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【融】 16画 虫部 [常用漢字] 区点=4527 16進=4D3B シフトJIS=975A 《常用音訓》ユウ 《音読み》 ユウ/ユ〈rng〉 《訓読み》 とける(とく) 《名付け》 あき・あきら・あきらか・すけ・とお・とおる・なかし・ながし・みち・よし 《意味》 {動}とける(トク)。どろどろになって境めがなくなる。コロイド状となる。〈類義語〉→溶。「消融」「融雪=雪融ク」 {動}とける(トク)。とけあってなめらかに通る。「融通(しこりなしにとおす)」「融和」 「融融ユウユウ」とは、へだてなくとけあったさま。「其楽也融融=ソノ楽ヤ融融タリ」〔→左伝「祝融シュクユウ」とは、火の神。もと、楚ソの国でとくに信仰され、のち竈神ソウシン(かまどの神)としてまつられる。▽物をとかす火を代表する祝(みこ)の意。 《解字》 形声。「鬲(ふかしなべ)+音符蟲の略体」で、なべでぐつぐつととかしたように、平均し調和したコロイド状になること。蟲(=虫)の原義(へび、むし)には関係がない。 《単語家族》 中庸の庸(平均していきわたる)中チュウ(調和している)などと同系。また、熟ジュク(コロイド)粥シュク(どろどろのおかゆ)も融と縁が近い。 《類義》 溶・鎔ヨウは、とけて容器の形にあう汁状になること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

融化 ユウカ🔗🔉

【融化】 ユウカ とけて変化する。とけあって新しい物にかわる。

融会 ユウカイ🔗🔉

【融会】 ユウカイ 多くの人が一つ所に集まってうちとける。また、多くの人を一つ所に集める。自然のうちに了解する。

融合 ユウゴウ🔗🔉

【融和】 ユウワ とかして一つにする。また、とけあって一つになる。『融合ユウゴウ』むつまじくなる。

融風 ユウフウ🔗🔉

【融風】 ユウフウ 立春のころ吹く北東の風。「融風動而魚上冰=融風動キテ魚冰ニ上ル」〔→後漢書

融通 ユウズウ🔗🔉

【融通】 ユウズウ・ユズウ とどこおりなく通じる。「融通無礙ムゲ(さまたげがない)」〔国〕金銭などをやりくりすること。〔国〕その場に応じて物事を処理すること。

融朗 ユウロウ🔗🔉

【融朗】 ユウロウ すきとおって明らかなこと。「三光既清、天地融朗=三光スデニ清ク、天地融朗」〔木華〕

融釈 ユウシャク🔗🔉

【融釈】 ユウシャク とけあってしこりがなくなる。ときほぐす。問題・疑問がはっきりととける。また、とく。

融然 ユウゼン🔗🔉

【融然】 ユウゼン とけあうさま。気分がのびのびしてやわらぐさま。

融解 ユウカイ🔗🔉

【融解】 ユウカイ とけてしこりがなくなる。また、とかす。物理学で、固体が熱せられて液体となる現象。

融資 ユウシ🔗🔉

【融資】 ユウシ〔国〕金融機関が金を貸すこと。

融融 ユウユウ🔗🔉

【融融】 ユウユウ →〈意味〉のどかなさま。「春光融融」〔→杜牧

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