複数辞典一括検索+

ひと【人】🔗🔉

ひと【人】 動物分類学上、霊長目れいちょうもくヒト科に属する哺乳ほにゅう類。学名はホモ‐サピエンス。人間。人類。 学術的用語の場合は「ヒト」と書く。 ある特定の個人。また、ある一定の条件にあてはまる個人。 「これから━に会う用がある」 「━を募集する」 能力などのすぐれた個人。有能な人材。 「━を得る」 自分以外の人間。他人。 「━からとやかく言われたくない」 「━にはわからない苦労」 他人」とも当てる。 性格。人柄。 「━がいい」 関連語 大分類‖人‖ひと 中分類‖人間‖にんげん

ひ‐と【費途】🔗🔉

ひ‐と【費途】 金銭の使いみち。使途。 関連語 大分類‖金銭‖きんせん 中分類‖消費‖しょうひ

ひと【一】🔗🔉

ひと【一】 (造) ひとつの。一回の。 「━皿・━包み・━勝負」 少しの。ちょっと。 「━雨・━苦労・━休み」 全体に及ぶさまを表す。 「━夏・━町」 不特定の期間やおおよその範囲を漠然と表す。 「━ころ・━通り・━わたり」 軽くある動作を行う意を表す。 「━眠りする」 「━風呂浴びる」

ひと‐あし【一足】🔗🔉

ひと‐あし【一足】 一歩。 きわめて近い距離。また、ごく短い時間。 「駅まではほんの━だ」 「━先に出かける」 「━違い(=わずかな時間の差)」

ひと‐あし【人足】🔗🔉

ひと‐あし【人足】 人のゆきき。往来。 「━が絶える」

ひと‐あじ【一味】━アヂ🔗🔉

ひと‐あじ【一味】━アヂ 他とは微妙に異なる味わい・趣。 「━違う話芸」

ひと‐あしらい【人あしらい】━アシラヒ🔗🔉

ひと‐あしらい【人あしらい】━アシラヒ 人のもてなし方。応対。 「━がうまい」

ひと‐あせ【一汗】🔗🔉

ひと‐あせ【一汗】 ひとしきり汗を流すこと。 「畑仕事をして━かく」

ひと‐あたり【人当たり】🔗🔉

ひと‐あたり【人当たり】 他人と接するときの態度。また、そのとき相手に与える感じ。 「━のよい人」 「━がやわらかい」

ひと‐あめ【一雨】🔗🔉

ひと‐あめ【一雨】 一回の降雨。 「━ごとに暖かくなる」 ひとしきり降る雨。 「━来そうだ」

ひと‐あれ【一荒れ】🔗🔉

ひと‐あれ【一荒れ】 名・自サ変 風雨がひとしきり激しくなること。 もめごとなどがひとしきり起こること。 「今度の株主総会は━ありそうだ」

ひと‐あわ【一泡】🔗🔉

ひと‐あわ【一泡】 驚き、あわてることのたとえ。 「━吹かせる(=不意をついて、また、思いがけないことをして、相手を驚かせあわてさせる)」

ひと‐あんしん【一安心】🔗🔉

ひと‐あんしん【一安心】 名・自サ変ひとまず安心すること。 「けがは軽いと聞いて━する」

ひと‐いき【一息】🔗🔉

ひと‐いき【一息】 一回の呼吸。ひと呼吸。 ちょっと休むこと。ひと休み。 「ここらで━入れよう」 休まないでひと続きに物事を行うこと。一気。 「大ジョッキを━に飲み干す」 わずかの努力。 「頂上までもう━だ」

ひと‐いきれ【人熱れ・人れ】🔗🔉

ひと‐いきれ【人熱れ・人れ】 多くの人が集まって、その体熱やにおいがいっぱいに立ちこめること。 「━でむっとする車内」

ひと‐いちばい【人一倍】🔗🔉

ひと‐いちばい【人一倍】 ふつうの人以上であること。 「━の努力が必要だ」 ◇副詞的にも使う。

ひと‐いろ【一色】🔗🔉

ひと‐いろ【一色】 一つの色。いっしょく。 一つの種類。一種類。 「この手の品は━しかない」

ひ‐とう【秘湯】━タウ🔗🔉

ひ‐とう【秘湯】━タウ 人にまだあまり知られていない鄙ひなびた温泉。

び‐とう【尾灯】🔗🔉

び‐とう【尾灯】 車両などの後尾につける赤い標識灯。テールランプ。テールライト。 ⇔前照灯

び‐とう【微騰】🔗🔉

び‐とう【微騰】 名・自サ変物価などが、わずかに上がること。 「地価が━する」 ⇔微落

ひと‐うけ【人受け】🔗🔉

ひと‐うけ【人受け】 その人から他人が受けとる好悪の印象。 「━のいい人」

ひと‐うち【一打ち】🔗🔉

ひと‐うち【一打ち】 名・他サ変 一度打つこと。 一度で打ち負かすこと。また、一撃で打ち倒すこと。 「敵を━にする」

ひと‐え【一重(単・単衣)】━ヘ🔗🔉

ひと‐え【一重(単・単衣)】━ヘ 重なっていないで、そのものだけであること。 「━の帯」 「紙━」 「━まぶた」 花びらが重なっていないこと。 「━の椿つばき 裏をつけないで仕立てた着物。ひとえもの。 ⇔あわせ は「単」「単衣」と書く。

ひとえ‐に【偏に】ヒトヘ━🔗🔉

ひとえ‐に【偏に】ヒトヘ━ ただそのことだけをするさま。ひたすら。 「━お願い申し上げます」 ただそれだけが理由であるさま。もっぱら。 「これも━皆様のお陰です」 ◆名詞「一重ひとえ」+格助詞「に」から。 「一重に」とも。

ひと‐おじ【人怖じ】━オヂ🔗🔉

ひと‐おじ【人怖じ】━オヂ 名・自サ変幼児などが、知らない人の前に出るとおじけづくこと。 「━しない子供」

ひとおもい‐に【一思いに】ヒトオモヒ━🔗🔉

ひとおもい‐に【一思いに】ヒトオモヒ━ あれこれ迷わずに、思い切って行うさま。 「いっそ━死にたい」

ひと‐がき【人垣】🔗🔉

ひと‐がき【人垣】 多くの人が垣のように立ち並ぶこと。 「沿道に━ができる」

ひと‐かげ【人影】🔗🔉

ひと‐かげ【人影】 人の姿。 「━もまばらな早朝の駅」 物に映った人の影。 関連語 大分類‖光と影‖ひかりとかげ 中分類‖‖かげ

ひと‐かず【人数】🔗🔉

ひと‐かず【人数】 人の数。にんずう。 一人前の人間として数えられること。 「まだ未熟で━には入らない」

ひと‐かた【一方】🔗🔉

ひと‐かた【一方】 「一人ひとり」の敬称。おひとり。 「もうお━いらっしゃいます」 一つの方。片一方。また、片一方の人。 形動程度が普通であるさま。ひととおり。 「その喜びようは━ではなかった」 ◇打ち消しの語を伴う。 かな書きも多い。

ひと‐がた【人形】🔗🔉

ひと‐がた【人形】 人の形。人の姿。また、人の姿をかたどったもの。にんぎょう。 形代かたしろ

ひとかたなら‐ず【一方ならず】🔗🔉

ひとかたなら‐ず【一方ならず】 ひととおりでなく。非常に。 「━悲しむ」

ひとかたなら‐ぬ【一方ならぬ】🔗🔉

ひとかたなら‐ぬ【一方ならぬ】 連体ひととおりでない。非常な。 「━世話になる」

ひと‐かど【一廉・一角】🔗🔉

ひと‐かど【一廉・一角】 他よりもひときわすぐれていること。いっかど。 「━の人物」 それ相応の能力や内容をそなえていること。一人前であること。 「古いが━の役に立つ道具」

ひと‐がら【人柄】🔗🔉

ひと‐がら【人柄】 その人に備わっている性格や品格。 「やさしい━」 性格や品格がすぐれていること。 「お━が伝わってくる」 関連語 大分類‖人の性質‖ひとのせいしつ 中分類‖人柄‖ひとがら

ひと‐かわ【一皮】━カハ🔗🔉

ひと‐かわ【一皮】━カハ 一枚の皮。皮一枚。 ◇本質・素質を覆いかくすもののたとえにも使う。「━けば旧態依然の体制であることは明らかだ」

一皮・ける🔗🔉

一皮・ける 容姿・性格・技術などが洗練されて見違えるようによくなる。 「━・けてたくましくなる」

ひと‐ぎき【人聞き】🔗🔉

ひと‐ぎき【人聞き】 他人が聞くこと。また、他人が聞いたときに受ける感じ。外聞。 「━の悪いことを言うな」

ひと‐ぎらい【人嫌い】━ギラヒ🔗🔉

ひと‐ぎらい【人嫌い】━ギラヒ 他人との関わり合いを嫌うこと。また、そのような性格の人。人間嫌い。

ひと‐きわ【一際】━キハ🔗🔉

ひと‐きわ【一際】━キハ 他とくらべて特にきわだっているさま。一段と。 「━目立つ」 「━美しい」

ひ‐とく【秘匿】🔗🔉

ひ‐とく【秘匿】 名・他サ変人に知られないように隠しておくこと。 「財貨を━する」

び‐とく【美徳】🔗🔉

び‐とく【美徳】 美しい徳行。道徳にかなった立派な行い。 「謙譲の━」 ⇔悪徳 関連語 大分類‖道徳‖どうとく 中分類‖道徳‖どうとく

ひと‐くくり【一括り】🔗🔉

ひと‐くくり【一括り】 一つにまとめてくくること。また、そのもの。いっかつ。 「薪たきぎを━にする」 関連語 大分類‖集まる‖あつまる 中分類‖統一‖とういつ

ひと‐くさり【一くさり】🔗🔉

ひと‐くさり【一くさり】 謡物・語り物などの一段落。また、話などのまとまった一区切り。 「自慢話を━聞かされる」

ひと‐くせ【一癖】🔗🔉

ひと‐くせ【一癖】 ふつうとはどこか違った扱いにくい性格。特異な個性。 「━ありそうな人」 「━も二癖もある(=ふつうの人とはだいぶ違って、したたかで油断のならない感じを抱かせる)」

ひと‐くだり【一行】🔗🔉

ひと‐くだり【一行】 文章の一行いちぎょう。また、文章・物語などの一部分。 「『草枕』冒頭の━」

ひと‐くち【一口】🔗🔉

ひと‐くち【一口】 飲食物を一度に全部口に入れること。 「饅頭まんじゅうを━で食う」 口にはいる一回分だけ飲食すること。また、その口にはいる量。 「ビールを━飲む」 「━羊羹ようかん かいつまんで手みじかに言うこと。 「━にジャズといってもいろいろある」 株・寄付などの一単位。 「━千円の寄付」 何人かでする仕事などの一部分。 「━乗る(=もうけ口や仕事の仲間に加わる)」

ひとくち‐ばなし【一口話(一口噺)】🔗🔉

ひとくち‐ばなし【一口話(一口噺)】 ちょっとした短い話。特に、滑稽こっけいみのある短い話。小話。

ひと‐くふう【一工夫】🔗🔉

ひと‐くふう【一工夫】 名・他サ変ちょっと工夫すること。もう少し思案すること。 「もう━すれば特許が取れる」 「製品化には━あってしかるべきだ」

ひと‐くろう【一苦労】━クラウ🔗🔉

ひと‐くろう【一苦労】━クラウ 名・自サ変かなりの苦労をすること。 「━して論文を書き上げる」

ヒト‐クローン🔗🔉

ヒト‐クローン 未受精卵から核を除去し、そこに体細胞の核を移植してできた胚はいを子宮に戻すことによって作られる人間。理論的には誕生が可能だが、人間の尊厳を損なうとして、二〇〇一年六月から「ヒトに関するクローン技術等の規制に関する法律」が施行されている。クローン人間。 ◇ヒト(人)+クローンの和製語。

ひと‐け【人気】🔗🔉

ひと‐け【人気】 人のいるけはい。 「━のない境内」

ひと‐けた【一桁】🔗🔉

ひと‐けた【一桁】 十進法で表した数の桁一つ。 「値段が━ちがう」 「数値を━読みちがえる」 一の位の数。 「昭和━生まれ」

ヒト‐ゲノム🔗🔉

ヒト‐ゲノム 人間の全遺伝子情報。 ◇ヒト(人)+ゲノムの和製語。英語ではhuman genome。

ひと‐こいし・い【人恋しい】━コヒシイ🔗🔉

ひと‐こいし・い【人恋しい】━コヒシイ 寂しくて何となく人に会いたい気持ちである。 「━・くなって電話をかける」 ‐げ/‐さ

ひと‐こえ【一声】━コヱ🔗🔉

ひと‐こえ【一声】━コヱ 一回だけ声を発すること。一回だけ鳴くこと。また、その声。 短いことばを発すること。また、その一言。 「総理の━で決まる」 「━かけて出かける」

ひと‐ごえ【人声】━ゴヱ🔗🔉

ひと‐ごえ【人声】━ゴヱ 人が話す声。 関連語 大分類‖声‖こえ 中分類‖‖こえ

ひと‐こきゅう【一呼吸】━コキフ🔗🔉

ひと‐こきゅう【一呼吸】━コキフ 自サ変一回、呼吸をすること。また、一回の呼吸。ひと息。 「━して緊張をほぐす」 ちょっとの間。 「━おいて話を続ける」 関連語 大分類‖体の状態‖からだのじょうたい 中分類‖‖いき 大分類‖間‖あいだ 中分類‖‖ま

ひと‐ごこち【人《心地》】🔗🔉

ひと‐ごこち【人《心地》】 無事に生きているという気持ち。生きた心地。また、緊張が解けてほっとした気持ち。 「怖くて━もなかった」 「難を逃れ、ようやく━がついた」 「一心地」と書くのは誤り。

ひと‐ごころ【人心】🔗🔉

ひと‐ごころ【人心】 人の心。また、人情。情け。

ひと‐こと【一言】🔗🔉

ひと‐こと【一言】 一つのことば。また、わずかのことば。 「━の挨拶もない」 「━では言えない」

ひと‐ごと【人事(他人事)】🔗🔉

ひと‐ごと【人事(他人事)】 他人にかかわること。自分とは関係ないこと。 「とても━とは思えない」 「彼はまるで━のように言った」 「他人事」は明治・大正期の文学で、「他人事ひとごと」のようにふりがな付きで書かれたものが、のちふりがなが取られ、「他人事たにんごと」とも読むようになった。

ひと‐こま【一齣】🔗🔉

ひと‐こま【一齣】 映画・演劇などの一場面。 一続きの事柄の中の一場面。 「青春の━」 「歴史の━を飾る世紀の祭典」 フィルム・漫画などで、枠で区切られた一場面。 「━漫画」 大学などで、時間割の一区切り。一時限。

ひと‐ごみ【人混み(人込み)】🔗🔉

ひと‐ごみ【人混み(人込み)】 たくさんの人がいて、込み合っていること。また、その場所。雑踏。 関連語 大分類‖混ざる‖まざる 中分類‖混雑‖こんざつ

ひと‐ころ【一頃】🔗🔉

ひと‐ころ【一頃】 以前のある時期。 「━の元気はない」 「━はやった歌」 ◇副詞的にも使う。 関連語 大分類‖時‖とき 中分類‖過去‖かこ

ひと‐ごろし【人殺し】🔗🔉

ひと‐ごろし【人殺し】 人を殺すこと。殺人。また、人を殺した者。殺人者。 関連語 大分類‖死‖し 中分類‖殺す‖ころす

ひと‐さし【一差し(一指し)】🔗🔉

ひと‐さし【一差し(一指し)】 舞・将棋などの一回。 「━舞う」

ひとさし‐ゆび【人差し指(人指し指)】🔗🔉

ひとさし‐ゆび【人差し指(人指し指)】 手の、親指と中指の間にある指。第二指。食指しょくし。 ◇足の場合は、その位置から「足の人差し指」などという。

ひと‐ざと【人里】🔗🔉

ひと‐ざと【人里】 人家の集まっている所。人々の住んでいる村落。 「━離れた山中」

ひと‐さま【人様】🔗🔉

ひと‐さま【人様】 他人の敬称。 「━の物に手を出すな」

ひと‐さらい【人攫い】━サラヒ🔗🔉

ひと‐さらい【人攫い】━サラヒ 人をだまして、また暴力などを使って無理に連れ去ること。また、その者。

ひと‐さわがせ【人騒がせ】🔗🔉

ひと‐さわがせ【人騒がせ】 名・形動たいした理由もなく人を騒がせて迷惑をかけること。 「━な話」 ◇一時は人を驚かせたが大事には至らなかった場合に使う。 関連語 大分類‖声に出す行為‖こえにだすこうい 中分類‖騒ぐ‖さわぐ

ひとし・い【等しい(斉しい・均しい)】🔗🔉

ひとし・い【等しい(斉しい・均しい)】 二つ(以上)のものが、数量・形状などにおいて完全に一致するさま。同一だ。同じだ。 「4×4と2×8は値が━」 「形は━が大きさが異なる」 《「…に(も)━」の形で》基準とするもの(特に、極端な程度のもの)に限りなく近いと思われるさま。 「伸び率はゼロに━」 「沈黙はしばしば同意に━」 「その言い方は脅しに(も)━」 ◆「等」は広く使う。「斉」は「斉しく」の形で「全員斉しく(=そろって)賛成した」「全山斉しく霧におおわれる」のように、「均」は公平に行き渡る意で使うが、今は、「等」でまかなう。 ‐さ

ひと‐しお【一塩】━シホ🔗🔉

ひと‐しお【一塩】━シホ 魚や野菜に薄く塩をふること。また、そうしたもの。 「━の鮭さけ

ひと‐しお【一入】━シホ🔗🔉

ひと‐しお【一入】━シホ より程度がはなはだしくなるさま。一段と。いっそう。ひときわ。 「熱帯地方だけに暑さも━だった」 ◇染め物を染め液の中に一回つける意から。

ひと‐しきり【一頻り】🔗🔉

ひと‐しきり【一頻り】 しばらくの間、盛んな状態が続くさま。 「━笑った」 関連語 大分類‖短い‖みじかい 中分類‖短期間‖たんきかん

ひとしく【等しく(斉しく・均しく)】🔗🔉

ひとしく【等しく(斉しく・均しく)】 いずれもおなじように。こぞって。 「来訪者全員が━祝意を示した」 「兄弟━五百円ずつもらった」 「兄弟[みな]━」のように名詞に直接付く形でも使う。「兄弟━反対した」 《「…と━」の形で》…するやいなや。…した途端に。 「到着すると━車はまた出発した」 ◆等しい

ひと‐しごと【一仕事】🔗🔉

ひと‐しごと【一仕事】 自サ変ひとしきり仕事をすること。また、そのしごと。 「━して汗をかく」 あるまとまった仕事。かなり手間のかかる仕事。 「用意を整えるまでが━だ」 関連語 大分類‖仕事‖しごと 中分類‖務め‖つとめ

ひと‐じち【人質】🔗🔉

ひと‐じち【人質】 要求を押し通すために脅迫手段として身柄を拘束しておく相手側の人。 近世以前、誓約の保証として、また経済上の担保として相手側に預けた人。 関連語 大分類‖戦争‖せんそう 中分類‖捕虜‖ほりょ

ひとし‐なみ【等し並み】🔗🔉

ひとし‐なみ【等し並み】 名・形動差別をしないで同じように扱うこと。同等。同様。 「大人も子供も━に扱う」

ひと‐しれず【人知れず】🔗🔉

ひと‐しれず【人知れず】 人に気づかれないようにするさま。 「━悩む」

ひと‐しれぬ【人知れぬ】🔗🔉

ひと‐しれぬ【人知れぬ】 連体だれも知らない。人にはわからない。 「━苦労がある」

ひと‐ずき【人好き】🔗🔉

ひと‐ずき【人好き】 多くの人に好かれること。 「━のする性格」 関連語 大分類‖見聞‖けんぶん 中分類‖人気‖にんき

ひと‐すじ【一筋(一条)】━スヂ🔗🔉

ひと‐すじ【一筋(一条)】━スヂ 細長いものの一本。一条。 「━の糸[光明]」 形動一つのことに心を集中させ続ける。 「芸道━に励む」 「学問━の人」 「ただ━に思いつめる」

ひとすじ‐なわ【一筋縄】ヒトスヂナハ🔗🔉

ひとすじ‐なわ【一筋縄】ヒトスヂナハ 通常の方法。尋常の手段。 「━では行かない」

ひと‐ずれ【人擦れ】🔗🔉

ひと‐ずれ【人擦れ】 名・自サ変多くの人と接して悪く世慣れていること。さまざまな経験を積み、ずるさを身につけていること。 「まだ━していない若者」

ひと‐だかり【人集り】🔗🔉

ひと‐だかり【人集り】 多くの人が群がり集まること。 「黒山のような━」 関連語 大分類‖集まる‖あつまる 中分類‖集団‖しゅうだん

ひと‐だすけ【人助け】🔗🔉

ひと‐だすけ【人助け】 困っている人を助けること。

ひと‐だのみ【人頼み】🔗🔉

ひと‐だのみ【人頼み】 他人をあてにする。他人まかせにすること。 「━にはできない仕事」

ひと‐たび【一度】🔗🔉

ひと‐たび【一度】 いちど。一回。 「━は中止を考えた計画」 《条件節の中で使って》一つの行為や経験をするさま。いちど。いったん。 「━地震でも起こればひとたまりもない」

ひと‐だま【人魂】🔗🔉

ひと‐だま【人魂】 夜、青白い尾を引いて空中を飛ぶ火の玉。 ◇死者から抜け出した魂と考えられたことから。 関連語 大分類‖魔物‖まもの 中分類‖化け物‖ばけもの

ひと‐たまり【一溜まり】🔗🔉

ひと‐たまり【一溜まり】 しばらくの間、もちこたえること。 「━もない(=わずかの間ももちこたえられない)」

ひと‐だんらく【一段落】🔗🔉

ひと‐だんらく【一段落】 名・自サ変いちだんらく

ひと‐ちがい【人違い】━チガヒ🔗🔉

ひと‐ちがい【人違い】━チガヒ 名・他サ変別の人をある人と思い違いすること。人ちがえ。

ひと‐つ【一つ】🔗🔉

ひと‐つ【一つ】 自然数のはじめの数。いち。 「━、二つ」 ◇物を数えるときに使う。 物を数えるときの、一個。 「菓子を━つまむ」 「━しかない命」 年齢の、一歳。 「━上の人」 同一であること。 「━屋根の下で暮らす」 同じ状態であること。また、類似の状態であること。 「心を━にする」 同じ範疇はんちゅうに属していること。いくつかあるうちの、一種・一面であること。 「それも懸案の━だ」 「それも━の方法だ」 《名詞の下に付いて》それだけであると限定し、強調する意を表す。 「身━でやってくる」 「実行するかどうかは君の考え━だ」 《名詞の下に付いて、打ち消しを伴って》それを最低・最小の例として、類推される事柄をすべて否定する意を表す。 「風邪━ひかない」 「何━成功した試しがない」 何かを思い立ったときに軽い調子でいう語。ちょっと。ためしに。 「━やってみよう」 相手に依頼するときに軽い調子でいう語。どうか。 「━よろしくお願いします」

ひとつ‐あな【一つ穴】🔗🔉

ひとつ‐あな【一つ穴】 同じ穴。 「━の狢むじな(=一見関係なさそうだが実は一緒になって悪事を働く仲間であることのたとえ)」

ひとつ‐おぼえ【一つ覚え】🔗🔉

ひとつ‐おぼえ【一つ覚え】 一つのことだけを習い覚え、何かにつけてそればかり言うこと。一つのことを言うばかりで融通がきかないこと。 「ばかの━」 関連語 大分類‖記憶‖きおく 中分類‖記憶‖きおく

ひと‐つき【一月】🔗🔉

ひと‐つき【一月】 一か月。

ひとっ‐こ【人っ子】🔗🔉

ひとっ‐こ【人っ子】 「人」を強めていう語。 「━一人いない境内」

ひとっ‐とび【一っ飛び】🔗🔉

ひとっ‐とび【一っ飛び】 一回飛ぶこと。また、一回飛んだくらいの短い距離や時間。ひととび。 「東京・那覇間もいまや━だ」 《「━に」の形で》ただちに。いっぺんに。ひととび。 「夢が━にかなった」

明鏡国語辞典ひとで始まるの検索結果 1-100もっと読み込む