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攻 せめる🔗🔉

【攻】 7画 攴部 [常用漢字] 区点=2522 16進=3936 シフトJIS=8D55 《常用音訓》コウ/せ…める 《音読み》 コウ/ク〈gng〉 《訓読み》 せめる(せむ)/おさめる(をさむ) 《名付け》 おさむ・せむ・たか・よし 《意味》 {動}せめる(セム)。敵陣や敵城を突き抜くように突っこむ。「攻撃」「攻城略地=城ヲ攻メ地ヲ略ス」「戮力而攻秦=力ヲ戮セテ秦ヲ攻ム」〔→史記{動}せめる(セム)。相手の悪い点を突っこむ。責める。「小子鳴鼓而攻之可也=小子鼓ヲ鳴ラシテコレヲ攻メテ、可ナリ」〔→論語{動}おさめる(ヲサム)。玉や金属を加工する。深く突っこんで学ぶ。研究する。「攻玉=玉ヲ攻ム」「攻究」 《解字》 会意兼形声。工は、上下の面を|線で突き抜いたさまを示す指事文字。攻は「攴(動詞の記号)+音符工」で、突き抜く、突っこむの意。 《単語家族》 空(突き抜けた)孔(突き抜けたあな)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

訟 せめる🔗🔉

【訟】 11画 言部 [常用漢字] 区点=3057 16進=3E59 シフトJIS=8FD7 《常用音訓》ショウ 《音読み》 ショウ/ズ/ジュ〈sng〉 《訓読み》 あらそう(あらそふ)/うったえる(うつたふ)/うったえ(うつたへ)/せめる(せむ) 《意味》 {動・名}あらそう(アラソフ)。うったえる(ウツタフ)。うったえ(ウツタヘ)。公の場所で、あけすけにいい分をいいとおす。裁判でいいあらそう。いいあらそい。「訴訟」「訟獄者、不之之子、而之舜=獄ニ訟フル者、ノ子ニ之カズシテ、舜ニ之ク」〔→孟子〕「必也使無訟乎=必ズヤ訟無カラシメンカ」〔→論語{動}せめる(セム)。あけすけに議論する。条理をいいあらそう。まちがいをとがめる。「訟論」「吾未見能見其過、而内自訟者也=吾イマダヨクソノ過チヲ見テ、内ニミヅカラ訟ムル者ヲ見ザルナリ」〔→論語{名}周易の六十四卦カの一つ。坎下乾上カンカケンショウの形で、裏では弱く表では強くいいあらそうさまをあらわす。 《解字》 会意兼形声。公は、松ショウ・頌ショウの場合と同じでショウの音をあらわし、あけすけに通るの意を含む。訟は「言+音符公」で、ことばであけすけにいうこと。 《単語家族》 頌ショウ(あけすけにとなえる)誦ショウ(あけすけにいいとおす)松(葉があけすけに離れ、すきまが通っているまつ)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

訶 せめる🔗🔉

【訶】 12画 言部  区点=7537 16進=6B45 シフトJIS=E664 《音読み》 カ〈h〉 《訓読み》 しかる/せめる(せむ) 《意味》 {動}しかる。大声でどなってしかる。のどをかすらせてどなりつける。〈同義語〉→呵。〈類義語〉→喝カツ。「詆訶テイカ」 {動}せめる(セム)。とがめる。「譴訶ケンカ」 {形}はっと強い息を出すさま。「訶訶カカ」 《解字》 会意兼形声。可は、かぎ型に曲がる、まっすぐにいかず、かどでまさつをおこすという基本義を持つ。まがりなりにも承知すること。訶は「言+音符可」で、のどもとに強いまさつをおこしてどなること。喝カツ(どなる)は、その語尾が転じた語。 《類義》 →叱 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

詭 せめる🔗🔉

【詭】 13画 言部  区点=7544 16進=6B4C シフトJIS=E66B 《音読み》 キ(ク〈gu〉 《訓読み》 せめる(せむ)/いつわる(いつはる)/たがう(たがふ) 《意味》 {動}せめる(セム)。きつくせめ求める。「詭求キキュウ」 {動}いつわる(イツハル)。変な計略を用いて人をだます。悪だくみで人をあざむく。こじつける。「詭計キケイ」「詭辞而出=辞ヲ詭ツテ出ヅ」〔→穀梁{動・形}たがう(タガフ)。ふつうの姿や道理と異なる。「有所詭於天之理与=天之理ニ詭フ所有ルカ」〔→漢書キナリ{形}ふつうのものとちがうさま。特異であるさま。「詭形キケイ」「殊形詭制シュケイキセイ」 《解字》 会意兼形声。「言+音符危(変にとがった、並はずれてきつい)」。こじつけや、変なたくらみのことばをあらわす。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

誅 せめる🔗🔉

【誅】 13画 言部  区点=7547 16進=6B4F シフトJIS=E66E 《音読み》 チュウ〈zh〉 《訓読み》 ころす/ほろぼす/せめる(せむ) 《意味》 チュウス{動・名}ころす。罪をせめてころす。死刑。「罪不容誅=罪誅ヲ容サレズ」〔→漢書チュウス{動・名}ほろぼす。罪のある者に関係している者をすべてころす。一族を皆ごろしにする。皆ごろしの刑罰。「誅伐チュウバツ」 チュウス{動}せめる(セム)。責任や罪を数えたててせめる。とがめる。「筆誅ヒッチュウ」「於予与何誅=予ニオイテカナンゾ誅メン」〔→論語チュウス{動}草木を切り払い除く。「誅茅=茅ヲ誅ス」 《解字》 会意兼形声。「言+音符朱(ばっさりと木の株を切る)」で、相手の罪を言明してばっさりと切りころすこと。 《単語家族》 殊(胴切り)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

誚 せめる🔗🔉

【誚】 14画 言部  区点=7555 16進=6B57 シフトJIS=E676 《音読み》 ショウ(セウ)/ジョウ(ゼウ)〈qio〉 《訓読み》 せめる(せむ)/そしる 《意味》 {動}せめる(セム)。せめてしかる。「王亦未敢誚公=王マタイマダアヘテ公ヲ誚メズ」〔→書経{動}そしる。いじわるく悪口をいう。「嘲誚チョウショウ」 《解字》 会意兼形声。「言+音符肖(=削。小さく細くけずる)」。ことばで相手をけずるように、せめきずつけること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

謫 せめる🔗🔉

【謫】 18画 言部  区点=7583 16進=6B73 シフトJIS=E693 《音読み》 タク/チャク〈zh〉 《訓読み》 せめる(せむ)/つみする(つみす)/つみ 《意味》 タクス{動}せめる(セム)。つみする(ツミス)。罪をせめる。また、罪をせめて罰する。「国子謫我=国子我ヲ謫セントス」〔→左伝タクス・タクセラル{動}官職をおとして地方の役人にしたり、辺境の防備につかせたりする。また、官職をおとされて地方に流される。「流謫ルタク」「謫守巴陵郡=謫セラレテ巴陵郡ニ守タリ」〔→范仲淹{名}つみ。とがめ。 《解字》 会意兼形声。「言+音符適テキ(まともにあたる)の略体」。まともに人に非難をぶちあてること。 《単語家族》 敵(まともにぶつかる)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

譲 せめる🔗🔉

【譲】 20画 言部 [常用漢字] 区点=3089 16進=3E79 シフトJIS=8FF7 【讓】旧字人名に使える旧字 24画 言部 区点=7610 16進=6C2A シフトJIS=E6A8 《常用音訓》ジョウ/ゆず…る 《音読み》 ジョウ(ジャウ)/ニョウ(ニャウ)〈rng〉 《訓読み》 ゆずる(ゆづる)/せめる(せむ) 《名付け》 うや・せむ・のり・まさ・ゆずり・ゆずる・よし 《意味》 {動}ゆずる(ユヅル)。場所をあけてわりこませる。「譲歩」「三以天下譲=三タビ天下ヲモッテ譲ル」〔→論語{動・形・名}自分をあとにして人を先にする。ひかえめな。ひかえめな態度や行い。「謙譲」「遜譲ソンジョウ」「揖譲而入=揖譲シテ入ル」〔→礼記〕「禁者、政之本也、譲者、徳之主也=禁ハ、政ノ本ナリ、譲ハ、徳ノ本ナリ」〔→晏子{動}せめる(セム)。理屈で相手をせめたてる。なじる。「責譲」 {助動}〔俗〕本人の希望どおりにさせてあげる。また、させてもらう。 《解字》 会意兼形声。襄ジョウは、中にわりこむの意を含む。讓は「言+音符襄」で、どうぞといって間にわりこませること。転じて、間にはさんで両わきからせめる意ともなる。 《単語家族》 釀ジョウ(=醸。こうじを中にわりこませて酒をかもす)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

譴 せめる🔗🔉

【譴】 21画 言部  区点=7604 16進=6C24 シフトJIS=E6A2 《音読み》 ケン〈qin〉 《訓読み》 せめる(せむ)/せめ/つみ 《意味》 {動}せめる(セム)。とがめて退ける。罪をせめとがめる。「譴逐ケンチク」 {名}せめ。つみ。とがめ。おしかり。「譴責ケンセキ」 《解字》 会意兼形声。「言+音符遣ケン(おしやる、よそへやる)」。あいてをおしのけるようにせめること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

責 せめる🔗🔉

【責】 11画 貝部 [五年] 区点=3253 16進=4055 シフトJIS=90D3 《常用音訓》セキ/せ…める 《音読み》 セキ/サク/シャク〈z〉 《訓読み》 せめる(せむ)/せめ 《意味》 {動}せめる(セム)。とげでさすようにとがめる。ちくちくと、とがめさいなむ。「叱責シッセキ(しかる)」「呵責カシャク(きびしく、しかりとがめる)」 {動・名}せめる(セム)。せめ。せざるをえないようにせきたてる。しきりに要求する。また、せめとがめられるおいめ。「責務」「負責=責ヲ負フ」「責善朋友之道也=善ヲ責ムルハ朋友ノ道ナリ」〔→孟子{動・名}せめる(セム)。罪をとがめてせめる。刑罰。「杖責ジョウセキ(棒でうつ刑)」「笞責チセキ(むちでうつ刑)」 {名}返すようにせめられるおいめ。借金や借財。▽負債フサイの債に当てた用法。 《解字》 会意兼形声。朿シ(束ソクではない)は、先のとがったとげや針を描いた象形文字で、刺シ(さす)の原字。責は「貝(財貨)+音符朿」で、貸借について、とげでさすように、せめさいなむこと。債の原字。 《単語家族》 策サク(とげのついたむち)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

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