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天 あめ🔗⭐🔉
【天】
4画 大部 [一年]
区点=3723 16進=4537 シフトJIS=9356
《常用音訓》テン/あま/あめ
《音読み》 テン
〈ti
n〉
《訓読み》 あま/あめ
《名付け》 あま・あめ・かみ・そら・たか・たかし
《意味》
{名}あめ。頭上に高く広がる大空。〈対語〉→地。「天穹テンキュウ(まるく地上をおおう空)」「天油然作雲=天ニ油然トシテ雲作ル」〔→孟子〕
{名}天
にいます最高の神。▽宇宙を支配するものと考えられた神。殷イン代には帝(上帝)といい、周代には天といい、荘子は造物者という。「天帝」「獲罪於天無所祷也=罪ヲ天ニ獲レバ祷ルトコロ無キナリ」〔→論語〕
{名}人間界に対して、自然界すべて。「天然」
{名}天の神がくだす運命。天命。「天生(うまれつきの性質)」「天之亡我=天ノ我ヲ亡ボスナリ」〔→史記〕
{名}天の神の命を受けて、人間界をおさめる者。天子のこと。「天顔(天子の顔)」「九重天キュウチョウノテン(奥深い天子の宮殿)」
{名}夫に対する尊称。▽今日でも夫の死を嘆いて「我的天」という。
{名}〔仏〕人間の世界の上にある仏の住む世界のこと。また、そこに住むもの。「兜率天トソツテン」
{名}キリスト教では、神のいる所。「天国」
{名}〔俗〕日。「今天チンティエン(今日)」「三天サンティエン(三日間)」
「天上」とは、人間ジンカン(人間社会)に対して、天にあるという世界をいう。祖先神や仙人センニンの住む所と考えられた。「天上人間会相見=天上人間会ズアヒ見ン」〔→白居易〕
《解字》
指事。大の字にたった人間の頭の上部の高く平らな部分をー印で示したもの。もと、巓テン(いただき)と同じ。頭上高く広がる大空もテンという。高く平らに広がる意を含む。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→故事成語
→主要書物
















糖 あめ🔗⭐🔉
蛙鳴蝉噪 アメイセンソウ🔗⭐🔉
【蛙鳴蝉噪】
アメイセンソウ〈故事〉くだらない議論や文章をあざけっていうことば。▽かえるや、せみの鳴きさわぐ声の意。
雨 あめ🔗⭐🔉
【雨】
8画 雨部 [一年]
区点=1711 16進=312B シフトJIS=894A
《常用音訓》ウ/あま/あめ
《音読み》 ウ
〈y
・y
〉
《訓読み》 あま/あめ/あめふる/ふる/ふらす/うるおす(うるほす)
《名付け》 さめ・ふる
《意味》
{名}あめ。空から降るあめ。▽すみずみまでうるおす恩恵や、おおいかぶさるほど多いものにたとえることもある。「降雨」「斉子帰止、其従如雨=斉ノ子ハ帰ギシトキ、ソノ従ハ雨ノゴトシ」〔→詩経〕
{動}あめふる。あめがふる。▽去声に読む。「雨我公田=我ガ公田ニ雨ル」〔→詩経〕
{動}ふる。ふらす。雪やあられなどが空からふってくる。また、雪やあられなどを空からふらす。▽去声に読む。「雨螽于宋=螽ヲ宋ニ雨ラス」〔→左伝〕
{動}うるおす(ウルホス)。うるおいを与える。▽去声に読む。
《解字》
象形。天から雨のふるさまを描いたもので、上から地表を覆ってふる雨のこと。
《単語家族》
宇(大きくおおう屋根)
羽(鳥のからだをおおうはね)と同系。
《熟語》
→熟語
→下付・中付語
→故事成語











雨不破塊 アメツチクレヲヤブラズ🔗⭐🔉
【雨不破塊】
アメツチクレヲヤブラズ〈故事〉雨が土のかたまりをくずさないように静かにふる。天下太平のたとえ。〔→塩鉄論〕
沐雨櫛風 アメニカミアライカゼニクシケズル🔗⭐🔉
【沐雨櫛風】
アメニカミアライカゼニクシケズル〈故事〉風雨にさらされながら苦労してつとめること。▽「荘子」天下篇の「沐甚雨、櫛疾風=甚雨ニ沐シ、疾風ニ櫛ル」から。
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