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さし【差し・指し(▽尺)】🔗⭐🔉
さし【差し・指し(▽尺)】

名
ものさし。
「━で計る」

名
ものさし。
「━で計る」
さし【差し】🔗⭐🔉
さし【差し】

名
二人が向かい合うこと。さしむかい。
「━で話そう」
二人で荷をかつぐ。さしにない。
謡曲で、拍子に合わせないで、ごく単純な節でうたう部分。
ふつう「サシ」と書く。
江戸時代、銭の穴に通して束ねるのに用いた麻または藁わら製のひも。ぜにさし。
「▼緡」とも。
牛やマグロ肉などの赤身に入った筋状の脂肪。
「━が入はいる」
多く「さし」と書く。

接頭
《動詞に付いて》語調を整え、また、その意味を強める。
「━出す・━置く・━戻す・━迫る」
(造)
舞の曲を数える語。
「ひと━舞う」
「指し」とも。

名
二人が向かい合うこと。さしむかい。
「━で話そう」
二人で荷をかつぐ。さしにない。
謡曲で、拍子に合わせないで、ごく単純な節でうたう部分。
ふつう「サシ」と書く。
江戸時代、銭の穴に通して束ねるのに用いた麻または藁わら製のひも。ぜにさし。
「▼緡」とも。
牛やマグロ肉などの赤身に入った筋状の脂肪。
「━が入はいる」
多く「さし」と書く。

接頭
《動詞に付いて》語調を整え、また、その意味を強める。
「━出す・━置く・━戻す・━迫る」
(造)
舞の曲を数える語。
「ひと━舞う」
「指し」とも。
さし‐あ・げる【差し上げる】🔗⭐🔉
さし‐あ・げる【差し上げる】

動下一

他
手に持って高くあげる。
「高々とグラス[バーベル]を━」
「与える」「やる」の謙譲語。ものを与える先の人物を高める。
「お茶も━・げずに失礼しました」
「お手紙を━・げます」
「息子をお迎えに━・げます」
本来は謙譲語だが、近年はその意識が薄れ、上品にいう語ととらえられることが多い。「上げる」よりも敬意が高いが、「上げる」同様、恩着せがましさや押しつけがましさを伴うため、場面によっては使いにくいことがある(補助動詞の場合も同じ)。「お中元を差し上げましたのでお収め下さい」「夜も遅いですから私が送って差し上げましょう」など。

補動
《「…て[で]━」の形で》「…して上げる」をさらに敬意を高めていう語。
「少しおまけして━・げましょう」
「受付まで御案内して━・げなさい」
→
さしあ・ぐ(下二)
関連語
大分類‖与える‖あたえる
中分類‖贈る‖おくる

動下一

他
手に持って高くあげる。
「高々とグラス[バーベル]を━」
「与える」「やる」の謙譲語。ものを与える先の人物を高める。
「お茶も━・げずに失礼しました」
「お手紙を━・げます」
「息子をお迎えに━・げます」
本来は謙譲語だが、近年はその意識が薄れ、上品にいう語ととらえられることが多い。「上げる」よりも敬意が高いが、「上げる」同様、恩着せがましさや押しつけがましさを伴うため、場面によっては使いにくいことがある(補助動詞の場合も同じ)。「お中元を差し上げましたのでお収め下さい」「夜も遅いですから私が送って差し上げましょう」など。

補動
《「…て[で]━」の形で》「…して上げる」をさらに敬意を高めていう語。
「少しおまけして━・げましょう」
「受付まで御案内して━・げなさい」
→
さしあ・ぐ(下二)
関連語
大分類‖与える‖あたえる
中分類‖贈る‖おくる
さし‐あし【差し足】🔗⭐🔉
さし‐あし【差し足】

名
音を立てないように、足をつま先からそっとおろして進む歩き方。
「抜き足、━、忍び足」
競馬で、先行馬を抜き去るときの走り方。

名
音を立てないように、足をつま先からそっとおろして進む歩き方。
「抜き足、━、忍び足」
競馬で、先行馬を抜き去るときの走り方。
さし‐あぶら【差し油】🔗⭐🔉
さし‐あぶら【差し油】

名
機械に油をさすこと。また、その油。

名
機械に油をさすこと。また、その油。
さし‐いれ【差し入れ】🔗⭐🔉
さし‐いれ【差し入れ】

名・他サ変
留置場・拘置所などに入れられている人に外部から食べ物・衣類・日用品などを届けること。また、その品。
閉じこもって仕事をしている人などに、慰労や激励のための飲食物を届けること。また、その飲食物。

名・他サ変
留置場・拘置所などに入れられている人に外部から食べ物・衣類・日用品などを届けること。また、その品。
閉じこもって仕事をしている人などに、慰労や激励のための飲食物を届けること。また、その飲食物。
さし‐い・れる【差し入れる】🔗⭐🔉
さし‐い・れる【差し入れる】

他下一
中へはさみ入れる。
「ドアのすき間からビラを━」
差し入れをする。
「弁当を━」
さしい・る(下二)
差し入れ

他下一
中へはさみ入れる。
「ドアのすき間からビラを━」
差し入れをする。
「弁当を━」
さしい・る(下二)
差し入れ
さし‐お・く【差し置く(差し▽措く)】🔗⭐🔉
さし‐お・く【差し置く(差し▽措く)】

他五
そのままにしておく。放っておく。
「何を━・いてもすぐ来てほしい」
考慮に入れるべき人をないがしろにする。
「先輩を━・いて余計なことを」
◆
かな書きも多い。

他五
そのままにしておく。放っておく。
「何を━・いてもすぐ来てほしい」
考慮に入れるべき人をないがしろにする。
「先輩を━・いて余計なことを」
◆
かな書きも多い。
さし‐おさえ【差し押さえ】━オサヘ🔗⭐🔉
さし‐おさえ【差し押さえ】━オサヘ

名
国の執行機関が債務者に対して財産の処分を禁止すること。また、国が税金滞納者の財産を強制的に取得すること。
警察・検察庁などが証拠物などを強制的に取り上げること。
公用文では「差押え」。慣用の固定した「差押命令」などは、送りがなを付けない。

名
国の執行機関が債務者に対して財産の処分を禁止すること。また、国が税金滞納者の財産を強制的に取得すること。
警察・検察庁などが証拠物などを強制的に取り上げること。
公用文では「差押え」。慣用の固定した「差押命令」などは、送りがなを付けない。
さし‐おさ・える【差し押さえる】━オサヘル🔗⭐🔉
さし‐おさ・える【差し押さえる】━オサヘル

他下一
押さえて動かないようにする。
「酔漢を━」
差し押さえをする。
「家財を━」
さしおさ・ふ(下二)
差し押さえ

他下一
押さえて動かないようにする。
「酔漢を━」
差し押さえをする。
「家財を━」
さしおさ・ふ(下二)
差し押さえ
さし‐か・える【差し替える(差し換える)】━カヘル🔗⭐🔉
さし‐か・える【差し替える(差し換える)】━カヘル

他下一
あるものを抜いて、別のものを差す。別のものと取り替える。
「花瓶の花を━」
「番組を━」
さしか・ふ(下二)
差し替え

他下一
あるものを抜いて、別のものを差す。別のものと取り替える。
「花瓶の花を━」
「番組を━」
さしか・ふ(下二)
差し替え
さし‐かか・る【差し掛かる】🔗⭐🔉
さし‐かか・る【差し掛かる】

自五
進んできてすぐそこのところまで行く。達する。至る。
「頂上[曲がり角]に━」
ちょうどその時期や場面になる。
「子供が思春期に━」
「季節が晩秋に━」
「会談が終盤に━」
せり出しておおいかぶさる。
「木の枝が屋根に━」
光が差し込んでくる。
「斜めから日が━・ってまぶしい」
◆
「差しかかる」の形も多い。
関連語
大分類‖移動‖いどう
中分類‖通過‖つうか

自五
進んできてすぐそこのところまで行く。達する。至る。
「頂上[曲がり角]に━」
ちょうどその時期や場面になる。
「子供が思春期に━」
「季節が晩秋に━」
「会談が終盤に━」
せり出しておおいかぶさる。
「木の枝が屋根に━」
光が差し込んでくる。
「斜めから日が━・ってまぶしい」
◆
「差しかかる」の形も多い。
関連語
大分類‖移動‖いどう
中分類‖通過‖つうか
さし‐か・ける【差し掛ける】🔗⭐🔉
さし‐か・ける【差し掛ける】

他下一
他のものの上へ、おおうようにかざす。
「濡れないように傘を━」
さしか・く(下二)
差し掛け

他下一
他のものの上へ、おおうようにかざす。
「濡れないように傘を━」
さしか・く(下二)
差し掛け
さし‐かざ・す【差し▼翳す】🔗⭐🔉
さし‐かざ・す【差し▼翳す】

他五
手や手に持った物を頭上にかかげておおいとする。
「手[扇]を━」
ふりあげる。ふりかざす。
「太刀を━」

他五
手や手に持った物を頭上にかかげておおいとする。
「手[扇]を━」
ふりあげる。ふりかざす。
「太刀を━」
さし‐かた・める【差し固める】🔗⭐🔉
さし‐かた・める【差し固める】

他下一
門・戸などをかたくとざす。また、その場所を厳重に警戒する。
「夜間には木戸を━」
「兵士が城門を━」
「▽鎖し固める」とも。
さしかた・む(下二)

他下一
門・戸などをかたくとざす。また、その場所を厳重に警戒する。
「夜間には木戸を━」
「兵士が城門を━」
「▽鎖し固める」とも。
さしかた・む(下二)
さし‐がね【差し金】🔗⭐🔉
さし‐がね【差し金】

名
木工や建築で使う、直角に曲がった金属製の物差し。かねざし。
陰で指図して人をあやつること。
「人の━で動く」
「だれの━だ」
◇歌舞伎などで作り物の蝶ちょうなどをあやつるための仕掛けから。
関連語
大分類‖指示‖しじ
中分類‖指図‖さしず

名
木工や建築で使う、直角に曲がった金属製の物差し。かねざし。
陰で指図して人をあやつること。
「人の━で動く」
「だれの━だ」
◇歌舞伎などで作り物の蝶ちょうなどをあやつるための仕掛けから。
関連語
大分類‖指示‖しじ
中分類‖指図‖さしず
さし‐き・る【差し切る】🔗⭐🔉
さし‐き・る【差し切る】

他五
競馬で、先行馬をゴールの直前で追い抜いて勝つ。

他五
競馬で、先行馬をゴールの直前で追い抜いて勝つ。
さし‐ぐすり【差し薬】🔗⭐🔉
さし‐ぐすり【差し薬】

名
目にさす薬。点眼薬。

名
目にさす薬。点眼薬。
さし‐ぐ・む【差しぐむ】🔗⭐🔉
さし‐ぐ・む【差しぐむ】

自五
〔雅〕涙がわいてくる。涙ぐむ。
◇「ぐむ」は接尾語。

自五
〔雅〕涙がわいてくる。涙ぐむ。
◇「ぐむ」は接尾語。
さし‐く・る【差し繰る】🔗⭐🔉
さし‐く・る【差し繰る】

他五
予定などをやりくりして都合をつける。
「日程を━・って急きょ帰国する」

他五
予定などをやりくりして都合をつける。
「日程を━・って急きょ帰国する」
さし‐げ【差し毛】🔗⭐🔉
さし‐げ【差し毛】

名
動物の毛並みで、一部に異なる色の毛がまじっていること。また、その毛。

名
動物の毛並みで、一部に異なる色の毛がまじっていること。また、その毛。
さし‐こ・える【差し越える】🔗⭐🔉
さし‐こ・える【差し越える】

他下一
人をさしおいて物事を行う。でしゃばる。
「上役を━・えて商談を進める」
さしこ・ゆ(下二)

他下一
人をさしおいて物事を行う。でしゃばる。
「上役を━・えて商談を進める」
さしこ・ゆ(下二)
さし‐こみ【差し込み】🔗⭐🔉
さし‐こみ【差し込み】

名
差し込むこと。また、そのもの。
電気器具のコードをコンセントに接続するための器具。プラグ。また、俗にコンセントのこと。
胸・腹などに起こる急激な痛み。
◇胃潰瘍いかいよう・胆石症などの症状。

名
差し込むこと。また、そのもの。
電気器具のコードをコンセントに接続するための器具。プラグ。また、俗にコンセントのこと。
胸・腹などに起こる急激な痛み。
◇胃潰瘍いかいよう・胆石症などの症状。
さし‐こ・む【差し込む】🔗⭐🔉
さし‐こ・む【差し込む】

他五
物の中やすきまに、つきさすように入れる。さし入れる。
「穴の中に棒を━」
「挿し込む」とも。

自五
胸・腹などが急に激しく痛み出す。
「下腹が━」
光が入ってくる。
「部屋に西日が━」
「▽射し込む」とも。
差し込み

他五
物の中やすきまに、つきさすように入れる。さし入れる。
「穴の中に棒を━」
「挿し込む」とも。

自五
胸・腹などが急に激しく痛み出す。
「下腹が━」
光が入ってくる。
「部屋に西日が━」
「▽射し込む」とも。
差し込み
さし‐さわり【差し障り】━サハリ🔗⭐🔉
さし‐さわり【差し障り】━サハリ

名
さまたげとなること。また、都合のわるいこと。
「急に━ができて行けなくなった」
「それを話すと家族に━がある」
さしさわ・る(自五)
関連語
大分類‖妨げる‖さまたげる
中分類‖邪魔‖じゃま

名
さまたげとなること。また、都合のわるいこと。
「急に━ができて行けなくなった」
「それを話すと家族に━がある」
さしさわ・る(自五)
関連語
大分類‖妨げる‖さまたげる
中分類‖邪魔‖じゃま
さし‐しお【差し潮】━シホ🔗⭐🔉
さし‐しお【差し潮】━シホ

名
満ちてくる潮。上げ潮。満ち潮。

名
満ちてくる潮。上げ潮。満ち潮。
さし‐ずめ【差し詰め】━ヅメ🔗⭐🔉
さし‐ずめ【差し詰め】━ヅメ

副
将来は未定だが現時点で考えてみて。差し当たり。当面。とりあえず。
「━落ちつく先を探そう」
当てはまるものを探した結果を言えば。結局のところ。いわば。
「その姿は━着ぶくれた熊と言ったところだ」
◆現代仮名遣いでは「さしづめ」も許容。

副
将来は未定だが現時点で考えてみて。差し当たり。当面。とりあえず。
「━落ちつく先を探そう」
当てはまるものを探した結果を言えば。結局のところ。いわば。
「その姿は━着ぶくれた熊と言ったところだ」
◆現代仮名遣いでは「さしづめ」も許容。
さし‐ぞえ【差し添え】━ゾヘ🔗⭐🔉
さし‐ぞえ【差し添え】━ゾヘ

名
付き添うこと。また、その人。
大刀に添えて腰にさす小刀。脇差わきざし。

名
付き添うこと。また、その人。
大刀に添えて腰にさす小刀。脇差わきざし。
さし‐だ・す【差し出す】🔗⭐🔉
さし‐だ・す【差し出す】

他五
相手の前に出す。また、体の一部を突き出すようにして出す。
「来客に名刺を━」
「感想をどうぞとマイクを━」
「握手をしようと相手に手を━」
相手に与えるために出す。提供する。また、書類などを提出する。
「手土産を━」
「命を━」
「執行部に改革案を━」
先方に届くように人や郵便物などを送り出す。
「使者[案内状]を━」
関連語
大分類‖与える‖あたえる
中分類‖送る‖おくる

他五
相手の前に出す。また、体の一部を突き出すようにして出す。
「来客に名刺を━」
「感想をどうぞとマイクを━」
「握手をしようと相手に手を━」
相手に与えるために出す。提供する。また、書類などを提出する。
「手土産を━」
「命を━」
「執行部に改革案を━」
先方に届くように人や郵便物などを送り出す。
「使者[案内状]を━」
関連語
大分類‖与える‖あたえる
中分類‖送る‖おくる
さし‐た・てる【差し立てる】🔗⭐🔉
さし‐た・てる【差し立てる】

他下一
(突きさして)立てる。
「校旗を━」
人を差し向ける。
「使者を━」
郵便物などを送り出す。
「案内状を━」
さした・つ(下二)

他下一
(突きさして)立てる。
「校旗を━」
人を差し向ける。
「使者を━」
郵便物などを送り出す。
「案内状を━」
さした・つ(下二)
さし‐ちが・える【差し違える】━チガヘル🔗⭐🔉
さし‐ちが・える【差し違える】━チガヘル

他下一
大相撲で、行司が判定を誤って負けた方の力士に軍配を上げる。
「結びの一番を━」
さしちが・ふ(下二)
差し違え「物言いがついて行司の━となる」

他下一
大相撲で、行司が判定を誤って負けた方の力士に軍配を上げる。
「結びの一番を━」
さしちが・ふ(下二)
差し違え「物言いがついて行司の━となる」
さしつかえ‐な・い【《差し支え》ない】サシツカヘ━🔗⭐🔉
さしつかえ‐な・い【《差し支え》ない】サシツカヘ━

形
消極的な許可・許容を表す。…ても構わない。
「君が来ることは━」
「発表しても━」
「大人でも子供でも━」
◇「差し支え
は/が/の
ない」など助詞の挿入が可能で、ゆるやかに一語化している。
丁寧形は「差し支え(が)ありません」「差し支え(が)ございません」。→「ない」のコラム

形
消極的な許可・許容を表す。…ても構わない。
「君が来ることは━」
「発表しても━」
「大人でも子供でも━」
◇「差し支え
は/が/の
ない」など助詞の挿入が可能で、ゆるやかに一語化している。
丁寧形は「差し支え(が)ありません」「差し支え(が)ございません」。→「ない」のコラム
さし‐つか・える【《差し支える》】━ツカヘル🔗⭐🔉
さし‐つか・える【《差し支える》】━ツカヘル

自下一
あることを行う際に、その妨げになる。支障が生じる。
「夜更かしは明日の仕事に━」
◇否定形は「差し支えない」を使う。「差し支えず」とは言わない。→差し支えない
さしつか・ふ(下二)
差し支え

自下一
あることを行う際に、その妨げになる。支障が生じる。
「夜更かしは明日の仕事に━」
◇否定形は「差し支えない」を使う。「差し支えず」とは言わない。→差し支えない
さしつか・ふ(下二)
差し支え
さし‐つかわ・す【差し遣わす】━ツカハス🔗⭐🔉
さし‐つかわ・す【差し遣わす】━ツカハス

他五
人に命じて行かせる。派遣する。
「使者を━」

他五
人に命じて行かせる。派遣する。
「使者を━」
さし‐つ・ける【差し付ける】🔗⭐🔉
さし‐つ・ける【差し付ける】

他下一
〔やや古い言い方で〕物に押しあてる。
「母親の胸に顔を━」
目の前に差しだす。突きつける。
「動かぬ証拠を━」
◆
かな書きも多い。
さしつ・く(下二)

他下一
〔やや古い言い方で〕物に押しあてる。
「母親の胸に顔を━」
目の前に差しだす。突きつける。
「動かぬ証拠を━」
◆
かな書きも多い。
さしつ・く(下二)
さし‐て【差し手】🔗⭐🔉
さし‐て【差し手】

名
相撲で、相手のわきの下に手を差し入れること。また、その差した手。
「━を返す(=相手の投げを防ぐために、差した腕のひじを大きく横に上げる)」

名
相撲で、相手のわきの下に手を差し入れること。また、その差した手。
「━を返す(=相手の投げを防ぐために、差した腕のひじを大きく横に上げる)」
さしで‐がまし・い【差し出がましい】🔗⭐🔉
さしで‐がまし・い【差し出がましい】

形
でしゃばって、よけいなことをするように感じさせるさま。
「━ことを言うようだが…」
‐さ

形
でしゃばって、よけいなことをするように感じさせるさま。
「━ことを言うようだが…」
‐さ
さしで‐ぐち【差し出口】🔗⭐🔉
さしで‐ぐち【差し出口】

名
分をこえてよけいな口出しをすること。また、そのことば。さしいでぐち。

名
分をこえてよけいな口出しをすること。また、そのことば。さしいでぐち。
さし・でる【差し出る】🔗⭐🔉
さし・でる【差し出る】

自下一
前に出る。進み出る。
「一歩━・でて敬礼をする」
身の程をわきまえない言動をする。でしゃばる。

自下一
前に出る。進み出る。
「一歩━・でて敬礼をする」
身の程をわきまえない言動をする。でしゃばる。
さし‐の・べる【差し伸べる・差し延べる】🔗⭐🔉
さし‐の・べる【差し伸べる・差し延べる】

他下一
ある方向にのばして出す。
「手を━・べて握手を求める」
「鶴が首を━」
《「手を━」の形で》力を貸す。援助をする。
「被災者に救援の手を━」
さしの・ぶ(下二)

他下一
ある方向にのばして出す。
「手を━・べて握手を求める」
「鶴が首を━」
《「手を━」の形で》力を貸す。援助をする。
「被災者に救援の手を━」
さしの・ぶ(下二)
さし‐のぼ・る【差し昇る(差し上る)】🔗⭐🔉
さし‐のぼ・る【差し昇る(差し上る)】

自五
太陽や月がのぼる。
「朝日が━」

自五
太陽や月がのぼる。
「朝日が━」
さし‐ば【差し歯】🔗⭐🔉
さし‐ば【差し歯】

名
足駄あしだの台に歯を入れること。また、その歯。
歯が欠けたとき、歯根に土台を作って人工の歯を差し入れること。また、その人工の歯。

名
足駄あしだの台に歯を入れること。また、その歯。
歯が欠けたとき、歯根に土台を作って人工の歯を差し入れること。また、その人工の歯。
さし‐はさ・む【差し挟む(▽挟む・▽挿む)】🔗⭐🔉
さし‐はさ・む【差し挟む(▽挟む・▽挿む)】

他五
間に入れる。はさみこむ。
「読みかけの本にしおりを━」
他人の会話などに割り込んで別のことを述べる。
「口を━」
ある考えを心中に抱く。
「疑問を━余地はない」

他五
間に入れる。はさみこむ。
「読みかけの本にしおりを━」
他人の会話などに割り込んで別のことを述べる。
「口を━」
ある考えを心中に抱く。
「疑問を━余地はない」
さし‐ひか・える【差し控える】━ヒカヘル🔗⭐🔉
さし‐ひか・える【差し控える】━ヒカヘル

自下一
そばにいる。控える。
「左右に━・えた重臣たち」

他下一
控えめにする。また、遠慮してやめる。
「飲酒の量を━」
「コメントを━」
さしひか・ふ(下二)
関連語
大分類‖心の動き‖こころのうごき
中分類‖ためらう‖ためらう

自下一
そばにいる。控える。
「左右に━・えた重臣たち」

他下一
控えめにする。また、遠慮してやめる。
「飲酒の量を━」
「コメントを━」
さしひか・ふ(下二)
関連語
大分類‖心の動き‖こころのうごき
中分類‖ためらう‖ためらう
さし‐ひき【差し引き】🔗⭐🔉
さし‐ひき【差し引き】

名

他サ変
ある数量から他の数量を引き去ること。また、その結果。
「━ゼロ」

自サ変
潮が満ち引きすること。潮の満ち干。
◆
公用文では「差引き」。慣用の固定した「差引額・差引残高・差引勘定」などは、送りがなを付けない。
関連語
大分類‖数‖かず
中分類‖差‖さ

名

他サ変
ある数量から他の数量を引き去ること。また、その結果。
「━ゼロ」

自サ変
潮が満ち引きすること。潮の満ち干。
◆
公用文では「差引き」。慣用の固定した「差引額・差引残高・差引勘定」などは、送りがなを付けない。
関連語
大分類‖数‖かず
中分類‖差‖さ
さし‐ひ・く【差し引く】🔗⭐🔉
さし‐ひ・く【差し引く】

他五
ある数量から他の数量を引き去る。
「バス代と本代を━・いて、まだ千円ある」
「会社に与えた損金は給料から━」
ある判断を得るために、かりに判断・評価の重要な要因となる事柄を取り去って考えてみる。
「幾つかの欠点を━・いてもなお実直さは評価できる」
「谷口は、どうもすっきりしない表情だった。もともとすっきりした顔はしていないが、それを━・いてもなおそうなのである
赤川次郎
」
差し引き

他五
ある数量から他の数量を引き去る。
「バス代と本代を━・いて、まだ千円ある」
「会社に与えた損金は給料から━」
ある判断を得るために、かりに判断・評価の重要な要因となる事柄を取り去って考えてみる。
「幾つかの欠点を━・いてもなお実直さは評価できる」
「谷口は、どうもすっきりしない表情だった。もともとすっきりした顔はしていないが、それを━・いてもなおそうなのである
赤川次郎
」
差し引き
さし‐まわ・す【差し回す】━マハス🔗⭐🔉
さし‐まわ・す【差し回す】━マハス

他五
指図してある場所へ行かせる。差し向ける。
「迎えの車を━」
差し回し

他五
指図してある場所へ行かせる。差し向ける。
「迎えの車を━」
差し回し
さし‐み【差し身】🔗⭐🔉
さし‐み【差し身】

名
相撲で、自分の得意とする差し手を早く相手の脇に差す体勢になること。

名
相撲で、自分の得意とする差し手を早く相手の脇に差す体勢になること。
さし‐みず【差し水】━ミヅ🔗⭐🔉
さし‐みず【差し水】━ミヅ

名・自サ変
水をつぎ足すこと。また、その水。

名・自サ変
水をつぎ足すこと。また、その水。
さし‐むかい【差し向かい】━ムカヒ🔗⭐🔉
さし‐むかい【差し向かい】━ムカヒ

名
二人が向かい合うこと。
「━にすわる」

名
二人が向かい合うこと。
「━にすわる」
さし‐むき【差し向き】🔗⭐🔉
さし‐むき【差し向き】

副
〔古風な言い方で〕目下のところ。さしあたり。
かな書きが多い。

副
〔古風な言い方で〕目下のところ。さしあたり。
かな書きが多い。
さし‐む・ける【差し向ける】🔗⭐🔉
さし‐む・ける【差し向ける】

他下一
その方に向ける。
「明かりを━」
ある場所へ向かわせる。
「空港まで迎えの車を━」
さしむ・く(下二)

他下一
その方に向ける。
「明かりを━」
ある場所へ向かわせる。
「空港まで迎えの車を━」
さしむ・く(下二)
さし‐もどし【差し戻し】🔗⭐🔉
さし‐もどし【差し戻し】

名
差し戻すこと。
「書類の━を食らう」
「━判決」

名
差し戻すこと。
「書類の━を食らう」
「━判決」
さし‐もど・す【差し戻す】🔗⭐🔉
さし‐もど・す【差し戻す】

他五
やり直すように、元に戻す。
「不備のある書類を━」
上級審が原判決を取り消し、審理をやり直させるために事件を原裁判所に送り返す。
「第一審に━」
差し戻し

他五
やり直すように、元に戻す。
「不備のある書類を━」
上級審が原判決を取り消し、審理をやり直させるために事件を原裁判所に送り返す。
「第一審に━」
差し戻し
さし‐もの【指し物(差し物)】🔗⭐🔉
さし‐もの【指し物(差し物)】

名
昔、武士が戦場の目印として鎧よろいの背にさした小旗や飾り物。旗指物。
板を組み合わせて作った家具や器具。箱・机・たんすなどの類。
「━師」
◆
「指物(差物)」と書くことも多い。

名
昔、武士が戦場の目印として鎧よろいの背にさした小旗や飾り物。旗指物。
板を組み合わせて作った家具や器具。箱・机・たんすなどの類。
「━師」
◆
「指物(差物)」と書くことも多い。
さし‐りょう【差し料】━レウ🔗⭐🔉
さし‐りょう【差し料】━レウ

名
自分が腰に差す刀。

名
自分が腰に差す刀。
さし‐わたし【差し渡し】🔗⭐🔉
さし‐わたし【差し渡し】

名
直径。
「━二尺の円」

名
直径。
「━二尺の円」
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