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きつね【狐】🔗⭐🔉
きつね【狐】
(1)イヌ科の哺乳類。体長約 70cm,尾長 40cm ほどで,体が細く,口は長くとがり,尾は太く房状。夜行性。毛色は普通は赤黄色。古くから霊力をもつ動物として説話や俗信が多く,稲荷神の使者ともされる。
(2)煮つけた油揚げをのせた,かけのうどんやそば。けつね。
(3)〔狐は人をたぶらかすと俗にいうことから〕
悪賢い人。
きつねあざみ【狐薊】🔗⭐🔉
きつねあざみ【狐薊】
キク科の越年草。路傍・田などに生える。高さ約 80cm。晩春,枝端にアザミに似た淡紅紫色の小頭花をつける。
きつねいろ【狐色】🔗⭐🔉
きつねいろ【狐色】
黄みの強い茶色。
きつねうどん【狐饂飩】🔗⭐🔉
きつねうどん【狐饂飩】
甘く煮た油揚げを具として入れたうどん。きつね。
きつねけん【狐拳】🔗⭐🔉
きつねけん【狐拳】
拳の一種。両手を開いて両耳のあたりにあげるのを狐,肩を張って両手を膝の上に置くのを庄屋,握った左手を前に出すのを鉄砲(狩人(かりゆうど))という。狐は庄屋に,庄屋は鉄砲に,鉄砲は狐に勝つ。庄屋拳。
きつねざる【狐猿】🔗⭐🔉
きつねざる【狐猿】
霊長目キツネザル科の哺乳類の総称。原猿類。原始的なサルで,口先が狐のようにとがる。体長 13〜60cm。マダガスカル島と付近の島特産。近似種を合わせレムールともいう。
きつねつき【狐憑き】🔗⭐🔉
きつねつき【狐憑き】
狐にとりつかれたとして異常な精神状態になること。
きつねのえふで【狐の絵筆】🔗⭐🔉
きつねのえふで【狐の絵筆】
担子菌類腹菌目のきのこ。秋,竹やぶなどに生える。高さ 10cm 内外の先細りする角柱形で,絵筆に似る。悪臭を放つ。
きつねのお【狐の尾】🔗⭐🔉
きつねのお【狐の尾】
(1)フサモの別名。
(2)ノギランの別名。
きつねのかみそり【狐の剃刀】🔗⭐🔉
きつねのかみそり【狐の剃刀】
ヒガンバナ科の多年草。山野に生える。全草ヒガンバナに似る。初秋,黄赤色の六弁花をつける。有毒植物。
きつねのちゃぶくろ【狐の茶袋】🔗⭐🔉
きつねのちゃぶくろ【狐の茶袋】
ホコリタケの別名。
きつねのてぶくろ【狐の手袋】🔗⭐🔉
きつねのてぶくろ【狐の手袋】
ジギタリスの別名。
きつねのぼたん【狐の牡丹】🔗⭐🔉
きつねのぼたん【狐の牡丹】
キンポウゲ科の多年草。田の畔(あぜ)などに生える。茎は高さ 20〜80cm。春から秋に黄色の小花をつけ,花後,金平糖のような淡緑色の果実を結ぶ。有毒植物。毛莨(もうこん)。
きつねのまご【狐の孫】🔗⭐🔉
きつねのまご【狐の孫】
キツネノマゴ科の一年草。原野や畑などに自生。高さ 10〜40cm。夏から秋にかけ,枝頂の花穂に淡紅色の小花を密につける。
きつねのよめいり【狐の嫁入り】🔗⭐🔉
きつねのよめいり【狐の嫁入り】
(1)暗やみの中に狐火がいくつも連なっているのを,嫁入り行列の提灯に見たてたもの。
(2)日が照っているのに小雨が降ること。天気雨。
きつねび【狐火】🔗⭐🔉
きつねび【狐火】
(狐の口から出るという)夜間,野原・山間などに見える奇怪な青白い火。鬼火。燐火。狐の提灯。
きつねものがたり【狐物語】🔗⭐🔉
きつねものがたり【狐物語】
〔(フ) Roman de Renart〕
12 世紀末から 13 世紀にかけて成立したフランスの動物説話集。ルナールという狐と多くの動物たちを通して,人間社会を鋭く風刺する。→ライネケ狐
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