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うじ【氏】🔗⭐🔉
うじ【氏】
[1]
(1)家々の系統を表す名称。名字。姓。(ア)民法旧規定で,家の名称。(イ)現行法上,名とともに個人の呼称となるもの。原則として,夫婦と未婚の子は同じ氏を称する。
(2)家柄。
(3)事実上あるいは系譜上,同祖から出たものとされる家の集団。古代において支配階級の構成単位をなしていたもの。族長的な地位に立つ家の家長が氏の上となった。
[2](接尾)
名字・姓名につけて,敬意を表す。「山田―」〔現在では「し(氏)」という〕
うじ【蛆】🔗⭐🔉
うじ【蛆】
ハエやハチなどの幼虫。体は円筒形ないし紡錘形。
うじ【宇治】🔗⭐🔉
うじ【宇治】
(1)京都府南部にある市。京都と奈良を結ぶ宇治川渡河点に位置し,古来交通の要地。近年,工業が発達。平等院鳳凰(ほうおう)堂がある。宇治茶で有名。
(2)抹茶を使用した菓子・料理などに冠する名。「―金時」
うじいえ【氏家】🔗⭐🔉
うじいえ【氏家】
栃木県中部,塩谷郡の町。近世,奥州街道の宿駅。
うじうじ🔗⭐🔉
うじうじ
(副)
決断力がなく,思いためらうさま。「―(した)煮えきらない奴だ」
うしうま【牛馬】🔗⭐🔉
うしうま【牛馬】
小形のウマ。肩高 1.3m 内外。たてがみや尾の長い毛を欠く。文禄・慶長の役の時,朝鮮からもち帰ったものといわれる。種子島に生き残っていたが,1947 年(昭和 22)頃絶滅。
うしお【潮】🔗⭐🔉
うしお【潮】
(1)満ち干(ひ)する海水。
(2)海の水。
(3)潮流。
(4)潮汁(うしおじる)のこと。
うしおに【潮煮】🔗⭐🔉
うしおに【潮煮】
魚介類を塩味で煮た煮物。
うしかい【牛飼い】🔗⭐🔉
うしかい【牛飼い】
牛を飼う人。
うじかがのじょう【宇治加賀掾】🔗⭐🔉
うじかがのじょう【宇治加賀掾】
(1635-1711) 上方(かみがた)古浄瑠璃最後の太夫。嘉太夫(かだゆう)節の流祖。紀伊国の人。近松門左衛門の作品を脚色して上演。
うじがみ【氏神】🔗⭐🔉
うじがみ【氏神】
(1)古代の氏族が共同でまつった祖先神,あるいは守護神。また,それをまつった神社。藤原氏の祖先神としての天児屋根命(あまのこやねのみこと),守護神としての鹿島神宮・香取神宮,源氏の八幡宮など。
(2)室町時代以降,同一の地域内に居住する人々が共同でまつる神。産土神(うぶすながみ)。
(3)屋敷神のこと。
うしかもしか【牛羚羊】🔗⭐🔉
うしかもしか【牛羚羊】
⇒ヌー
うじがわ【宇治川】🔗⭐🔉
うじがわ【宇治川】
京都府南部を流れる川。琵琶湖を水源とする。上流は瀬田川,のち宇治川となり,木津川・桂川と合流して淀川となる。宇治川の戦いで有名。
うじがわのたたかい【宇治川の戦い】🔗⭐🔉
うじがわのたたかい【宇治川の戦い】
(1)1184 年 1 月,源義経と木曾義仲の軍勢による宇治川をはさんでの戦い。佐々木高綱と梶原景季の先陣争いで有名。
(2)1221 年 6 月,承久の乱のとき,朝廷軍が北条泰時の率いる幕府軍に大敗した戦い。
うしく【牛久】🔗⭐🔉
うしく【牛久】
茨城県南部の市。もと浜街道の宿場町。近年,住宅地化が進む。
うじこ【氏子】🔗⭐🔉
うじこ【氏子】
(1)共同の祖先神をまつる人々。氏の子。氏人。
(2)共通の氏神をまつる人々。
うじしゅういものがたり【宇治拾遺物語】🔗⭐🔉
うじしゅういものがたり【宇治拾遺物語】
説話集。2 巻。流布本 15 巻。編者未詳。1212〜21 年頃成立。仏教説話・滑稽談・民話・説話など 197 話を収録。軽妙な和文脈で民衆の生活感情や人間性を語る。
うじじゅうじょう【宇治十帖】🔗⭐🔉
うじじゅうじょう【宇治十帖】
源氏物語 54 帖のうちの最後の 10 帖。薫大将を主人公に山城国宇治を舞台とする。
うじすじょう【氏素性】🔗⭐🔉
うじすじょう【氏素性】
生まれや家柄。「―の知れぬ者」
うじだいなごんものがたり【宇治大納言物語】🔗⭐🔉
うじだいなごんものがたり【宇治大納言物語】
散逸説話集。源隆国作と伝えられる。平安後期成立。多くの書にその書名が引用され,「今昔物語集」「宇治拾遺物語」をはじめ,後代への影響が大きい。また,「今昔物語集」「宇治拾遺物語」「世継物語」などの別称としても呼ばれ,相互の混同を引き起こした。
うじでら【氏寺】🔗⭐🔉
うじでら【氏寺】
一家一門で建立し代々帰依する寺。藤原氏の興福寺,和気(わけ)氏の神護寺などの類。
うしとら【丑寅・艮】🔗⭐🔉
うしとら【丑寅・艮】
方角の名。丑と寅との中間の方角。北東。鬼門(きもん)にあたる。
うじな【宇品】🔗⭐🔉
うじな【宇品】
広島市南部の港湾地区。広島港の通称。
うしな・う【失う】🔗⭐🔉
うしな・う【失う】
(動五)
(1)もっているもの,身に備わっているものなどをなくす。「財産を―・う」「自信を―・う」
(2)つかまえそこなう。「チャンスを―・う」
(3)競技・ゲームなどで,相手に点を取られる。⇔得る
「一挙に 3 点―・った」
(4)大切な人に死なれる。「夫を―・う」
(5)手段・方法・方向などがわからなくなる。「生きる術(すべ)を―・う」
うしなわれたときをもとめて【失われた時を求めて】🔗⭐🔉
うしなわれたときをもとめて【失われた時を求めて】
〔(フ)
la recherche du temps perdu〕
プルーストの長編小説。全 7 巻。1913〜27 年刊行。話者(私)の人生と恋愛の遍歴を複雑な時間構成でたどり,無意志的記憶の喚起によって意識の深層に光をあてた作品で,小説の概念に新規な局面を与えた。
la recherche du temps perdu〕
プルーストの長編小説。全 7 巻。1913〜27 年刊行。話者(私)の人生と恋愛の遍歴を複雑な時間構成でたどり,無意志的記憶の喚起によって意識の深層に光をあてた作品で,小説の概念に新規な局面を与えた。
うしのした【牛の舌】🔗⭐🔉
うしのした【牛の舌】
カレイ目ウシノシタ科とササウシノシタ科の海魚の総称。全長 10〜35cm。体は平たくて長楕円形。ウシノシタ科では両眼が体の左側にあり,ササウシノシタ科では両眼が体の右側にある。北日本以南に分布。クツゾコ。ベタ。→シタビラメ
うしのときまいり【丑の時参り】🔗⭐🔉
うしのときまいり【丑の時参り】
憎いと思う人をのろい殺すために,七日間丑の刻(午前 2 時頃)に神社や寺に参詣すること。白衣で頭に五徳を逆さにのせ,その足に蝋燭(ろうそく)を挿し,胸に鏡をさげ,手に金づちと釘を持ち,相手をかたどった人形を鳥居や神木に打ちつける。丑の刻参り。丑の時詣(もう)で。
うしのひ【丑の日】🔗⭐🔉
うしのひ【丑の日】
(1)十二支をあてはめて,丑にあたる日。
(2)夏の土用の丑の日,または冬の寒中の丑の日。夏は鰻(うなぎ)を食べ,灸(きゆう)をすえ,冬は女性が紅を買う風習がある。
うじのわきいらつこ【菟道稚郎子】🔗⭐🔉
うじのわきいらつこ【菟道稚郎子】
応神天皇の皇子。記紀によれば天皇に寵愛(ちようあい)されて皇太子となったが,兄の大鷦鷯尊(おおさざきのみこと)(仁徳天皇)に皇位を譲るために自殺したという。
うしはらきよひこ【牛原虚彦】🔗⭐🔉
うしはらきよひこ【牛原虚彦】
(1897-1985) 映画監督。熊本県生まれ。本名,清彦。東京帝大卒。松竹入社後,渡米してチャップリンの薫陶を受ける。帰国後,「彼と東京」「彼と田園」「彼と人生」3 部作などで一時代を画した。
うじぶみ【氏文】🔗⭐🔉
うじぶみ【氏文】
古代,一族の由緒や祖先の功績などを記した文書。「高橋―」
うしへん【牛偏】🔗⭐🔉
うしへん【牛偏】
漢字の偏の一。「牡」「物」「特」などの「牛」の部分。
うしみつ【丑三つ】🔗⭐🔉
うしみつ【丑三つ】
(1)丑の刻を四つに分けた第 3 番目の時刻。今の午前 2 時から 2 時半頃,または午前 3 時から 3 時半。うしみつどき。
(2)真夜中。深更。「草木も眠る―時」
うじむし【蛆虫】🔗⭐🔉
うじむし【蛆虫】
(1)ハエ・ハチなどの幼虫。うじ。
(2)人をののしっていう語。
ウジャイン【Ujjain】🔗⭐🔉
ウジャイン【Ujjain】
インド中部,ビンディア山脈の山麓にある古都。ヒンズー教の聖地。
うじゃじゃ・ける🔗⭐🔉
うじゃじゃ・ける
(動下一)
(1)果物が熟してくずれる。
(2)だらしなく,くずれている。「―・けた態度」
うじやまだ【宇治山田】🔗⭐🔉
うじやまだ【宇治山田】
三重県伊勢市の旧称。
うじょうふくよう【羽状複葉】🔗⭐🔉
うじょうふくよう【羽状複葉】
葉の形態の一。主脈の左右に小葉が羽状に並んでいるもの。羽状葉。
うじょうみゃく【羽状脈】🔗⭐🔉
うじょうみゃく【羽状脈】
網状脈の一種。葉の中央の主脈から左右に支脈の出る様子が鳥の羽毛のつき方に似ているのでいう。クリ・サクラなどにみられる。
うしろ【後ろ】🔗⭐🔉
うしろあし【後ろ足】🔗⭐🔉
うしろあし【後ろ足】
四つ足の動物のあとあし。⇔前足
うしろあわせ【後ろ合わせ】🔗⭐🔉
うしろあわせ【後ろ合わせ】
背中合わせ。「―に立つ」
うしろはちまき【後ろ鉢巻き】🔗⭐🔉
うしろはちまき【後ろ鉢巻き】
後頭部に結び目をもってくる鉢巻きの結び方。⇔向こう鉢巻き
うしろまえ【後ろ前】🔗⭐🔉
うしろまえ【後ろ前】
衣服などで,後ろと前とが逆になること。「セーターを―に着る」
うしろみ【後ろ見】🔗⭐🔉
うしろみ【後ろ見】
後ろ楯(だて)。後見(こうけん)。
うしろむき【後ろ向き】🔗⭐🔉
うしろむきすいろん【後ろ向き推論】🔗⭐🔉
うしろむきすいろん【後ろ向き推論】
〔backward reasoning〕
ある結論が正しいかどうかを,それが成立する条件とルールを繰り返し探索して求める人工知能の手法の一。後方推論。
うしろめた・い【後ろめたい】🔗⭐🔉
うしろめた・い【後ろめたい】
(形)
後ろ暗いところがあって,良心がとがめる。「私には―・いところはない」
うしわかまる【牛若丸】🔗⭐🔉
うしわかまる【牛若丸】
源義経(みなもとのよしつね)の幼名。
うしん【有心】🔗⭐🔉
うしん【有心】
(1)思慮のあること。わきまえのあること。
(2)歌学の用語。藤原定家以後,中世の歌人に最も重視された理念の一。定家によれば,対象に虚心に対してその境に没入し,よく本質を観じた作歌態度をいうが,時代変遷や歌人個々による様々なとらえ方がある。連歌についてもいう。心あり。
(3)(狂歌を「無心」というのに対して)伝統的な和歌。また,有心連歌のこと。
うしんしつ【右心室】🔗⭐🔉
うしんしつ【右心室】
鳥類および哺乳類にみられる心臓右側下部の腔所。右心房から受けた静脈血をその壁の収縮により肺動脈に送る。
新辞林に「うじ」で始まるの検索結果 1-52。
(さつた)。