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広辞苑の検索結果 (11)
もん‐だい【問題】🔗⭐🔉
もん‐だい【問題】
①問いかけて答えさせる題。解答を要する問い。「試験―」
②研究・論議して解決すべき事柄。「―提起」「人口―」
③争論の材料となる事件。面倒な事件。「また金銭の事で―を起こした」
④人々の注目を集めている(集めてしかるべき)こと。「これが―の文書だ」
⇒もんだい‐いしき【問題意識】
⇒もんだい‐か【問題化】
⇒もんだい‐がい【問題外】
⇒もんだい‐げき【問題劇】
⇒もんだい‐さく【問題作】
⇒もんだい‐し【問題史】
⇒もんだい‐し【問題視】
⇒もんだい‐じ【問題児】
⇒もんだい‐ほう【問題法】
⇒問題にならない
もんだい‐いしき【問題意識】🔗⭐🔉
もんだい‐いしき【問題意識】
事態・事象についての問題の核心を見抜き、積極的に追究しようとする考え方。
⇒もん‐だい【問題】
もんだい‐か【問題化】‥クワ🔗⭐🔉
もんだい‐か【問題化】‥クワ
論議・争論の対象となること。「失業率が―する」
⇒もん‐だい【問題】
もんだい‐がい【問題外】‥グワイ🔗⭐🔉
もんだい‐がい【問題外】‥グワイ
取り上げて考えるに値しないこと。論外。
⇒もん‐だい【問題】
もんだい‐げき【問題劇】🔗⭐🔉
もんだい‐げき【問題劇】
その時代の社会問題などをとりあげて観客に呼びかける劇。イプセン・ショーなどの作品に多い。「人形の家」はその典型。
⇒もん‐だい【問題】
もんだい‐さく【問題作】🔗⭐🔉
もんだい‐さく【問題作】
人々の論議を引き起こす内容をもつ作品。
⇒もん‐だい【問題】
もんだい‐し【問題史】🔗⭐🔉
もんだい‐し【問題史】
歴史考察の方法・立場の一つ。歴史を構成する諸領域におけるある主要な問題を中心にして、その歴史を叙述するもの。
⇒もん‐だい【問題】
もんだい‐し【問題視】🔗⭐🔉
もんだい‐し【問題視】
そのまま見すごせない問題があると見なすこと。「発言内容を―する」
⇒もん‐だい【問題】
もんだい‐じ【問題児】🔗⭐🔉
もんだい‐じ【問題児】
性格・行動が他の児童と著しく異なり問題があると判断される児童。また、言動が周囲との調和を欠き、しばしば問題視される人。
⇒もん‐だい【問題】
○問題にならないもんだいにならない🔗⭐🔉
○問題にならないもんだいにならない
あまりにも隔たりがあり解決や比較の対象にならない。問題とする価値がない。取るに足りない。「そんな回答では―」
⇒もん‐だい【問題】
もんだい‐ほう【問題法】‥ハフ
問題解決を中心とする学習指導法。問題解決学習。
⇒もん‐だい【問題】
もん‐だ・う【問答ふ】‥ダフ
〔他四〕
(「問答」を活用させた語)問答をする。論ずる。謡曲、安宅「とかくの是非をば―・はずして」
モンタギュー【Richard Montague】
アメリカの数学者・論理学者。文の意味を論理式へと形式化し、その真理条件を厳密に規定する形式意味論の創始者。(1930〜1971)
モンタナ【Montana】
アメリカ合衆国北西部、山岳地方の州。農業・牧畜業が盛ん。州都ヘレナ。→アメリカ合衆国(図)
モンタノス‐しゅぎ【モンタノス主義】
(Montanism)2世紀中葉にフリギアの人モンタノス(Montanos 〜170頃)の創始したキリスト教の一派。終末論的熱狂を特徴とし、キリストの再来に備えるために信徒は断食し、結婚してはならないなど禁欲を説いた。イタリア・アフリカに勢力を得たが、235年異端として禁止。
モンタン【Yves Montand】
フランスの歌手・映画俳優。イタリア生れ。ヒット曲「枯葉」、映画出演作「恐怖の報酬」など。(1921〜1991)
モンタン
提供:ullstein bild/APL
もん‐だん【文段】
文章上の段落。くだり。条。好色五人女3「ひとり灯のもとにふるき文など見ての―、さりとは子細らしき物好み」
もん‐だん【文談】
学問上の談話。保元物語「ふしながら―し給ひけるに」
もん‐ち【文治】
⇒ぶんち
もん‐ち【門地】
いえがら。
⇒もんち‐もんばつ【門地門閥】
もんち‐もんばつ【門地門閥】
その家の地位や格式。家柄。「―にこだわる」
⇒もん‐ち【門地】
もん‐ちゃく【悶着・捫着】
(モンジャクとも)
①乱れもつれること。もめごと。紛争。浄瑠璃、生写朝顔話「気もいらいらとせき助が、何からせんと心の―」。「―を起こす奴」
②かかりあうこと。関係の絶えないこと。浄瑠璃、平家女護島「床もはなれず薬―」
もん‐ちゅう【門中】
沖縄で、同族の結合体をいう。地域的なつながりが強く、共同の墓(門中墓)を持つ。むんちゅう。ひき。
もん‐ちゅう【門柱】
門のはしら。
もん‐ちゅう【問注】
(古くはモンジュウとも)(問うて注しるす意)原告と被告とを取り調べて、その陳述する所を記すこと。また、訴訟。裁判。古今著聞集16「相論のことありて六波羅にて―すべきにさだまりにけり」
⇒もんちゅう‐き【問注記】
⇒もんちゅう‐じょ【問注所】
もんちゅう‐き【問注記】
平安〜室町時代の法廷での原告・被告の陳述の記録。
⇒もん‐ちゅう【問注】
もんちゅう‐じょ【問注所】
鎌倉・室町幕府の訴訟・裁判処理機関。後には記録の管理に当たった。1184年(元暦1)設置。長官を執事といった。
⇒もん‐ちゅう【問注】
もん‐ちょう【紋帳】‥チヤウ
(→)紋本もんぽんに同じ。
もん‐ぢらし【紋散らし】
いろいろな紋章をまぜ散らした模様。
もん‐ちりめん【紋縮緬】
地文を織り出したちりめん。
もん‐つき【紋付】
①紋所の付いていること。また、そのもの。好色二代男「御―の着物きるもの羽織」
②紋所を染めぬいた衣服。和装の礼服とされる。一つ紋・三つ紋・五つ紋などがある。
もん‐づくし【紋尽し】
①遊女の紋をのせて、遊客に遊里の案内をした一種の細見さいけん。好色一代男7「新板の―、紅葉は三浦の太夫と読み初めるより色に染まり」
②遊女の紋をつけた提灯を並べたさま。好色一代男8「挑灯ちょうちんひかりを放つて彼の里の―」
もん‐つけ【紋付】
歌舞伎役者の紋を書いた紋紙を使用する賭博。棒引紋付。
モンティ【Vincenzo Monti】
イタリアの新古典主義の詩人。作「バズヴィッリアーナ」のほか、「イリアス」の翻訳がある。(1754〜1828)
もん‐てい【門弟】
でし。門人。「千葉道場の―たち」
もん‐ていし【門弟子】
(→)門弟に同じ。
モンテヴェルディ【Claudio Monteverdi】
イタリアの作曲家。マドリガル作曲家からオペラ作曲家に転身し、初期バロック音楽を確立。歌劇「オルフェオ」「ポッペアの戴冠」、宗教曲「聖母のための夕べの祈り」など。(1567〜1643)
モンテーニュ【Michel de Montaigne】
フランスの思想家。古今にわたる広い読書体験と鋭利な自己省察に基づいて、人間性に深い洞察を加え、自然に則した生き方を善しとするソクラテス的人生哲学に到達。後代の知識人に大きな影響を与えた。主著「エセー」。(1533〜1592)
モンテ‐カッシーノ【Monte Cassino】
イタリア中部、ローマとナポリとの中間にある標高約500メートルの山。ベネディクトゥスが創建した修道院の所在地。
モンテ‐カルロ【Monte Carlo】
モナコ公国の都市。地中海を俯瞰する位置にあって、娯楽場・賭博場がある。
⇒モンテカルロ‐ほう【モンテカルロ法】
モンテカルロ‐ほう【モンテカルロ法】‥ハフ
確率的な現象を利用して各種の数値計算を行い、問題の解や法則性などを得る方法。コンピューターによるシミュレーション手法の一つ。統計実験。
⇒モンテ‐カルロ【Monte Carlo】
モンテ‐クリスト‐はく【モンテクリスト伯】
(Le Comte de Monte-Cristo フランス)大デュマの伝奇小説。1845年作。船員エドモン=ダンテスが獄中で知った老師の遺財を得て、パリ社交界に神出鬼没し、自分を陥れた敵に復讐する。黒岩涙香の翻案邦訳名「巌窟王」。
モンテ‐コルヴィノ【Giovanni da Monte Corvino】
イタリアのフランシスコ会修道士。1294年元の首府の大都に到達し、以後30年間中国で宣教に従事。(1247〜1328)
モンテスキュー【Charles de Secondat, Baron de Montesquieu】
フランスの政治思想家・法学者。主著「法の精神」で歴史研究に実証的比較の方法を導入、法律制度と自然的・社会的条件との関連を追求。また三権分立を説いて、アメリカ合衆国憲法およびフランス革命に影響を与えた。ほかに「ペルシア人の手紙」「ローマ人盛衰原因論」など。(1689〜1755)
モンテッソーリ【Maria Montessori】
イタリアの医師・教育家。近代イタリア初の女性医学博士。障害児教育を研究し、感覚訓練のための教材を工夫。幼児教育改革論を唱えてローマに「児童の家」を設立。著「モンテッソーリ‐メソッド」。(1870〜1952)
モンテネグロ【Montenegro】
(黒い山の意)バルカン半島中西部にある共和国。セルビア語名ツルナ‐ゴーラ。旧ユーゴスラヴィアを構成した共和国の一つ。水力資源に恵まれるが未開発。2006年セルビア‐モンテネグロから分離独立。首都ポドゴリツァ(旧チトーグラード)。面積1万4000平方キロメートル。人口62万(2003)。→ヨーロッパ(図)
モンテビデオ【Montevideo】
南米、ウルグアイ東方共和国の首都。ラプラタ川左岸の河口部に位置する港湾都市。人口138万3千(2003)。
モンテリウス【Gustav Oscar Montelius】
スウェーデンの考古学者。型式学的研究法を確立。近代的考古学の創始者の一人。著「考古学研究法」など。(1843〜1921)
モンテルラン【Henry de Montherlant】
フランスの作家。男性的な行動主義の作家として登場。小説「闘牛士」「若き娘たち」、戯曲「死せる女王」など。(1896〜1972)
モンテレー【Monterrey】
メキシコ北部の都市。鉄鋼業が盛んで、メキシコ市に次ぐ工業の中心。1848年、アメリカ‐メキシコ戦争の主要舞台。人口354万3千(2003)。
モンテ‐ローザ【Monte Rosa イタリア】
(「ばら色の山」の意)アルプス山脈中の高峰。スイス・イタリアの国境にそびえる。標高4634メートル。フランス語名モン‐ローズ。
モンテローザ
提供:オフィス史朗
もん‐と【門徒】
①門人。教え子。
②〔仏〕
㋐宗門を同じくする信徒。特に浄土真宗の信者。
㋑門跡の下に属する寺院。
⇒もんと‐しゅう【門徒宗】
⇒門徒物知らず
もん‐ど【主水】
(モイトリの転)主水司もんどのつかさの略。
⇒もんど‐の‐つかさ【主水司】
もん‐とう【門灯】
門にとりつけた灯火。
もん‐とう【問頭】
(→)問者もんじゃ3に同じ。問頭博士とも。
もん‐どう【問答】‥ダフ
①問うことと答えること。質問と応答のやりとり。万葉集4「聊いささか戯れの歌を作りて―を為すそ」
②(→)問答歌に同じ。
⇒もんどう‐か【問答歌】
⇒もんどう‐ほう【問答法】
⇒もんどう‐むよう【問答無用】
もんどう‐か【問答歌】‥ダフ‥
和歌の一種。一方が歌で問い、相手が歌で答えたものの併称。古くは片歌の問答唱和が見られ、問歌・答歌各1首から成る掛合かけあい的な組合せ歌のほか、問歌・答歌各2首以上のものもある。
⇒もん‐どう【問答】
もん‐とうし【紋唐紙】‥タウ‥
花鳥・唐草などの模様のある唐色紙。
もんどう‐ほう【問答法】‥ダフハフ
〔哲〕(dialektike ギリシア)対話を通して哲学的探求を行う方法。プラトンの初期対話篇の主人公ソクラテスが鋭い質問によって議論の相手を自己矛盾に陥らせ、相手に自分の無知を自覚させる論駁を行なっているのが代表例。→産婆術→無知の知。
⇒もん‐どう【問答】
もんどう‐むよう【問答無用】‥ダフ‥
論議をしても何の利益もないこと。議論の必要はないこと。
⇒もん‐どう【問答】
モンド‐ガス【Mond gas】
水素・一酸化炭素・メタンなどから成る燃料用ガス。ドイツ生れのイギリスの化学者モンド(Ludwig Mond1839〜1909)の考案した炉で劣質石炭を加熱し、空気・水蒸気を通じて造る。冶金・発動機燃料として用いる。
もんとくじつろく【文徳実録】
六国史りっこくしの一つ。10巻。続日本後紀の後をうけ、文徳天皇一代(850〜858年)の事跡を漢文で記述した史書。871年(貞観13)藤原基経らが撰して中絶、菅原是善らが加わって879年(元慶3)完結。日本文徳天皇実録。
もんとく‐てんのう【文徳天皇】‥ワウ
平安前期の天皇。仁明天皇の第1皇子。名は道康みちやす。田邑帝とも。(在位850〜858)(827〜858)→天皇(表)
もん‐どころ【紋所】
家々の定紋。日本永代蔵2「―を定めず」
紋所(表)
もんと‐しゅう【門徒宗】
(→)浄土真宗の俗称。
⇒もん‐と【門徒】
もんど‐の‐つかさ【主水司】
⇒しゅすいし。太平記24「立春の日は、―立春の水わかみずを献る」
⇒もん‐ど【主水】
もん‐どめ【門留め】
門を閉じて人を通さないこと。人の出入りをとめること。誹風柳多留2「しこなして―にあふ地紙売り」
もん‐だん【文段】
文章上の段落。くだり。条。好色五人女3「ひとり灯のもとにふるき文など見ての―、さりとは子細らしき物好み」
もん‐だん【文談】
学問上の談話。保元物語「ふしながら―し給ひけるに」
もん‐ち【文治】
⇒ぶんち
もん‐ち【門地】
いえがら。
⇒もんち‐もんばつ【門地門閥】
もんち‐もんばつ【門地門閥】
その家の地位や格式。家柄。「―にこだわる」
⇒もん‐ち【門地】
もん‐ちゃく【悶着・捫着】
(モンジャクとも)
①乱れもつれること。もめごと。紛争。浄瑠璃、生写朝顔話「気もいらいらとせき助が、何からせんと心の―」。「―を起こす奴」
②かかりあうこと。関係の絶えないこと。浄瑠璃、平家女護島「床もはなれず薬―」
もん‐ちゅう【門中】
沖縄で、同族の結合体をいう。地域的なつながりが強く、共同の墓(門中墓)を持つ。むんちゅう。ひき。
もん‐ちゅう【門柱】
門のはしら。
もん‐ちゅう【問注】
(古くはモンジュウとも)(問うて注しるす意)原告と被告とを取り調べて、その陳述する所を記すこと。また、訴訟。裁判。古今著聞集16「相論のことありて六波羅にて―すべきにさだまりにけり」
⇒もんちゅう‐き【問注記】
⇒もんちゅう‐じょ【問注所】
もんちゅう‐き【問注記】
平安〜室町時代の法廷での原告・被告の陳述の記録。
⇒もん‐ちゅう【問注】
もんちゅう‐じょ【問注所】
鎌倉・室町幕府の訴訟・裁判処理機関。後には記録の管理に当たった。1184年(元暦1)設置。長官を執事といった。
⇒もん‐ちゅう【問注】
もん‐ちょう【紋帳】‥チヤウ
(→)紋本もんぽんに同じ。
もん‐ぢらし【紋散らし】
いろいろな紋章をまぜ散らした模様。
もん‐ちりめん【紋縮緬】
地文を織り出したちりめん。
もん‐つき【紋付】
①紋所の付いていること。また、そのもの。好色二代男「御―の着物きるもの羽織」
②紋所を染めぬいた衣服。和装の礼服とされる。一つ紋・三つ紋・五つ紋などがある。
もん‐づくし【紋尽し】
①遊女の紋をのせて、遊客に遊里の案内をした一種の細見さいけん。好色一代男7「新板の―、紅葉は三浦の太夫と読み初めるより色に染まり」
②遊女の紋をつけた提灯を並べたさま。好色一代男8「挑灯ちょうちんひかりを放つて彼の里の―」
もん‐つけ【紋付】
歌舞伎役者の紋を書いた紋紙を使用する賭博。棒引紋付。
モンティ【Vincenzo Monti】
イタリアの新古典主義の詩人。作「バズヴィッリアーナ」のほか、「イリアス」の翻訳がある。(1754〜1828)
もん‐てい【門弟】
でし。門人。「千葉道場の―たち」
もん‐ていし【門弟子】
(→)門弟に同じ。
モンテヴェルディ【Claudio Monteverdi】
イタリアの作曲家。マドリガル作曲家からオペラ作曲家に転身し、初期バロック音楽を確立。歌劇「オルフェオ」「ポッペアの戴冠」、宗教曲「聖母のための夕べの祈り」など。(1567〜1643)
モンテーニュ【Michel de Montaigne】
フランスの思想家。古今にわたる広い読書体験と鋭利な自己省察に基づいて、人間性に深い洞察を加え、自然に則した生き方を善しとするソクラテス的人生哲学に到達。後代の知識人に大きな影響を与えた。主著「エセー」。(1533〜1592)
モンテ‐カッシーノ【Monte Cassino】
イタリア中部、ローマとナポリとの中間にある標高約500メートルの山。ベネディクトゥスが創建した修道院の所在地。
モンテ‐カルロ【Monte Carlo】
モナコ公国の都市。地中海を俯瞰する位置にあって、娯楽場・賭博場がある。
⇒モンテカルロ‐ほう【モンテカルロ法】
モンテカルロ‐ほう【モンテカルロ法】‥ハフ
確率的な現象を利用して各種の数値計算を行い、問題の解や法則性などを得る方法。コンピューターによるシミュレーション手法の一つ。統計実験。
⇒モンテ‐カルロ【Monte Carlo】
モンテ‐クリスト‐はく【モンテクリスト伯】
(Le Comte de Monte-Cristo フランス)大デュマの伝奇小説。1845年作。船員エドモン=ダンテスが獄中で知った老師の遺財を得て、パリ社交界に神出鬼没し、自分を陥れた敵に復讐する。黒岩涙香の翻案邦訳名「巌窟王」。
モンテ‐コルヴィノ【Giovanni da Monte Corvino】
イタリアのフランシスコ会修道士。1294年元の首府の大都に到達し、以後30年間中国で宣教に従事。(1247〜1328)
モンテスキュー【Charles de Secondat, Baron de Montesquieu】
フランスの政治思想家・法学者。主著「法の精神」で歴史研究に実証的比較の方法を導入、法律制度と自然的・社会的条件との関連を追求。また三権分立を説いて、アメリカ合衆国憲法およびフランス革命に影響を与えた。ほかに「ペルシア人の手紙」「ローマ人盛衰原因論」など。(1689〜1755)
モンテッソーリ【Maria Montessori】
イタリアの医師・教育家。近代イタリア初の女性医学博士。障害児教育を研究し、感覚訓練のための教材を工夫。幼児教育改革論を唱えてローマに「児童の家」を設立。著「モンテッソーリ‐メソッド」。(1870〜1952)
モンテネグロ【Montenegro】
(黒い山の意)バルカン半島中西部にある共和国。セルビア語名ツルナ‐ゴーラ。旧ユーゴスラヴィアを構成した共和国の一つ。水力資源に恵まれるが未開発。2006年セルビア‐モンテネグロから分離独立。首都ポドゴリツァ(旧チトーグラード)。面積1万4000平方キロメートル。人口62万(2003)。→ヨーロッパ(図)
モンテビデオ【Montevideo】
南米、ウルグアイ東方共和国の首都。ラプラタ川左岸の河口部に位置する港湾都市。人口138万3千(2003)。
モンテリウス【Gustav Oscar Montelius】
スウェーデンの考古学者。型式学的研究法を確立。近代的考古学の創始者の一人。著「考古学研究法」など。(1843〜1921)
モンテルラン【Henry de Montherlant】
フランスの作家。男性的な行動主義の作家として登場。小説「闘牛士」「若き娘たち」、戯曲「死せる女王」など。(1896〜1972)
モンテレー【Monterrey】
メキシコ北部の都市。鉄鋼業が盛んで、メキシコ市に次ぐ工業の中心。1848年、アメリカ‐メキシコ戦争の主要舞台。人口354万3千(2003)。
モンテ‐ローザ【Monte Rosa イタリア】
(「ばら色の山」の意)アルプス山脈中の高峰。スイス・イタリアの国境にそびえる。標高4634メートル。フランス語名モン‐ローズ。
モンテローザ
提供:オフィス史朗
もん‐と【門徒】
①門人。教え子。
②〔仏〕
㋐宗門を同じくする信徒。特に浄土真宗の信者。
㋑門跡の下に属する寺院。
⇒もんと‐しゅう【門徒宗】
⇒門徒物知らず
もん‐ど【主水】
(モイトリの転)主水司もんどのつかさの略。
⇒もんど‐の‐つかさ【主水司】
もん‐とう【門灯】
門にとりつけた灯火。
もん‐とう【問頭】
(→)問者もんじゃ3に同じ。問頭博士とも。
もん‐どう【問答】‥ダフ
①問うことと答えること。質問と応答のやりとり。万葉集4「聊いささか戯れの歌を作りて―を為すそ」
②(→)問答歌に同じ。
⇒もんどう‐か【問答歌】
⇒もんどう‐ほう【問答法】
⇒もんどう‐むよう【問答無用】
もんどう‐か【問答歌】‥ダフ‥
和歌の一種。一方が歌で問い、相手が歌で答えたものの併称。古くは片歌の問答唱和が見られ、問歌・答歌各1首から成る掛合かけあい的な組合せ歌のほか、問歌・答歌各2首以上のものもある。
⇒もん‐どう【問答】
もん‐とうし【紋唐紙】‥タウ‥
花鳥・唐草などの模様のある唐色紙。
もんどう‐ほう【問答法】‥ダフハフ
〔哲〕(dialektike ギリシア)対話を通して哲学的探求を行う方法。プラトンの初期対話篇の主人公ソクラテスが鋭い質問によって議論の相手を自己矛盾に陥らせ、相手に自分の無知を自覚させる論駁を行なっているのが代表例。→産婆術→無知の知。
⇒もん‐どう【問答】
もんどう‐むよう【問答無用】‥ダフ‥
論議をしても何の利益もないこと。議論の必要はないこと。
⇒もん‐どう【問答】
モンド‐ガス【Mond gas】
水素・一酸化炭素・メタンなどから成る燃料用ガス。ドイツ生れのイギリスの化学者モンド(Ludwig Mond1839〜1909)の考案した炉で劣質石炭を加熱し、空気・水蒸気を通じて造る。冶金・発動機燃料として用いる。
もんとくじつろく【文徳実録】
六国史りっこくしの一つ。10巻。続日本後紀の後をうけ、文徳天皇一代(850〜858年)の事跡を漢文で記述した史書。871年(貞観13)藤原基経らが撰して中絶、菅原是善らが加わって879年(元慶3)完結。日本文徳天皇実録。
もんとく‐てんのう【文徳天皇】‥ワウ
平安前期の天皇。仁明天皇の第1皇子。名は道康みちやす。田邑帝とも。(在位850〜858)(827〜858)→天皇(表)
もん‐どころ【紋所】
家々の定紋。日本永代蔵2「―を定めず」
紋所(表)
もんと‐しゅう【門徒宗】
(→)浄土真宗の俗称。
⇒もん‐と【門徒】
もんど‐の‐つかさ【主水司】
⇒しゅすいし。太平記24「立春の日は、―立春の水わかみずを献る」
⇒もん‐ど【主水】
もん‐どめ【門留め】
門を閉じて人を通さないこと。人の出入りをとめること。誹風柳多留2「しこなして―にあふ地紙売り」
もんだい‐ほう【問題法】‥ハフ🔗⭐🔉
もんだい‐ほう【問題法】‥ハフ
問題解決を中心とする学習指導法。問題解決学習。
⇒もん‐だい【問題】
大辞林の検索結果 (11)
もん-だい【問題】🔗⭐🔉
もん-だい [0] 【問題】
(1)答えさせるための問い。解答を必要とする問い。題。「算数の―を出す」「英語の―を解く」
(2)取り上げて討論・研究してみる必要がある事柄。解決を要する事項。「それは―だ」「―を解決する」「大臣の失言を―にする」「―点を整理する」
(3)取り扱いや処理をせまられている事柄。「就職の―で悩んでいる」「それとこれとは別―だ」
(4)世間の関心や注目が集まっているもの。噂(ウワサ)のたね。「―の人物」
(5)面倒な事件。厄介な事。ごたごた。「―を起こす」
もんだい=にならない🔗⭐🔉
――にならない
(1)取り上げる価値がない。
(2)程度の差などが大きく,比較の対象とならない。
もんだい-いしき【問題意識】🔗⭐🔉
もんだい-いしき [5] 【問題意識】
ある物事を,解決されるべき状態にあるものとしてとらえる意識。「―が足りない」「―を持つ」
もんだい-か【問題化】🔗⭐🔉
もんだい-か ―クワ [0] 【問題化】 (名)スル
論議の対象となること。「水不足が―する」
もんだい-がい【問題外】🔗⭐🔉
もんだい-がい ―グワイ [3] 【問題外】
問題として取り上げるにも値しないこと。問題にならないこと。論外。
もんだい-げき【問題劇】🔗⭐🔉
もんだい-げき [3] 【問題劇】
作者と同時代の当面する重要な社会問題を提示し,注意を喚起する劇。イプセン・ストリンドベリ・ズーダーマン・ショーなどの近代劇に多くの例が見られる。
もんだい-さく【問題作】🔗⭐🔉
もんだい-さく [3] 【問題作】
評価が様々に分かれたり,また,既成の価値観でははかれない作品。また,注目や話題を集めた作品。
もんだい-し【問題史】🔗⭐🔉
もんだい-し [3] 【問題史】
特定の問題を中心とした歴史の分析・叙述の方法。
もんだい-し【問題視】🔗⭐🔉
もんだい-し [3] 【問題視】 (名)スル
多くの人に問題として注目されること。「にわかに―されてきた事柄」
もんだい-じ【問題児】🔗⭐🔉
もんだい-じ [3] 【問題児】
(1)性格・行動が通常と異なる点が多く,教育上特別な配慮と指導を必要とする児童・生徒を大人の側からいう語。
(2)その言動が周囲との調和を欠くため,しばしば問題視される人。「業界の―」
もんだい【問題】(和英)🔗⭐🔉
もんだい【問題】
a question;→英和
a problem;→英和
a matter (事柄);→英和
an issue (問題点).→英和
金の〜 a question of money.趣味の〜 a matter of taste.〜である be doubtful[a question].〜外である be beside the question (別問題);be out of the question (話にならない).〜にする callin question.〜にしない take no notice.〜[いざこざ]を起こす cause trouble.〜のin question.‖問題作(児) a problem play[novel](child).問題集 a collection of problems.問題点 the point at issue.
広辞苑+大辞林に「問題」で始まるの検索結果。