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い【意】🔗🔉

い【意】 心に思っていること。気持ち。思い。考え。 「遺憾の━を表明する」 「━に適かなう(=気持ちに合う。気に入る)」 「━を迎える(=人の気に入るようにする。迎合する)」 「━外・━志・━欲」 「敬━・故━・謝━」 ことばの表す内容。わけ。 「読書百遍、━おのずから通ず」 「━味・━訳」 「語━・大━」 関連語 大分類‖学習‖がくしゅう 中分類‖意味‖いみ

意に介かい・する🔗🔉

意に介かい・する 気にかける。気にする。 「将来のことなど━そぶりも見せない」 ◇打ち消しを伴う場合、「意に介しない」よりも、五段動詞「介す」を使って「意に介さない」となることが多い。

意に適かな・う🔗🔉

意に適かな・う

意に沿・う🔗🔉

意に沿・う 相手の希望や要求に応じる。 「沿う」は「添う」とも。 「気に沿う」は誤り。

意を・む🔗🔉

意を・む 相手の気持ちや考えを好意的に推察する。 この意で「意見をむ」というのは誤り。

意を決けっ・する🔗🔉

意を決けっ・する 心に決める。決心する。

意を尽く・す🔗🔉

意を尽く・す 意見・考えを十分に言い表す。

意を強く・する🔗🔉

意を強く・する 心強く思う。また、自信を深める。

意を迎・える🔗🔉

意を迎・える

意を用・いる🔗🔉

意を用・いる 気を配る。→用いる

い‐がい【意外】━グヮイ🔗🔉

い‐がい【意外】━グヮイ 名・形動思っていたことと実際が大きく食い違うこと。 「彼が婚約していたとは━だった」 「━な事実が明らかになる」 「━に元気なので安心した」 「━性」 近年「意外と」の形が多くなってきたが、やや崩れた語感がある。「その効能は意外と知られていない」 ‐さ

い‐き【意気】🔗🔉

い‐き【意気】 心持ち。特に、積極的に何かをしようとする心持ち。気概。志気。やる気。 「━が揚がる」 「━投合[揚々]」 「人生━に感ず、功名誰かまた論ぜん魏徴」 関連語 大分類‖心‖こころ 中分類‖‖き

い‐ぎ【意義】🔗🔉

い‐ぎ【意義】 記号(特に、ことば)の表す内容。意味。 「単語[暗号]の表す━を解き明かす」 「意味」のほうが用法が広く、かつ一般的(「意味する・ある意味で」などの言い方は「意義」にはない)。「意義」は文脈を離れても成立する抽象的内容、「意味」は文脈的・具体的内容を表す傾向がある。 物事の持つ価値や重要性。意味。 「人生の━を問う」 「歴史的に重要な━を持つ」 「有━」 「意味」よりもやや硬い言い方。 関連語 大分類‖学習‖がくしゅう 中分類‖意味‖いみ

いき‐けんこう【意気軒昂】━ケンカウ🔗🔉

いき‐けんこう【意気軒昂】━ケンカウ 形動トタル意気込みが盛んで元気なさま。 「━として任地に向かう」 ⇔意気消沈意気阻喪 新聞は「意気軒高」で代用。

いき‐ごみ【意気込み】🔗🔉

いき‐ごみ【意気込み】 進んで物事をしようとする勇み立った気持ち。意気組み。 関連語 大分類‖努力‖どりょく 中分類‖努力‖どりょく

いき‐ご・む【意気込む】🔗🔉

いき‐ご・む【意気込む】 自五進んで物事をしようと奮い立つ。張り切る。 「新記録をねらって━」 「━・んでリングに上がる」 意気込み 関連語 大分類‖努力‖どりょく 中分類‖努力‖どりょく

いき‐じ【意気地】━ヂ🔗🔉

いき‐じ【意気地】━ヂ 自分の信念をあくまでも押し通そうとする気持ち。意地。 「━を通す」 関連語 大分類‖心‖こころ 中分類‖‖き

いき‐しょうちん【意気消沈(意気銷沈)】━セウチン🔗🔉

いき‐しょうちん【意気消沈(意気銷沈)】━セウチン 名・自サ変がっくりして、沈み込むこと。意気阻喪。 「惨敗を喫して━する」 ⇔意気軒昂

いき‐しょうてん【意気衝天】🔗🔉

いき‐しょうてん【意気衝天】 意気込みが天を衝くほどに、盛んなこと。 「敵の気迫に━する」 「━の勢い」 「意気昇天」と書くのは誤り。 関連語 大分類‖盛ん‖さかん 中分類‖勇壮‖ゆうそう

いき‐そそう【意気阻喪(意気沮喪)】━ソサウ🔗🔉

いき‐そそう【意気阻喪(意気沮喪)】━ソサウ 名・自サ変気力がくじけ、元気がなくなること。意気消沈。 ⇔意気軒昂けんこう

いき‐とうごう【意気投合】━トウガフ🔗🔉

いき‐とうごう【意気投合】━トウガフ 名・自サ変互いに気持ちが一致すること。

いき‐ようよう【意気揚揚】━ヤウヤウ🔗🔉

いき‐ようよう【意気揚揚】━ヤウヤウ 形動トタル得意で誇らしげなさま。 「━と凱旋がいせんする」

いく‐じ【《意気地》】━ヂ🔗🔉

いく‐じ【《意気地》】━ヂ 物事に立ち向かって、それをやり通そうとする気力。意地。 「━がない」 ◇「いきじ(意気地)」の転。 古くは「意久地」とも。 関連語 大分類‖心‖こころ 中分類‖‖き

いくじ‐なし【《意気地》無し】イクヂ━🔗🔉

いくじ‐なし【《意気地》無し】イクヂ━ 気力や勇気がないこと。また、その人。弱虫。 ◇マイナスに評価していう。

い‐けん【意見】🔗🔉

い‐けん【意見】 物事や判断に対してもつ考え。 「━を述べる」 「娘の━を聴く」 「党内の━をまとめる」 「少数━」 尊敬語に「貴見きけん・高説」などが、丁重語に「愚見・卑見ひけん・管見かんけん」などがある。→考え(「考え・意見」の敬語表現) 自他サ変考えを述べて、相手の過ちをいさめること。また、そのことば。お説教。 「彼に━する」 「禁煙しなさいと医者に━される」 関連語 大分類‖考える‖かんがえる 中分類‖意見‖いけん

いけん‐こうこく【意見広告】━クヮウコク🔗🔉

いけん‐こうこく【意見広告】━クヮウコク 個人または団体が特定の事柄についての意見を主張するために行う広告。主張広告。

い‐こう【意向(意)】━カウ🔗🔉

い‐こう【意向(意)】━カウ 物事にどう対処するかについての考えや意思。 「賛成の━を表明する」 「衆院選出馬の━を固める」 「組合の━に従う」 ◇「」も向かう意。

いこ‐じ【依怙地・意固地】━ヂ🔗🔉

いこ‐じ【依怙地・意固地】━ヂ 名・形動意地を張って、つまらぬことに頑固なこと。片意地。えこじ。 「━になって反論する」 「━な人」 ◇マイナスに評価していう。 ‐さ

い‐し【意志】🔗🔉

い‐し【意志】 志に従って物事を成し遂げようとする、積極的な心の働き。また一般に、(ある物事を行いたいという)考え。 「━が強い」 「助動詞『う』は話し手の━を表す」 / 「参加する━がある」 「相手の━を尊重する」 「己の━を貫く」 「━の疎通を図る」 「意志」は一般に広く使うほか、特に心理学・哲学・文法で使う。法令用語(「意思」)としては、もっぱら「意思」と書く。「意志」と「意思」は考えや意欲の意で相通じ、近年「意思」と書くことも多い(「/」以下の用例)が、個人の積極的な意欲を際だたせる場合は「意志」と書き、単なる考えのほか、公的な意見や団体の意見などの場合は「意思」と書く傾向がある。 関連語 大分類‖心‖こころ 中分類‖気持ち‖きもち

い‐し【意思】🔗🔉

い‐し【意思】 心に思うところ。気持ち。考え。特に、ある意図をもって物事を行うとき、その行動のもとになる考えや意見。 「隣人と━を通じ合う」 「賛成の━を表示する」 刑法で、自分がしようとする行為に対する認識。民法で、法律上の効果を派生させようという意欲。 「━表示」 ◆意志 関連語 大分類‖心‖こころ 中分類‖気持ち‖きもち

い‐じ【意地】━ヂ🔗🔉

い‐じ【意地】━ヂ 人に対する心根こころねや心遣い。 「━の悪い人」 「━の悪い質問をする」 ものをむやみにほしがる気持ち。 「金銭に━が汚い」 自分の思いを無理をしてでも押し通そうとする、強い気構え。 「横綱の━を見せる」 《「━でも」の形で、副詞的に》行きがかり上、どうしても。意地になっても。 「こうなったら━でもやり抜くぞ」

意地にな・る🔗🔉

意地にな・る 状況に逆らって、かたくなに自分の思いを押し通そうとする気持ちになる。依怙地いこじになる。

意地を通とお・す🔗🔉

意地を通とお・す かたくなに自分の思いを押し通そうとする。 「━・して最後まで反対する」

意地を張・る🔗🔉

意地を張・る かたくなに自分の思いを主張しようとする。 「つまらないことに/で━な」

い‐しき【意識】🔗🔉

い‐しき【意識】 自分や周囲の状況などを(はっきりと)とらえる心の働き。また、その働きをなす場所としての心。 「━はしっかりしている」 「━を取り戻す」 他サ変自分や周囲の状況などをそれとして(はっきりと)とらえること。 「私は自分が父親似だと━している」 「視線を━して固くなる」 によって得られる、心的な内容。 「悪いことをしたという━がまるでない」 「罪の━にさいなまれる」 「エリート[問題]━」 関連語 大分類‖心‖こころ 中分類‖‖こころ

いじ‐きたな・い【意地汚い】イヂ━🔗🔉

いじ‐きたな・い【意地汚い】イヂ━ 態度に欲が表れていて卑しいさま。あさましい。さもしい。 「看板になっても飲み続けるとは━」 ‐さ

いしき‐てき【意識的】🔗🔉

いしき‐てき【意識的】 形動物事をそれと知りつつするさま。意識して。故意に。 「━に避ける」

いじ‐ずく【意地ずく】イヂヅク🔗🔉

いじ‐ずく【意地ずく】イヂヅク むりやり意地を張り通すこと。 「━になっていがみ合う」 「意地尽く」とも。現代仮名遣いでは「意地づく」も許容。

いじっ‐ぱり【意地っ張り】イヂッ━🔗🔉

いじっ‐ぱり【意地っ張り】イヂッ━ 名・形動意地を張りとおそうとすること。また、その人。意地張り。 「━な性分」

い‐しゅ【意趣】🔗🔉

い‐しゅ【意趣】 恨む心をもつこと。また、その心。遺恨いこん。 「━を晴らす」 心の向かうところ。考え。おもわく。 「━卓逸たくいつ(=考えがすぐれていること)」

いしゅ‐がえし【意趣返し】━ガヘシ🔗🔉

いしゅ‐がえし【意趣返し】━ガヘシ 仕返しをすること。意趣晴らし。復讐ふくしゅう

い‐しょう【意匠】━シャウ🔗🔉

い‐しょう【意匠】━シャウ 作品(特に、造形的作品)を作るときの創意や工夫。また、それによって得られる造形美や装飾性。 「室内の装飾に━を凝らす」 工芸品・工業製品などで、形・色・模様などを美しく見せるために装飾を考案すること。また、その結果得られたもの。デザイン。 「━登録」 関連語 大分類‖作る‖つくる 中分類‖創造‖そうぞう

いじ‐わる【意地悪】イヂ━🔗🔉

いじ‐わる【意地悪】イヂ━ 名・形動わざと人を困らせるような言動をすること。また、その人。 「━を言って困らせる」 「━な質問」 「━な/の友達」 「━そうな目で見る」 ‐げ/‐さ

いそう‐がい【意想外】イサウグヮイ🔗🔉

いそう‐がい【意想外】イサウグヮイ 名・形動思いもつかないこと。意外。予想外。 「━の出費がかさむ」

い‐ちゅう【意中】🔗🔉

い‐ちゅう【意中】 心の中。胸中。また、心の中で思っていること。 「━を探る」 「━の人(=心の中でこれと決めた人。特に、恋人や結婚相手)」 関連語 大分類‖思う‖おもう 中分類‖思う‖おもう

い‐と【意図】🔗🔉

い‐と【意図】 名・他サ変あることを(実現)しようと考えること。また、考えた事柄。もくろみ。ねらい。 「早期解散を━する」 「企画の━が不明だ」

いと‐てき【意図的】🔗🔉

いと‐てき【意図的】 形動はっきりした意図があるさま。 「━な行動」 「情報を━に隠す」

いば‐しんえん【意馬心猿】━シンヱン🔗🔉

いば‐しんえん【意馬心猿】━シンヱン 煩悩ぼんのう・妄念もうねん・欲情などで心が乱され抑えがたいこと。 「━の情」 ◇馬が走り猿が騒ぐのは制しがたいの意から。

い‐ひょう【意表】━ヘウ🔗🔉

い‐ひょう【意表】━ヘウ 考えに入れていなかったこと。 「相手の━に出る(=相手が思ってもみないことをする)」 「敵の━を突く(=敵が予測しないことをする)」

い‐み【意味】🔗🔉

い‐み【意味】 記号(特に、ことば)の表す内容。意義。 「この語の表す━は明らかだ」 「赤信号は『止まれ』という━を表す」 「━を取り違える」 「ある━で、それは正しい」 ◇→ある(連体) ある表現や行為によって示される内容。特に、そこに含み隠されている内容。 「当局が強硬手段に訴える━が分からない」 「慰労の━もあって一席設ける」 「━もなく笑う」 価値。重要性。意義。 「生きることの━を問う」 「小手先の改革など何の━もない」 関連語 大分類‖学習‖がくしゅう 中分類‖意味‖いみ

いみ‐あい【意味合い】━アヒ🔗🔉

いみ‐あい【意味合い】━アヒ 前後の事情や文脈などからうかがわれる意味内容。(おおよその)おもむき。 「今回の訪問は謝罪の━が強い」 関連語 大分類‖学習‖がくしゅう 中分類‖意味‖いみ

いみ‐ありげ【意味ありげ】🔗🔉

いみ‐ありげ【意味ありげ】 形動いかにも特別の意味があるかのようであるさま。思わせぶり。 「━に笑う」

いみ‐しん【意味深】🔗🔉

いみ‐しん【意味深】 形動「意味深長」のやや俗な言い方。→意味深長 「━な目で見る」

いみ‐しんちょう【意味深長】━シンチャウ🔗🔉

いみ‐しんちょう【意味深長】━シンチャウ 形動ある表現が奥深い内容をもっているさま。意味深いさま。また、隠れた特別の意味をもっているさま。 「━な発言」 「━な微笑を浮かべる」 「意味慎重」「意味深重」は誤り。

いみ・する【意味する】🔗🔉

いみ・する【意味する】 他サ変 記号(特に、ことば)がある内容を表す。表し示す。 「『帝みかど』は『門かど』の尊敬語で、本来は皇居の門を━・した」 物事がそうした解釈を許すに足る十分の内容を持っている。 「沈黙は同意を━」

いみ‐づ・ける【意味づける(意味付ける)】🔗🔉

いみ‐づ・ける【意味づける(意味付ける)】 他下一物事に意味や価値・理由などを付与する。意義づける。 「天体の運行を人の運命として━」 意味づけ

いみ‐ぶか・い【意味深い】🔗🔉

いみ‐ぶか・い【意味深い】 物事に重要な意味が認められるさま。意義深い。 「氏の指摘には━ものがある」 ‐げ/‐さ

い‐やく【意訳】🔗🔉

い‐やく【意訳】 名・他サ変原文の一字一句にこだわらず、全体の意味をくみ取って翻訳すること。 「筋を━して伝える」 ⇔直訳逐語ちくご

い‐よく【意欲(意慾)】🔗🔉

い‐よく【意欲(意慾)】 ある物事をなしとげようと思う積極的な気持ち。 「仕事への━が湧く」 「トップ当選に━を見せる」 「創作━に燃える」 ◇まれにサ変動詞としても使う。 関連語 大分類‖願望‖がんぼう 中分類‖願い‖ねがい

いよく‐てき【意欲的】🔗🔉

いよく‐てき【意欲的】 形動積極的な気持ちを持って、物事をなしとげようとするさま。 「作者は小説の映画化に━だ」 「━に取り組む」

い‐りょく【意力】🔗🔉

い‐りょく【意力】 〔文〕意志の力。精神力。

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