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広辞苑の検索結果 (11)

て‐さき【手先】🔗🔉

て‐さき手先】 ①㋐手の先端の部分。ゆびさき。「―がしびれる」 ㋑手や指の使い方。「―が器用だ」 ②隊列の先頭。日葡辞書「テサキノヂン」 ③他人の配下となって使われる者。てした。「敵の―」 ④召捕の役人の配下。おかっぴき。めあかし。反古の裏書「岡引…役人よりこれを―といふ」 ⑤狩股かりまたの鏃やじりの先。保元物語「普通の蟇目ひきめ程なるに、―六寸しのぎをたてて」 ⑥兜の名所などころ。吹返しの外側上方のところ。平家物語4「浄妙房が甲かぶとの―に手をおいて」 ⑦〔建〕 ㋐扉の釣元から最もへだたった部分。 ㋑2枚折の唐戸で枠から遠い方の戸。手先唐戸。 ㋒土蔵の扉の幾重かになっている段。「―二重」 ㋓建築の斗組ますぐみで、最下の斗組から壁と直角に外方に突き出している斗組。組数によって二手先ふたてさき・三手先みてさきなどという。

て‐さぎょう【手作業】‥ゲフ🔗🔉

て‐さぎょう手作業‥ゲフ 手先でする作業。また、機械を使わずに人手でする作業。

て‐さく【手作】🔗🔉

て‐さく手作】 ①手ずから作ること。てづくり。手製。狂言、瓜盗人「これは風味のよい瓜ぢや、―か」 ②手ずから耕作すること。また、その田畑。三河物語「大久保一名の知行、又は―までも」

て‐さぐり【手探り】🔗🔉

て‐さぐり手探り】 手先の感じをたよりにしてさぐり求めること。勘にたよってさがすこと。模索。源氏物語空蝉「―の細くちひさきほど」。「―でさがす」「この研究はまだ―の状態だ」

て‐さげ【手提げ】🔗🔉

て‐さげ手提げ】 手にさげて持つこと。また、そのようにつくった籠・袋・かばん・手桶など。 ⇒てさげ‐かばん【手提げ鞄】 ⇒てさげ‐きんこ【手提げ金庫】

てさげ‐かばん【手提げ鞄】🔗🔉

てさげ‐かばん手提げ鞄】 手にさげて持つようにつくったかばん。 ⇒て‐さげ【手提げ】

てさげ‐きんこ【手提げ金庫】🔗🔉

てさげ‐きんこ手提げ金庫】 手にさげて持つことができる小型の軽便な金庫。 ⇒て‐さげ【手提げ】

○手差すてさす🔗🔉

○手差すてさす 手出しをする。攻撃を加える。手を差す。太平記9「時信御供仕る程ならば、近江国に於ては―者は候まじ」 ⇒て【手】 て‐さつ手札】 手紙。書簡。書状。 て‐さばき手捌き】 ①手でさばくこと。また、その手つき。 ②相撲で、相手の攻撃をさばく方法。 で‐ざま出様】 でがけ。でぎわ。でしな。好色一代男7「門口へ―に二三度も小戻りして」 デサリーヌJean Jacques Dessalines】 ハイチ共和国独立の指導者。初代総督、のち皇帝ジャック1世(在位1804〜1806)。暗殺。(1758〜1806) て‐さるがく手猿楽】 素人しろうとまたは素人出身者の猿楽。多くは職業化し室町時代に盛行。 て‐ざわり手触り‥ザハリ 手にさわる感覚。手あたり。「やわらかい―」 デ‐サンクティスFrancesco De Sanctis】 イタリアの文芸批評家・政治家・教育者。ロマン主義の影響を受け、リソルジメント期に活躍。文部大臣も務めた。主著「イタリア文学史」。(1817〜1883) て‐し手師】 文字を巧みに書く人。能筆の人。てかき。手者。宇津保物語吹上上「―・絵師、作物所つくもどころの人々」 て‐じ手白】 猫などの前足の先の毛が白いもの。西鶴織留3「隠居がたの―三毛をかはゆがらるる人」 で‐し弟子】 (弟や子のように師に従う者の意)師に従って教えを受ける人。教え子。門人。門弟。枕草子87「仏の御―にさぶらへば」。「愛まな―」「兄―」「―をとる」「―になる」 デシdéci フランス】 (ラテン語で10番目の意のdecimusから)10分の1を表す単位の接頭語。記号d 「―リットル」 デ‐シーカVittorio De Sica】 イタリアの映画監督・俳優。第二次大戦直後のネオ‐レアリスモ映画運動の代表者。作「靴みがき」「自転車泥棒」「ミラノの奇蹟」「終着駅」など。(1901〜1974) でし‐いり弟子入り】 弟子となること。入門すること。「―を許される」 て‐しお手塩‥シホ ①食膳にのせてある塩。日葡辞書「テシヲヲヲ(置)ク」 ②手塩皿の略。歌舞伎、勧善懲悪覗機関「香の物を―へとつてやる」 ③手ずから世話をすること。 ⇒てしお‐ざら【手塩皿】 ⇒手塩に掛ける てしお天塩‥シホ ①北海道もと11カ国の一つ。1869年(明治2)国郡制設定により成立。現在は上川・留萌るもい・宗谷支庁に分属。 ②北海道留萌地方北西部、天塩川河口の町。 ⇒てしお‐がわ【天塩川】 で‐しお出潮‥シホ 月の出とともに満ちてくる潮。さししお。いでしお。続古今和歌集「月の―の空はれにけり」↔入潮いりしお てしお‐がわ天塩川‥シホガハ 北海道第2の大河。北見山地の天塩岳に発源。北流し、名寄盆地を経て天塩町で日本海に注ぐ。長さ256キロメートル。 ⇒てしお【天塩】 てしお‐ざら手塩皿‥シホ‥ 小さく浅い皿の称。もと、膳部の不浄を払うため、これに塩を盛ったからいう。てしお。おてしょ。 ⇒て‐しお【手塩】

て‐さつ【手札】🔗🔉

て‐さつ手札】 手紙。書簡。書状。

て‐さばき【手捌き】🔗🔉

て‐さばき手捌き】 ①手でさばくこと。また、その手つき。 ②相撲で、相手の攻撃をさばく方法。

て‐さるがく【手猿楽】🔗🔉

て‐さるがく手猿楽】 素人しろうとまたは素人出身者の猿楽。多くは職業化し室町時代に盛行。

大辞林の検索結果 (15)

て-さ🔗🔉

て-さ (連語) 〔接続助詞「て」に間投助詞「さ」の付いたもの。上に来る語によっては「でさ」となる。近世江戸語以降の語〕 (1)文中で,「て」によって調子を整えつつ,「さ」によって語句を軽く指示し,相手に念を押す意を表す。「まず郵便局に寄っ―,それから銀行に行ったんだ」「雨がやんでさ,虹が出たんだ」 (2)文末の打ち消し表現のあとに添えて,相手の言葉に対して反駁する気持ちなどを表す。「『君知ってるかい』『知らなくっ―』」「『ほんにほんに,いつも若い元気だ』『わかくなく―』/滑稽本・浮世風呂 2」

て-さき【手先】🔗🔉

て-さき [3] 【手先】 (1)手の先。指先。また,手や指の使い方。「―がつめたい」「―が器用だ」 (2)他人の意のままに使われる者。手下。「悪者の―」 (3)部隊の先頭。先鋒。「―をまくりて中を破らんとするに/太平記 26」 (4)江戸時代,町奉行配下の同心の下働きをした者のうち,無給の者。目明かし。 (5)雁股(カリマタ)の鏃(ヤジリ)の先。 (6)兜(カブト)の吹き返しの前方の称。 (7)〔建〕(ア)扉の釣り元から最も遠い部分。(イ)二枚畳みの唐戸の,枠に遠い方の戸。(ウ)土蔵の扉の召し合わせ部分につけられた段。(エ)建築の斗組(マスグ)みで,壁面より前方へ突き出ている斗組み。組み方によって一手先(ヒトテサキ)(出組)・二手先・三先手(ミテサキ)などと呼ぶ。

て-さぎょう【手作業】🔗🔉

て-さぎょう ―サゲフ [2] 【手作業】 機械によらず,手で行う作業。

て-さく【手作】🔗🔉

て-さく [0] 【手作】 (1)手製。手づくり。「是はわたくしの―でござると申て/狂言・瓜盗人」 (2)自分で耕作すること。また,その田畑。「大久保一名の地行,又は―までも根をほり給へば/三河物語」

て-さぐり【手探り】🔗🔉

て-さぐり [2] 【手探り】 (名)スル (1)暗闇など見えないところで手先の感じでさぐること。「―で穴の中を進む」 (2)様子がわからないまま物事をすすめること。「解決法を―する」「―の状態が続く」

て-さげ【手提げ】🔗🔉

て-さげ [3][0] 【手提げ】 手に提げて持つように作った袋・鞄(カバン)・籠(カゴ)などの類。

てさげ-かばん【手提げ鞄】🔗🔉

てさげ-かばん [4] 【手提げ鞄】 手にさげる鞄。さげかばん。

てさげ-きんこ【手提(げ)金庫】🔗🔉

てさげ-きんこ [4] 【手提(げ)金庫】 手に提げて運ぶことができる小型の軽便な金庫。

て-さし【手指(し)・手刺(し)】🔗🔉

て-さし [0] 【手指(し)・手刺(し)】 野良仕事・山仕事などで,腕から手を保護するためにはめるもの。手甲と同様のもの,指のない手袋様のものなどがある。

て-さばき【手捌き】🔗🔉

て-さばき [2] 【手捌き】 手で物を扱う際の,手の使い方・動かし方。「―もあざやかにカードを切る」

て-さるがく【手猿楽】🔗🔉

て-さるがく [2] 【手猿楽】 中世から近世初期に,武士や商人などの素人が演じた能,およびその集団。広義には,猿楽専業者であっても大和猿楽四座に属さない者が演じる能をもいう。

てさき【手先の器用な】(和英)🔗🔉

てさき【手先の器用な】 clever with one's hands.〜に使う useas a tool.→英和

てさぐり【手探りする】(和英)🔗🔉

てさぐり【手探りする】 feel[grope,fumble].→英和 〜で行く feel[grope]one's way.

てさげ【手提かご】(和英)🔗🔉

てさげ【手提かご】 a hand basket.手提かばん a briefcase.→英和 手提金庫 a portable cashbox.手提ランプ a lantern.→英和

てさばき【手捌きがよい】(和英)🔗🔉

てさばき【手捌きがよい】 handle skilfully.

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