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【公】 4画 八部 [二年] 区点=2488 16進=3878 シフトJIS=8CF6 《常用音訓》コウ/おおやけ 《音読み》 コウ/ク〈gng〉 《訓読み》 おおやけ(おほやけ)/きみ 《名付け》 あきら・いさお・きみ・きん・さと・たか・ただ・ただし・とおる・とも・なお・ひと・ひろ・まさ・ゆき 《意味》 {名・形}おおやけ(オホヤケ)。みんなにうちあけ、みんなとともにすること。▽訓の「おほやけ」は「大オホ+家ヤケ」の意で、大王家(天皇家)のこと。〈対語〉→私。「公共」「邪曲之害公也=邪曲ノ公ヲ害スナリ」〔→史記{形}一部にかたよらないさま。「公平」「公正」 {名・形}個人のことでなく、官に関すること。また、個人のことでなく、官に関する。〈対語〉→私。「奉公」「公用」 {名}きみ。公・侯・伯・子・男の五等爵の第一位。▽周代には周公・魯公ロコウのように王朝親族のおもな者に与えられた。のち広く爵位の名となる。「封燕国公=燕ノ国公ニ封ゼラル」〔→枕中記{名}最高の官位。三公のこと。▽周代には、太師・太傅タイフ・太保を、前漢には丞相ジョウショウ(大司徒)・太尉タイイ(大司馬)・御史大夫ギョシタイフ(大司空)を、後漢には太尉・司徒・司空を三公という。 {名}長老を呼ぶことば。転じて、ていねいに相手を呼ぶことば。「吾知公長者=吾公ノ長者ナルヲ知ル」〔→史記{名}第三者を尊敬して某公という。「公等コウラ(あなたたち)」▽「此公コノコウ」とは、このかたの意。また「乃公ダイコウ」とは、わが輩・おれさまの意で、もったいぶったいい方。 〔国〕人名・動物の名などの下につけて、親しみや軽べつの意をあらわすことば。「熊公」 《解字》 会意。「八印(開く)+口」で、入り口を開いて公開すること。個別に細分して隠さずおおっぴらに筒抜けにして見せる意を含む。▽「背私謂之公=私ニ背クヲ公ト謂フ」〔→韓非〕とあるように、私(細かくわけてとりこむ)と公とは、反対のことば。 《単語家族》 工(突き抜く)空(突き抜けた)攻(突き抜く)などと同系。 《類義》 →王→官 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →主要書物 →主要人名

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