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広辞苑の検索結果 (49)

あき‐つ‐かみ【現つ神】🔗🔉

あき‐つ‐かみ現つ神】 人の姿を備えた神。天皇を尊んでいう。あらひとがみ。万葉集6「―わごおほきみの」

あら【現】🔗🔉

あら】 〔接頭〕 「世に現れている」「目に見えている」「現在ある」などの意を表す。「―人神」

あらわ・す【表す・現す・顕す・著す】アラハス🔗🔉

あらわ・す表す・現す・顕す・著すアラハス 〔他五〕 ①形・ようすなどを表に出して示す。特に、神仏が霊験などを示す。万葉集18「遠き世にかかりしことをわが御世に―・してあれば」。「姿を―・す」「本性を―・す」 ②考え・意思・感情などをことばなどで表現する。万葉集5「玉島のこの川上に家はあれど君を恥やさしみ―・さずありき」。平家物語1「娑羅双樹の花の色、盛者じょうしゃ必衰のことわりを―・す」。「承諾の意を―・す」「怒りを全身で―・す」「赤色は情熱を―・す」 ③《著》書物を書いて世に出す。浮世風呂2「さきに―・す男湯の浮世風呂、一篇入つた大入り」。「数々の名作を―・す」 ④《顕》広く世界に知らせる。知れわたらせる。「世に名を―・す」 ◇「表」は内面にあるものを外に示したり、事物を象徴したりする場合、「現」は隠れていたものが姿を見せる場合に使うことが多い。

あらわれ【現れ・顕れ・表れ】アラハレ🔗🔉

あらわれ現れ・顕れ・表れアラハレ あらわれること。あらわれたもの。「感謝の―」

あらわ・れる【現れる・顕れる・表れる】アラハレル🔗🔉

あらわ・れる現れる・顕れる・表れるアラハレル 〔自下一〕[文]あらは・る(下二) ①隠れていたものごとや今までなかったものが、はっきり表面に出る。特に、神仏が示現する。万葉集7「埋木の―・るましじきことにあらなくに」。宇津保物語俊蔭「俊蔭が仕うまつる本尊―・れ給へ」。大鏡道長「極楽浄土のあらたに―・れいで給ふべきために」。「遅れて―・れる」「真価が―・れる」 ②隠していたものごとが人に知れる。発覚する。露顕する。持統紀「謀反みかどかたぶけむとして―・れぬ」。「隠すより―・れるがはやい」「悪事が―・れる」 ③考え・意思などがはっきりと出る。「闘志が全身に―・れる」「喜びが文面に―・れる」

うち‐の‐かぎり【現の限り】🔗🔉

うち‐の‐かぎり現の限り】 (「うち」は現世の意)生きている限り。万葉集5「たまきはる―は平らけく安くもあらむを」

うつ・し【現し・顕し】(形シク)🔗🔉

うつ・し現し・顕し】 〔形シク〕 ①現実にある。現に生きている。古事記「―・しき青人草」 ②意識がたしかである。正気である。万葉集15「おくれ居て君に恋ひつつ―・しけめやも」

うつし‐ごころ【現し心】🔗🔉

うつし‐ごころ現し心】 明らかに目ざめている心。正気。万葉集11「健男ますらおの―も我はなし」 ⇒うつし【現し】

うつし‐ごと【現し事】🔗🔉

うつし‐ごと現し事】 正気ですること。意識してすること。とりかへばや「年ごろの御有様は―とやおぼしつる」 ⇒うつし【現し】

うつし‐ざま【現し様】🔗🔉

うつし‐ざま現し様】 ①気のたしかな有様。正気のさま。源氏物語賢木「み心皆乱れて―にもあらず」 ②平気な様子。いつもと変わらぬさま。源氏物語須磨「おほやけにかしこまりなる人の―にて世の中にあり経るは」 ⇒うつし【現し】

うつし‐びと【現し人】🔗🔉

うつし‐びと現し人】 ①(死者に対し)この世に生きている人。源氏物語若菜下「―にてだにむくつけかりし人」 ②(出家に対し)普通の人。在俗の人。 ⇒うつし【現し】

うつし‐まこ【現し真子】🔗🔉

うつし‐まこ現し真子】 真実の子。万葉集19「鶯の―かも」 ⇒うつし【現し】

うつし‐み【現し身】🔗🔉

うつし‐み現し身】 現世の人の身。生きている身。(近世以後の語) ⇒うつし【現し】

うつつ【現】🔗🔉

うつつ】 (ウツウツの約か) ①(死んだ状態に対して)生きている状態。更級日記「―にありしさまにてありと見て」 ②(夢に対して)目が覚めている状態。現実。伊勢物語「君や来し我や行きけむ思ほえず夢か―か寝てか覚めてか」。天草本平家物語「俊寛はその時やうやうと―であると思ひさだめて」 ③気が確かな状態。正気なさま。枕草子99「―の人の乗りたるとなむ更にみえぬ」。「―に返る」 ④(「夢うつつ」と続けていうところから誤り用いて)心がうつらうつらとして正気でないこと。夢心地。また、その状態の人。好色五人女1「魂身の内を離れ、清十郎が懐に入り、我は―が物言ふごとく」 ⇒うつつ‐がお【現顔】 ⇒うつつ‐ごころ【現心】 ⇒うつつ‐ぜめ【現責め】 ⇒うつつ‐の‐やみ【現の闇】 ⇒うつつ‐の‐ゆめ【現の夢】 ⇒現を抜かす

うつつ‐がお【現顔】‥ガホ🔗🔉

うつつ‐がお現顔‥ガホ (目がさめて)おきている状態・顔つき。新勅撰和歌集「契りしも見しも昔の夢ながら―にも濡るる袖かな」 ⇒うつつ【現】

うつつ‐の‐やみ【現の闇】🔗🔉

うつつ‐の‐やみ現の闇】 真実がおおわれている、闇のような現実の世。無明むみょうの闇におおわれた生活をいう。新拾遺和歌集哀傷「世の中の―に見る夢の驚くほどは寝てかさめてか」 ⇒うつつ【現】

うつつ‐の‐ゆめ【現の夢】🔗🔉

うつつ‐の‐ゆめ現の夢】 この世の現実が夢のようにはかないこと。また、逢ってすぐに別れることを夢のはかないことにたとえていう語。続後撰和歌集「逢ふと見てさめにしよりもはかなきは―の名残なりけり」 ⇒うつつ【現】 ○現を抜かすうつつをぬかす 心を奪われる。夢中になる。「芸事に―」 ⇒うつつ【現】

○現を抜かすうつつをぬかす🔗🔉

○現を抜かすうつつをぬかす 心を奪われる。夢中になる。「芸事に―」 ⇒うつつ【現】 うっ‐て討手】 (ウチテの音便)賊軍・罪人などを滅ぼしたり捕らえたりするために遣わされる人。おって。保元物語「京都より―下らば」 うつ‐て打つ手】 とるべき手段。施すべき方法。「―がない」

おつつ【現】ヲツツ🔗🔉

おつつヲツツ (→)「うつつ」に同じ。万葉集5「今の―に尊きろかむ」

げん【現】🔗🔉

げん】 ①〔仏〕現世または現在の略。「―当」 ②今この世にあること。まのあたりにあること。実際にあること。狂言、墨塗「―のしようこを只今見せう」。「―に存在している」 ③(名詞の上に付けて)現在の。

げん‐いん【現員】‥ヰン🔗🔉

げん‐いん現員‥ヰン 現在の人員。現在員。

げん‐か【現下】🔗🔉

げん‐か現下】 ただいま。目下。現今。「―の情勢」

げん‐か【現価】🔗🔉

げん‐か現価】 ①現在のねだん。時の相場。時価。 ②将来の一定の時期に受領または支払のなされる金額の現在における価値。受領または支払の名目金額を一定の利子率で割り引くことによって計算する。現在価値。割引現在価値。

げん‐か【現果】‥クワ🔗🔉

げん‐か現果‥クワ 〔仏〕過去の業因ごういんによって現世に受ける果報。

げん‐かぶ【現株】🔗🔉

げん‐かぶ現株】 (取引用語)現物の株式。実物の株式。実株。↔空株くうかぶ

げん‐かん【現官】‥クワン🔗🔉

げん‐かん現官‥クワン 現在ついている官職。

げん‐きどく【現奇特・験奇特】🔗🔉

げん‐きどく現奇特・験奇特】 眼前に現れるふしぎなしるし。狂言、宝の槌「目の前に―のある宝を」

げん‐きょう【現況】‥キヤウ🔗🔉

げん‐きょう現況‥キヤウ 現在のありさま。現状。「企業の―」

げん‐ぎょう【現業】‥ゲフ🔗🔉

げん‐ぎょう現業‥ゲフ 管理的な事務でなく、実地の業務。官署・工場などにおける現場げんばの業務。「―労働者」 ⇒げんぎょう‐ちょう【現業庁】

げんぎょう‐ちょう【現業庁】‥ゲフチヤウ🔗🔉

げんぎょう‐ちょう現業庁‥ゲフチヤウ 現業をつかさどる行政機関。郵便局・印刷局・造幣局等が民営化・独立行政法人化されて現在では林野庁のみが残る。現業官庁。現庁。→三公社五現業 ⇒げん‐ぎょう【現業】

げん‐きん【現金】🔗🔉

げん‐きん現金】 ①現にその場にある金銭。ありがね。げんなま。 ②通用の貨幣。銀行券と補助貨幣。「―に換える」 ③簿記で、通貨のほか、他人振出の小切手・送金小切手・送金為替手形・郵便為替証書など、ただちに通貨に引き換えることのできる通貨代用証券。 ④即座の金銭授受。「―売買」 ⑤利害関係によって、その態度・主張をかえること。「―な人」 ⇒げんきん‐あきない【現金商い】 ⇒げんきん‐かきとめ【現金書留】 ⇒げんきん‐かんじょう【現金勘定】 ⇒げんきん‐じどう‐あずけばらいき【現金自動預払機】 ⇒げんきん‐じどう‐しはらいき【現金自動支払機】 ⇒げんきん‐しゅぎ【現金主義】 ⇒げんきん‐すいとうちょう【現金出納帳】 ⇒げんきん‐とりひき【現金取引】 ⇒げんきん‐わりびき【現金割引】 ⇒現金掛値なし

げんきん‐あきない【現金商い】‥アキナヒ🔗🔉

げんきん‐あきない現金商い‥アキナヒ 現金と引換えに商品を売り買いすること。↔掛け商い。 ⇒げん‐きん【現金】

げんきん‐かきとめ【現金書留】🔗🔉

げんきん‐かきとめ現金書留】 書留郵便の一種。現金を所定の現金封筒に入れて郵送するもの。 ⇒げん‐きん【現金】 ○現金掛値なしげんきんかけねなし 掛売をせず現金取引をするかわりに、売価を正しくして掛値をしない販売法。元禄(1688〜1704)頃、江戸の呉服店三井越後屋で始めたといい、節季勘定を普通とした当時として画期的であった。 ⇒げん‐きん【現金】

○現金掛値なしげんきんかけねなし🔗🔉

○現金掛値なしげんきんかけねなし 掛売をせず現金取引をするかわりに、売価を正しくして掛値をしない販売法。元禄(1688〜1704)頃、江戸の呉服店三井越後屋で始めたといい、節季勘定を普通とした当時として画期的であった。 ⇒げん‐きん【現金】 げんきん‐かんじょう現金勘定‥ヂヤウ 簿記で、現金の収支を記録し、手元の有高ありだかとの照合によって現金を管理する勘定。金銀勘定。 ⇒げん‐きん【現金】 げんきん‐じどう‐あずけばらいき現金自動預払機‥アヅケバラヒ‥ (→)ATM2に同じ。 ⇒げん‐きん【現金】 げんきん‐じどう‐しはらいき現金自動支払機‥ハラヒ‥ (cash dispenser)キャッシュ‐カードを使って預貯金を引き出すことのできる機械。CD →ATM2⇒げん‐きん【現金】 げんきん‐しゅぎ現金主義】 (cash basis)収益・費用を現金の受払い時点で見る会計上の原則。簡易なため個人商店などで多く利用される。 ⇒げん‐きん【現金】 げんきん‐すいとうちょう現金出納帳‥タフチヤウ 簿記で、現金の収入と支出の明細を発生順に記入する帳簿。金銭出納帳。 ⇒げん‐きん【現金】 げんきん‐とりひき現金取引】 商品の受渡しと同時に金銭の授受を行う取引。↔掛取引。 ⇒げん‐きん【現金】 げんきん‐わりびき現金割引】 現金支払期限以前に買手が即時現金で支払うとき、売手が相当の割引をなすこと。 ⇒げん‐きん【現金】 けん‐ぐ賢愚】 賢いことと愚かなこと。賢者と愚者。 げん‐く言句】 言と句。ことば。もんく。 げん‐く原句】 もとの句。 けん‐ぐう眷遇】 特別に目をかけること。手厚くもてなすこと。 げんくう源空】 法然ほうねんの諱いみなけんぐ‐きょう賢愚経‥キヤウ (ゲングキョウとも)北魏の慧覚えかくらの訳した経。13巻。仏教比喩文学の代表的経典で、賢者・愚者に対する69の説話を説く。詳しくは「賢愚因縁経」。 げん‐くらべ験比べ】 僧や修験者しゅげんじゃが修験の程度をくらべあうこと。大鏡伊尹「―しけるを試みんとおぼしめして」 げんくろう‐ぎつね源九郎狐‥ラウ‥ ①伝説に現れる、大和にいたといういたずら狐で、播磨の刑部狐おさかべぎつねの兄弟だというもの。 ②「狐忠信きつねただのぶ参照。 げんくろう‐よしつね源九郎義経‥ラウ‥ 源義経みなもとのよしつねの異名。 けん‐くん賢君】 賢い君主。 けん‐ぐん懸軍】 後方の連絡なく遠く敵地に入り込むこと。また、その軍隊。「―万里」 げん‐くん元勲】 ①国家に尽くした大きな勲功。 ②明治維新に大きな勲功があって、明治政府に重んじられた政治家。西郷隆盛・木戸孝允・大久保利通をはじめ、伊藤博文・山県有朋らをいう。島崎藤村、夜明け前「昨日の国家の―が今日の賊臣とは何の事か」→元老2 げん‐くん厳君】 他人の父の敬称。父君。 げん‐くん厳訓】 きびしい訓戒。 けんくん‐じんじゃ建勲神社】 京都市北区紫野北舟岡町にある元別格官幣社。織田信長をまつり、その長子信忠を配祀。1870年(明治3)創立。たけいさおじんじゃ。 建勲神社 撮影:的場 啓 けん‐げ見解】 〔仏〕ものの見方。考え。思想。また、ものごとの本質を見きわめる力。正法眼蔵有時「あらゆる―は有時のことばをきくに思はく」 けん‐げ謙下】 へりくだること。謙遜。 げん‐け幻化】 〔仏〕 ①幻と化、すなわち、幻術によって作り出された人のしわざと仏・菩薩の神通力の作り出したもの。 ②幻術師が作り出したもの。実体のないことにいう。徒然草「物みな―なり」 げんげ紫雲英・翹揺】 レンゲソウの別称。〈[季]春〉 げん‐げ現化】 神仏などが形をかえてこの世に現れること。太平記20「此の僧―の不思議に驚いて」 けん‐けい券契】 平安・鎌倉時代、土地などの財産に関する権利を示す文書のこと。券文。証文。 けんけい建渓】 ①(Jian Xi)中国福建省閩びん江の北の上流。沿岸の建甌けんおう市は茶の名産地。 ②1に産する茶。建茗けんめいけん‐けい賢兄】 ①他人の兄の尊敬語。 ②手紙などで、同輩または年上の男子を敬って呼ぶ語。 げん‐けい元型】 (archetype)ユングによる分析心理学の用語。集合的無意識の元もととして人類の無意識の中に普遍的に存在していると仮定したもの。 ⇒げんけい‐ひひょう【元型批評】 げんけい元慶】 (年号) ⇒がんぎょう げん‐けい原形】 ①もとのかたち。以前の形態。「―をとどめない」 ②原始のかたち。進化しない自然の状態。 ⇒げんけい‐しつ【原形質】 ⇒げんけいしつ‐うんどう【原形質運動】 ⇒げんけいしつ‐ぶんり【原形質分離】 ⇒げんけいしつ‐まく【原形質膜】 ⇒げんけいしつ‐りゅうどう【原形質流動】 げん‐けい原型】 ①鋳物いものなどのもとになる型。 ②物事のもとの型。源。「日本文化の―を探る」 ③洋裁で平面製図の基礎となる型紙。 ④〔哲〕(Prototypus ドイツ)自然哲学的な生物学において、生物の諸種の類群から抽象された、現存生物の根原となる型。ゲーテらが論じた。元型。 ⇒げんけい‐ひひょう【原型批評】 げん‐けい現形】 ①かたちをあらわすこと。 ②現在のかたち。 げん‐けい現計】 ①現在高の計算。 ②ある日時における、金銭・物品の、それまでの収支または有り高の計算。 げん‐けい減刑】 ①刑罰を軽くすること。 ②恩赦の一種。確定している刑または刑の執行を減軽すること。政令減刑と特別減刑とがある。 げん‐けい減軽】 ①へらしかるくすること。軽減。 ②〔法〕刑罰を軽くすること。法律上は自首減軽・未遂減軽・従犯減軽その他があり、裁判上は酌量減軽がある。「刑の―」 げん‐けい厳刑】 きびしい刑罰。 げんけい‐しつ原形質】 〔生〕(protoplasm)細胞の生きた部分を構成する基礎的な物質系の総称。細胞質と核から成る。↔後形質。→細胞⇒げん‐けい【原形】 げんけいしつ‐うんどう原形質運動】 アメーバ運動および原形質流動など細胞内運動の総称。繊毛運動・鞭毛運動も含む。 ⇒げん‐けい【原形】 げんけいしつ‐ぶんり原形質分離】 植物の細胞を浸透圧の高い液に浸すと、細胞内の水分が外部に奪われ、原形質が収縮して細胞壁から分離する現象。 ⇒げん‐けい【原形】 げんけいしつ‐まく原形質膜】 細胞膜の旧称。かつては原形質であることを強調して原形質膜と呼び、細胞壁を細胞膜と呼んだ。 ⇒げん‐けい【原形】 げんけいしつ‐りゅうどう原形質流動‥リウ‥ 細胞内でおこっている原形質の流動。変形菌・アメーバの運動の際や、特にシャジクモ・ムラサキツユクサの雄しべの毛などの植物細胞中で顕著に観察される。 ⇒げん‐けい【原形】 げんけい‐はくぞく元軽白俗】 中唐の元稹げんしんと白居易の詩風は、浅俗で重厚さに欠けるの意。→郊寒島痩こうかんとうそう げんけい‐ひひょう元型批評‥ヒヤウ (archetypal criticism)ユング心理学における元型の概念を利用して行う文学批評。原型批評。 ⇒げん‐けい【元型】 げんけい‐ひひょう原型批評‥ヒヤウ (→)元型批評に同じ。 ⇒げん‐けい【原型】 けん‐げき剣戟】 ①つるぎとほこ。武器。 ②刀で切り合う戦い。 けん‐げき剣劇】 刀で切り合うところを見せ場とする映画や演劇。ちゃんばら劇。剣劇物。 けん‐けつ欠缺】 〔法〕適用すべき法の規定が欠けていること。「法の―」 けん‐けつ検血】 血液を採取して病症の有無などを調べること。血液検査。 けん‐けつ献血】 輸血のための血液を無償で提供すること。 げん‐げつ幻月】 月の両側に現れる光輝の強い点。空中の氷晶による光の屈折でおこる暈かさの一種。太陽の幻日に対応するもの。 げん‐げつ弦月】 上弦または下弦の月。ゆみはりづき。〈[季]秋〉 げん‐げつ限月】 先物さきもの取引の売買約定やくじょうを最終的に決済する月。→当限とうぎり→中限なかぎり→先限さきぎり けん‐けん ①犬や雉などの鳴き声。 ②(子どもの遊び)片足跳び。足けんけん。 ③相撲の手の一つで、掛投げのこと。 ④つっけんどんなさま。無愛想なさま。つんけん。日葡辞書「ケンケントモノヲイウ」 けん‐けん件件】 あの件この件。各条。 けん‐けん拳拳】 ①ささげ持つさま。 ②うやうやしくつつしむさま。 ⇒けんけん‐ふくよう【拳拳服膺】 けん‐けん娟娟】 うるわしいさま。清く明らかなさま。 けん‐けん涓涓】 小川など、水が細く流れるさま。 ⇒涓涓壅がざれば終に江河となる けん‐けん眷眷】 いつくしんで目をかけるさま。ねんごろに思うさま。 けん‐けん喧喧】 やかましいさま。がやがや。 ⇒けんけん‐がくがく【喧喧諤諤】 ⇒けんけん‐ごうごう【喧喧囂囂】 けん‐けん蹇蹇】 ①なやみ苦しむさま。 ②忠貞のさま。 ⇒けんけん‐ひきゅう【蹇蹇匪躬】 けん‐げん建元】 元号を新たに定めること。 けん‐げん建言】 (政策などに関する)意見を申し立てること。また、その意見。 けんげん乾元】 鎌倉後期、後二条天皇朝の年号。正安4年11月21日(1302年12月10日)改元、乾元2年8月5日(1303年9月16日)嘉元に改元。 けん‐げん献言】 意見を申し上げること。また、その意見。進言。 けん‐げん権限】 〔法〕 ①公法上、国家または公共団体が法令の規定に基づいてその職権を行いうる範囲。また、その能力。「職務―」 ②私法上、ある人が他人のために法令・契約に基づいてなしうる権能の範囲。「代理人の―」 けん‐げん権原】 〔法〕ある行為を正当化する法律上の原因。他人の土地を使用するための地上権・賃借権の類。 けん‐げん顕現】 はっきりと現れること。明らかにあらわし示すこと。古今著聞集6「天冠の影―しけり」。「国体の―」 げん‐けん原権】 〔法〕ある権利の侵害により生じた原状回復や損害賠償の請求権(救済権)に対して、その侵害された原もとの権利。 げん‐けん原憲】 春秋時代、魯(または宋)の人。字は子思。孔子の弟子。清貧で知られた。 げん‐けん厳譴】 厳重なとがめ。きびしい譴責けんせきげん‐げん元元】 ①根本。根元。 ②[戦国策秦策]人民。万民。百姓ひゃくせいげん‐げん玄玄】 奥深いさま。深遠なさま。 げん‐げん玄言】 老荘思想家の玄学を説く語。玄語。 ⇒げんげん‐し【玄言詩】 げん‐げん阮元】 清の考証学者。江蘇省儀徴の人。1789年進士。大学士にのぼり、太傅を加えられる。「経籍籑詁せんこ」「皇清経解」「十三経注疏校勘記」を編撰。(1764〜1849) げん‐げん言言】 一つ一つの言葉。一言一言。「―句々」 ⇒言言肺腑を衝く げん‐げん舷舷】 ふなべりとふなべり。 ⇒舷舷相摩す げん‐げん衒言】 自慢の言葉。てらう言葉。

げんきん‐かんじょう【現金勘定】‥ヂヤウ🔗🔉

げんきん‐かんじょう現金勘定‥ヂヤウ 簿記で、現金の収支を記録し、手元の有高ありだかとの照合によって現金を管理する勘定。金銀勘定。 ⇒げん‐きん【現金】

げんきん‐じどう‐あずけばらいき【現金自動預払機】‥アヅケバラヒ‥🔗🔉

げんきん‐じどう‐あずけばらいき現金自動預払機‥アヅケバラヒ‥ (→)ATM2に同じ。 ⇒げん‐きん【現金】

げんきん‐じどう‐しはらいき【現金自動支払機】‥ハラヒ‥🔗🔉

げんきん‐じどう‐しはらいき現金自動支払機‥ハラヒ‥ (cash dispenser)キャッシュ‐カードを使って預貯金を引き出すことのできる機械。CD →ATM2⇒げん‐きん【現金】

げんきん‐しゅぎ【現金主義】🔗🔉

げんきん‐しゅぎ現金主義】 (cash basis)収益・費用を現金の受払い時点で見る会計上の原則。簡易なため個人商店などで多く利用される。 ⇒げん‐きん【現金】

げんきん‐すいとうちょう【現金出納帳】‥タフチヤウ🔗🔉

げんきん‐すいとうちょう現金出納帳‥タフチヤウ 簿記で、現金の収入と支出の明細を発生順に記入する帳簿。金銭出納帳。 ⇒げん‐きん【現金】

げんきん‐とりひき【現金取引】🔗🔉

げんきん‐とりひき現金取引】 商品の受渡しと同時に金銭の授受を行う取引。↔掛取引。 ⇒げん‐きん【現金】

げんきん‐わりびき【現金割引】🔗🔉

げんきん‐わりびき現金割引】 現金支払期限以前に買手が即時現金で支払うとき、売手が相当の割引をなすこと。 ⇒げん‐きん【現金】

げん‐げ【現化】🔗🔉

げん‐げ現化】 神仏などが形をかえてこの世に現れること。太平記20「此の僧―の不思議に驚いて」

げん・ずる【現ずる】🔗🔉

げん・ずる現ずる】 〔自他サ変〕[文]現ず(サ変) あらわれる。あらわす。宇津保物語俊蔭「仏の―・じ給へる所なれば」。日葡辞書「キドクヲゲンズル」

げん‐に【現に】🔗🔉

げん‐に現に】 〔副〕 まのあたりに。実際に。宇治拾遺物語2「―あり、是を見よ、とて見するに」。「―起こったこと」→現げん

げん‐の‐しょうこ【現の証拠・験の証拠】🔗🔉

げん‐の‐しょうこ現の証拠・験の証拠】 (服用後ただちに薬効が現れるの意)フウロソウ科の多年草。原野に自生。茎は半ば地上を這う。長さは30〜80センチメートル。葉は掌状に分裂、葉面に暗紫の斑点がある。茎・葉共に細毛がある。夏、5弁で白または淡紅色の小花を開き、蒴果さくかを結ぶ。茎・葉は下痢止・健胃に有効。ミコシグサ。タチマチグサ。漢名、牛扁。〈[季]夏〉 げんのしょうこ

げん‐びき【現引】🔗🔉

げん‐びき現引】 信用取引や先物さきもの取引において、買方が代金等を支払い、株式等を受け取って取引を完了すること。特に株式の信用取引で、買方が融資を受けた資金を返済して担保株券を取得し、それにより取引が完了することをいう。

げん‐やく【現益】🔗🔉

げん‐やく現益】 〔仏〕現世で受ける利益りやく

[漢]現🔗🔉

 字形  筆順 〔玉(王)部7画/11画/教育/2429・383D〕 〔音〕ゲン(呉) 〔訓〕あらわれる・あらわす・うつつ [意味] ①かくれていたものが見えるようになる。あらわれる。あらわす。「現象・現像・出現・実現・顕現」 ②まのあたり。実際にある。今の。「現にここにいる」「現状・現実・現世・現職・現住所」 [解字] 形声。「玉」+音符「見」。玉の光がかがやいてはっきり見える意。 [下ツキ 具現・化現・顕現・考現学・権現・再現・示現・実現・出現・体現・発現・表現 [難読] 現神あきつかみ・現人神あらひとがみ・現身うつせみ・うつしみ

大辞林の検索結果 (50)

あき-つ-かみ【現つ神】🔗🔉

あき-つ-かみ 【現つ神】 現実に姿を現している神。天皇の尊称。あきつみかみ。あらひとがみ。「―吾が皇(オオキミ)の天の下/万葉 1050」

あき-つ-みかみ【現つ御神】🔗🔉

あき-つ-みかみ 【現つ御神】 「あきつかみ」に同じ。「かけまくもかしこき―と/祝詞(出雲国造神賀詞)」

あら【現】🔗🔉

あら 【現】 (接頭) 名詞に付いて,世に現れている,目に見えている,の意を表す。「―人神」

あらわ・す【表す(表わす)・現す(現わす)・顕す】🔗🔉

あらわ・す アラハス [3] 【表す(表わす)・現す(現わす)・顕す】 (動サ五[四]) (1)今までなかったり隠れていたりした物・姿・様子などを,外から見えるようにする。《現》「姿を―・す」「全貌を―・す」「正体を―・す」「本性を―・す」 (2)感情などを表情や外見から読みとれるようにする。《表》「怒りを顔に―・す」 (3)人が,考え・感情などを,言葉・絵・音楽などによって相手に示す。表現する。《表》「自分の気持ちをうまく言葉に―・すことができない」「荘厳な雰囲気を音楽で―・す」 (4)記号や色がある意味を示す。表示する。《表》「交通信号の赤は『止まれ』を―・す」「地図で寺を―・す記号」 (5)広く世間に知らせる。顕彰する。《顕》「碑を建ててその功績を世に―・す」 (6)口に出して言う。「君をやさしみ―・さずありき/万葉 854」 [可能] あらわせる 〔「あらわれる」に対する他動詞〕 [慣用] 頭角を―・馬脚を―・化けの皮を―

あらわ・る【表る・現る・顕る】🔗🔉

あらわ・る アラハル 【表る・現る・顕る】 (動ラ下二) ⇒あらわれる

あらわれ【表れ・現れ】🔗🔉

あらわれ アラハレ [0] 【表れ・現れ】 あらわれること。あらわれたもの。「好意の―」

あらわれでる【現れ出る】🔗🔉

あらわれでる アラハレデル [5] 【現れ出る】 (動ダ下一) 姿をあらわす。出現する。登場する。

あらわ・れる【表れる(表われる)・現れる(現われる)・顕れる】🔗🔉

あらわ・れる アラハレル [4] 【表れる(表われる)・現れる(現われる)・顕れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 あらは・る (1)今までなかった人や物が出てきたり,隠れて見えなかった物や事柄が見えるようになる。出現する。《現》「一五分ほどおくれて―・れた」「この辺には時に熊の―・れることがある」 (2)それまで存在しなかった物や事柄が生じたり作られたりして,目で確認できるようになる。出現する。登場する。出る。《現》「皮膚に赤い発疹(ハツシン)が―・れる」「薬の効果が―・れる」 (3)考え・感情・傾向などが,他人に感知されるようになる。《表》「景気の動向はすぐ数字に―・れる」「顔に死相が―・れる」 (4)隠されていた物やわからなかった事柄などが,人々に知られるようになる。露顕する。《現》「これまでの悪事が―・れる」「こういう時にこそ,その人の真価が―・れる」 〔「あらわす」に対する自動詞〕

うち-の-かぎり【現の限り】🔗🔉

うち-の-かぎり 【現の限り】 〔「うち」は「うつ(現)」の転か。また,「うち(内)(3)」の意とも〕 現世に生きている限り。「たまきはる―は平らけく安くもあらむを/万葉 897」

うつ・し【現し・顕し】🔗🔉

うつ・し 【現し・顕し】 (形シク) (1)現に生きてある。現実だ。うつつである。「葦原の中つ国に有らゆる―・しき青人草の/古事記(上)」 (2)正気である。まことだ。「偽も似つきてそする―・しくもまこと吾妹子吾に恋ひめや/万葉 771」

うつし【現】🔗🔉

うつし 【現】 (形容詞「うつし」の語幹)

うつつ【現】🔗🔉

うつつ [0][3] 【現】 (1)(夢に対して)目がさめている状態。現実。「夢か―か幻か」 (2)正常な心の状態。正気。本心。「―にかえる」 (3)(「夢うつつ」の形で使われることから誤って)夢見心地。半覚醒。「『…,お吸物が冷めます。』と言ふのを―に聞きながら/多情多恨(紅葉)」 (4)(死に対して)生きている状態。「―にありしやうにてありと見て/更級」

うつつ=を抜か・す🔗🔉

――を抜か・す ある物事に過度に熱中する。ある事に心を奪われる。「芝居見物に―・す」

うつつ-の-ゆめ【現の夢】🔗🔉

うつつ-の-ゆめ 【現の夢】 夢のようにはかないこの世の現実。はかない逢瀬(オウセ)をたとえることが多い。「魂は―にあくがれて見しも見えしも思ひわかれず/風雅(恋二)」

おつつ【現】🔗🔉

おつつ ヲツツ 【現】 〔上代では「おつづ」〕 今。うつつ。「いにしへゆ今の―に/万葉 3985」

げん【現】🔗🔉

げん [1] 【現】 (1)今,実際に存在すること。「―にここにある」 (2)現在その地位にあること。「無所属―」 (3)漢語の上に付いて連体詞的に用いる。今の。現在の。「―政府」「―執行部」 (4)現世。「普(アマネ)く―には千幸万福に楽しみて/盛衰記 39」 (5)実際にある物。本物。「―の山伏ならば,よも関手をばなさじ/義経記 7」

げん-いん【現員】🔗🔉

げん-いんン [0] 【現員】 現在の人員。現在員。

げんいん-ばらい-ほうしき【現員払方式】🔗🔉

げんいん-ばらい-ほうしきンバラヒハウシキ [8] 【現員払方式】 社会福祉における措置費支払い方式の一。措置の費用を利用者の現在員に応じて支払う。 →定員払方式

げん-か【現下】🔗🔉

げん-か [1] 【現下】 現在。目下(モツカ)。今。「―の社会情勢」

げん-か【現価】🔗🔉

げん-か [1] 【現価】 (1)現在のねだん。時価。 (2)将来の一定の時期に支払われる一定の金額の,現在における価額。その時点から支払時期までの利息を差し引いたもの。

げん-か【現果】🔗🔉

げん-か ―クワ [1] 【現果】 〔仏〕 過去のおこないが原因となって受ける現世での報い。

げん-かぶ【現株】🔗🔉

げん-かぶ [0] 【現株】 株式の現物。実物の株券。実株。 ⇔空株(カラカブ)

げん-かん【現官】🔗🔉

げん-かん ―クワン [0] 【現官】 現在ついている官職。

げん-きょう【現況】🔗🔉

げん-きょう ―キヤウ [0] 【現況】 現在の状況。現在のありさま。「―報告」「―を分析する」

げん-ぎょう【現業】🔗🔉

げん-ぎょう ―ゲフ [0] 【現業】 管理・経営に対して,工場・作業場など現場で行う業務。「―部門」

げんぎょう-いん【現業員】🔗🔉

げんぎょう-いん ―ゲフン [3] 【現業員】 福祉事務所において,家庭訪問・面接・生活指導などの現業を行う所員。面接員・ケースワーカーなど。

げんぎょう-かんちょう【現業官庁】🔗🔉

げんぎょう-かんちょう ―ゲフクワンチヤウ [5] 【現業官庁】 行政的業務ではなく,現業的事業をつかさどる官庁。郵政省・印刷局・造幣局・林野庁の四つ。

げん-きん【現金】🔗🔉

げん-きん [3] 【現金】 ■一■ (名) (1)小切手・手形・為替などでなく,現在通用している貨幣。キャッシュ。現銀。「小切手を―に換える」「―払い」 (2)簿記上で,通用の貨幣およびすぐ貨幣に換えられる小切手・手形・郵便為替証書など。 ■二■ (形動)[文]ナリ 利害によって簡単に主張や態度を変えるさま。打算的。「―なやつ」 [派生] ――さ(名)

げんきん=掛け値(ネ)なし🔗🔉

――掛け値(ネ)なし (1)掛け売りをやめて現金取引とする一方,掛け値をやめて公正な価格とする販売方法。元禄(1688-1704)頃,江戸の呉服店三井越後屋が始めたという。 (2)転じて,うそいつわりのないこと。正真正銘であること。

げんきん-かんじょう【現金勘定】🔗🔉

げんきん-かんじょう ―ヂヤウ [5] 【現金勘定】 簿記で,現金または小切手など現金に換えられるものの収支を処理する勘定科目。金銀勘定。

げんきん-きゅうよ-そうがく【現金給与総額】🔗🔉

げんきん-きゅうよ-そうがく ―キフヨ― [8] 【現金給与総額】 毎月勤労統計調査で,定期給与と特別給与を合わせた合計の給与額。

げんきん-わりびき【現金割引】🔗🔉

げんきん-わりびき [5] 【現金割引】 掛け払いなどの商品の代金を買い手が期日以前に全額支払う場合に,売り手が価格を割り引くこと。

げん-げ【現化】🔗🔉

げん-げ [1] 【現化】 神仏がこの世に姿を現すこと。げんか。

げん・じる【現じる】🔗🔉

げん・じる [0][3] 【現じる】 (動ザ上一) 〔サ変動詞「現ずる」の上一段化〕 「現ずる」に同じ。「奇跡が―・じる」

げん・ず【現ず】🔗🔉

げん・ず 【現ず】 (動サ変) ⇒げんずる(現)

げん・ずる【現ずる】🔗🔉

げん・ずる [0][3] 【現ずる】 (動サ変)[文]サ変 げん・ず 今まで見えなかったものが姿をあらわす。また,あらわれる。「金鋼力士が…十六丈の姿を―・じ/五重塔(露伴)」 (2)霊験があらわれる。「いみじう―・じ給ふといふに,まうで給ひて/浜松中納言 1」

げん-に【現に】🔗🔉

げん-に [1] 【現に】 (副) 現実に。実際に。「―見た人がいる」

げん-の-しょうこ【現の証拠】🔗🔉

げん-の-しょうこ [4] 【現の証拠】 〔飲むとその証拠にすぐききめが現れる意〕 フウロソウ科の多年草。山野に自生。葉は掌状に三〜五裂し柄が長い。茎は斜上して長さ40センチメートル内外。夏,葉腋から出た花柄上に白紫色または紅紫色の小五弁花を二個開く。干したものを煎じて下痢止め・健胃薬とする。ミコシグサ。[季]夏。 現の証拠 [図]

げん-びき【現引き】🔗🔉

げん-びき [0] 【現引き】 株式の信用取引や商品の先物取引で,買い注文してある現株(現物)を,買い方が転売せずに引き取ること。

げん-やく【現益】🔗🔉

げん-やく [0] 【現益】 〔仏〕 現世で受ける利益(リヤク)。現世利益。

あらわす【現[表・顕]わす】(和英)🔗🔉

あらわす【現[表・顕]わす】 (1) show;→英和 indicate;→英和 manifest;→英和 display;→英和 prove (証する).→英和 (2)[露出]disclose;→英和 expose;→英和 bare.→英和 (3)[表現]express.→英和 (4)[代表]represent;→英和 stand for.正体を〜 betray oneself.名を〜 distinguish oneself.言葉に表わせない indescribable;→英和 beyond description.

あらわれ【現われ】(和英)🔗🔉

あらわれ【現われ】 (a) manifestation;a sign;→英和 an expression;→英和 a reflex (反映).→英和

あらわれる【現[顕]われる】(和英)🔗🔉

あらわれる【現[顕]われる】 (1)[出現]come out;appear;→英和 [見えてくる]come in sight;become visible.(2)[発見される]be discovered[found out];be disclosed[revealed].(3)[著名になる]become known.

うつつ【現つ】(和英)🔗🔉

うつつ【現つ】 reality.→英和 夢〜で暮らす dream away one's life[time].〜を抜かす be mad[crazy].

げん−【現−】(和英)🔗🔉

げん−【現−】 the present;→英和 the reigning.

げんか【現下の】(和英)🔗🔉

げんか【現下の】 present;→英和 existing;→英和 of the day[hour].→英和

げんきょう【現況】(和英)🔗🔉

げんきょう【現況】 the present condition[state].⇒現状.

げんなま【現なま】(和英)🔗🔉

げんなま【現なま】 cold[hard]cash;ready money.⇒現金.

げんに【現に】(和英)🔗🔉

げんに【現に】 [事実]actually;→英和 really;with one's own eyes (まのあたり);for instance[example](たとえば).

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