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も【▽面】🔗⭐🔉
も【▽面】

名
〔雅〕表面。おもて。
「川の━」




も【喪】🔗⭐🔉
も【喪】

名
親近者の死後、その死をいたみ、身を慎むために、祝い事や社交的な行動を一定の期間避けること。
「━に服す」
「━が明ける」




も🔗⭐🔉
も

副
さらに。もう。
「━少し待ってくれ」




も🔗⭐🔉
も

副助
同類の事物をつけ加える。
「この店は安いし味もよい」
「君が行くなら僕も行く」
同類の事物の暗示を含むことが多い。「今日も暑いね(「昨日」などを暗示)」「家族のことも考えろ(「仕事」などを暗示)」「君も短気だな(他の話題の人などを暗示)」
《「AもBも(Cも)…」の形で》同類の事物を並べ挙げる。
「明日は祖父も祖母も来る」
「数学も理科も苦手だ」
「賛成も反対もしない」
「逃げも隠れもしない」
「聞くも涙、語るも涙の物語」
同類の事物の暗示を含むことが多い。「東京も大阪も雨だ(間に挟まれた名古屋などを暗示)」
《「AもBも」の形で、事物を対句的に並べ上げて》それを含むすべてを言外に暗示する。下に来る肯定/否定の違いによって、全面的な肯定にも否定にもなる。
「老いも若きも(=誰もが)感動した」
「酸いも甘いも(=何事も)かみ分ける」
「泣いても笑っても(=どうしようと)これで終わりだ」
「猫も杓子も(=誰もが)ケータイだ」
「煮ても焼いても(=どうしても)食えない」
「西も東も分からない(=全く不案内だ)」
「死んでは元も子もない(=すべてを失ってしまう)」
用例に見るほか、「誰も彼かも」「どこもかしこも」「どれもこれも」など、固定した言い回しが多い。
《「AしてもAしても」の形で》いかに[いくら]…しても。
「やってもやっても終わらない」
「取り締まっても取り締まっても違反者が出る」
《「AもBならCもBだ」「AもBすればCもBする」の形で、Bに同じまたは同類の意を表す語をとって》二つの事柄が同時に成り立つ意を表す。
「夫も教師なら妻も教師だ(=ともに教師だ)」
「数学も苦手なら理科も苦手だ(=ともに苦手だ)」
「酒も飲めばタバコも吸う」
《不定の意を表す語に付いて》どの場合にも当てはまる意を表す。下に打ち消しを伴うときは全面的な否定となる。
「どちらも似たりよったりだ」
「苦しいのはどこも同じだ」
「何もない」
「誰も知らない」
「どの子もあてにならない」
《少ない数量や小さな動きを表す語に付き、下に打ち消しを伴って》全面的な否定を表す。
「少しも待てない」
「ぴくりとも動かない」
「一つもない」
「一歩も譲らない」
《数量を表す語に付いて》
程度の多さを強調する。
「一時間も待った」
「毎月十万円も払えない」
「百人も押しかけた」
《接続助詞「ば」を伴う条件句に使って》上限を示して数量の少なさを表す。
「五分もすれば帰ってくる」
「一万もあれば買える」
《下に数量や疑問の語を伴って》過去のことを推量して、おおよその程度を表す。
「一時間も待っただろうか」
ある物事(特に極端な物事や高い評価を表す物事)をとりたてて、通常は成立しないがと一歩引く気持ちを添えながらも、この場合は大いに成立すると主張してその文意を強める。…(で)さえも。…といえども。…でも。
「中には泣き出す人もあった」
「冗談もいいかげんにしろ」
「下手な鉄砲も数打ちゃ当たる」
「自信家の彼もどうやらお手上げだ」
「弘法も筆の誤り」
「名人も真っ青」
ことさらにとりたてて、否定の意を強める。
《下に打ち消しを伴って》容易なことなのにといった気持ちで物事をとりたて、否定の意を強める。…さえも…ない。
「こんなに簡単なことも分からないのか」
「挨拶あいさつもろくにしない」
「顔も見たくない」
「わき目もふらずに勉強する」
《「…もしない」の形で》動詞の実質的意味を表す部分をとりたてて、否定の意を強める。
「予想もしなかった事件が起こった」
「働きもしないでごろごろしている」
「読みもしないで論評するな」
《「…もない」の形で、多く固定的な言い回しに使って》上の体言をとりたてて、否定の意を強める。
「わびるどころか反省する気もない」
「やるつもりもないくせに偉そうな口を利く」
「受賞はこの上もない喜びです」
「これしきは造作もないことだ」
「現場は手の着けようもない惨状だ」
「くつろぐ間もなく出発する」
《「AもA」の形で》まさしくそれであることを強調していう。
「折も折、まずいところで会ったものだ」
「成功も成功、大成功だ」
「真ん中も真ん中、ど真ん中の好球だった」
「本当も本当、うそ偽りのない話だ」
《「…も…たり」の形で、同じ動詞を繰り返して》詠嘆・感動の意を表す。
「打ちも打ったり三千本安打」
「歩きも歩いたり四万歩」
《「AもAならBもBだ」などの形で》どちらも普通でない意を表す。否定的な評価を伴う。
「親も親なら、子も子だ」
「だますほうもだますほうだが、だまされるほうもだまされるほうだ」
「反論(のほう)も反論(のほう)で、ひどいものだった」のように、他方を言外に示して一方だけをいう言い方もある。
さりげなくとりたてて、文意をやわらげる。「おなかもすいたし、食事にするか」「天気もいいから、散歩でもしよう」「一晩休めば、疲れもとれる」「試合も始まってみると何てことはないさ」
《多く、文末表現に使って》一歩引く気持ちで、その判断をやわらげる。
「自由に発言することも可能だ」
「もう帰ってもいいんだぜ」
「彼だって素直になることもある」
「その件なら知らなくもない」
「そんな感じがしないでもない」
「乞こわれれば応じもしよう」
「やむをえないと考えもするが…」
さりげなくとりたてて、抗しがたい事の移りゆきになにがしかの感慨を添える。…もまた(みんなと同じく)。
「横綱もそろそろ引退だな」
「母も随分と老け込んだものだ」
「あのおてんば娘も、来月は結婚だ」
《「AもB」の形で》Aをさりげなくとりたてて、Aに含まれる(Aの性質をもつ)Bの位置づけをいう。
「二〇世紀も中ごろのことだ」
「商店街も五百メートルも行くと寂しくなる」
「天才もモーツァルト級となると別格だ」
「変化球も胸の高さだと打ちごろだ」
軽い詠嘆を込めて事物をとりたてる。多く、人為を超えた物事の順当な推移についていう。
「夜もふけた」
「暮れもおしつまった」
「今や春もたけなわ」
「ついに夏休み[戦争]も終わった」

接助
《動詞の連体形や形容詞の連用形に付いて》…ても。
「今日に至るも完成を見ない」
「どんなに多くも五人までだ」
「遅くも三時までには着く」
◇古風な言い方。

終助
文語
感動・詠嘆を表す。…(だ)なあ。
「このあしたくれなゐ深くいろづける山の膚はだへに雲触りゆくも
斎藤茂吉
」















































も【茂】🔗⭐🔉
も【茂】
(造)
草木がしげる。
「繁━」


も【▼摸】🔗⭐🔉
も【▼摸】
(造)
にせる。まねる。
「━写」
手さぐりでさぐる。
「━索」
◆「模」
に通じる。






も【模】🔗⭐🔉
も【模】
(造)
ひながた。てほん。
「━型・━範」
にせる。まねる。
「━写・━倣」
手さぐりでさぐる。
「━索」
ありさま。かたち。
「━様」
◆
は「摸」に通じる。








モアレ[moir
フランス]🔗⭐🔉
モアレ[moir
フランス]

名
光の加減によって木目や波紋模様の表れる織物。また、その加工。
幾何学的に規則正しく分布する点や線を重ね合わせたときに生じる縞しま模様。干渉縞。







モイスチャー[moisture]🔗⭐🔉
モイスチャー[moisture]

名
水分。湿気。
「━ローション(=肌にうるおいを与える化粧水)」




もう【毛】🔗⭐🔉
もう【毛】

名
一割の一〇〇〇分の一。
「年利二分二厘三━」
通貨の単位。円の一万分の一。
尺貫法で、長さを表す単位。一毛は一〇〇〇分の一寸で、約〇・〇三ミリメートル。
尺貫法で、重さを表す単位。一毛は一〇〇〇分の一匁もんめで、約三・七五ミリグラム。
(造)
生物の、け。
「━根・━髪」
「羽━」
けでできているもの。
「━筆・━布」
けのように細く小さい。わずか。
「━頭・━細管」
草木がはえる。穀物のみのり。
「不━・二━作」
















もう【▼蒙】🔗⭐🔉
もう【▼蒙】

名
道理に暗くて、愚かなこと。
「━を啓ひらく(=道理に暗い人や知識の乏しい人を教え導く)」
「━昧もうまい」
「啓━」
(造)
おおいかぶさる。こうむる。
「━塵もうじん」
「蒙古」の略。
「外━・内━」










もう🔗⭐🔉
もう

副
出来事を完了したものとする気持ちを表す。すでに。
「太郎は━出発しました」
現状が予想したり基準としたりした時期や程度を越えているという気持ちを表す。もはや。
「言い訳は━たくさんだ」
「━遅い」
「太郎は━小学生です」
出来事が完了するまでの時間が小さいさま。ほどなく。
「━着くころだ」
現状は期待される状態に近いが、少量だがさらに必要であるさま。
「━五分待ってみよう」
「━少し右に寄せて」
《多く「━一つ[一人・一頭]…」の形で》対になる一方を表す。あと。
「これはペアの指輪で、━一つは妹がもっている」
「━一方の手はポケットに入れたままだ」
徹底していて、それ以外のことはないくらいだという気持ちを表す。なんといっても。
「それは━、ほれぼれする姿だったよ」
「これは━驚くしかない」
〔感動詞的に〕憤慨や失望、困惑などで、これ以上は言葉が出ないほどである意を表す。
「何やってんだよ、━」
「━、あんたって人は」
「弱ったな、━」











もう【妄】マウ🔗⭐🔉
もう【妄】マウ
(造)
節度がない。常軌を逸している。むやみ。
「━信・━想」
「迷━」
うそ。でたらめ。
「━言」
「虚━」




もう【▼孟】マウ🔗⭐🔉
もう【▼孟】マウ
(造)
はじめ。特に、春夏秋冬の最初の一か月。
「━春・━夏」
孟子もうし。
「━母」
「孔━」




もう【盲】マウ🔗⭐🔉
もう【盲】マウ
(造)
目が不自由な。
「━学校」
くらい。気が付かない。
「━点」
わけもなくむやみに。
「━愛・━従」
管の一端がふさがっている。
「━腸」






もう【耗】🔗⭐🔉
もう【耗】
(造)
へる。すりへる。また、へらす。使ってへらす。
「消━・損━・摩━」


もう【望】マウ🔗⭐🔉
もう【望】マウ
(造)
ねがう。のぞむ。のぞみ。
「本━・所━」


もう【猛】マウ🔗⭐🔉
もう【猛】マウ
(造)
勢いがはげしい。あらあらしい。
「━威・━獣・━練習」
「獰━どうもう・勇━」


もう【網】マウ🔗⭐🔉
もう【網】マウ
(造)
あみ。
「漁━」
あみ状の。あみの目のようにはりめぐらした。
「━膜」
「天━・法━・交通━」




もう‐あ【盲▼
】マウ━🔗⭐🔉
もう‐あ【盲▼
】マウ━

名
目の見えないことと口のきけないこと。





もう‐あい【盲愛】マウ━🔗⭐🔉
もう‐あく【猛悪】マウ━🔗⭐🔉
もう‐あく【猛悪】マウ━

名・形動
荒々しくて悪いこと。乱暴で残酷なこと。
「━な心」




もう‐い【猛威】マウヰ🔗⭐🔉
もう‐い【猛威】マウヰ

名
猛烈な威力。すさまじい勢い。
「流感[台風]が━をふるう」




もう‐う【猛雨】マウ━🔗⭐🔉
もう‐う【猛雨】マウ━

名
激しく降る雨。豪雨。




もう‐か【▼孟夏】マウ━🔗⭐🔉
もう‐か【▼孟夏】マウ━

名
夏の初め。初夏。
陰暦四月の別称。






もう‐か【猛火】マウクヮ🔗⭐🔉
もう‐がっこう【盲学校】マウガクカウ🔗⭐🔉
もう‐がっこう【盲学校】マウガクカウ

名
視覚に障害のある児童・生徒に対して普通教育に準ずる教育を行い、あわせてその障害を補うために必要な知識・技能を教える学校。
◇平成一九(二〇〇七)年の学校教育法の改正により、法律上の区分は「特別支援学校」。




もう‐き【盲亀】マウ━🔗⭐🔉
もう‐き【盲亀】マウ━

名
盲目の亀かめ。




【盲亀の浮木ふぼく】🔗⭐🔉
【盲亀の浮木ふぼく】
出会うことがきわめて難しいことのたとえ。また、めったにない幸運にめぐり合うことのたとえ。
「━、優曇華うどんげの花」
百年に一度海面に浮かび上がる盲亀がたまたま海上を漂う流木に出会い、その木の穴に入り込んだという『雑阿含経ぞうあごんきょう』の寓話ぐうわに基づく。

もう‐き【▼濛気】🔗⭐🔉
もう‐き【▼濛気】

名
〔文〕霧・もやなどの、もうもうと立ちこめる気。




もうきん‐るい【猛▼禽類】マウキン━🔗⭐🔉
もうきん‐るい【猛▼禽類】マウキン━

名
鋭いくちばしと鉤かぎ状の爪つめをもち、他の鳥類や小動物を捕食する大形の鳥の総称。ワシ・タカ・フクロウ・ミミズクなど。
◇多くタカ目とフクロウ目の総称として使う。




もうけ【設け】マウケ🔗⭐🔉
もうけ【設け】マウケ

名
前もって準備してあること。




もうけ【▼
け】マウケ🔗⭐🔉
もうけ‐ぐち【▼
け口】マウケ━🔗⭐🔉
もうけ‐ぐち【▼
け口】マウケ━

名
もうけの対象になる仕事。利益を得る物事。
「ぼろい━が見つかる」





もう・ける【設ける】マウケル🔗⭐🔉
もう・ける【設ける】マウケル

他下一
ある目的のために建物・施設・組織などをこしらえる。設置する。作る。
「選挙事務所[児童公園]を━」
「緩衝地帯[拠点]を━」
「祭壇を━」
「相談窓口を━」
「審議会を━」
「新人賞を━」
「質問コーナーを━」
「特例を━」
「週に一日休肝日を━」
あることのためにその機会を前もって用意する。
「話し合いの機会を━」
「宴席を━」
「一席━」
あることを規制するための基準などを作る。
「販売活動に一定の枠を━」
「期限を━」
《「口実を━」の形で》言い訳をする。口実を作る。
「口実を━・けて欠席する」
◆「
ける」と同語源。
まう・く(下二)
設け











もう・ける【▼
ける】マウケル🔗⭐🔉
もう・ける【▼
ける】マウケル

他下一
金銭上の利益を得る。
「懸賞に当たって大金を━」
「株で百万円も━」
「一千万ほど━・けたらしい」
〔俗〕結果的に得をする。
「相手のエラーで得点を二点━・けた」
「行かなくて済んで時間を━・けた」
子を得る。
「三人の子供を━」

け
関連語
大分類‖利益‖りえき
中分類‖利益‖りえき










もう‐けん【猛犬】マウ━🔗⭐🔉
もう‐けん【猛犬】マウ━

名
性質が荒く、人にかみついたりする犬。獰猛どうもうな犬。




もう‐げん【妄言】マウ━🔗⭐🔉
もう‐げん【妄言】マウ━

名
道理に合わない、でたらめなことば。ぼうげん。
「━を吐く」
◇自分の発言を謙
けんそんしていう語としても使う。





もうげん‐たしゃ【妄言多謝】マウゲン━🔗⭐🔉
もうげん‐たしゃ【妄言多謝】マウゲン━

名
手紙などで、自分の意見を率直に述べた後に書き添える語。
◇でたらめを申し上げたことを深くお詫びします、の意。
関連語
大分類‖詫びる‖わびる
中分類‖詫びる‖わびる




もう‐こ【猛虎】マウ━🔗⭐🔉
もう‐こ【猛虎】マウ━

名
性質の荒い虎。
◇強くたけだけしいことのたとえにも使う。「━の勢いで進む」




もう‐こう【猛攻】マウ━🔗⭐🔉
もうこ‐はん【▼蒙古斑】マウコ━🔗⭐🔉
もうこ‐はん【▼蒙古斑】マウコ━

名
乳幼児のしりなどに見られる青いあざ。真皮内のメラニン色素が集まったもので、ふつう成長するにつれて消失する。黄色人種に多い。小児斑しょうにはん。




もう‐こん【毛根】🔗⭐🔉
もう‐こん【毛根】

名
毛髪の、皮内にあってさや状の毛
もうのうに包まれている部分。





もうさい‐かん【毛細管】━クヮン🔗⭐🔉
もうさい‐かん【毛細管】━クヮン

名
毛のように細い管。毛管。
「━現象(=液体中に細い管を立てたとき、管内の液面が管外の液面よりも高く、または低くなる現象)」
毛細血管。






もうさい‐けっかん【毛細血管】━ケックヮン🔗⭐🔉
もうさい‐けっかん【毛細血管】━ケックヮン

名
全身の組織内に網状に広がり、動脈の末梢まっしょうと静脈の末梢とを結ぶきわめて細い血管。毛細管。毛管。




もうし【申し】マウシ🔗⭐🔉
もうし【申し】マウシ
五段動詞「申す」の連用形
《下に動詞を続けて》
「言って…する」の丁重語。相手に対する改まった気持ちを表す。
「━遅れる・━兼ねる・━伝える」
言って…する。
「━入れる・━込む・━立てる・━付ける・━出る」

は丁重語の意識が薄く、「お申し込みになれます」「お申し付けください」のような形で動作主を高める表現でも使う。






もうし‐あ・げる【申し上げる】マウシ━🔗⭐🔉
もうし‐あ・げる【申し上げる】マウシ━

動下一

他
「言う」の謙譲語。Aに言う動作について、Aを高める。
「皆様に心からお礼を━・げます」
「先生には私から━・げます」
「謹んで新春のお慶びを━・げます」
「鈴木さんは先生に何か━・げましたか」
丁重語「申す」と違って、「申し上げる」は必ず
高めるべき人物にものを言う
場合に使う。「×
愚息には私から申し上げます」→「申す」
の表現

補動
《「お[ご・御おん]…申し上げる」の形で、間に動詞連用形や漢語サ変動詞語幹が入って》謙譲
Aに…する、A(の事物)を…するという動作について、Aを高める。
「先生には私からお届け━・げます」
「謹んでご案内━・げます」
「いずれ改めてご相談━所存でおります」
→お(御)
・ご(御)
「お[ご]〜する」よりも敬意の度合いが高く、多く手紙や改まった挨拶あいさつで使う。
◆→敬語解説
まうし・あぐ(下二)
関連語
大分類‖話す‖はなす
中分類‖話す‖はなす




























もうし‐いれ【申し入れ】マウシ━🔗⭐🔉
もうし‐いれ【申し入れ】マウシ━

名
申し入れること。また、そのことば。
「━をする」
公用文では「申入れ」。





もうし‐う・ける【申し受ける】マウシ━🔗⭐🔉
もうし‐う・ける【申し受ける】マウシ━

他下一
お願いしてもらい受ける。
「送料は実費を━・けます」
承る。お引き受けする。
「洗い張り━・けます」
まうしう・く(下二)
関連語
大分類‖受ける‖うける
中分類‖貰う‖もらう







もうし‐おくり【申し送り】マウシ━🔗⭐🔉
もうし‐おくり【申し送り】マウシ━

名
事務上の必要事項などを後任者に伝えること。また、その内容。
「━事項」




もうし‐おく・れる【申し遅れる】マウシ━🔗⭐🔉
もうし‐おく・れる【申し遅れる】マウシ━

他下一
「言い遅れる」の丁重語。相手に対する改まった気持ちを表す。早く言うべきことが遅くなる。
「━・れましたが、私は…」
まうしおく・る(下二)





もうし‐か・ねる【申し兼ねる】マウシ━🔗⭐🔉
もうし‐か・ねる【申し兼ねる】マウシ━

他下一
「言い兼ねる」の丁重語。相手に対する改まった気持ちを表す。言うことがためらわれる。言いにくい。
「その件については━」
まうしか・ぬ(下二)





もうし‐ご【申し子】マウシ━🔗⭐🔉
もうし‐ご【申し子】マウシ━

名
神仏に祈願して授かった子。
「観音様の━」
霊力を持つものから生まれた子。
「天狗の━」
ある社会的背景から、その特性を反映させて生じたもの。
「時代の━」







もうし‐こし【申し越し】マウシ━🔗⭐🔉
もうし‐こし【申し越し】マウシ━

名
手紙や使いを通じて言ってよこすこと。また、その内容。
「お━の件、了承いたしました」




もうし‐こみ【申し込み】マウシ━🔗⭐🔉
もうし‐こみ【申し込み】マウシ━

名
申し込むこと。
「購読の━を済ませる」
公用文では「申込み」。慣用の固定した「申込書・申込人」などは、送りがなを付けない。





もうし‐こ・む【申し込む】マウシ━🔗⭐🔉
もうし‐こ・む【申し込む】マウシ━

他五
承諾や許可を求めて、相手にこちらの依頼や要求を伝える。
「練習試合[結婚]を━」
謝罪や撤回を求めて、相手にこちらの主張を強く伝える。申し入れる。
「監督が主審に抗議を━」
募集などに応じて契約の手続きをとる。
「購入[予約]を━」
◆
→申し
申し込める
申し込み











もうし‐そ・える【申し添える】マウシソヘル🔗⭐🔉
もうし‐そ・える【申し添える】マウシソヘル

他下一
「言い添える」の丁重語。相手に対する改まった気持ちを表す。つけ加えて言う。
「念のために━・えておきます」
まうしそ・ふ(下二)





もうし‐たて【申し立て】マウシ━🔗⭐🔉
もうし‐たて【申し立て】マウシ━

名
申し立てること。また、そのことば。
「異議━」
公用文では「申立て」。慣用の固定した「申立人・申立書」などは、送りがなを付けない。





もうし‐つた・える【申し伝える】マウシツタヘル🔗⭐🔉
もうし‐つた・える【申し伝える】マウシツタヘル

他下一
「言い伝える」の丁重語。相手に対する改まった気持ちを表す。取りついで言う。
「係の者に━・えておきます」
まうしつた・ふ(下二)





もうし‐で【申し出】マウシ━🔗⭐🔉
もうし‐で【申し出】マウシ━

名
申し出ること。また、その内容。
「援助の━があった」
公用文では「申出」。





もうし・でる【申し出る】マウシ━🔗⭐🔉
もうし・でる【申し出る】マウシ━

他下一
公の機関や目上の人などにみずから自分の意見や希望を言って出る。
「当局に寄付を━」
「援助を━」
「私にやらせてほしいと━」
◇古形は「申し出いづ」。
「〔客に対して〕商品番号をお申し出下さい」などの「申す」は、丁重語の意識が薄く、「お…下さい」などの尊敬表現で使うのも誤りではない。ただし、「お知らせください」などの言い方のほうが普通。→申し
申し出







もうし‐ぶん【申し分】マウシ━🔗⭐🔉
もうし‐ぶん【申し分】マウシ━

名
言いたい事柄。言い分。
「自分勝手な━」
不満に思う点。非難すべき点。
「━(の)ない出来栄え」
◇多く、下に打ち消しの語を伴って使う。






もう‐しゃ【盲者】マウ━🔗⭐🔉
もう‐しゃ【盲者】マウ━

名
視覚に障害のある人。目の見えない人。




もう‐しゃ【猛射】マウ━🔗⭐🔉
もう‐しゃ【猛射】マウ━

名・他サ変
激しく射撃すること。また、その射撃。




もう‐しゅう【妄執】マウシフ🔗⭐🔉
もう‐しゅう【妄執】マウシフ

名
仏教で、心の迷いから物事に深く執着すること。迷妄から生じる執念。




もう‐しゅう【▼孟秋】マウシウ🔗⭐🔉
もう‐しゅう【▼孟秋】マウシウ

名
秋の初め。初秋。
陰暦七月の別称。






もう‐しゅん【▼孟春】マウ━🔗⭐🔉
もう‐しゅん【▼孟春】マウ━

名
春の初め。初春。
陰暦一月の別称。






モーグル[mogul]🔗⭐🔉
モーグル[mogul]

名
スキーのフリースタイル競技の一つ。凹凸が密集した斜面を駈け降り、途中二回の空中演技(エア)を行うもの。ターン、タイム、エアの採点によって競う。
◇もとノルウェー語で、雪のこぶの意。




モーション[motion]🔗⭐🔉
モーション[motion]

名
動き。動作。身ぶり。
「スロー━」
「━を掛ける(=相手に働きかける。特に、異性の気を引こうとして働きかける)」
野球で、投手の投球動作。
「━が大きい」






モーター[motor]🔗⭐🔉
モーター[motor]

名
原動機。発動機。また、電動機。
「リニア━」
自動車。
「━ショー」
◇「モーターカー」の略。






モーターバイク[motorbike]🔗⭐🔉
モーターバイク[motorbike]

名
小型のオートバイ。原動機付き自転車。バイク。




モータープール[motorpool]🔗⭐🔉
モータープール[motorpool]

名
駐車場。




モーターボート[motorboat]🔗⭐🔉
モーターボート[motorboat]

名
内燃機関を動力とする快速の小型舟艇。




モータリゼーション[motorization]🔗⭐🔉
モータリゼーション[motorization]

名
自動車が普及して日常生活に欠かせなくなる現象。自動車の大衆化。車社会化。




モーテル[motel]🔗⭐🔉
モーテル[motel]

名
自動車旅行者のための車庫付きの簡易ホテル。
自動車で乗りつける構造・設備をもった連れこみホテル。
◆motorist(自動車運転者)と
hotel
の合成語。








モード[mode]🔗⭐🔉
モード[mode]

名
服装などの流行。また、流行の型。
様式。形式。
「除湿━」
音楽で、旋律。音階。
統計資料で、最も頻繁に現れる数値。最頻値。
関連語
大分類‖習俗‖しゅうぞく
中分類‖流行‖りゅうこう








モーニング‐コート[morning coat]🔗⭐🔉
モーニング‐コート[morning coat]

名
背の裾が垂れた黒無地の上衣とチョッキに縦縞のズボンを組み合わせた男性用の礼服。元来はフロックコートの代わりに着用する昼の略礼服だが、日本では昼夜ともに用いる。




モーニング‐コール[morning call]🔗⭐🔉
モーニング‐コール[morning call]

名
ホテルなどで、指定された時間に電話をかけて客を起こすこと。




モーニング‐サービス[和製 morning+service]🔗⭐🔉
モーニング‐サービス[和製 morning+service]

名
喫茶店などで、朝の時間帯に軽食を安い値段で提供すること。




モーブ[mauve]🔗⭐🔉
モーブ[mauve]

名
薄く灰色がかった紫色の合成染料。また、その色。
◇一八五六年、英国のパーキンが合成した最初の人工染料。




モーメント[moment]🔗⭐🔉
モーメント[moment]

名
きっかけ。契機。
きわめて短い時間。瞬間。
物体を回転させる能力の大きさを表す量。能率。
◆「モメント」とも。







モール[mall]🔗⭐🔉
モール[mall]

名
並木を植え、所々にベンチなどを置いた遊歩道。
中央に遊歩道のある大型商店街。ショッピングモール。






モール[mogol ポルトガル]🔗⭐🔉
モール[mogol ポルトガル]

名
縦糸に絹糸、横糸に金糸・銀糸・色糸を用いて織る、緞子どんすに似た紋織物。横糸に金糸を用いたものを金モール、銀糸を用いたものを銀モールという。帯地・袋物地などにする。
細い針金に色糸やビニールなどを撚よりつけたもの。装飾や手芸に用いる。
「
▼莫▼臥児
」「
▼莫▼臥▼爾
」などと当てる。











モールス‐ふごう【モールス符号】━フガウ🔗⭐🔉
モールス‐ふごう【モールス符号】━フガウ

名
長短二種の信号を組み合わせて文字や記号を表す電信の符号。モールス信号。短符号をトン、長符号をツーと称するところから、トンツーともいう。
◇アメリカ人の考案者、モールス(Morse)の名前から。




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