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【渇】 人名に使える旧字 11画 水部 [常用漢字] 区点=1973 16進=3369 シフトJIS=8A89 《常用音訓》カツ/かわ…く 《音読み》 カツ/カチ〈k〉/ゲチ/ケツ/カツ 《訓読み》 かわく/かわき/かれる(かる) 《意味》 カッス{動・形}かわく。のどがかわく。また、水をほしがるように、しきりに望むさま。〈類義語〉→涸。「渇望」「渇者易為飲=渇スル者ハ飲ヲ為シ易シ」〔→孟子〕「思賢如渇=賢ヲ思フコト渇セルガ如シ」〔→蜀志{名}かわき。のどのかわき。また、切実な欲求。「医渇=渇ヲ医ス」 {副}あわてて。がつがつして。「不及時而日、渇葬也=時ニ及バズシテ日イフハ、渇葬ナリ」〔→公羊{動・形}かれる(カル)。水がかれる。▽普通、カツと読むのは、と混同したもの。〈類義語〉→涸コ。「涸渇コカツ」 《解字》 会意兼形声。曷は、本来は、はっとのどもとをかすれさせてどなることをあらわす。渇は「水+音符曷」で、水がかれて流れがかすれること。また、水けがなくなってのどがかれることをあらわす。 《単語家族》 竭(力がつきる)喝(声がかすれる)と同系。 《類義》 涸は、水けがなくなってかたくなること。 《異字同訓》 かわく。 →乾 《参考》 人名に旧字使用可。旧字の総画数は12画。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

渇仰 カツギョウ🔗🔉

【渇仰】 カツゴウ・カツギョウ 仏道を深く信仰すること。切実にあこがれしたうこと。

渇而穿井 カツシテイヲウガツ🔗🔉

【渇而穿井】 カツシテイヲウガツ〈故事〉のどがかわいてから井戸をほる。急場になってあわてても、平生の準備がなければまにあわないということ。「臨渇掘井=カツにのぞみていをほる」とも。〔→説苑

渇者易為飲 カツスルモノハインヲナシヤスシ🔗🔉

【渇者易為飲】 カツスルモノハインヲナシヤスシ〈故事〉のどがかわいている者はどんなものでも喜んで飲む。虐待されている者はわずかな恩恵でも喜ぶたとえ。「飢者易為食、渇者易為飲=飢ウル者ハ食ヲ為シ易ク、渇スル者ハ飲ヲ為シ易シ」〔→孟子

渇不飲盗泉之水 カツスレドモトウセンノミズヲノマズ🔗🔉

【渇不飲盗泉之水】 カツスレドモトウセンノミズヲノマズ〈故事〉のどがかわいているからといって、盗泉という名の泉の水は飲まない。どんなに困っていても不正な事をしないことのたとえ。〔→陸機

渇望 カツボウ🔗🔉

【渇望】 カツボウ のどがかわいている人が水をほしがるように、切実に希望する。〈類義語〉切望。

渇愛 カツアイ🔗🔉

【渇愛】 カツアイ ひどく好む。

渇睡 カッスイ🔗🔉

【渇睡】 カッスイ ねむりたいとしきりに思うこと。▽一説に、睡眠に飢えたようによくねむる。

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