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きつね【狐】🔗🔉

きつね【狐】 口先が細くとがり、三角形の大きな耳をもつイヌ科の哺乳ほにゅう類。体は細く、尾は太い房状。毛色はふつう黄赤色。夜行性で、ノネズミ・ノウサギなどを捕食する。日本にはホンドギツネとキタキツネの二亜種が生息。人を化かすずるがしこい動物として民話などにも多く登場するほか、稲荷の神の使者ともされる。 「きつねうどん」など、油揚げを使った料理。

狐と狸たぬきの化かし合い🔗🔉

狐と狸たぬきの化かし合い ずるがしこい者どうしが互いにだまし合うことのたとえ。狐も狸も人を化かすとされることから。

狐に抓つまま・れる🔗🔉

狐に抓つまま・れる 思いがけないことが起こって、わけがわからず、ぼんやりする。 「━・れたような顔」

きつね‐いろ【狐色】🔗🔉

きつね‐いろ【狐色】 キツネの毛色のような薄い焦げ茶色。

きつね‐うどん【飩】🔗🔉

きつね‐うどん【飩】 甘辛く煮た油揚げをのせたかけうどん。 ◇大阪の名物。大阪では「けつねうどん」ともいう。

きつね‐けん【狐拳】🔗🔉

きつね‐けん【狐拳】 けんの一つ。手の位置でキツネ・庄屋・猟師の形をつくり、キツネは庄屋に、庄屋は猟師に、猟師はキツネに勝つという約束のもとで勝負する。藤八拳とうはちけん

きつね‐ごうし【狐格子】━ガウシ🔗🔉

きつね‐ごうし【狐格子】━ガウシ 縦横に細かく組んだ格子の内側に板を張ったもの。木連きつれ格子。妻格子。 ◇入母屋造りの屋根で、破風の下などに用いる。

きつね‐つき【憑き・狐付き】🔗🔉

きつね‐つき【憑き・狐付き】 キツネの霊が人にのりうつって、心の不安定や病気などをおこさせるという俗信。また、のりうつったとされる人。 ◇多く、特定の家系に継承されるとされ、不当な差別を引き起こす原因となった。

きつね‐の‐よめいり【狐の嫁入り】🔗🔉

きつね‐の‐よめいり【狐の嫁入り】 夜、狐火がいくつも連なって嫁入り行列の提灯のように見えるもの。 日が照っているのに小雨がぱらつくこと。また、その天気。天気雨。日照り雨。 関連語 大分類‖雨‖あめ 中分類‖‖あめ

きつね‐び【狐火】🔗🔉

きつね‐び【狐火】 闇夜に山野などで見られる正体不明の怪火。きつねの提灯ちょうちん。鬼火。 ◇キツネの口から吐き出された火という俗信から。実は燐りんの燃焼ともいわれる。 関連語 大分類‖火‖ひ 中分類‖‖ほのお

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