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えほう【恵方・吉方】🔗🔉

えほう【恵方・吉方】 陰陽道(おんようどう)で,その年の干支(えと)に基づきめでたいと定められた方角。その年の歳徳神(としとくじん)のいる方角。明きの方。きっぽう。⇔ふさがり

きち【吉】🔗🔉

きち【吉】 めでたいこと。きつ。⇔凶

きちじ【吉事】🔗🔉

きちじ【吉事】 めでたい事柄。縁起のよいこと。きつじ。慶事。⇔凶事

きちじつ【吉日】🔗🔉

きちじつ【吉日】 何か事をするのに縁起のよい日。きちにち。⇔凶日 「大安―」

きちじょう【吉祥】🔗🔉

きちじょう【吉祥】 〔「きっしょう」とも〕 よい前兆。めでたいきざし。

きちじょうそう【吉祥草】🔗🔉

きちじょうそう【吉祥草】 ユリ科の常緑多年草。林下に生える。晩秋,淡紫色の花を穂状につける。

きちじょうてん【吉祥天】🔗🔉

きちじょうてん【吉祥天】 天部の一。もとインド神話の神で,ビシュヌ神の妃とされたが,仏教では徳叉迦(とくさか)を父に,鬼子母を母に生まれ,毘沙門天の妃とされる。福徳安楽を与え,仏法を護持する天女。吉祥天女。きっしょうてん。功徳天。宝蔵天女。

きちずい【吉瑞】🔗🔉

きちずい【吉瑞】 めでたい前兆。

きちぞう【吉蔵】🔗🔉

きちぞう【吉蔵】 (549-623) 中国,隋代の僧。金陵の人。三論宗の大成者。諡号(しごう)は嘉祥大師。著「三論玄義」など。

きちにち【吉日】🔗🔉

きちにち【吉日】 ⇒きちじつ(吉日)

きちむ【吉夢】🔗🔉

きちむ【吉夢】 縁起のよい夢。⇔凶夢

きっかわひろいえ【吉川広家】🔗🔉

きっかわひろいえ【吉川広家】 (1561-1625) 安土桃山・江戸初期の武将。毛利氏支藩,岩国藩吉川氏の祖。元春の 3 男。関ヶ原の戦いでは西軍にあって徳川家康に通じ,毛利氏の参戦を阻止,宗家の周防・長門両国の保全に功があった。

きっかわもとはる【吉川元春】🔗🔉

きっかわもとはる【吉川元春】 (1530-1586) 戦国時代の武将。毛利元就(もとなり)の子。従兄吉川興経(おきつね)の養子。山陰の尼子氏を平定,山陽を分掌した。弟小早川隆景と協力し,毛利氏の中国地方経略に貢献。

きっかわれいか【吉川霊華】🔗🔉

きっかわれいか【吉川霊華】 (1875-1929) 日本画家。東京生まれ。端麗な描線を以て気品に満ちた大和絵を描いた。代表作「離騒」

きっきょう【吉凶】🔗🔉

きっきょう【吉凶】 めでたいことと不吉なこと。「―を占う」

きっしゅうよう【吉州窯】🔗🔉

きっしゅうよう【吉州窯】 中国江西省吉安市永和鎮にあった窯(かま)。唐代末期には白磁や黒釉陶を産し,宋代の玳玻天目(たいひてんもく)は名高い。永和窯。

きっしゅん【吉春】🔗🔉

きっしゅん【吉春】 めでたい春。よい新春。年賀状などに書く言葉。

きっしょ【吉書】🔗🔉

きっしょ【吉書】 〔「吉書始め」の略〕 正月の書き初めに,吉日として暦に記された日。また,書き初め。

きっしょう【吉祥】🔗🔉

きっしょう【吉祥】 ⇒きちじょう(吉祥)

きっしん【吉辰】🔗🔉

きっしん【吉辰】 めでたい日。佳辰。

きっそう【吉左右】🔗🔉

きっそう【吉左右】 〔「左右」は便りの意〕 (1)よいたより。吉報。「―を待つ」 (2)吉凶・成否を知らせるたより。

きっそう【吉相】🔗🔉

きっそう【吉相】 (1)よい運勢の表れた人相。 (2)よいことのある前兆。吉兆。

きっそうこん【吉草根】🔗🔉

きっそうこん【吉草根】 カノコソウの根・根茎を乾燥した生薬。特異臭のある吉草油を含み,鎮静・鎮痙(ちんけい)薬とする。

きっちょう【吉兆】🔗🔉

きっちょう【吉兆】 よいことが起こる前ぶれ。瑞祥(ずいしよう)。吉相。⇔凶兆

きっちょむばなし【きっちょむ話・吉四六話】🔗🔉

きっちょむばなし【きっちょむ話・吉四六話】 〔「きっちょむ」は吉右衛門の転〕 大分県地方に伝わる「きっちょむ」を主人公とする一連のとんち話。

きっぽう【吉報】🔗🔉

きっぽう【吉報】 うれしい知らせ。⇔凶報

きび【吉備】🔗🔉

きび【吉備】 備前・備中・備後・美作(みまさか)地方の古名。

きびがく【吉備楽】🔗🔉

きびがく【吉備楽】 雅楽から出た舞楽。明治の初め,岡山の岸本芳秀が創始。

きびこうげん【吉備高原】🔗🔉

きびこうげん【吉備高原】 中国山地の南側,岡山県と広島県にまたがる低山帯。海抜 200〜600m。吉井川・旭川・高梁(たかはし)川が谷を刻んで流れる。

きびこくさいだいがく【吉備国際大学】🔗🔉

きびこくさいだいがく【吉備国際大学】 私立大学の一。1989 年(平成 1)設立。本部は高梁(たかはし)市。

きびだんご【黍団子・吉備団子】🔗🔉

きびだんご【黍団子・吉備団子】 (1)キビの粉で作った団子。 (2)求肥(ぎゆうひ)菓子の一。岡山市の名物。安政年間に創製。

きびのまきび【吉備真備】🔗🔉

きびのまきび【吉備真備】 (695-775) 奈良時代の学者・廷臣。吉備地方の豪族の出身。717 年遣唐使に従って留学。735 年帰国,「唐礼」などの書籍,兵器・器具をもたらした。751 年遣唐副使として再入唐。帰国後,怡土(いと)城を築く。藤原仲麻呂の乱の鎮定に功があった。

よごと【寿詞・吉言】🔗🔉

よごと【寿詞・吉言】 昔,天皇の治世が長く栄えるようにと祝った言葉。賀辞。

よしい【吉井】🔗🔉

よしい【吉井】 (1)群馬県南部,多野郡の町。中山道脇往還の宿場町・市場町として発達。日本三古碑の一つ多胡碑(たごのひ)がある。 (2)岡山県東部,赤磐(あかいわ)郡の町。吉備高原にあり,吉井川の河港として発達。筆軸の生産地。 (3)福岡県南部,浮羽(うきは)郡の町。筑紫平野北東部,水縄(みのう)山地北側にあり,山麓に装飾古墳が多い。 (4)長崎県北部,北松浦郡の町。北松浦半島の中央部に位置する。かつては佐世保炭田の炭鉱地帯。

よしいいさむ【吉井勇】🔗🔉

よしいいさむ【吉井勇】 (1886-1960) 歌人・劇作家・小説家。東京生まれ。早大中退。紅灯の巷を舞台にした独自な耽美的歌風で知られる。歌集「酒ほがひ」「祇園歌集」,戯曲集「午後三時」のほか,小説・随筆など多方面の著書を残した。

よしえたかまつ【吉江喬松】🔗🔉

よしえたかまつ【吉江喬松】 (1880-1940) フランス文学者・詩人・評論家。長野県生まれ。号,孤雁。早大教授。文芸批評への社会科学の方法論導入を主張。著「緑雲」「仏蘭西古典劇研究」など。

よしおかけんぼう【吉岡憲法】🔗🔉

よしおかけんぼう【吉岡憲法】 室町末期の剣術家。吉岡流の祖。祇園藤次に剣を学び,一流を興した。小太刀を用いる。室町幕府兵法所師範。生没年未詳。

よしおかやよい【吉岡弥生】🔗🔉

よしおかやよい【吉岡弥生】 (1871-1959) 医師・教育家。静岡県生まれ。東京女子医科大学の前身,東京女医学校を創立。女医の養成と女性の地位向上につとめた。

よしかわ【吉川】🔗🔉

よしかわ【吉川】 (1)新潟県南西部,中頸城(くびき)郡の町。豪雪地帯にあり,越後杜氏(とうじ)の出身地。 (2)埼玉県南東部にある市。中川と江戸川に挟まれた低地で,近世は舟運による市場町。

よしかわえいじ【吉川英治】🔗🔉

よしかわえいじ【吉川英治】 (1892-1962) 小説家。横浜市生まれ。本名は英次(ひでつぐ)。「鳴門秘帖」「宮本武蔵」により大衆文学の第一人者となり,以後,国民作家と呼ぶにふさわしい作品を数多く生んだ。代表作「新書太閤記」「新平家物語」「私本太平記」

よしかわこうじろう【吉川幸次郎】🔗🔉

よしかわこうじろう【吉川幸次郎】 (1904-1980) 中国文学者。兵庫県生まれ。京大教授。該博な知識により考証的に中国古典を研究・解釈。著「元雑劇研究」「尚書正義」「杜甫私記」など多数。

よしかわこれたり【吉川惟足】🔗🔉

よしかわこれたり【吉川惟足】 〔姓は「きっかわ」とも〕 (1616-1694) 江戸前期の神道家。江戸の人。本名,尼崎屋五郎左衛門。吉川神道の創設者。幕府の神道方。著「神道大意講談」「神代巻惟足抄」など。

よしかわしんとう【吉川神道】🔗🔉

よしかわしんとう【吉川神道】 神道の一派。江戸初期に吉田神道から分かれて吉川惟足(よしかわこれたり)が創唱した。儒教的色彩が強い。理学神道。

よしごかいづか【吉胡貝塚】🔗🔉

よしごかいづか【吉胡貝塚】 愛知県渥美郡田原町にある縄文後期・晩期の貝塚。集団墓地があり,340 体の人骨が発見され,葬制や抜歯習俗の研究に貢献した。

よしざわけんぎょう【吉沢検校】🔗🔉

よしざわけんぎょう【吉沢検校】 (2 世)(1808?-1872) 江戸末期の箏曲家。名古屋の人。箏曲の独立を目ざし,「千鳥の曲」「春の曲」などの 5 曲(「古今組(こきんぐみ)」と総称)を作曲した。

よしざわよしのり【吉沢義則】🔗🔉

よしざわよしのり【吉沢義則】 (1876-1954) 国語・国文学者。名古屋生まれ。東大卒。京大教授。訓点研究の端緒を開き,また書や和歌もよくした。著「国語国文の研究」「国語説鈴」「国語史概説」「対校源氏物語新釈」など。

よしずみこさぶろう【吉住小三郎】🔗🔉

よしずみこさぶろう【吉住小三郎】 長唄唄方,吉住流の家元の名。 (1)(初世)(1699-1753) 「京鹿子(きようがのこ)娘道成寺」「相生獅子」などの初演者。 (2)(4 世)(1876-1972) 長唄研精会を組織して,劇場を離れた純音楽としての長唄の普及につとめた。東京音楽学校教授。

よしだ【吉田】🔗🔉

よしだ【吉田】 (1)新潟県中央部,西蒲原郡の町。燕市の西隣に位置する。 (2)埼玉県西部,秩父郡の町。椋(むく)神社は竜勢花火で知られる。 (3)静岡県南部,榛原(はいばら)郡の町。大井川河口西岸にあり,養鰻業を行う。牧原では茶を産する。 (4)愛知県豊橋市の江戸時代の旧称。東海道五十三次の宿場町であった。 (5)広島県中央部,高田郡の町。毛利氏の郡山城跡がある。 (6)愛媛県南西部,北宇和郡の町。ミカン栽培が盛ん。 (7)鹿児島県中部,鹿児島郡の町。鹿児島市の北に接する。

よしだいそや【吉田五十八】🔗🔉

よしだいそや【吉田五十八】 (1894-1974) 建築家。東京生まれ。東京美術学校卒,東京芸大教授。数寄屋建築の近代化に貢献。代表作に梅原竜三郎邸・大阪文楽座・明治座・日本芸術院会館などがある。

よしだいっすい【吉田一穂】🔗🔉

よしだいっすい【吉田一穂】 (1898-1973) 詩人。北海道生まれ。早大中退。浪漫的な詩風から転じて,独自の形而上的な純粋詩を作る。詩集「海の聖母」「未来者」,散文詩集「故園の書」など。

よしだえいざ【吉田栄三】🔗🔉

よしだえいざ【吉田栄三】 (初世)(1872-1945) 文楽の人形遣い。大阪生まれ。1898 年(明治 31)文楽座に加入,初め女方を遣い,のち座頭となって立役に転じた。昭和期の名人。

よしだかねとも【吉田兼倶】🔗🔉

よしだかねとも【吉田兼倶】 (1435-1511) 室町時代の神道家。本姓は卜部(うらべ)。吉田神社の神職。本地垂迹説に対して神主仏従説を唱え,陰陽五行説などを加えて吉田神道を大成。

よしだけんいち【吉田健一】🔗🔉

よしだけんいち【吉田健一】 (1912-1977) 批評家,小説家。東京生まれ。吉田茂の長男。ケンブリッジ大中退。著「東西文学論」「ヨオロツパの世紀末」など。

よしだけんこう【吉田兼好】🔗🔉

よしだけんこう【吉田兼好】 (1283 頃-1350 頃) 鎌倉末期から南北朝初期の歌人・随筆作者。本姓は卜部(うらべ)。慈遍の弟(一説に兄)。和歌を二条為世に学び二条派の和歌四天王と称せられ,「続千載集」以下の勅撰和歌集に 16 首入集。その著「徒然草」は「枕草子」と並ぶ随筆文学の傑作。兼好法師。

よしだげんじろう【吉田絃二郎】🔗🔉

よしだげんじろう【吉田絃二郎】 (1886-1956) 小説家・劇作家・随筆家。佐賀県生まれ。早大卒。小説「磯ごよみ」「島の秋」など。宗教的詩情をたたえた随筆感想集「小鳥の来る日」は大正期のベスト-セラー。

よしだこうとん【吉田篁🔗🔉

よしだこうとん【吉田篁 (1745-1798) 江戸後期の考証学者。江戸の人。清朝の考証学に学び,古書籍を収集・校勘。著「論語集解考異」など。

よしださだふさ【吉田定房】🔗🔉

よしださだふさ【吉田定房】 (1274-1338) 鎌倉後期・南北朝時代の廷臣。後醍醐天皇の討幕計画を幕府に密告したが,天皇の信任厚く,建武新政府に重きをなした。日記「吉槐記」がある。

よしだしげる【吉田茂】🔗🔉

よしだしげる【吉田茂】 (1878-1967) 政治家。東京生まれ。東大卒。外務次官,駐伊・駐英大使などを歴任し,第二次大戦後,外相。1946 年(昭和 21)第一次内閣,48〜54 年第二次から五次に至る内閣を組織。51 年,サンフランシスコ講和条約・日米安全保障条約に調印。

よしだしょういん【吉田松陰】🔗🔉

よしだしょういん【吉田松陰】 (1830-1859) 幕末の尊王論者・思想家。長州藩士。名は矩方(のりかた),通称は寅次郎。ペリー再来の時,密航を企てて,下獄。のち萩の自邸内に松下村塾を開き,高杉晋作・久坂玄瑞・伊藤博文ら維新の指導者を育成。安政の大獄に連座,刑死した。

よしだしんとう【吉田神道】🔗🔉

よしだしんとう【吉田神道】 室町末期に,吉田兼倶が大成した神道の一派。神・儒・仏・道四教および陰陽道の関係を説き,神道を万法の根本とし,神主仏従の立場から反本地垂迹説を主張。唯一神道。唯一宗源神道。卜部(うらべ)神道。

よしだせいいち【吉田精一】🔗🔉

よしだせいいち【吉田精一】 (1908-1984) 国文学者。埼玉県生まれ。東京教育大・東大教授。日本の近代文学研究の発展に指導的役割を果たした。著「自然主義の研究」など多数。

よしだつかさけ【吉田司家】🔗🔉

よしだつかさけ【吉田司家】 相撲の家元。熊本の行司吉田追風(おいかぜ)が,1789 年谷風・小野川両力士に横綱土俵入りを免許,これを機に行司の家と相撲集団を支配したのに始まる。行司・力士免許の授与を行なってきたが,1951 年(昭和 26)以後,日本相撲協会に権限を譲り形式的存在となった。

よしだとうご【吉田東伍】🔗🔉

よしだとうご【吉田東伍】 (1864-1918) 歴史・地理学者。越後の生まれ。独学で歴史を研究し「徳川政教考」を著す。また,「大日本地名辞書」を編纂(へんさん),地理学の発展に貢献した。

よしだとうよう【吉田東洋】🔗🔉

よしだとうよう【吉田東洋】 (1816-1862) 幕末の土佐藩士。通称は元吉。藩主山内豊信に登用されて藩政改革を推進・断行したが,勤王党に暗殺された。

よしだとみぞう【吉田富三】🔗🔉

よしだとみぞう【吉田富三】 (1903-1973) 病理学者。福島県生まれ。東大教授。ネズミの肝臓癌発生実験の成功,吉田肉腫の発見など癌研究に貢献した。

よしだならまる【吉田奈良丸】🔗🔉

よしだならまる【吉田奈良丸】 (2 世)(1880-1967) 明治・大正の浪曲師。奈良県生まれ。レコードで全国を風靡(ふうび)。

よしだにくしゅ【吉田肉腫】🔗🔉

よしだにくしゅ【吉田肉腫】 シロネズミの可移植性肉腫。1943 年(昭和 18),吉田富三らが実験的に作り出した悪性腫瘍(腹水腫瘍)。腫瘍細胞の研究や癌の化学療法の研究に利用されている。

よしだひでお【吉田秀雄】🔗🔉

よしだひでお【吉田秀雄】 (1903-1963) 広告事業家。福岡県生まれ。東大卒。日本電報通信社(現,電通)入社。業界統合と広告料金公正化に尽力し社長就任。日本の民間放送網設立にも活躍。

よしだぶんごろう【吉田文五郎】🔗🔉

よしだぶんごろう【吉田文五郎】 (4 世)(1869-1962) 文楽の人形遣い。大阪生まれ。女方遣いの名人。1956 年(昭和 31)難波掾を受領。

よしだみつよし【吉田光由】🔗🔉

よしだみつよし【吉田光由】 (1598-1672) 江戸初期の数学者。和算の創始者。日本の説話などをとり入れた大衆数学書「塵劫記」を著す。

よしなおんせん【吉奈温泉】🔗🔉

よしなおんせん【吉奈温泉】 静岡県伊豆半島中部,天城湯ヶ島町にある温泉。狩野川支流の吉奈川に沿う。

よしの【吉野】🔗🔉

よしの【吉野】 (1)奈良県吉野郡の町。吉野川に臨む。中心の上市は古くから市場町として発達し,桜の名所で南朝の史跡が多い。製材業が盛ん。 (2)奈良県南部,紀伊山地中北部の吉野郡一帯の地域の総称。

よしのがみ【吉野紙】🔗🔉

よしのがみ【吉野紙】 奈良県吉野から産出する紙。こうぞで作り,きわめて薄く柔らかい。

よしのがりいせき【吉野ヶ里遺跡】🔗🔉

よしのがりいせき【吉野ヶ里遺跡】 佐賀県神埼郡神埼町・三田川町にある弥生時代の集落・墓地遺跡。大形建物・物見櫓を囲む環濠集落,大形の墳丘墓,銅剣・巴形銅器が発見され,邪馬台国時代の都と考えられる。

よしのがわ【吉野川】🔗🔉

よしのがわ【吉野川】 (1)奈良県,紀伊山地の経ヶ峰付近を水源とする川。和歌山県に入り紀川となり紀淡海峡に注ぐ。長さ 81km。 (2)四国の中央部を東西に流れる四国第 1 の大河。長さ 194km。四国山地の瓶ヶ森に発し,上流部に大歩危(おおぼけ)・小歩危(こぼけ)の峡谷をつくり,徳島平野を流れて紀伊水道に注ぐ。四国三郎。

よしのくず【吉野葛】🔗🔉

よしのくず【吉野葛】 奈良県吉野に産する上等の葛粉(くずこ)。

よしのくまのこくりつこうえん【吉野熊野国立公園】🔗🔉

よしのくまのこくりつこうえん【吉野熊野国立公園】 奈良・三重・和歌山の 3 県にまたがる国立公園。吉野山・大台ヶ原山・那智の滝・瀞(どろ)八丁・熊野三社・潮岬(しおのみさき)などを含む。

よしのげんざぶろう【吉野源三郎】🔗🔉

よしのげんざぶろう【吉野源三郎】 (1899-1981) ジャーナリスト。東京生まれ。岩波書店に入り,戦後,雑誌「世界」編集長。民主主義擁護と平和問題に尽力。著「君たちはどう生きるか」

よしのさくぞう【吉野作造】🔗🔉

よしのさくぞう【吉野作造】 (1878-1933) 政治学者・思想家。宮城県生まれ。東大教授。民本主義を唱え,普通選挙・政党内閣制を主張。活発な啓蒙活動を展開,黎明会・新人会・社会民衆党の結成に貢献するなど,大正デモクラシーを指導。

よしのざくら【吉野桜】🔗🔉

よしのざくら【吉野桜】 (1)吉野山に咲くヤマザクラ。 (2)ソメイヨシノの別名。

よしのすぎ【吉野杉】🔗🔉

よしのすぎ【吉野杉】 吉野地方から産する杉材。酒樽などに利用。

よしのに【吉野煮】🔗🔉

よしのに【吉野煮】 葛粉を使った煮物。白身魚や野菜に用いられる。

よしのひでお【吉野秀雄】🔗🔉

よしのひでお【吉野秀雄】 (1902-1967) 歌人。群馬県生まれ。慶応義塾中退。生涯病と闘いながら,自然な人間感情の流露を歌う。妻の死を詠む絶唱を含む歌集「寒蝉集」ほか,良寛研究の著書もある。

よしのやま【吉野山】🔗🔉

よしのやま【吉野山】 奈良県吉野町にある山地。吉野川の左岸から大峰山脈北端に向けて高まる約 8km に及ぶ尾根続きの山稜の総称。桜の名所(下千本・中千本・奥千本)として,また,南朝の史跡で知られる。

よしますとうどう【吉益東洞】🔗🔉

よしますとうどう【吉益東洞】 (1702-1773) 江戸中期の医学者。広島の人。名は為則。万病一毒・親試実験を唱え,経験に基づき疾病の内的原因をつきとめることに努め,実験医学の道を開く。著「類聚方(るいじゆほう)」「方極」「薬徴」など。

よしみ【吉見】🔗🔉

よしみ【吉見】 埼玉県中央部,比企(ひき)郡の町。東部は荒川の低地,西部は比企丘陵となる。

よしみのひゃっけつ【吉見の百穴】🔗🔉

よしみのひゃっけつ【吉見の百穴】 埼玉県吉見町にある横穴古墳群。凝灰岩質丘陵の斜面に 200 余個の横穴が群在。よしみのひゃくあな。

よしみゆきかず【吉見幸和】🔗🔉

よしみゆきかず【吉見幸和】 (1673-1761) 江戸中期の神道家。名古屋の人。山崎闇斎・正親町公通(おおぎまちきんみち)に神道を学び,度会(わたらい)・卜部(うらべ)両氏の神道に反対した。神道五部書が偽書であることを論じたので有名。

よしむらしゅうよう【吉村秋陽】🔗🔉

よしむらしゅうよう【吉村秋陽】 (1797-1866) 幕末の儒学者。安芸の人。名は晋,字(あざな)は麗明。三原藩儒。佐藤一斎に師事した陽明学者。著「読我書楼遺稿」など。

よしむらじゅんぞう【吉村順三】🔗🔉

よしむらじゅんぞう【吉村順三】 (1908-1997) 建築家。東京都生まれ。東京芸大教授。戦後日本のモダニズムを代表する建築家として,海外で高い評価を受ける。代表作に,国際文化会館,ニューヨーク近代美術館日本館など。

よしむらしんきち【吉村信吉】🔗🔉

よしむらしんきち【吉村信吉】 (1906-1947) 地理学者・湖沼学者。東京生まれ。東大卒。日本の湖沼学を,世界的水準にまで高めた。

よしむらとらたろう【吉村寅太郎】🔗🔉

よしむらとらたろう【吉村寅太郎】 (1837-1863) 幕末尊攘派の志士。土佐の人。虎太郎とも。名は重郷。土佐勤王党に加盟。1863 年天誅組を組織,大和五条に挙兵,敗死した。

よしむらふゆひこ【吉村冬彦】🔗🔉

よしむらふゆひこ【吉村冬彦】 寺田寅彦(とらひこ)の筆名。

よしやのぶこ【吉屋信子】🔗🔉

よしやのぶこ【吉屋信子】 (1896-1973) 小説家。新潟県生まれ。栃木県立高女卒。穏健な道徳観に基づいた家庭小説で人気を獲得。代表作「良人の貞操」「鬼火」「徳川の夫人たち」など。

よしゆきじゅんのすけ【吉行淳之介】🔗🔉

よしゆきじゅんのすけ【吉行淳之介】 (1924-1994) 小説家。岡山県生まれ。東大中退。男女の性的関係を通して,人間存在の意味を問う。「原色の街」「砂の上の植物群」「鞄の中身」「夕暮まで」など。

よしわら【吉原】🔗🔉

よしわら【吉原】 (1)東京都台東区浅草北部。もとの遊郭地。現在は千束の一地区。1617 年江戸市中に散在した遊女屋を日本橋葺屋町に集めて公許。57 年(明暦 3),大火で日本堤山谷(さんや)付近に移転。その以前を元吉原,以後を新吉原という。遊郭は 1958 年(昭和 33)売春防止法の成立とともに廃止。 (2)静岡県富士市の地名。富士山南麓に位置する。江戸時代,東海道の宿場町。1948 年(昭和 23)市制,66 年富士市と合併。

よしわらじろう【吉原治良】🔗🔉

よしわらじろう【吉原治良】 (1905-1972) 洋画家。大阪市生まれ。1954 年(昭和 29)具体美術協会を創立し,関西の前衛美術を育てた。

【吉】🔗🔉

【吉】 〔画 数〕6画 − 常用漢字 〔区 点〕2140〔JIS〕3548〔シフトJIS〕8B67 〔音 訓〕キチ・キツ・よい 〔名乗り〕さち・とみ・はじめ・よ・よし 〔熟語一覧〕 →青野季吉(あおのすえきち) →秋吉台(あきよしだい) →秋吉台国定公園(あきよしだいこくていこうえん) →有吉佐和子(ありよしさわこ) →石部金吉(いしべきんきち) →伊藤為吉(いとうためきち) →稲田竜吉(いなだりゅうきち) →入江泰吉(いりえたいきち) →入沢達吉(いりさわたつきち) →上杉慎吉(うえすぎしんきち) →臼井吉見(うすいよしみ) →宇野重吉(うのじゅうきち) →恵方・吉方(えほう) →遠藤隆吉(えんどうりゅうきち) →大幸勇吉(おおさかゆうきち) →大島亮吉(おおしまりょうきち) →大谷吉継(おおたによしつぐ) →大森房吉(おおもりふさきち) →小川平吉(おがわへいきち) →お吉(おきち) →和尚吉三(おしょうきちさ) →お嬢吉三(おじょうきちさ) →嘉吉(かきつ) →嘉吉の乱(かきつのらん) →梶常吉(かじつねきち) →片岡健吉(かたおかけんきち) →金売吉次(かねうりきちじ) →金子直吉(かねこなおきち) →狩野亨吉(かのうこうきち) →神吉拓郎(かんきたくろう) →神吉晴夫(かんきはるお) →喜田貞吉(きたさだきち) →吉(きち) →吉事(きちじ) →吉日(きちじつ) →吉祥(きちじょう) →吉祥草(きちじょうそう) →吉祥天(きちじょうてん) →吉瑞(きちずい) →吉蔵(きちぞう) →吉日(きちにち) →吉夢(きちむ) →吉例(きちれい) →吉川惟足(きっかわこれたり) →吉川広家(きっかわひろいえ) →吉川元春(きっかわもとはる) →吉川霊華(きっかわれいか) →吉凶(きっきょう) →吉州窯(きっしゅうよう) →吉春(きっしゅん) →吉書(きっしょ) →吉祥(きっしょう) →吉辰(きっしん) →吉左右(きっそう) →吉相(きっそう) →吉草根(きっそうこん) →吉兆(きっちょう) →きっちょむ話・吉四六話(きっちょむばなし) →吉報(きっぽう) →吉林(きつりん) →吉例(きつれい) →杵屋佐吉(きねやさきち) →木下藤吉郎(きのしたとうきちろう) →吉備(きび) →吉備楽(きびがく) →吉備高原(きびこうげん) →吉備国際大学(きびこくさいだいがく) →黍団子・吉備団子(きびだんご) →吉備真備(きびのまきび) →清元梅吉(きよもとうめきち) →吉良(きら) →吉良上野介(きらこうずけのすけ) →吉良義央(きらよしなか) →楠本憲吉(くすもとけんきち) →国吉康雄(くによしやすお) →倉吉(くらよし) →西光万吉(さいこうまんきち) →斎藤茂吉(さいとうもきち) →坂田三吉(さかたさんきち) →三人吉三(さんにんきちさ) →小吉(しょうきち) →白鳥庫吉(しらとりくらきち) →末吉(すえきち) →末吉(すえよし) →末吉孫左衛門(すえよしまござえもん) →杉本良吉(すぎもとりょうきち) →鈴木三重吉(すずきみえきち) →住友吉左衛門(すみともきちざえもん) →墨江・住吉(すみのえ) →住吉(すみよし) →住吉神社(すみよしじんじゃ) →住吉造り(すみよしづくり) →住吉物語(すみよしものがたり) →関口鯉吉(せきぐちりきち) →瀬戸口藤吉(せとぐちとうきち) →染井吉野(そめいよしの) →大吉(だいきち) →高橋亀吉(たかはしかめきち) →高橋新吉(たかはししんきち) →高峰譲吉(たかみねじょうきち) →荼枳尼天・荼吉尼天(だきにてん) →田口卯吉(たぐちうきち) →田熊常吉(たくまつねきち) →武田久吉(たけだひさよし) →谷口吉郎(たにぐちよしろう) →樽井藤吉(たるいとうきち) →津田左右吉(つだそうきち) →寺坂吉右衛門(てらさかきちえもん) →峠三吉(とうげさんきち) →唐人お吉(とうじんおきち) →徳川綱吉(とくがわつなよし) →徳川吉宗(とくがわよしむね) →富本憲吉(とみもとけんきち) →豊田佐吉(とよださきち) →豊臣秀吉(とよとみひでよし) →中江丑吉(なかえうしきち) →中村吉右衛門(なかむらきちえもん) →中村吉蔵(なかむらきちぞう) →中村憲吉(なかむらけんきち) →中谷宇吉郎(なかやうきちろう) →灘尾弘吉(なだおひろきち) →新美南吉(にいみなんきち) →野村吉三郎(のむらきちさぶろう) →橋口隆吉(はしぐちりゅうきち) →橋本進吉(はしもとしんきち) →橋本宗吉(はしもとそうきち) →橋本増吉(はしもとますきち) →服部宇之吉(はっとりうのきち) →原田慶吉(はらだけいきち) →原田豊吉(はらだとよきち) →日吉神道(ひえしんとう) →日吉造り(ひえづくり) →人吉(ひとよし) →日吉丸(ひよしまる) →不吉(ふきつ) →福沢諭吉(ふくざわゆきち) →藤森成吉(ふじもりせいきち) →富士吉田(ふじよしだ) →堀尾吉晴(ほりおよしはる) →本多弘吉(ほんだひろきち) →松井直吉(まついなおきち) →松岡駒吉(まつおかこまきち) →三上於菟吉(みかみおときち) →三木武吉(みきぶきち) →御木本幸吉(みきもとこうきち) →箕作佳吉(みつくりかきち) →美濃部達吉(みのべたつきち) →美濃部亮吉(みのべりょうきち) →三宅米吉(みやけよねきち) →八木重吉(やぎじゅうきち) →矢田部良吉(やたべりょうきち) →柳沢吉保(やなぎさわよしやす) →山本健吉(やまもとけんきち) →湯沢幸吉郎(ゆざわこうきちろう) →寿詞・吉言(よごと) →吉井(よしい) →吉井勇(よしいいさむ) →吉江喬松(よしえたかまつ) →吉岡憲法(よしおかけんぼう) →吉岡弥生(よしおかやよい) →吉雄耕牛(よしおこうぎゅう) →吉川(よしかわ) →吉川英治(よしかわえいじ) →吉川幸次郎(よしかわこうじろう) →吉川惟足(よしかわこれたり) →吉川神道(よしかわしんとう) →吉胡貝塚(よしごかいづか) →吉沢検校(よしざわけんぎょう) →吉沢義則(よしざわよしのり) →吉住小三郎(よしずみこさぶろう) →吉田(よしだ) →吉田五十八(よしだいそや) →吉田一穂(よしだいっすい) →吉田栄三(よしだえいざ) →吉田兼倶(よしだかねとも) →吉田健一(よしだけんいち) →吉田兼好(よしだけんこう) →吉田絃二郎(よしだげんじろう) →吉田篁(よしだこうとん) →吉田定房(よしださだふさ) →吉田茂(よしだしげる) →吉田松陰(よしだしょういん) →吉田神道(よしだしんとう) →吉田精一(よしだせいいち) →吉田司家(よしだつかさけ) →吉田東伍(よしだとうご) →吉田東洋(よしだとうよう) →吉田富三(よしだとみぞう) →吉田奈良丸(よしだならまる) →吉田肉腫(よしだにくしゅ) →吉田秀雄(よしだひでお) →吉田文五郎(よしだぶんごろう) →吉田光由(よしだみつよし) →吉奈温泉(よしなおんせん) →吉野(よしの) →吉野紙(よしのがみ) →吉野ヶ里遺跡(よしのがりいせき) →吉野川(よしのがわ) →吉野葛(よしのくず) →吉野熊野国立公園(よしのくまのこくりつこうえん) →吉野源三郎(よしのげんざぶろう) →吉野作造(よしのさくぞう) →吉野桜(よしのざくら) →吉野杉(よしのすぎ) →吉野煮(よしのに) →吉野塗(よしのぬり) →吉野秀雄(よしのひでお) →吉野山(よしのやま) →吉益東洞(よしますとうどう) →吉見(よしみ) →吉見の百穴(よしみのひゃっけつ) →吉見幸和(よしみゆきかず) →吉村秋陽(よしむらしゅうよう) →吉村順三(よしむらじゅんぞう) →吉村信吉(よしむらしんきち) →吉村寅太郎(よしむらとらたろう) →吉村冬彦(よしむらふゆひこ) →吉屋信子(よしやのぶこ) →吉行淳之介(よしゆきじゅんのすけ) →吉原(よしわら) →吉原治良(よしわらじろう) →和田万吉(わだまんきち)

吉備国際大学🔗🔉

吉備国際大学 〒716-0018 高梁市伊賀町8 Tel.0866-22-3517 >>> http://www1.kiui.ac.jp/

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