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畏 かしこい🔗🔉

【畏】 9画 田部  区点=1658 16進=305A シフトJIS=88D8 《音読み》 イ(/エ(〈we〉 《訓読み》 おそれる(おそる)/おそれ/かしこい(かしこし)/かしこまる 《意味》 {動}おそれる(オソル)。おさえられた感じを受ける。威圧を感じて心がすくむ。また、おそろしくて気味が悪い。おびえる。〈類義語〉→恐→懼ク。「畏怖イフ」「予畏上帝=予上帝ヲ畏ル」〔→書経〕「後生可畏=後生畏ルベシ」〔→論語{動}おそれる(オソル)。こわいめにあう。また、おどされる。たちすくむ。〈類義語〉→威。「子畏於匡=子匡ニ畏ル」〔→論語{名}おそれ。気味悪さ。また、威圧を受けた感じ。「天畏テンイ」 {形}心のすくむようなさま。こわいさま。転じて、尊敬すべき。「畏友イユウ」 〔国〕かしこい(カシコシ)。おそれ多い。また、ありがたい。「申すも畏し」かしこまる。おそれ入ってつつしむ。また、つつしんで承る。「畏つて候ふ」 《解字》 象形。大きな頭をした鬼が手に武器を持っておどすさまを描いたもので、気味悪い威圧を感じること。 《単語家族》 威(押さえつける)隈ワイ(押さえくぼんだ所)と同系。また鬱ウツ(押さえられた感じ)は畏の語尾が入声(つまり音)に転じたことば。 《類義》 →恐 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

賢 かしこい🔗🔉

【賢】 16画 貝部 [常用漢字] 区点=2413 16進=382D シフトJIS=8CAB 《常用音訓》ケン/かしこ…い 《音読み》 ケン/ゲン〈xin〉 《訓読み》 かしこい(かしこし)/まさる 《名付け》 かた・かつ・さか・さかし・さと・さとし・さとる・すぐる・たか・ただ・ただし・とし・のり・まさ・まさる・ます・やす・よし・より 《意味》 ケンナリ{形・動}かしこい(カシコシ)。まさる。かっちりとしまって、抜けめがない。りこうである。知恵や才能がすぐれている。〈対語〉→愚。「賢愚」「賢哉回也=賢ナルカナ回ヤ」〔→論語{名}才知や徳のすぐれた人。かしこい人。▽儒家では聖人・賢者・知者の三段階に分けることが多い。「聖賢之学セイケンノガク(儒家の学問)」 ケントス{動}かしこいと認めて敬う。「賢賢易色=賢ヲ賢トシテ色ヲ易シトス」〔→論語{形}相手を敬って、それをあらわすことばにつけるていねい語。〈対語〉→愚。「賢兄」「賢弟」 〔国〕かしこい(カシコシ)。おそれおおい。かしこまるべき。「賢所カシコドコロ」 《解字》 会意兼形声。上部は、「臣(うつぶせた目)+又(手。動詞の記号)」の会意文字で、目をふせてからだを緊張させること。賢はそれを音符とし、貝(財貨)を加えた字で、かっちりと財貨の出入をしめること。緊張して抜けめのない、かしこさをあらわす。 《単語家族》 緊キン(がっちりしまる)堅ケン(かっちり)虔ケン(かしこまる)などと同系。 《類義》 聡ソウは、つつぬけるように、わかりがはやいの意。怜レイは、悟りがよいこと。智は、ずばりといいあてて、さといこと。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

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