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伏在 フクザイ🔗🔉

【伏在】 フクザイ 物事が表面にあらわれずにひそんでいる。

伏士 フクシ🔗🔉

【伏兵】 フクヘイ 待ちぶせしている兵。ヘイヲフクス待ちぶせするために、敵に知られないように兵を隠す。『伏甲フッコウ・伏士フクシ』

伏事 フクジ🔗🔉

【伏事】 フクジ 秘密の事がら。〔→国策つつしんで仕える。

伏屍 フクシ🔗🔉

【伏屍】 フクシ『伏尸フクシ』倒れている死体。死体の上に伏せる。死体にとりすがる。

伏罪 フクザイ🔗🔉

【伏罪】 フクザイ まだ発覚していない罪。ツミニフクス罪を犯した者が刑に服する。〈同義語〉服罪。

伏謁 フクエツ🔗🔉

【伏謁】 フクエツ 身分の高い人などにひれ伏して目通りをする。

伏竄 フクザン🔗🔉

【伏竄】 フクザン ひそんで隠れる。〔→左伝

伏羲 フクギ🔗🔉

【伏羲】 フクギ〈人名〉古代、伝説上の帝王。はじめて人々に漁猟を教え、文字をつくったという。庖犠ホウギ・包犠ホウギ・羲皇ギコウ・蒼和ソウカ・蒼牙ソウガとも。

副介 フクカイ🔗🔉

【副介】 フクカイ 付きそい。介ぞえ。

副弍 フクジ🔗🔉

【副本】 フクホン 正本に対して、その写しの本。『副弍フクジ』

副二 フクジ🔗🔉

【副二】 フクジ 主となるものに付け加えられるもの。そえもの。付きそって助ける。また、その人。補佐役。「副本」と同じ。

副使 フクシ🔗🔉

【副使】 フクシ 正使(正式の使者)に付きそって助ける役の使者。

吹 ふく🔗🔉

【吹】 7画 口部 [常用漢字] 区点=3165 16進=3F61 シフトJIS=9081 《常用音訓》スイ/ふ…く 《音読み》 スイ〈chu〉 《訓読み》 ふく 《名付け》 かぜ・ふ・ふき・ふけ 《意味》 {動}ふく。息をふく。また、楽器をふき鳴らす。〈類義語〉→嘘キョ(ふく)。「客有吹洞簫者=客ニ洞簫ヲ吹ク者有リ」〔→蘇軾{動}ふく。風がふく。「秋風吹不尽=秋風吹イテ尽キズ」〔→李白{名}ふき鳴らす楽器。▽去声に読む。 「横吹」「鼓吹」とは、漢・魏ギ・六朝リクチョウの軍楽の曲名。▽去声に読む。 《解字》 会意。「口+欠(人のからだをかがめた形)」。人がからだを曲げて口から息を押し出すことを示す。→欠 《単語家族》 推スイ(押し出す)炊スイ(息を出して火をふいて煮たきする)と同系。 《異字同訓》 ふく。 吹く「風が吹く。笛を吹く」噴く「火を噴き出す。火山が煙を噴く」 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

嘘 ふく🔗🔉

【嘘】 14画 口部  区点=1719 16進=3133 シフトJIS=8952 《音読み》 キョ/コ〈x〉 《訓読み》 ふく/はく/うそぶく/うそ 《意味》 {動}ふく。はく。ふうと静かに息を出す。〈類義語〉→呼。「仰天而嘘=天ヲ仰イデ嘘ケリ」〔→荘子{動}うそぶく。ふうとため息をつく。「嘘唏キョキ」 「吹嘘スイキョ」とは、おおげさにふいちょうすること。 〔国〕うそ。「嘘をつく」 《解字》 形声。「口+音符虚」で、口をとがらせてふうと息を出すこと。 《類義》 吹は、からだをかがめてぷっと急に息をふき出すこと。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

噴 ふく🔗🔉

【噴】 15画 口部 [常用漢字] 区点=4214 16進=4A2E シフトJIS=95AC 《常用音訓》フン/ふ…く 《音読み》 フン/ホン〈pn・pn〉 《訓読み》 ふく 《意味》 {動}ふく。ぷっとふき出す。「噴出」「子不見夫唾者乎、噴則大者如珠、小者如霧=子ハカノ唾スル者ヲ見ザルカ、噴ケバスナハチ大ナルハ珠ノゴトク、小ナルハ霧ノゴトシ」〔→荘子{動・形}ぷんと鼻をつく。また、そのさま。▽去声に読む。 《解字》 会意兼形声。賁ホンは「貝(たから)+音符奔(ふき出る、ふくれる)の略体」の会意兼形声文字で、はじけそうにふくれた宝貝のこと。噴は「口+音符賁」。ぷっとはじけるように口からふき出すこと。 《単語家族》 憤フン(怒りをぱっと吐き出す)奔ホン(ぱっと駆け出す)と同系。 《類義》 →吐 《異字同訓》 ふく。 →吹 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

帛紗 フクサ🔗🔉

【帛紗】 フクサ〔国〕絹やちりめんで作った小さな方形のふろしき。茶の湯のとき、茶器をぬぐい清めたり、茶わんを受けたりするときに使う、方形の布。〈同義語〉袱紗。

幅員 フクイン🔗🔉

【幅員】 フクイン =幅隕。はばと、まわり。広さ。

復元 フクゲン🔗🔉

【復元】 フクゲン もとの状態・位置にもどすこと。『復原フクゲン』

復位 フクイ🔗🔉

【復位】 フクイ・クライニフクス もとの位置や位にかえる。

怖懼 フク🔗🔉

【怖懼】 フク びくびく恐れる。『怖慴フショウ・怖畏フイ』

服役 フクエキ🔗🔉

【服役】 フクエキ 使われて公の仕事に従事すること。役目につくこと。罪人が懲役に服すること。

服玩 フクガン🔗🔉

【服玩】 フクガン =服翫。衣服や、日常愛用する身のまわりの道具。

服事 フクジ🔗🔉

【服事】 フクジ 官の仕事に従事すること。そばについてつかえる。服従してつかえること。▽「事」は、仕える。「以服事殷=モッテ殷ニ服事ス」〔→論語

服御 フクギョ🔗🔉

【服御】 フクギョ 天子が使用する、衣服・車馬の類。手なずけて使用すること。車に馬をつけて御して走らせること。『服馭フクギョ』

服虔 フクケン🔗🔉

【服虔】 フクケン〈人名〉後漢の訓詁クンコ学者。字アザナは子慎。官職は九江の太守。著に『春秋左氏伝解』がある。

福祉 フクシ🔗🔉

【福祉】 フクシ 世の中の人々が得る幸福。▽「祉」もさいわい。

福音 フクイン🔗🔉

【福音】 フクイン キリスト教で、キリストによって人類が救われることを示した教え。よろこばしい知らせ。

福運 フクウン🔗🔉

【福運】 フクウン しあわせな運命。

腹案 フクアン🔗🔉

【腹案】 フクアン あらかじめ、心の中で考えた計画。

腹笥 フクシ🔗🔉

【腹笥】 フクシ 心の中にしまってある本箱。しまいこんであるたくさんの知識。博学多識なこと。

腹稿 フクコウ🔗🔉

【腹稿】 フクコウ 文章をつくったり、演説をしたりするとき、前もって心の中で考えておいた草稿。〔→新唐書

苫 ふく🔗🔉

【苫】 8画 艸部  区点=3849 16進=4651 シフトJIS=93CF 《音読み》 セン(セム)〈shn・shn〉 《訓読み》 とま/ふく 《意味》 {名}とま。すげ・かやなどで編んだむしろ。一時しのぎに小屋や舟の上にまといつけて雨露をしのぐのに用いる。 {名}とま。とまむしろの敷物。葬儀のとき喪主モシュが敷いてねるのに用いる。「在苫ザイセン(父母が死んで百日にならない者)」 {動}ふく。一時しのぎに草で屋根をおおう。 《解字》 会意兼形声。「艸+音符占(ある場所にしばらくとめおく)」。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

茨 ふく🔗🔉

【茨】 9画 艸部  区点=1681 16進=3071 シフトJIS=88EF 《音読み》 シ/ジ〈c〉 《訓読み》 いばら/ふく/くさぶき 《意味》 {名}いばら。ぎざぎざと小枝が出て、とげのある低木の総称。うばら。 {名}草の名。地にはってはえる。はまびし。 {動・名}ふく。くさぶき。かやの類で屋根をふく。また、その屋根。かやぶき。「茅茨ボウシ」 {動}端がぎざぎざにふぞろいな形になるようにつみかさなる。また、ふぞろいな草木でおおう。 《解字》 会意兼形声。次は、ふぞろいに並ぶこと。茨は「艸+音符次」で、ふぞろいに枝やとげの並んだ木。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

葺 ふく🔗🔉

【葺】 12画 艸部  区点=4188 16進=4978 シフトJIS=9598 《音読み》 シュウ(シフ)〈q〉 《訓読み》 ふく/つくろう(つくろふ) 《意味》 {形}ふく。茅カヤなどで屋根をつくる。 {動}つくろう(ツクロフ)。材料を集めて穴をふさぐ。「葺繕シュウゼン」 {形}つみかさなるさま。「葺葺シュウシュウ」 《解字》 会意兼形声。下部の字は、よせ集める意を含む。葺はそれを音符とし、艸を加えた字で、かや草などをよせ集めること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

複衣 フクイ🔗🔉

【複衣】 フクイ あわせ。また、衣服をかさねて着る。

複合 フクゴウ🔗🔉

【複合】 フクゴウ 二種以上のものが結合して、一つのものになること。

複閣 フクカク🔗🔉

【複閣】 フクカク 二階・三階だての高どの。

複雑 フクザツ🔗🔉

【複雑】 フクザツ 多くの物事がこみいって混乱していること。

覆育 フクイク🔗🔉

【覆育】 フイク・フクイク・フウイク おおい育てる。天地が万物を守り育てること。「覆育万物=万物ヲ覆育ス」〔→礼記

覆按 フクアン🔗🔉

【覆案】 フクアン =覆按。何度もくりかえしてよくしらべる。「今、不良之吏、覆案小罪=今、不良ノ吏、小罪ヲ覆案ス」〔→漢書

復啓 フクケイ🔗🔉

【覆啓】 フクケイ =復啓。返事の手紙で、最初に書くあいさつのことば。▽返事を申しあげるの意。

覆傾 フクケイ🔗🔉

【覆傾】 フクケイ ひっくりかえって傾く。国や世の中を滅ぼすこと。また、国や世の中が滅びること。「至覆傾国家、或乱陰陽=国家ヲ覆傾シ、或イハ陰陽ヲ乱スニ至ル」〔→漢書

覆試 フクシ🔗🔉

【覆試】 フクシ やりなおしの試験。再試験。

覆簣 フクキ🔗🔉

【覆簣】 フクキ 土を入れたもっこをひっくりかえす。ひっくりかえったもっこ。「譬如平地、雖覆一簣、進吾往也=譬ヘバ地ヲ平ラカニスルガゴトシ、一簣ヲ覆ストイヘドモ、進ムハ吾ガ往クナリ」〔→論語少しの土しかはいらないもっこ。

馥郁 フクイク🔗🔉

【馥郁】 フクイク かおりがゆたかにこもるさま。『馥馥フクフク』

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