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可惜 オシムベシ🔗🔉

【可惜】 カセキ・オシムベシ 惜しい。もったいない。あたら。「若不委窮達、素抱深可惜=モシ窮達ニ委ネズンバ、素抱深ク惜シムベシ」〔→陶潜

吝 おしむ🔗🔉

【吝】 7画 口部  区点=5071 16進=5267 シフトJIS=99E5 《音読み》 リン〈ln〉 《訓読み》 おしむ(をしむ)/やぶさか(やぶさかなり) 《意味》 リンナリ{動・形}おしむ(ヲシム)。やぶさか(ヤブサカナリ)。ものおしみする。金銭に対して思い切りが悪い。けちである。〈同義語〉→悋。「吝嗇リンショク」「使驕且吝=驕リテカツ吝ナラ使メバ」〔→論語{形}度量が狭くさっぱりしないさま。「鄙吝ヒリン」 {形}くよくよして思い切りが悪いさま。▽「不吝フリン」とは、くよくよせず思い切りよく承認すること。「やぶさかならず」と訓読することがある。「吝情リンジョウ」 〔国〕「吝気リンキ」とは、やきもち。〈同義語〉悋気。「女房の吝気」 《解字》 会意。「文+口」。文は修飾を意味する。口さきを飾っていいわけし、金品を手放さない意を示す。憐レン(思い切りわるく、心を悩ます)ときわめて近い。 《類義》 →惜 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

和尚 オショウ🔗🔉

【和尚】 オショウ・カショウ・ワジョウ〔仏〕高徳の僧に対する敬称。▽宗派によって読み方が異なり、禅宗・浄土宗ではオショウ、天台宗ではカショウ、法相宗・真言宗ではワジョウと読む。律宗では「和上」と書き、ワジョウと読む。オショウ〔国〕寺の住職。また広く、僧のこと。

唖 おし🔗🔉

【唖】 10画 口部  区点=1602 16進=3022 シフトJIS=88A0 《音読み》 /エ〈y・y〉/アク/ヤク〉 《訓読み》 おし 《意味》 {名・形}おし。声がのどにつかえて出ない。また、そのさま。また、口がきけない人。「聾唖ロウア」「唖然アゼン(あっと驚いてのどに息がつかえる)」「呑炭為唖=炭ヲ呑ミテ唖ト為ル」〔→史記{形}からすが、ああと鳴く声。▽去声に読む。 {感}あっはと笑う声。また、ああと驚く声。 《解字》 会意兼形声。亞(=亜)は、地下に四角く掘った土台の姿を描いた象形文字で、下積みとなってつかえる意を含む。唖は「口+音符亞」で、のどがつかえる意。 《単語家族》 惡(=悪。胸がつかえて気持ちがわるい)と同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

垂教 オシエヲタル🔗🔉

【垂訓】 スイクン 下位の者、また、後世に教訓を示す。示した教え。『垂教スイキョウ・オシエヲタル』

悪念 オシン🔗🔉

【悪心】 アクシン 悪いことをしようとする心。『悪念アクネン』オシン 気分が悪くなること。むかむかするいやな感じ。はきけ。

愛 おしむ🔗🔉

【愛】 13画 心部 [四年] 区点=1606 16進=3026 シフトJIS=88A4 《常用音訓》アイ 《音読み》 アイ/オ/アイi〉 《訓読み》 いとおしむ(いとほしむ)/いとしむ/めでる(めづ)/おしむ(をしむ) 《名付け》 あき・さね・ちか・ちかし・つね・なり・なる・のり・ひで・めぐむ・やす・よし・より 《意味》 アイス{動}いとおしむ(イトホシム)。いとしむ。かわいくてせつなくなる。「恋愛」「可愛=愛スベシ」「愛厥妃=ソノ妃ヲ愛ス」〔→孟子アイス{動}めでる(メヅ)。好きでたまらなく思う。また、よいと思って、楽しむ。「愛好」「停車坐愛楓林晩=車ヲ停メテ坐ニ愛ス楓林ノ晩」〔→杜牧アイス{動}おしむ(ヲシム)。いとおしむ(イトホシム)。おしくてせつない。もったいないと思う。「愛惜」「百姓皆以王為愛也=百姓ミナ王ヲモッテ愛メリト為ス」〔→孟子{名}かわいがる気持ち。いとしさ。また、キリスト教で、神が人々を救ってくれる恵みの心のこと。 《解字》 会意兼形声。旡カイ・キとは、人が胸を詰まらせて後ろにのけぞったさま。愛は「心+夂(足をひきずる)+音符旡」で、心がせつなく詰まって、足もそぞろに進まないさま。 《単語家族》 既キ(いっぱいである)漑カイ(水をいっぱいに満たす)と同系。また、哀アイ(胸が詰まってせつない)ときわめて近いことば。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

惜 おしい🔗🔉

【惜】 11画 部 [常用漢字] 区点=3243 16進=404B シフトJIS=90C9 《常用音訓》セキ/お…しい/お…しむ 《音読み》 セキ/シャク〈x〉 《訓読み》 おしい(をし)/おしむ(をしむ)/おしむらくは(をしむらくは) 《意味》 {形}おしい(ヲシ)。いつまでも心が残って、残念だ。もったいない。「惜乎=惜シイ乎」〔→論語{動}おしむ(ヲシム)。もったいないと思う。思い切れず、残念がる。また、大切にする。「愛惜アイセキ」「可惜=惜シムベシ」「洛陽女児惜顔色=洛陽ノ女児、顔色ヲ惜シム」〔→劉希夷{副}おしむらくは(ヲシムラクハ)。文の初めにつけて、おしいことにはの意をあらわす。「惜未知兵法=惜シムラクハ、イマダ兵法ヲ知ラズ」〔→外史〕 《解字》 会意兼形声。昔セキは、日が重なることで、重なる意を含む。惜は「心+音符昔」で、一度きりでは忘れ去らず、心中に残り重なって思いがつのること。 《類義》 吝リンは、けちけちすること。嗇ショクは、自分の手に取りこんで出さないこと。愛は、胸の詰まる思いのすること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

可惜 オシムベシ🔗🔉

【可惜】 オシムベシ →「可惜カセキ」

慳 おしむ🔗🔉

【慳】 15画 部  区点=5644 16進=584C シフトJIS=9CCA 《音読み》 ケン/カン〈qin〉 《訓読み》 おしむ(をしむ) 《意味》 {動・形}おしむ(ヲシム)。けちけちする。ものおしみをする。また、そのさま。〈類義語〉→吝リン。「慳吝ケンリン」 {形}いこじなさま。 〔国〕「邪慳ジャケン」とは、意地が悪いこと。ひねくれ。 《解字》 会意兼形声。「心+音符堅(かたい)」で、心が妙にひねくれて堅いこと。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

折敷 オシキ🔗🔉

【折敷】 オシキ〔国〕へぎ板を折り曲げて四方をかこんだ四角い盆。

押 おし🔗🔉

【押】 8画 部 [常用漢字] 区点=1801 16進=3221 シフトJIS=899F 《常用音訓》オウ/お…さえる/お…す 《音読み》 オウ(アフ)/ヨウ(エフ)〈y〉/コウ(カフ)/キョウ(ケフ) 《訓読み》 おす/おさえる(おさふ)/かぶせる/おし 《名付け》 おし 《意味》 {動}おす。おさえる(オサフ)。おしかぶせておさえる。転じて、上からおしつける。〈類義語〉→圧。「押印=印ヲ押ス」 {動}お上カミの力で犯人をとりおさえる。権力でおさえつける。「押送(犯人をとりおさえて送る)」「押収」 {動}物品をおさえて抵当とする。「抵押」 「花押」とは、記号ふうの署名のこと。 {動}かぶせる。 〔国〕おし。おすこと。また、強引に主張したり、顔をきかしたりすること。圧力。「ひと押し」「押しが強い」 《解字》 会意兼形声。甲は、からをかぶせて封じたさま。押とは「手+音符甲」で、外からかぶせておさえること。→甲 《単語家族》 匣コウ(ふたつきのはこ)厭ヨウ(上からおさえられる)壓アツ(=圧。おさえる)と同系。 《類義》 →推 《異字同訓》 おさえる。 押さえる「紙の端を押さえる。証拠を押さえる。要点を押さえる。差し押さえる」抑える「物価の上昇を抑える。要求を抑える。怒りを抑える」 おす。 押す「ベルを押す。横車を押す。押し付けがましい」推す「会長に推す。推して知るべしだ」 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

教 おしえ🔗🔉

【教】 11画 攴部 [二年] 区点=2221 16進=3635 シフトJIS=8BB3 《常用音訓》キョウ/おし…える/おそ…わる 《音読み》 キョウ(ケウ)/コウ(カウ)〈jio・jio〉 《訓読み》 おそわる/おしえる(をしふ)/おしえ(をしへ)/しむ/せしむ 《名付け》 おしえ・かず・かた・こ・たか・なり・のり・みち・ゆき 《意味》 {動}おしえる(ヲシフ)。先生とでしの間に、知識を交流させること。先生からでしに、知識・経験・技術を受け渡して知らせる。また、そうして導く。「教化」「挙善而教不能=善ヲ挙ゲテアタハザルヲ教フ」〔→論語{名}おしえ(ヲシヘ)。おしえる事がら。また、その内容。「敬奉教=敬ンデ教ヘヲ奉ゼン」〔→史記{名}おしえ(ヲシヘ)。神や仏のおしえ。また、その内容。「教義」「教会」 {名}領主の命令。「教令」 {名}宗教。「回教」 {助動}しむ。せしむ。おしえて何かをさせることから転じて、使役の意をあらわすことば。▽「教+名詞+動詞」の形で用い、「…をして…せしむ」と訓読する。平声に読む。〈類義語〉→使→令。「遂教方士殷勤覓=ツヒニ方士ヲシテ殷勤ニ覓メシム」〔→白居易〕 《解字》 会意兼形声。もと「攴(動詞の記号)+音符爻コウ(まじえる)」で、さらに子を加えた字もある。子どもに対して、知識の受け渡し、つまり交流を行うこと。▽知識の交流を受ける側からいえば学・効(習う)といい、授ける側からは教という。 《単語家族》 交(まじえる)較コウ・カク(まじえ比べる)效コウ(=効。交流して習う)などと同系。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語 →故事成語

教学半 オシウルハマナブノナカバナリ🔗🔉

【教学半】 オシウルハマナブノナカバナリ〈故事〉人を教えるということは、結局自分の勉学の半分をなすものである。人を教えることによって、自分の学問も進歩すること。〔→書経

敷教 オシエヲシク🔗🔉

【敷教】 フキョウ・オシエヲシク 教化を広く及ぼす。宗教を伝え広める。〈同義語〉布教。

於是 オシ🔗🔉

【於是】 オシ・ココニオイテ そこで。この時にあたって。

汚職 オショク🔗🔉

【汚職】 オショク〔国〕職務上の権力を利用して自分の利益をはかり悪いことをする。涜職トクショク。

立教 オシエヲタツ🔗🔉

【立教】 リッキョウ・オシエヲタツ 教えの方針・原則をきめて示す。

訓 おしえ🔗🔉

【訓】 10画 言部 [四年] 区点=2317 16進=3731 シフトJIS=8C50 《常用音訓》クン 《音読み》 クン/キン〈xn〉 《訓読み》 おしえる(をしふ)/おしえ(をしへ)/くん 《名付け》 くに・しる・とき・のり・みち 《意味》 {動}おしえる(ヲシフ)。しこりや難問をときほぐして説く。転じて、物事の筋を通しておしえる。「教訓」「訓戒」「訓諸司以徳=諸司ニ訓フルニ徳ヲモッテス」〔→左伝{名}おしえ(ヲシヘ)。すじを通した説明。また、年長者や上役の説明や指示。「家訓」「請訓(上司の指示を受ける)」 クンズ{動・名}むずかしい字句の意味をやさしいことばでときほぐす説明。また、その説明のことば。よみ方。〈類義語〉→注→釈。「訓釈」「古訓」 {名}たよるべき昔のおしえ。「経訓」「訓曰=訓ニ曰ク」 〔国〕くん。音オンに対して、漢字を日本語に訳して、その訳がその漢字の読みとして固定したもの。たとえば、「日月」においては「ニチ」「ゲツ」が音オン、「ひ」「つき」が訓である。「音訓」 《解字》 会意兼形声。川は、難所やしこりを貫通して流れるかわを描いた象形文字。貫カン(つらぬく)穿セン(うがつ)と同系のことば。訓は「言+音符川」で、ことばで難題をほぐして通すこと。キンは唐宋トウソウ音。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

誨 おしえる🔗🔉

【誨】 14画 言部  区点=7550 16進=6B52 シフトJIS=E671 《音読み》 カイ(クイ)/ケ〈hu〉 《訓読み》 おしえる(をしふ) 《意味》 {動}おしえる(ヲシフ)。物事をよく知らない者をおしえさとす。「誨人不倦=人ヲ誨ヘテ倦マズ」〔→論語〕 《解字》 会意兼形声。毎を含むことばは、悔(暗い気持ち)・晦カイ(月が欠けて暗い)など、「くらい」という基本義を持つ。誨は「言+音符毎」で、相手の暗さをことばでとり除いて、さとそうと努力すること。 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

魴 おしきうお🔗🔉

【魴】 15画 魚部  区点=8223 16進=7237 シフトJIS=E9B5 《音読み》 ホウ(ハウ)/ボウ(バウ)〈fng〉 《訓読み》 おしきうお(をしきうを) 《意味》 {名}おしきうお(ヲシキウヲ)。淡水魚の一種。頭がとがって小さく、からだは青白い。疲労すると尾が赤くなるという。 《解字》 形声。「魚+音符方」。

鴛 おしどり🔗🔉

【鴛】 16画 鳥部  区点=1785 16進=3175 シフトJIS=8995 《音読み》 エン(ン)/オン(ヲン)〈yun〉オン(ヲン) 《訓読み》 おしどり(をしどり) 《意味》 {名}おしどり(ヲシドリ)。水鳥の名。雄を「鴛」、雌を「鴦オウ」という。雌雄仲がよく、いつもよりそっているので、夫婦仲のむつまじいことにたとえる。「匹鳥ヒッチョウ」とも。 《解字》 会意兼形声。上部の字(音エン)は、二人の人が背をまるくまげたさま。鴛はそれを音符とし、鳥を加えた字で、背が曲線を描いた鳥。 《熟語》 →熟語

鴦 おしどり🔗🔉

【鴦】 16画 鳥部  区点=8283 16進=7273 シフトJIS=E9F1 《音読み》 オウ(アウ)/ヨウ(ヤウ)〈yng〉 《訓読み》 おしどり(をしどり) 《意味》 {名}おしどり(ヲシドリ)。水鳥の名。おしどりの雌。→鴛エン 《解字》 会意兼形声。「鳥+音符央オウ(背のまん中がくぼんでいる)」。 《熟語》 →下付・中付語

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