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たち【▽達】🔗⭐🔉
たち【▽達】

接尾
人・動物の複数を表す。また、〜を代表とする一団の意を表す。
「ぼく━・きみ━・若者━・小鳥━」
「伯母━が遊びに来ている」
→「ともだち(友達)」の表記
「公達きんだち」に見るように、古くは尊敬の意をこめて使ったもので、「ら」「ども」より丁寧。「高山の花たちが咲き誇る」「突然扉を開いて現われた貨車たちは、…
石原慎太郎
」など、人・動物以外に使うこともある。








たつ【達】🔗⭐🔉
たつ【達】
(造)
道が通じる。
「四通八━」
目的・目標とする所へ行きつく。
「━成」
「到━」
品物などを届ける。
「速━・配━」
意向・命令などを伝える。
「通━・伝━」
物事によく通じる。すぐれている。
「━観・━人」
「上━・先━せんだつ」







たつ‐い【達意】🔗⭐🔉
たつ‐い【達意】

名
自分の考えが他の人によく通じること。また、よく通じるように表現すること。
「━の文章」




たっ‐かん【達観】━クヮン🔗⭐🔉
たっ‐かん【達観】━クヮン

名・他サ変
広い視野をもって全体を見通すこと。
「国の将来を━する」
喜怒哀楽を超越し、何事にも動じない境地に至ること。
「人生を━する」






たっ‐しき【達識】🔗⭐🔉
たっ‐しき【達識】

名
広く物事を見通す見識。達見。




たっ‐しゃ【達者】🔗⭐🔉
たっ‐しゃ【達者】

形動
ある物事に熟達していて、巧みなさま。
「━な芸」
「口が━な人」
体が丈夫で健康なさま。また、体の一部の働きがすぐれているさま。
「━に暮らす」
「耳は遠いが目は━だ」






たつ‐じん【達人】🔗⭐🔉
たつ‐じん【達人】

名
見識が高く、物事の道理によく通じた人。達士。
学問・技芸など、その道にひいでた人。
「剣の━」






たっ・する【達する】🔗⭐🔉
たっ・する【達する】

自サ変
ある場所に行き着く。到達する。至る。及ぶ。届く。
「目的地[山頂・ゴール]に━」
「弾の落下点はわずかに病院の小屋に━・しなかった
大岡昇平
」
情報・うわさなどが届く。到達する。
「最新情報が報道部に━のに数分とはかからない」
「うわさが本人の耳に━」
ある程度・数量にまでなる。また、物事がある領域にまで及ぶ。
「学力が水準に━」
「学齢に━」
「長さは一メートルに━」
「興奮が極点に━」
「勢力は島嶼とうしょの最南端にまで━」
技能や境地が相当の水準にまでなる。到達する。至る。
「心技ともに名人の領域に━」
「悟りの境地に━」
「一芸に━(=熟達する)」
(めぐりめぐって)特定の了解点や結論に至る。到達する。
「両者が合意に━」
「撤退はしないという結論に━」

他サ変
物事をなしとげる。達成する。はたす。
「所期の目的を━」
「永年の望みを━」
「宿願を━」
〔古い言い方で〕命令・通知などを広く知らせる。行き渡らせる。周知(徹底)させる。
「趣旨[上意]を━」
〔古い言い方で〕用をすませる。特に、大小便をする。足す。
「用を━・してから出て来て見ると、手水鉢ちょうずばちに水が無い
二葉亭
」
たっ・す(サ変)
達し
関連語
大分類‖移動‖いどう
中分類‖到着‖とうちゃく
大分類‖当たる‖あたる
中分類‖接する‖せっする
























たっ‐せい【達成】🔗⭐🔉
たっ‐て🔗⭐🔉
たっ‐て

副
強く希望・要求するさま。どうあっても。是非とも。
「━お望みならお譲りしましょう」
「━の希望」
もと、「達て」とも当てた。





たつ‐ぶん【達文】🔗⭐🔉
たつ‐ぶん【達文】

名
表現の上手な文章。意味のよく通る、すぐれた文章。




たつ‐べん【達弁(達▼辯)】🔗⭐🔉
たつ‐べん【達弁(達▼辯)】

名・形動
〔文〕よどみなく巧みに話すこと。達者な弁舌。能弁。




たて‐ひき【立て引き(▽達引き)】🔗⭐🔉
たて‐ひき【立て引き(▽達引き)】

名・自サ変
〔古い言い方で〕意地を張り通すこと。また、意地を張り合うために起こる争い。
たてひ・く(自五)





だるま【▽達磨】🔗⭐🔉
だるま【▽達磨】

名
中国禅宗の始祖、達磨大師の座禅姿をまねて作った張り子の玩具。ふつう丸くかたどって赤く塗り、倒してもすぐに起きあがれるように底におもりを入れる。開運の縁起物とされる。
◇最初に片目だけを書き、願いがかなうともう一方の目を書き込む風習がある。
に似た丸い形のもの。また、丸くて赤いもの。
「━船・━ストーブ」
「雪━・火━」







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