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【往】 8画 彳部 [五年] 区点=1793 16進=317D シフトJIS=899D 【徃】異体字異体字 8画 彳部 区点=5540 16進=5748 シフトJIS=9C67 《常用音訓》オウ 《音読み》 オウ(ワウ)〈wng・wng〉 《訓読み》 いく/ゆく/おくる 《名付け》 おき・なり・ひさ・みち・もち・ゆき・よし 《意味》 {動}いく。ゆく。どんどんと前進する。さきに向かっていく。〈対語〉→来→返→復。〈類義語〉→征→行。「往来」「雖千万人吾往矣=千万人トイヘドモ吾往カン」〔→孟子{動}いく。ゆく。過ぎ去る。いってしまう。また、転じて、人が死去する。 {名}過ぎ去ったこと。死去した人。「往者」「既往不咎=既往ハ咎メズ」〔→論語〕「送往事居=往ヲ送リ居ニ事フ」〔→左伝「而往ジオウ」とは、それよりさきの意。▽「而後ジゴ」と同じ。 {動}おくる。物を人に届ける。▽魏ギ・晋シン代、手紙に用いたことば。「以物往=物ヲモッテ往ル」 「往往オウオウ」とは、しばしば。「往往而死者、相藉也=往往ニシテ死スル者、アヒ藉ケリ」〔→柳宗元{前}〔俗〕…へ。向かう方向をあらわすことば。「往北京去(北京へいく)」 《解字》 会意兼形声。王は、大きく広がる意を含む。往の原字は「人の足+音符王」の会意兼形声文字。往は、それにさらに彳(いく)を加えたもので、勢いよく広がるようにどんどんと前進すること。 《単語家族》 徨コウ(向こう見ずに進む)狂キョウ(むやみに走り回る犬)広コウ(大きくひろがる)などと同系。 《類義》 行は、まっすぐに進む。適や之シ・征は、目標めがけて直進すること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

往日 オウジツ🔗🔉

【往日】 オウジツ 過ぎ去った日。以前。〈類義語〉昔日。

往反 オウハン🔗🔉

【往反】 オウハン 「往復」とおなじ。往復の里程・日数のこと。

往古 オウコ🔗🔉

【往古】 オウコ 昔。『往昔オウセキ・オウジャク』「往古皆歓遇、我独困於今=往古皆遇フヲ歓ビタルニ、我ハ独リ今ニ困シム」〔→曹植

往生 オウジョウ🔗🔉

【往生】 オウジョウ 〔仏〕死んで極楽浄土にいき、蓮花レンゲの中に生まれかわること。〔国〕死ぬこと。〔国〕あきらめる。また、どうしてよいかわからず、処置に困ること。

往世 オウセイ🔗🔉

【往世】 オウセイ 前の世。昔。『往代オウダイ』

往回 オウカイ🔗🔉

【往回】 オウカイ 往復する。「擾擾長衢日往回=擾擾タル長衢日往回ス」〔→元好問

往行 オウコウ🔗🔉

【往行】 オウコウ 昔の人の行い。古人の徳行のこと。〔→易経過去の行為。

往歳 オウサイ🔗🔉

【往年】 オウネン 過ぎ去った年。先年。『往歳オウサイ』「往年弄筆嘲同異=往年筆ヲ弄シテ同異ヲ嘲ル」〔→韓愈

往還 オウカン🔗🔉

【往来】 オウライ いき来する。〔→老子〔国〕いき来する道。道路のこと。『往還オウカン』〔国〕つきあい。また、手紙などのやりとり。〔国〕往来物のこと。昔、主として民間で用いられた初等教育のための一種の教科書。手紙の文例を集め、それを習字の手本とした。「雲州往来」「庭訓往来」

往事 オウジ🔗🔉

【往事】 オウジ 過ぎ去った昔のこと。「亦知談往事、生日在長安=マタ知ル往事ヲ談ズルヲ、生日長安ニ在リト」〔→呉偉業

往者 オウシャ🔗🔉

【往者】 オウシャ 過ぎ去った昔の事がら。「往者不可諫、来者猶可追=往者ハ諫ムベカラズ、来者ハナホ追フベシ」〔→論語さきに。かつて。〈類義語〉向者。去りいく者。「往者不追、来者不拒=往者ハ追ハズ、来者ハ拒マズ」〔→孟子

往時 オウジ🔗🔉

【往時】 オウジ 過ぎ去った時。〈類義語〉昔時。「往時所歴今在眼=往時ノ歴ル所今眼ニ在リ」〔→王安石

往跡 オウセキ🔗🔉

【往迹】 オウセキ =往跡。昔、物事があったところ。古跡。

往診 オウシン🔗🔉

【往診】 オウシン 医者が病人の家へいって診察すること。

往反 オウハン🔗🔉

【往復】 オウフク いきと帰り。いき帰りする。『往反オウハン』循環する。〔→列子行き来して交際する。〔→顔氏家訓手紙などを互いにやりとりする。「往復書簡」

往聖 オウセイ🔗🔉

【往聖】 オウセイ 昔の聖人。〈類義語〉先聖。

往還 オウカン🔗🔉

【往還】 オウカン いき帰りする。往復。行き来する。人と交際すること。〔国〕「往来」と同じ。

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