‐じ暦表時‥ヘウ‥ 平均時を修正して、その一様性を高めた時系。天文時のうち最も精密な時間の単位で、研究用に用いる。1956年に定められた。 ⇒れき‐ひょう【暦表】

れき‐ほう【暦法】‥ハフ🔗🔉

れき‐ほう暦法‥ハフ こよみに関する法則。こよみを作る法。 暦法(日本で行われた暦法) 元嘉暦 儀鳳暦 大衍暦 五紀暦 宣明暦 貞享暦 宝暦暦 寛政暦 天保暦 グレゴリウス暦

れき‐ほん【暦本】🔗🔉

れき‐ほん暦本】 こよみに関する書物。また、こよみ。欽明紀「卜書―…付送たてまつれ」

れき‐めい【暦命】🔗🔉

れき‐めい暦命】 暦数と天命。運命。

[漢]暦🔗🔉

 〔厂部12画〕 ⇒日部

[漢]暦🔗🔉

 字形  筆順 〔日(曰)部10画/14画/常用/4681・4E71〕 [] 字形 〔日(曰)部12画/16画〕 〔音〕レキ(漢) リャク(呉) 〔訓〕こよみ [意味] ①こよみ。カレンダー。「暦法・陰暦・太陽暦・還暦」 ②日・月・星の運行。「暦象・暦数」 [解字] 形声。音符「」(=小屋の中に稲を並べる。転じて、順序よく並べる)+「日」。日を順序よく配列する意。 [下ツキ 陰暦・回暦・改暦・還暦・旧暦・新暦・西暦・陽暦・略本暦

大辞林の検索結果 (33)

こ-よみ【暦】🔗🔉

こ-よみ [3][0] 【暦】 〔「日読(カヨミ)」の転か〕 (1)時の流れを年・月・週・日などを単位として区切った体系。暦法。 (2)一年間の月日・七曜・祝祭日・干支(エト)・月齢・日の吉凶などを日を追って記したもの。カレンダー。

こよみ-うり【暦売り】🔗🔉

こよみ-うり [3] 【暦売り】 歳末,来年の暦を売る・こと(人)。[季]冬。

こよみ-こもん【暦小紋】🔗🔉

こよみ-こもん [4][5] 【暦小紋】 江戸時代の民間の暦の装飾模様に似せた小紋。元禄(1688-1704)頃に流行した。

こよみ-で【暦手】🔗🔉

こよみ-で [0] 【暦手】 高麗茶碗(コウライヂヤワン)のうち,三島手(ミシマデ)の一。模様が三島暦の仮名文字に似ているからといわれる。

こよみ-の-そう【暦の奏】🔗🔉

こよみ-の-そう 【暦の奏】 ⇒御暦(ゴリヤク)の奏(ソウ)

こよみ-の-ちゅうだん【暦の中段】🔗🔉

こよみ-の-ちゅうだん 【暦の中段】 室町・江戸時代の仮名暦の,真ん中の段に記された暦注。 →十二直(ジユウニチヨク)

こよみ-の-はかせ【暦の博士】🔗🔉

こよみ-の-はかせ 【暦の博士】 (1)奈良・平安時代,中務省陰陽寮に属し,暦を作り,暦生に暦道を教授した学者。れきはかせ。 (2)陰陽師。

こよみ-ばり【暦貼り】🔗🔉

こよみ-ばり [0] 【暦貼り】 古い暦を襖(フスマ)や屏風(ビヨウブ)に貼ること。また,古暦を貼ってあるもの。

りゃくおう【暦応】🔗🔉

りゃくおう 【暦応】 北朝の年号(1338.8.28-1342.4.27)。建武の後,康永の前。光明(コウミヨウ)天皇の代。れきおう。

りゃくにん【暦仁】🔗🔉

りゃくにん 【暦仁】 年号(1238.11.23-1239.2.7)。嘉禎の後,延応の前。四条天皇の代。

れき【暦】🔗🔉

れき [1] 【暦】 (1)こよみ。 (2)天体の位置や天体の現象の毎日の値を記したもの。天体暦。

れきおう【暦応】🔗🔉

れきおう 【暦応】 ⇒りゃくおう(暦応)

れき-か【暦家】🔗🔉

れき-か [1] 【暦家】 暦法に精通している人。天文学者。

れき-がく【暦学】🔗🔉

れき-がく [2] 【暦学】 日・月など天体の運行を観測し,暦を作る学問。

れき-かん【暦官】🔗🔉

れき-かん ―クワン [0] 【暦官】 暦のことをつかさどる役人。暦正。

れき-げん【暦元】🔗🔉

れき-げん [0] 【暦元】 ある暦法によって暦日を計算し始める最初の日。

れき-さん【暦算】🔗🔉

れき-さん [0] 【暦算】 暦学と算術。暦に関する計算。

れき-じつ【暦日・歴日】🔗🔉

れき-じつ [0] 【暦日・歴日】 (1)月日の経過。歴日。「山中―なし」 (2)こよみ。 (3)ある暦法によって定められた,こよみの上での一日。

れき-じゅつ【暦術】🔗🔉

れき-じゅつ [2][0] 【暦術】 太陽・月・星などの動きを測って,暦をつくる方法。暦法。

れき-しょ【暦書】🔗🔉

れき-しょ [1][0] 【暦書】 暦学に関する本。また,こよみ。

れき-しょう【暦象】🔗🔉

れき-しょう ―シヤウ [0] 【暦象】 (1)暦{(2)}に記された天体の運行の様子。 (2)こよみにより天体の運行現象をおしはかること。

れき-すう【暦数】🔗🔉

れき-すう [0][3] 【暦数】 (1)自然にめぐって来る運命。めぐりあわせ。 (2)年代。年数。「―已に百六十余年に及びぬれば/太平記 11」 (3)天体の運行を基にこよみを作り出す方法。

れき-せい【暦生】🔗🔉

れき-せい [0] 【暦生】 律令制で,陰陽寮(オンヨウリヨウ)に属し,暦博士に従って暦法を学ぶ学生。れきしょう。

れき-ちゅう【暦注】🔗🔉

れき-ちゅう [0] 【暦注】 古暦で,日付など暦の本体の下に,二段に分けて記される注記事項。中段には十二直,下段にはさまざまな日の吉凶に関する事項が書かれる。

れき-どう【暦道】🔗🔉

れき-どう ―ダウ [2][0] 【暦道】 (1)暦術・暦数に関する学問。また,その学に携わっている人。 (2)陰陽寮(オンヨウリヨウ)の学科の一。暦法を暦生に教授し,別に漏刻の学を付属させた。後世,賀茂氏が世襲。

れき-ねん【暦年】🔗🔉

れき-ねん [0] 【暦年】 (1)暦で定めた一年。現行の太陽暦の一年は平年三六五日,閏年(ウルウドシ)三六六日。 (2)年月。歳月。

れき-ねんれい【暦年齢】🔗🔉

れき-ねんれい [3] 【暦年齢】 生まれた日を起点として,こよみの上で数えた年齢。満年齢と数え年がある。生活年齢。

れき-はかせ【暦博士】🔗🔉

れき-はかせ [3] 【暦博士】 ⇒こよみのはかせ(暦博士)

れきひょう-じ【暦表時】🔗🔉

れきひょう-じ レキヘウ― [3] 【暦表時】 ニューカムが発表した太陽の黄道上の運動の理論式から定義された時刻。天文学的に決定される時刻としては,最も一様性がある。1956年から67年まで,暦表時の秒を時間の単位に採用。

れき-ほう【暦法】🔗🔉

れき-ほう ―ハフ [0] 【暦法】 太陽・月・星など天体の動きによって暦を作る方法。また,暦に関する法則。

れき-ほん【暦本】🔗🔉

れき-ほん [0] 【暦本】 こよみに関する本。また,こよみ。

こよみ【暦】(和英)🔗🔉

こよみ【暦】 a calendar;→英和 an almanac (本).→英和

れきねん【暦年】(和英)🔗🔉

れきねん【暦年】 a calendar[civil]year.

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