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さや・る【障る・触る】🔗🔉

さや・る【障る・触る】 自五物にひっかかる。さわる。ふれる。 「わが心はかの合歓ねむという木の葉に似て、物━・れば縮みて避けんとす

さわり【触り】サハリ🔗🔉

さわり【触り】サハリ 手などでふれること。また、ふれたときの感じ。 「手━ざわり」 「舌━ざわり」 ◇多く他の語に付いて複合語をつくる。 人に接したときの感じ。人あたり。 「━の冷たい人」 義太夫節の曲中で、最も聞きどころとされている歌謡的・叙情的な部分。転じて、芸能の見どころ・聞きどころや、話などの最も印象的な部分。 「小説の━だけ読む」 ◇もとは人形浄瑠璃で、義太夫節以外の流派の曲節を取り入れた部分の意。 冒頭・出だしの意で使うのは誤り。「×さびのところはいいから、触りだけ聴かせて」 関連語 大分類‖所‖ところ 中分類‖要所‖ようしょ

さわ・る【触る】サハル🔗🔉

さわ・る【触る】サハル 自五 あるものに手などをふれる。 「額に━と熱がある」 「━・ってごらん、柔らかいよ」 「しばらくカメラに━・らなかったせいか手ぶれがひどい」 「寄ると━と(=集まり合うと)彼のうわさだ」 近年他動詞としても使う。動作の積極性が増強される趣がある。「子どもらがウサギやヤギを━・ってはしゃぎ回る」「横綱のまわしを━こともできないで突き出される」 あるものが体にふれる。 「何かひんやりするものが顔に━・った」 ある事柄や人とかかわりを持つ。関係する。 「御機嫌斜めだから今は━・らないほうがいい」 「下手に━と大けがをするぞ」 ◆「障る」の意から出た語。 触り 関連語 大分類‖当たる‖あたる 中分類‖接する‖せっする

触らぬ神かみに祟たたりなし🔗🔉

触らぬ神かみに祟たたりなし かかわりさえ持たなければ災いを招くことはないの意で、よけいなことに手出しをすることを戒めていう。

しょく【触】🔗🔉

しょく【触】 (造)物にさわる。また、物にふれて感じる。 「━角・━覚・━診」 「感━・接━」 「一━即発」

しょく‐しゅ【触手】🔗🔉

しょく‐しゅ【触手】 無脊椎むせきつい動物の体の前端や口の周辺にある糸状またはひも状の突起。先端に多くの感覚細胞が分布し、触覚や捕食の働きをする。

触手を伸ば・す🔗🔉

触手を伸ば・す 欲しいものを得ようとして相手に近づく。 「海外市場に━」

しょく‐しん【触診】🔗🔉

しょく‐しん【触診】 名・他サ変医師が手や指で患者の体にさわって診断すること。また、その診断法。 「腹部を━する」

しょく‐ばい【触媒】🔗🔉

しょく‐ばい【触媒】 それ自身は化学変化を起こさないが、他の物質の化学反応を促進または抑制する物質。水素と酸素を反応させて水を生じさせる白金黒はっきんこくなど。 「━作用」

しょく‐はつ【触発】🔗🔉

しょく‐はつ【触発】 自サ変物にふれて爆発・発動すること。 「━信管」 他サ変何らかの刺激を与えて、ある意欲・衝動・行動などを誘い起こすこと。 「一編の小説に━されて作家を志す」 関連語 大分類‖現れる‖あらわれる 中分類‖発生‖はっせい

しょっ‐かく【触角】ショク━🔗🔉

しょっ‐かく【触角】ショク━ 昆虫類・甲殻類など、節足動物の頭部にある感覚器官。一対または二対あり、触覚・嗅覚などをつかさどる。形状はひげ状・糸状・くし状など。

しょっ‐かく【触覚】ショク━🔗🔉

しょっ‐かく【触覚】ショク━ 物にふれたときに生じる皮膚の感覚。 「━器官」

しょっ‐かん【触感】ショク━🔗🔉

しょっ‐かん【触感】ショク━ 物にさわったときに手や肌で受ける感じ。手ざわり。肌ざわり。感触。 「ざらざらした━」

ふれ【触れ】🔗🔉

ふれ【触れ】 政府などから広く世間に告げ知らせること。 「布令」とも。 関連語 大分類‖広める‖ひろめる 中分類‖広報‖こうほう

ふれ‐あ・う【触れ合う】━アフ🔗🔉

ふれ‐あ・う【触れ合う】━アフ 自五 互いに触れる。接触する。 「肩が━」 心を通わせ合って親しく交わる。 「地域住民が━場をつくる」 触れ合い

ふれ‐こみ【触れ込み】🔗🔉

ふれ‐こみ【触れ込み】 前もって言いふらすこと。前宣伝。 「資産家という━の人」 ◇多く誇大に宣伝することにいう。 ふれこ・む(他五)

ふれ‐だいこ【触れ太鼓】🔗🔉

ふれ‐だいこ【触れ太鼓】 相撲の興行で、初日の前日に呼び出しが太鼓をたたきながら取組などを町中に触れ回ること。また、その太鼓。

ふれ‐ぶみ【触れ文】🔗🔉

ふれ‐ぶみ【触れ文】 触れ知らせるための文書。触れ書き。

ふれ‐まわ・る【触れ回る】━マハル🔗🔉

ふれ‐まわ・る【触れ回る】━マハル 他五 触れを伝えて歩く。 あちこちに言い触らして歩く。 「悪口を━」 関連語 大分類‖広める‖ひろめる 中分類‖広報‖こうほう

ふ・れる【触れる】🔗🔉

ふ・れる【触れる】 自下一 人(の体)が他の人や物に瞬間的に接触する。ちょっとだけさわる。〔意図的な行為にもそうでないものにもいう〕 「彼の手が彼女の肩に━」 「恐る恐る傷口に━」 「赤ちゃんのやわらかいほおに━」 「高圧線に━・れて感電する」 「暗やみで伸ばした手が柱に━」 「肩と肩が━」 類義の「触さわる」は多く意図的な行為にいう。 何かが他の人や物に瞬間的に接触する。 「前髪が額に━・れてうるさい」 「金属が空気に━・れて酸化する」 《「脈が━」の形で》脈拍が指先に感じられる。 「手首も上膊じょうはくも脈が━・れなくなって…三島由紀夫 〔慣用句的に〕目・耳などに知覚される。 「人の目に━・れないように行動する」 「不快なうわさが耳に━」 ある事柄にかかわる。特に、ある事柄に言い及ぶ。 「問題の核心に━」 「事件の真相に━」 「過去のことには━・れないでおこう」 法律・規則などに反する。抵触する。 「この行為は法律に━」 ある物事や機会に出あう。 「事に━・れて話を蒸し返す」 「折に━・れて忠告する」 ある物事にじかに接する。また、じかに接して影響を受ける。 「異文化に━」 「温かい人柄に━」 「芸術的な雰囲気に━」 ある物事に接して感動する。 「人生の機微に━・れて感銘を受ける」 「心(の琴線きんせん)に━話」 相手の怒りなどを身に受ける。 「家元の怒りに━・れて出入りを禁じられる」 「師の逆鱗げきりん[勘気かんき]に━」 他下一 手・指などの体の部分を他の物に軽く接触させる。 「バラのとげに指を━」 「展示品には手を━・れないでください」 「杯に口を━」 広く人々に知らせる。 「近所に悪口を━・れて歩く」 は、「━・れ(て)歩く[回る]」の形が多い。 ふ・る(下二) 触れ 関連語 大分類‖広める‖ひろめる 中分類‖広報‖こうほう 大分類‖当たる‖あたる 中分類‖接する‖せっする

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