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あめ【天】🔗🔉

あめ】 ①てん。大空。天空。古事記「雲雀は―に翔かける」 ②天つ神、造物主のすむ所。高天原たかまのはら

あめ【雨】🔗🔉

あめ】 ①大気中の水蒸気が高所で凝結し、水滴となって地上に落ちるもの。「―が降る」「―が上がる」 ②雨天うてん。「あしたは―だ」 ③絶え間なく降りそそぐもののたとえ。「涙の―」「げんこつの―」 ⇒雨が降ろうが槍が降ろうが ⇒雨車軸の如し ⇒雨塊を破らず ⇒雨に沐い風に櫛る ⇒雨に濡れて露恐ろしからず ⇒雨の降る日は天気が悪い ⇒雨晴れて笠を忘る ⇒雨降って地固まる

あめ【飴】🔗🔉

あめ】 ①澱粉または米・甘藷かんしょなどの澱粉含有原料を麦芽・酸で糖化させた、甘味のある粘質の食品。淡黄色で透明であるが、品質の低いものは黒褐色。また、砂糖を煮つめて製したものもいう。古く「糖」「餳」とも書く。たがね。 ②飴色の略。 ⇒飴をしゃぶらせる

あめ【鯇】🔗🔉

あめ】 アメノウオのこと。ビワマス、またアマゴの別称。

あめ【豆汁】🔗🔉

あめ豆汁】 大豆を蒸し煮した時に出る汁。味噌・醤油製造の副産物。灝こう

あめ‐あがり【雨上り】🔗🔉

あめ‐あがり雨上り】 雨のはれた直後。あまあがり。

あめ‐あし【雨脚・雨足】🔗🔉

あめ‐あし雨脚・雨足⇒あまあし

あめ‐あと【雨跡】🔗🔉

あめ‐あと雨跡】 ①地上に残る雨のあと。 ②岩面にある雨のつけた凹み。

あめ‐あられ【雨霰】🔗🔉

あめ‐あられ雨霰】 ①雨と霰。 ②弾丸などが激しく降りそそぐさま。

あめ‐いし【飴石】🔗🔉

あめ‐いし飴石】 水飴色の半透明の石。

あめい‐せんそう【蛙鳴蝉噪】‥サウ🔗🔉

あめい‐せんそう蛙鳴蝉噪‥サウ (蛙や蝉がやかましく鳴くことから) ①がやがやしゃべること。 ②へたな文章やつまらない議論をあざけっていう語。

あめ‐いろ【飴色】🔗🔉

あめ‐いろ飴色】 水飴のような色。透明な黄褐色。 Munsell color system: 10YR6.5/6

あめ‐うし【黄牛】🔗🔉

あめ‐うし黄牛】 (古くはアメウジ)飴色の牛。上等な牛として尊ばれた。〈倭名類聚鈔11

あめ‐うり【飴売】🔗🔉

あめ‐うり飴売】 唐人笛などを吹きながら、飴を売り歩くもの。江戸時代からあった。

アメーバ【amoeba; ameba】🔗🔉

アメーバamoeba; ameba】 (もとギリシア語で変化の意)根足虫綱の原生動物の一群。単細胞で、大形のものでも、直径は約0.2ミリメートル。形を変え、仮足を出して移動したり食物を摂取したりする。二分裂によって増える。池・水槽などの底の腐敗植物上に生息。アミーバ。 アメーバ ⇒アメーバ‐うんどう【アメーバ運動】 ⇒アメーバ‐せきり【アメーバ赤痢】

アメーバ‐うんどう【アメーバ運動】🔗🔉

アメーバ‐うんどうアメーバ運動】 アメーバのように、原形質の流動によって体の一部を突き出し、仮足を形成しながら行う運動。アメーバなどの根足虫類のほか、高等動物の白血球、ある種の卵細胞などもこの型の運動を行う。仮足運動。 ⇒アメーバ【amoeba; ameba】

アメーバ‐せきり【アメーバ赤痢】🔗🔉

アメーバ‐せきりアメーバ赤痢】 赤痢アメーバによる腸管感染病。熱帯・亜熱帯地方に多い。大腸に病巣を生じ、粘液血便の下痢が一日数回から数十回に及ぶ。慢性となって再発しやすく、肝臓に膿瘍を作ることがある。 ⇒アメーバ【amoeba; ameba】

あめおす‐の‐かみ【天圧の神】🔗🔉

あめおす‐の‐かみ天圧の神】 神武天皇の称。圧倒的な威霊を象徴していう。神武紀「―至りましつと聞きて」

あめ‐おとこ【雨男】‥ヲトコ🔗🔉

あめ‐おとこ雨男‥ヲトコ (からかった言い方)その人が何かをする日には必ず雨が降るといわれる男性。

あめ‐おんな【雨女】‥ヲンナ🔗🔉

あめ‐おんな雨女‥ヲンナ (からかった言い方)その人が何かをする日には必ず雨が降るといわれる女性。

あめ‐がし【飴菓子】‥グワ‥🔗🔉

あめ‐がし飴菓子‥グワ‥ 飴を原料として作る菓子の総称。

あめ‐が‐した【天が下】🔗🔉

あめ‐が‐した天が下(→)「あめのした」に同じ。太平記3「―には隠家もなし」

あめ‐かす【飴粕】🔗🔉

あめ‐かす飴粕】 飴の材料から飴をしぼったあとのかす。牛・豚などの飼料とする。

あめ‐かぜ【雨風】🔗🔉

あめ‐かぜ雨風】 ①雨と風。また、雨を伴う風。 ②酒好きでありながら、菓子などを好むこと。 ⇒あめかぜ‐しょくどう【雨風食堂】 ⇒あめかぜ‐どうらん【雨風胴乱】 ⇒あめかぜ‐まつり【雨風祭】

あめかぜ‐しょくどう【雨風食堂】‥ダウ🔗🔉

あめかぜ‐しょくどう雨風食堂‥ダウ (大阪などでいう)菓子・飯・酒、なんでも食べさせる食堂。 ⇒あめ‐かぜ【雨風】

あめかぜ‐どうらん【雨風胴乱】🔗🔉

あめかぜ‐どうらん雨風胴乱】 ①胴乱の一種。風雨に傷まないことからの称という。 ②(→)雨風2に同じ。胴乱の四角い形に似ているところから、松風胴乱・胡麻胴乱などの菓子の名があるので、それになぞらえていったものという。東海道中膝栗毛5「イヤおめへも―だ。いいかげんにしなせへし」 ⇒あめ‐かぜ【雨風】

あめかぜ‐まつり【雨風祭】🔗🔉

あめかぜ‐まつり雨風祭】 (東北地方で)農作の雨風の害を避けるため、男女2体の人形を作り、村境まで送って棄て、あるいは焼く祭。 ⇒あめ‐かぜ【雨風】

あめ‐がち【雨勝ち】🔗🔉

あめ‐がち雨勝ち】 雨の降ることの多いさま。「―な一日」 ○雨が降ろうが槍が降ろうがあめがふろうがやりがふろうが どんなことがあっても。どんな困難に出会ってもやりとげるという決意をこめた語。 ⇒あめ【雨】

○雨が降ろうが槍が降ろうがあめがふろうがやりがふろうが🔗🔉

○雨が降ろうが槍が降ろうがあめがふろうがやりがふろうが どんなことがあっても。どんな困難に出会ってもやりとげるという決意をこめた語。 ⇒あめ【雨】 あめ‐かんむり雨冠】 漢字の冠の一つ。「雪」「雲」などの冠の「」の称。あまかんむり。 あめ‐きんごく雨禁獄】 白河法皇が、雨のために法勝寺行幸が妨げられたのを怒り、雨を器に盛って獄に下したこと。 あめ・く叫く】 〔自四〕 大声でさけぶ。わめく。宇治拾遺物語5「大衆異口同音に―・きて」 あめ‐ざいく飴細工】 ①白飴で、人・鳥・獣・草花などの形を作ったもの。 ②転じて、外観ばかり美しくて内容がつまらないものをののしっていう語。浄瑠璃、女殺油地獄「よい女房にいかい疵、見かけばかりでうまみのない―の鳥ぢや」 あめ‐しずく雨雫‥シヅク 雨のしたたり。また、女がさめざめと泣くさまのたとえ。古今著聞集5「小大進は―と泣きて候ひけり」 アメジストamethyst】 (アメシストとも)紫むらさき水晶。2月の誕生石。 アメシスト 撮影:関戸 勇

あめ‐かんむり【雨冠】🔗🔉

あめ‐かんむり雨冠】 漢字の冠の一つ。「雪」「雲」などの冠の「」の称。あまかんむり。

あめ‐きんごく【雨禁獄】🔗🔉

あめ‐きんごく雨禁獄】 白河法皇が、雨のために法勝寺行幸が妨げられたのを怒り、雨を器に盛って獄に下したこと。

あめ・く【叫く】🔗🔉

あめ・く叫く】 〔自四〕 大声でさけぶ。わめく。宇治拾遺物語5「大衆異口同音に―・きて」

あめ‐ざいく【飴細工】🔗🔉

あめ‐ざいく飴細工】 ①白飴で、人・鳥・獣・草花などの形を作ったもの。 ②転じて、外観ばかり美しくて内容がつまらないものをののしっていう語。浄瑠璃、女殺油地獄「よい女房にいかい疵、見かけばかりでうまみのない―の鳥ぢや」

あめ‐しずく【雨雫】‥シヅク🔗🔉

あめ‐しずく雨雫‥シヅク 雨のしたたり。また、女がさめざめと泣くさまのたとえ。古今著聞集5「小大進は―と泣きて候ひけり」

アメジスト【amethyst】🔗🔉

アメジストamethyst】 (アメシストとも)紫むらさき水晶。2月の誕生石。 アメシスト 撮影:関戸 勇 ○雨車軸の如しあめしゃじくのごとし (雨脚を車軸に見たてていう)大粒の雨が激しく降るさま。車軸を下くだす。 ⇒あめ【雨】

○雨車軸の如しあめしゃじくのごとし🔗🔉

○雨車軸の如しあめしゃじくのごとし (雨脚を車軸に見たてていう)大粒の雨が激しく降るさま。車軸を下くだす。 ⇒あめ【雨】 あめ‐しら・す天知らす】 〔自四〕 ①天上をお治めになる。 ②死んで天上においでになる。崩御される。万葉集2「―・しぬる君故に」 あめ‐すだれ黄牛簾】 簾のような白斑がある黄牛あめうし。柩車ひつぎぐるまをひかせる。 あめ‐たいふう雨台風】 風はあまり強くないが、雨が強く降った台風を後からいう言葉。↔風台風 あめ‐だき飴炊き(→)「あめに(飴煮)」に同じ。 アメダスAMeDAS】 (Automated Meteorological Data Acquisition System)地域気象観測システム。日本全国約1300カ所、約17キロメートル四方に1地点の割合で配置した自動気象観測装置からの気温、降水量、風向・風速、日照時間のデータを通信回線でセンターに集中し、コンピューター処理をして各地気象台に配信する気象庁のシステム。1974年より運用。 あめ‐だま飴玉】 球状に丸めた固飴かたあめあめ‐ちまき飴粽】 粽の一種で、色が飴色になったもの。 あめ‐ちょこ飴ちょこ】 (「ちょこ」は小さい意)小さい固形の飴。 あめ‐つち天地】 ①天と地。宇宙。てんち。 ②天つ神と国つ神。万葉集13「―を歎き乞ひ祷み」 ⇒あめつち‐の‐うた【天地の歌】 ⇒あめつち‐の‐ことば【天地の詞】 ⇒あめつち‐の‐ふくろ【天地の袋】 ⇒あめつち‐の‐みち【天地の道】

あめ‐しら・す【天知らす】🔗🔉

あめ‐しら・す天知らす】 〔自四〕 ①天上をお治めになる。 ②死んで天上においでになる。崩御される。万葉集2「―・しぬる君故に」

あめ‐すだれ【黄牛簾】🔗🔉

あめ‐すだれ黄牛簾】 簾のような白斑がある黄牛あめうし。柩車ひつぎぐるまをひかせる。

あめ‐たいふう【雨台風】🔗🔉

あめ‐たいふう雨台風】 風はあまり強くないが、雨が強く降った台風を後からいう言葉。↔風台風

あめ‐だき【飴炊き】🔗🔉

あめ‐だき飴炊き(→)「あめに(飴煮)」に同じ。

アメダス【AMeDAS】🔗🔉

アメダスAMeDAS】 (Automated Meteorological Data Acquisition System)地域気象観測システム。日本全国約1300カ所、約17キロメートル四方に1地点の割合で配置した自動気象観測装置からの気温、降水量、風向・風速、日照時間のデータを通信回線でセンターに集中し、コンピューター処理をして各地気象台に配信する気象庁のシステム。1974年より運用。

あめ‐だま【飴玉】🔗🔉

あめ‐だま飴玉】 球状に丸めた固飴かたあめ

あめ‐ちまき【飴粽】🔗🔉

あめ‐ちまき飴粽】 粽の一種で、色が飴色になったもの。

あめ‐ちょこ【飴ちょこ】🔗🔉

あめ‐ちょこ飴ちょこ】 (「ちょこ」は小さい意)小さい固形の飴。

あめ‐つち【天地】🔗🔉

あめ‐つち天地】 ①天と地。宇宙。てんち。 ②天つ神と国つ神。万葉集13「―を歎き乞ひ祷み」 ⇒あめつち‐の‐うた【天地の歌】 ⇒あめつち‐の‐ことば【天地の詞】 ⇒あめつち‐の‐ふくろ【天地の袋】 ⇒あめつち‐の‐みち【天地の道】 ○雨塊を破らずあめつちくれをやぶらず [塩鉄論水旱]太平の世には、雨も静かに降って土をこわさず、草木を培養することをいう。 ⇒あめ【雨】

○雨塊を破らずあめつちくれをやぶらず🔗🔉

○雨塊を破らずあめつちくれをやぶらず [塩鉄論水旱]太平の世には、雨も静かに降って土をこわさず、草木を培養することをいう。 ⇒あめ【雨】 あめつち‐の‐うた天地の歌(→)「天地の詞ことばに同じ。 ⇒あめ‐つち【天地】 あめつち‐の‐ことば天地の詞】 平安初期の手習歌。「たゐにの歌」「いろは歌」に先行。「あめ(天)つち(地)ほし(星)そら(空)やま(山)かは(川)みね(峰)たに(谷)くも(雲)きり(霧)むろ(室)こけ(苔)ひと(人)いぬ(犬)うへ(上)すゑ(末)ゆわ(硫黄)さる(猿)おふせよ(生ふせよ)えのを(榎の枝を)なれゐて(馴れ居て)」のように、かな48字を重複しないように綴ったもの。ア行のえとヤ行のとの区別を残し平安初期の音節数を示す。源順集にある「あめつちの歌四十八首」は、歌の首尾にこの仮名1字ずつを詠み込んである。 ⇒あめ‐つち【天地】 あめつち‐の‐ふくろ天地の袋】 女子が新春の祝いとして作る袋。幸福を多く取り入れて逃さぬように、上下をともに縫い合わせ、また、「天地を袋に縫ひて」と唱えて新春を祝った。一条大納言家歌合「―の数し多かれば」 ⇒あめ‐つち【天地】 あめつち‐の‐みち天地の道】 天地自然の大道。 ⇒あめ‐つち【天地】 あめ‐つゆ雨露】 暮しの中で身を濡らす雨と露。うろ。「―をしのぐ」 あめ‐と‐むち飴と鞭】 ビスマルクが社会主義者に対してとった政策で、弾圧(鞭)と譲歩(飴)を併用したこと。転じて、一般に、支配者の硬軟両様の政策。元来は「甘パンと鞭」という慣用語。 あめ‐なる天在る】 「天にある」の意。「ひ(日)」などにかかる枕詞ともいい、アメニアルともよむ。万葉集7「―姫菅原の草な刈りそね」 あめ‐に飴煮】 煮汁に水飴などを加えて甘辛く煮ること。または飴のようなつやと粘りがでるまで煮ること。また、その料理。あめだき。

あめつち‐の‐ことば【天地の詞】🔗🔉

あめつち‐の‐ことば天地の詞】 平安初期の手習歌。「たゐにの歌」「いろは歌」に先行。「あめ(天)つち(地)ほし(星)そら(空)やま(山)かは(川)みね(峰)たに(谷)くも(雲)きり(霧)むろ(室)こけ(苔)ひと(人)いぬ(犬)うへ(上)すゑ(末)ゆわ(硫黄)さる(猿)おふせよ(生ふせよ)えのを(榎の枝を)なれゐて(馴れ居て)」のように、かな48字を重複しないように綴ったもの。ア行のえとヤ行のとの区別を残し平安初期の音節数を示す。源順集にある「あめつちの歌四十八首」は、歌の首尾にこの仮名1字ずつを詠み込んである。 ⇒あめ‐つち【天地】

あめつち‐の‐ふくろ【天地の袋】🔗🔉

あめつち‐の‐ふくろ天地の袋】 女子が新春の祝いとして作る袋。幸福を多く取り入れて逃さぬように、上下をともに縫い合わせ、また、「天地を袋に縫ひて」と唱えて新春を祝った。一条大納言家歌合「―の数し多かれば」 ⇒あめ‐つち【天地】

🄰AMEX🔗🔉

AMEX(アメックス) [American Stock Exchange]アメリカ証券取引所.

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