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達🔗⭐🔉
【達】
12画
部 [四年]
区点=3503 16進=4323 シフトJIS=9242
【逹】異体字異体字
12画
部
区点=7793 16進=6D7D シフトJIS=E79D
《常用音訓》タツ
《音読み》 タツ
/ダチ
/タチ
〈d
〉〈t
〉
《訓読み》 とおる(とほる)/とおす(とほす)
《名付け》 いたる・かつ・さと・さとし・さとる・しげ・すすむ・ただ・たて・と・とおる・のぶ・ひろ・みち・よし
《意味》
タッス{動}とおる(トホル)。とおす(トホス)。さしさわりなく進む。すらすらととおす。また、途中でつかえずにいきつく。「直達」「四通八達(どちらにも道がとおる)」「達于河=河ニ達ス」〔→書経〕
{形}広く通用する。「達言」
タッス{動・形}すらすらと理解する。また、すぐれていてなんでもこなせる。「達人」「達識」「下学上達」
タッス{動・形}すらすらと出世する。運よく出世をとげた。〈対語〉→屈・→窮。「栄達」「達官」「達則兼善天下=達スレバスナハチ兼ネテ天下ヲ善クス」〔→孟子〕
タツナリ{形}すらりととおしてこだわらない。ゆとりがあるさま。「放達(こだわりがない)」「自由闊達カッタツ」「賜也達=賜ヤ達ナリ」〔→論語〕
〔国〕
こなしがうまい。「達者」「達筆」
役所からのしらせ。「お達し」「通達」
品物や郵便を届ける。「配達」
人の複数をあらわすことば。▽和語で複数のなかまを意味する「だち」という接尾語に、ダチという音の達の字をあてたもの。
《解字》
会意兼形声。羊はすらすらと子をうむ安産のシンボル。達は「
(進む)+羊+音符大ダイ」で、羊のお産のようにすらすらととおすことをあらわす。
《単語家族》
大(ゆとりがあってつかえない)
泰タイ(ゆとりがある)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→主要人名




















達士 タッシ🔗⭐🔉
【達人】
タツジン
広く物事の道理に通じた人。『達士タッシ・達者タッシャ』「達人解其会、逝将不復疑=達人ハソノ会ヲ解シ、逝クユクマサニマタ疑ハザラントス」〔→陶潜〕
その学問・技芸に深く通じ、すぐれた能力を持っている人。名人。


達見 タッケン🔗⭐🔉
【達見】
タッケン 物事の本質・道理を見ぬいた考え。
達言 タツゲン🔗⭐🔉
【達言】
タツゲン
道理にあっていてすらすらと通じることば。
天下・古今に通用することば。
うまいことば。



達者 タッシャ🔗⭐🔉
達尊 タッソン🔗⭐🔉
【達尊】
タッソン 世間一般に尊敬される事物。▽「孟子」公孫丑篇下では、官位・爵位と年齢と学徳の三つとする。
達筆 タッピツ🔗⭐🔉
【達筆】
タッピツ〔国〕
文字をうまく書くこと。また、その文字。
文章をうまく書くこと。


達練 タツレン🔗⭐🔉
【達練】
タツレン よく知りつくして慣れている。物事をよくわきまえていること。〈類義語〉練達。
達摩 ダルマ🔗⭐🔉
【達磨】
ダルマ =達摩。〔国〕達磨が坐禅している姿にかたどった張りの子のおもちゃ。
達観 タッカン🔗⭐🔉
達識 タッシキ🔗⭐🔉
【達識】
タッシキ 物事の本質・道理を見きわめた、すぐれた見識。達見。
達頼喇嘛 ダライラマ🔗⭐🔉
【達頼喇嘛】
ダライラマ〈人名〉チベットの政治・宗教の最高権力者であるラマ教の最高活仏の呼称。一四世紀の黄帽派開祖ツォン=カパの弟子ゲドゥン=トゥバ以来転生しているとされる。
達磨 ダルマ🔗⭐🔉
【達磨】
ダルマ〈人名〉南北朝時代の梁リョウ代に、インドから中国へ渡った高僧。禅宗の開祖とされる。嵩山スウザン(河南省登封県)の少林寺で面壁メンペキ(壁に向かって座禅ザゼンすること)九年の生活を送った。諡オクリナは円覚大師。達摩とも。
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