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【桃】 10画 木部 [常用漢字] 区点=3777 16進=456D シフトJIS=938D 《常用音訓》トウ/もも 《音読み》 トウ(タウ)/ドウ(ダウ)〈to〉 《訓読み》 もも 《名付け》 もも 《意味》 {名}もも。木の名。ばら科の落葉小高木。春に紅色、または白色の花が咲き、夏に実が熟する。実は二つに割れ食用にする。また、その実。「桃花」 《解字》 会意兼形声。兆チョウは、ぱんと左右二つに離れるさま。桃は「木+音符兆」で、その実が、二つに割れるももの木。 《単語家族》 挑チョウ(二つに離す)逃(離れ去る)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語 →主要書物

桃夭 トウヨウ🔗🔉

【桃夭】 トウヨウ 嫁入りどき。▽若々しい娘を、みずみずしい桃に託して歌った「詩経」の詩から。「夭」は、若くしなやかなさま。〔→詩経

桃花水 トウカスイ🔗🔉

【桃花水】 トウカスイ 桃の花が咲くころ、氷がとけて流れ出す水。

桃花潭 トウカタン🔗🔉

【桃花潭】 トウカタン 安徽アンキ省にあるふちの名。

桃李 トウリ🔗🔉

【桃李】 トウリ 桃と、すもも。「桃李羅堂前=桃李ハ堂前ニ羅ル」〔→陶潜自分が推薦した人物・門下生。兄弟のたとえ。

桃李不言下自成蹊 トウリイワザレドモシタオノズカラミチヲナス🔗🔉

【桃李不言下自成蹊】 トウリイワザレドモシタオノズカラミチヲナス〈故事〉桃やすももは何もいわないが、実がおいしいので、人が集まってきてその下にしぜんと道ができる。りっぱな人のもとにはしぜんと人々がしたい集まってくることのたとえ。〔→史記

桃梗 トウコウ🔗🔉

【桃梗】 トウコウ 桃の木でつくった人形。『桃人トウジン』〔→国策

桃符 トウフ🔗🔉

【桃符】 トウフ 桃の木でつくった魔よけのふだ。▽家の門につけ、新年にとりかえた。「老去怕看新暦日、退帰擬学旧桃符=老イ去リテハ新シキ暦日ヲ看ルヲ怕レ、退キテ帰レバ旧キ桃符ヲ学バント擬ス」〔→蘇軾

桃源 トウゲン🔗🔉

【桃源】 トウゲン 〈故事〉俗世間からかけ離れた平和な別天地のこと。桃源郷。▽武陵(今の湖南省常徳市の地)の漁夫が、渓流をさかのぼって道にまよい、桃林の奥に戦乱をさけた人々が平和にくらしている別天地を発見したという晋シンの陶潜の「桃花源記」の話から。「武陵桃源」とも。「緬思桃源内、益嘆身世拙=緬カニ桃源ノ内ヲ思ヒ、益身世ノ拙ナルヲ嘆ク」〔→杜甫山名。湖南省桃源県の西南にある。下に桃源洞がある。

桃花扇 トウカセン🔗🔉

【桃花扇】 トウカセン〈書物〉全四〇幕。清シンの孔尚任コウショウジン(1648〜1718)の著。1699年成立。明ミン末の文人侯朝宗(方域)と南京ナンキンの名妓李香君の悲劇的恋愛を中心に、明朝滅亡のさいの江南政界の混乱を描いた長編戯曲である。『長生殿』と併称される、清代戯曲の傑作である。

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