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広辞苑の検索結果 (91)
いくさ【軍・戦・兵】🔗⭐🔉
いくさ【軍・戦・兵】
①つわもの。兵士。兵隊。軍勢。軍隊。万葉集6「千万ちよろずの―なりとも言挙ことあげせず取りて来ぬべき男おのことそ思ふ」
②軍隊と軍隊とが戦うこと。戦い。戦争。合戦。平家物語4「橋の上の―、火出づる程ぞ戦ひける」。「―を起こす」
→いくさ(射)。
⇒いくさ‐おきて【軍掟】
⇒いくさ‐かどで【軍門出】
⇒いくさ‐がみ【軍神】
⇒いくさ‐ぎみ【軍将】
⇒いくさ‐ごっこ【軍ごっこ】
⇒いくさ‐だいしょう【軍大将】
⇒いくさ‐だち【軍立ち】
⇒いくさ‐だて【軍立て】
⇒いくさ‐ないだん【軍内談】
⇒いくさ‐ならし【軍馴らし】
⇒いくさ‐の‐うかがい【軍の窺い】
⇒いくさ‐の‐きみ【軍の君】
⇒いくさ‐の‐さんぶぎょう【軍の三奉行】
⇒いくさ‐の‐その【軍の園】
⇒いくさ‐の‐にわ【軍の庭】
⇒いくさ‐の‐のり【軍の法】
⇒いくさ‐ば【軍場】
⇒いくさ‐はじめ【軍始め】
⇒いくさ‐びと【軍人】
⇒いくさ‐ひょうじょう【軍評定】
⇒いくさ‐ぶぎょう【軍奉行】
⇒いくさ‐ぶね【軍船】
⇒いくさ‐ぼし【軍星】
⇒いくさ‐まつり【軍祭】
⇒いくさ‐ものがたり【軍物語】
⇒いくさ‐もよい【軍催い】
⇒いくさ‐よばい【軍喚い】
⇒いくさ‐よほろ【軍丁】
⇒軍に花を散らす
⇒軍を見て矢を矧ぐ
おのの・く【戦く】ヲノノク🔗⭐🔉
おのの・く【戦く】ヲノノク
〔自五〕
おそれふるえる。わななく。西大寺本最勝王経平安初期点「遍く身戦ヲノノキ掉うごきつつ安穏にあらぬ」。「恐怖に―・く」
せん【戦】🔗⭐🔉
せん【戦】
たたかうこと。また、試合・競争。「リーグ―」「三―全勝」
せん‐い【戦意】🔗⭐🔉
せん‐い【戦意】
たたかおうとする意気込み。「―を喪失する」「―の高揚をはかる」
せん‐いき【戦域】‥ヰキ🔗⭐🔉
せん‐いき【戦域】‥ヰキ
戦闘の区域。
⇒せんいき‐かく【戦域核】
せんいき‐かく【戦域核】‥ヰキ‥🔗⭐🔉
せんいき‐かく【戦域核】‥ヰキ‥
戦域で用いられる核兵器で、射程が戦略核と戦術核との中間のもの。中距離核ミサイルなど。
⇒せん‐いき【戦域】
せん‐うん【戦雲】🔗⭐🔉
せん‐うん【戦雲】
戦いが始まろうとして殺気の満ちたありさま。暗雲が空をおおうことにたとえていう。
せん‐か【戦下】🔗⭐🔉
せん‐か【戦下】
戦争のさなか。戦時下。
せん‐か【戦火】‥クワ🔗⭐🔉
せん‐か【戦火】‥クワ
①戦争による火災。「―に見舞われる」
②戦争。いくさ。「―を交える」
せん‐か【戦果】‥クワ🔗⭐🔉
せん‐か【戦果】‥クワ
戦いによって得た成果。「赫々たる―」
せん‐か【戦渦】‥クワ🔗⭐🔉
せん‐か【戦渦】‥クワ
戦争によって起こる混乱。
せん‐か【戦禍】‥クワ🔗⭐🔉
せん‐か【戦禍】‥クワ
戦争によるわざわい。戦争の被害。「―をこうむる」
せん‐かん【戦艦】🔗⭐🔉
せん‐かん【戦艦】
①戦争に用いる船。軍艦。戦闘艦。
②軍艦の一種。最も卓越した攻撃力と防御力とを有する大型艦で、第二次大戦までは水上兵力の中心。「―大和」
せんかん‐き【戦間期】🔗⭐🔉
せんかん‐き【戦間期】
第一次世界大戦が終結した1918年から第二次世界大戦の始まる1939年までの約20年間。
せんかん‐ポチョムキン【戦艦ポチョムキン】🔗⭐🔉
せんかん‐ポチョムキン【戦艦ポチョムキン】
(Bronenosets Potyomkin ロシア)ソ連映画の題名。エイゼンシュテイン監督。1925年作。1905年の黒海艦隊の反乱事件をモンタージュの手法で描いた映画史上の名作。
せん‐き【戦記】🔗⭐🔉
せん‐き【戦記】
戦争の有様を記録したもの。戦争に関する記録。軍記。
⇒せんき‐ものがたり【戦記物語】
せん‐き【戦旗】🔗⭐🔉
せん‐き【戦旗】
戦争のときに用いる旗。
せんき【戦旗】(雑誌名)🔗⭐🔉
せんき【戦旗】
全日本無産者芸術連盟(ナップ)の機関誌。プロレタリア文学運動の中心となる。1928年(昭和3)5月創刊、31年12月廃刊。
せん‐き【戦機】🔗⭐🔉
せん‐き【戦機】
①戦争の機会。戦って勝を制すべき機会。「―熟す」
②戦争の機密。軍機。
せん‐ぎ【戦技】🔗⭐🔉
せん‐ぎ【戦技】
戦闘行動に直接必要な技術。
せん‐きょう【戦況】‥キヤウ🔗⭐🔉
せん‐きょう【戦況】‥キヤウ
戦争の状況。戦いのようす。「―報告」
せん‐きょく【戦局】🔗⭐🔉
せん‐きょく【戦局】
戦いの局面・なりゆき。「―不利」
せん‐くん【戦勲】🔗⭐🔉
せん‐くん【戦勲】
いくさのてがら。戦功。軍功。
せん‐こ【戦鼓】🔗⭐🔉
せん‐こ【戦鼓】
戦場で合図などに用いる太鼓。陣太鼓。
せん‐ご【戦後】🔗⭐🔉
せん‐ご【戦後】
戦争の終わったあと。特に、第二次大戦の終わったあと。↔戦前。
⇒せんご‐は【戦後派】
⇒せんごは‐ぶんがく【戦後派文学】
せん‐こう【戦功】🔗⭐🔉
せん‐こう【戦功】
戦争でたてたてがら。「―をあげる」
せん‐ごく【戦国】🔗⭐🔉
せん‐ごく【戦国】
①戦争でひどく乱れた世の中。「―動乱の世」
②戦国時代の略。
⇒せんごく‐かほう【戦国家法】
⇒せんごく‐じだい【戦国時代】
⇒せんごく‐しちゆう【戦国七雄】
⇒せんごく‐だいみょう【戦国大名】
⇒せんごく‐の‐しくん【戦国の四君】
せんごく‐かほう【戦国家法】‥ハフ🔗⭐🔉
せんごく‐かほう【戦国家法】‥ハフ
(→)分国法ぶんこくほうに同じ。
⇒せん‐ごく【戦国】
せんごくさく【戦国策】🔗⭐🔉
せんごくさく【戦国策】
中国、戦国時代の縦横家が諸侯に述べた策略を、国別に集めた書。33編(33巻本など)。漢の劉向の編。国策。国事。
せんごく‐じだい【戦国時代】🔗⭐🔉
せんごく‐じだい【戦国時代】
①中国で、魏・趙・韓の三国が晋を分割して諸侯に封ぜられてから秦の始皇帝の統一に至る時代。(前403〜前221)
②日本では、応仁の乱以後、織田信長が天下統一に乗りだすまでの時代。
③転じて、多くの企業などによる激しい競争の時代。
⇒せん‐ごく【戦国】
せんごく‐しちゆう【戦国七雄】‥イウ🔗⭐🔉
せんごく‐しちゆう【戦国七雄】‥イウ
中国、戦国時代の秦・楚・燕・斉(田斉)・趙・魏・韓の七侯。
⇒せん‐ごく【戦国】
せんごく‐だいみょう【戦国大名】‥ミヤウ🔗⭐🔉
せんごく‐だいみょう【戦国大名】‥ミヤウ
日本の戦国時代、各地に割拠した大領主。守護大名に代わって出現。
→資料:『毛利元就書状』
⇒せん‐ごく【戦国】
せんごく‐の‐しくん【戦国の四君】🔗⭐🔉
せんごく‐の‐しくん【戦国の四君】
(→)四君1に同じ。
⇒せん‐ごく【戦国】
せんご‐は【戦後派】🔗⭐🔉
せんごは‐ぶんがく【戦後派文学】🔗⭐🔉
せんごは‐ぶんがく【戦後派文学】
第二次大戦後の主要な文学流派。雑誌「近代文学」の同人などを中心に政治と文学、マルクス主義と実存主義、主体性論、世代論等を共通の主題とし、野間宏・中村真一郎・埴谷雄高・梅崎春生・椎名麟三・武田泰淳らの創作活動がその実質を形づくった。
⇒せん‐ご【戦後】
せん‐さい【戦災】🔗⭐🔉
せん‐さい【戦災】
戦争によって受けた災害。「―にあう」
⇒せんさい‐こじ【戦災孤児】
せん‐さい【戦債】🔗⭐🔉
せん‐さい【戦債】
戦費にあてるために発行する国債。
せんさい‐こじ【戦災孤児】🔗⭐🔉
せんさい‐こじ【戦災孤児】
戦災によってみなし児となった子。
⇒せん‐さい【戦災】
せん‐し【戦士】🔗⭐🔉
せん‐し【戦士】
戦場でたたかう兵士。比喩的にも使う。「企業―」
せん‐し【戦史】🔗⭐🔉
せん‐し【戦史】
戦争の歴史。
せん‐し【戦死】🔗⭐🔉
せん‐し【戦死】
戦闘で死ぬこと。うちじに。
せん‐じ【戦事】🔗⭐🔉
せん‐じ【戦事】
戦争に関する事柄。兵事。
せん‐じ【戦時】🔗⭐🔉
せん‐じ【戦時】
戦争の行われている時期。戦争中。「―色を強める」↔平時。
⇒せんじ‐きょうさんしゅぎ【戦時共産主義】
⇒せんじ‐きんせいひん【戦時禁制品】
⇒せんじ‐こうさい【戦時公債】
⇒せんじ‐こくさいこうほう【戦時国際公法】
⇒せんじ‐たいせい【戦時体制】
⇒せんじ‐ひょうじゅん‐せん【戦時標準船】
⇒せんじ‐ふっきゅう【戦時復仇】
⇒せんじ‐へんせい【戦時編制】
⇒せんじ‐ほけん【戦時保険】
せんじ‐きょうさんしゅぎ【戦時共産主義】🔗⭐🔉
せんじ‐きょうさんしゅぎ【戦時共産主義】
1918〜21年、ロシア革命直後の内戦の中で共産党政府が行なった、農民からの穀物強制徴発などの強力な統制経済。外国の干渉と内戦への危機対策として採用。
⇒せん‐じ【戦時】
せんじ‐きんせいひん【戦時禁制品】🔗⭐🔉
せんじ‐きんせいひん【戦時禁制品】
戦時国際法上、敵国に輸送されれば敵国の交戦能力を増加させる可能性あるものとして、一方の交戦国が、中立国から他方の交戦国への輸送を防止し得る貨物。絶対禁制品(兵器・弾薬など)と条件付禁制品との別がある。
⇒せん‐じ【戦時】
せんじ‐こうさい【戦時公債】🔗⭐🔉
せんじ‐こうさい【戦時公債】
戦時に、国家が軍事費調達のために発行する公債。軍事公債。
⇒せん‐じ【戦時】
せんじ‐こくさいこうほう【戦時国際公法】‥ハフ🔗⭐🔉
せんじ‐こくさいこうほう【戦時国際公法】‥ハフ
戦時における国際間の法律関係の規準を規定した法律の総称。交戦法規と中立法規とに分ける。戦時公法。戦時国際法。
⇒せん‐じ【戦時】
せんじ‐たいせい【戦時体制】🔗⭐🔉
せんじ‐たいせい【戦時体制】
戦争時に、それに対応してしかれる国内体制。
⇒せん‐じ【戦時】
せんじ‐ひょうじゅん‐せん【戦時標準船】‥ヘウ‥🔗⭐🔉
せんじ‐ひょうじゅん‐せん【戦時標準船】‥ヘウ‥
戦時に短期間に大量建造が可能なように設計された同一の型の船。第二次大戦中にアメリカ・イギリス・日本で多数建造。
⇒せん‐じ【戦時】
せんじ‐ふっきゅう【戦時復仇】‥フクキウ🔗⭐🔉
せんじ‐ふっきゅう【戦時復仇】‥フクキウ
一方の交戦国が、戦時法規に違反する行為をなした場合に、他の交戦国がそれに対応して戦時法規に反する行為をなすこと。
⇒せん‐じ【戦時】
せんじ‐へんせい【戦時編制】🔗⭐🔉
せんじ‐へんせい【戦時編制】
国防方針に基づいて定められた、戦時における軍の基本組織。↔平時編制。
⇒せん‐じ【戦時】
せんじ‐ほけん【戦時保険】🔗⭐🔉
せんじ‐ほけん【戦時保険】
(war risk)通常の保険では除外される、戦争に基づく保険事故に対し、保険金支払の責を負うものとする保険。戦争保険。
⇒せん‐じ【戦時】
せん‐しゃ【戦車】🔗⭐🔉
せん‐しゃ【戦車】
①戦闘に用いる車。古代中国やアッシリアなどで馬にひかせて使用。兵車。
②武装・装甲した車体にキャタピラーを備えた攻撃用兵器。第一次大戦に初めて出現。タンク。
せん‐しゅ【戦守】🔗⭐🔉
せん‐しゅ【戦守】
①進んでたたかうことと退いて守ること。攻守。
②たたかって守ること。守戦。
せん‐じゅつ【戦術】🔗⭐🔉
せん‐じゅつ【戦術】
(tactics)戦闘実行上の方策。一個の戦闘における戦闘力の使用法。一般に戦略に従属。転じて、ある目的を達成するための方法。「―を誤る」→戦略。
⇒せんじゅつ‐か【戦術家】
⇒せんじゅつ‐かく【戦術核】
せんじゅつ‐か【戦術家】🔗⭐🔉
せんじゅつ‐か【戦術家】
戦術をたてるのが得意の人。
⇒せん‐じゅつ【戦術】
せんじゅつ‐かく【戦術核】🔗⭐🔉
せんじゅつ‐かく【戦術核】
戦場で用いる核兵器で、原子砲弾・核爆雷・近距離核ミサイルなど。
⇒せん‐じゅつ【戦術】
せん‐しょ【戦書】🔗⭐🔉
せん‐しょ【戦書】
開戦の通知書。
せん‐しょう【戦捷】‥セフ🔗⭐🔉
せん‐しょう【戦捷】‥セフ
戦いに勝つこと。
せん‐しょう【戦勝】🔗⭐🔉
せん‐しょう【戦勝】
戦争に勝つこと。かちいくさ。「―国」
せん‐しょう【戦傷】‥シヤウ🔗⭐🔉
せん‐しょう【戦傷】‥シヤウ
軍人が戦闘で受けた傷。「―を負う」
⇒せんしょう‐し【戦傷死】
せん‐じょう【戦状】‥ジヤウ🔗⭐🔉
せん‐じょう【戦状】‥ジヤウ
戦争の状況。戦況。
せん‐じょう【戦場】‥ヂヤウ🔗⭐🔉
せん‐じょう【戦場】‥ヂヤウ
戦闘の行われる場所。戦地。
せんじょう‐が‐はら【戦場ヶ原】‥ヂヤウ‥🔗⭐🔉
せんじょう‐が‐はら【戦場ヶ原】‥ヂヤウ‥
栃木県奥日光、中禅寺湖の北方、男体なんたい山の西方に広がる湿原。土砂の流入による乾燥化が進行。
戦場ヶ原
撮影:関戸 勇
せんしょう‐し【戦傷死】‥シヤウ‥🔗⭐🔉
せんしょう‐し【戦傷死】‥シヤウ‥
戦傷がもとで死ぬこと。
⇒せん‐しょう【戦傷】
せん‐じん【戦陣】‥ヂン🔗⭐🔉
せん‐じん【戦陣】‥ヂン
①戦いのための陣営。また、戦場。「―に赴く」
②戦いの陣立て。戦法。「―をしく」
⇒せんじん‐くん【戦陣訓】
せん‐じん【戦塵】‥ヂン🔗⭐🔉
せん‐じん【戦塵】‥ヂン
戦場に起こるちり。転じて、戦争のさわぎ。戟塵げきじん。
せんじん‐くん【戦陣訓】‥ヂン‥🔗⭐🔉
せんじん‐くん【戦陣訓】‥ヂン‥
1941年(昭和16)東条英機陸相の名で全陸軍に下された、戦時下における将兵の心得。「生きて虜囚の辱はずかしめを受けず」の句が知られる。
⇒せん‐じん【戦陣】
せん‐せい【戦勢】🔗⭐🔉
せん‐せい【戦勢】
たたかいの形勢。
せん‐せき【戦跡】🔗⭐🔉
せん‐せき【戦跡】
戦闘のあった跡。
せん‐せき【戦績】🔗⭐🔉
せん‐せき【戦績】
①戦いの成績。武功。
②試合などの成績。
せん‐せん【戦船】🔗⭐🔉
せん‐せん【戦船】
いくさぶね。軍船。
せん‐せん【戦戦】🔗⭐🔉
せん‐せん【戦戦】
①おそれおののくさま。
②おそれつつしむさま。
⇒せんせん‐きょうきょう【戦戦兢兢・戦戦恐恐】
せん‐せん【戦線】🔗⭐🔉
せん‐せん【戦線】
①敵前陣地の最前列の線。戦闘部隊の占有する地点をつないだ仮想線で、交戦の区域。戦闘線。「―に送られる」「西部―」
②政治運動や社会運動で、闘争の場面または形態をたとえていう語。「人民―」「統一―」
せん‐ぜん【戦前】🔗⭐🔉
せん‐ぜん【戦前】
戦争開始の前。特に、第二次大戦の起こる前。↔戦後。
⇒せんぜん‐は【戦前派】
せんせん‐きょうきょう【戦戦兢兢・戦戦恐恐】🔗⭐🔉
せんせん‐きょうきょう【戦戦兢兢・戦戦恐恐】
おそれつつしむさま。(何かが起こりそうで)びくびくしているさま。「―としている」
⇒せん‐せん【戦戦】
せんぜん‐は【戦前派】🔗⭐🔉
せんぜん‐は【戦前派】
①(→)アバン‐ゲールに同じ。
②第二次大戦の前に成人した世代。
⇒せん‐ぜん【戦前】
せん‐そう【戦争】‥サウ🔗⭐🔉
せん‐そう【戦争】‥サウ
①たたかい。いくさ。合戦。
②武力による国家間の闘争。「―と平和」
⇒せんそう‐が【戦争画】
⇒せんそう‐はんざい【戦争犯罪】
⇒せんそう‐はんざい‐にん【戦争犯罪人】
⇒せんそう‐ぶんがく【戦争文学】
⇒せんそう‐ほけん【戦争保険】
せんそう‐が【戦争画】‥サウグワ🔗⭐🔉
せんそう‐が【戦争画】‥サウグワ
戦闘や戦時下の生活を題材とする絵画。戦勝記念・戦意高揚・武勲顕彰などの目的で制作することが多い。日本の合戦絵巻や、反戦絵画を含めることがある。
⇒せん‐そう【戦争】
せんそうとへいわ【戦争と平和】‥サウ‥🔗⭐🔉
せんそうとへいわ【戦争と平和】‥サウ‥
(Voina i mir ロシア)レフ=トルストイの長編小説。1865〜69年発表。1812年のナポレオンのロシア侵攻を背景に、貴族社会を中心として諸階層の人間の運命を描いた壮大な歴史絵巻。多くの歴史哲学的議論を含む。
せんそう‐はんざい【戦争犯罪】‥サウ‥🔗⭐🔉
せんそう‐はんざい【戦争犯罪】‥サウ‥
①国際条約で定められた戦闘法規に違反する行為。例えば、降伏者の殺傷、無防備都市の無差別攻撃、禁止兵器の使用など。戦時犯罪。
②広義には、第二次大戦以後に生じた犯罪の概念で、侵略戦争や国際法違反の戦争を行い、またはそのため共同の計画・謀議に参加する罪、すなわち平和に対する罪と、一般人民に対し行われた大量殺人、奴隷化、政治上・人種上・宗教上の迫害など、人道に対する罪。→国際軍事裁判→極東国際軍事裁判。
⇒せん‐そう【戦争】
せんそう‐はんざい‐にん【戦争犯罪人】‥サウ‥🔗⭐🔉
せんそう‐はんざい‐にん【戦争犯罪人】‥サウ‥
戦争犯罪を犯した人。略称、戦犯。
⇒せん‐そう【戦争】
せん‐と【戦図】🔗⭐🔉
せん‐と【戦図】
戦場の図面。転じて、戦場の範囲。
そよぎ【戦ぎ】🔗⭐🔉
そよぎ【戦ぎ】
そよぐこと。
そよ・ぐ【戦ぐ】🔗⭐🔉
そよ・ぐ【戦ぐ】
〔自五〕
(サヤグの母音交替形)そよそよと音をたてる。古今和歌集秋「稲葉―・ぎて秋風の吹く」。「風に―・ぐ木々の葉」
たたかい【戦い・闘い】タタカヒ🔗⭐🔉
たたかい【戦い・闘い】タタカヒ
①たたかうこと。打ち合うこと。
②戦争すること。いくさ。合戦。また、軍勢。
③技芸などの優劣を争うこと。勝負。
⇒たたかい‐の‐にわ【戦いの庭】
たたかい‐の‐にわ【戦いの庭】タタカヒ‥ニハ🔗⭐🔉
たたかい‐の‐にわ【戦いの庭】タタカヒ‥ニハ
戦場。いくさのにわ。今昔物語集17「俄に―に一人の小さき僧出で来りて」
⇒たたかい【戦い・闘い】
たたか・う【戦う・闘う】タタカフ🔗⭐🔉
たたか・う【戦う・闘う】タタカフ
〔自他五〕
(タタ(叩)クに接尾語フの付いた語)
①叩きつづける。また、撃ち合って勝ちを争う。日本霊異記上「斧を執りて父を殴たたかふ」
②互いに兵を出して攻め合う。戦争する。平家物語10「一日―・ひ暮して夜に入りければ平家の舟は沖に浮ぶ」。「敵と―・う」
③互いに力・技・知恵などを比べて優劣を争う。「決勝戦を―・う」
④障害・困難などをのりこえようとする。「病気と―・う」
◇武力を用いて争う場合やスポーツなど、広く一般には「戦」を用い、利害の対立する者が争ったり、障害や困難にうち勝とうと努めたりする場合は、多く「闘」を用いる。
たたかわ・す【戦わす・闘わす】タタカハス🔗⭐🔉
たたかわ・す【戦わす・闘わす】タタカハス
〔他五〕
双方が激しく競い合う。「議論を―・す」
[漢]戦🔗⭐🔉
戦 字形
筆順
〔戈部9画/13画/教育/3279・406F〕
[戰] 字形
〔戈部12画/16画/5705・5925〕
〔音〕セン(呉)(漢)
〔訓〕いくさ・たたかう・おののく
[意味]
①武器をもってたたかう。いくさ。「戦争・戦乱・戦士・戦略・作戦・合戦かっせん・挑戦・戦病死」
②勝負をあらそう。競争。試合。「論戦・舌戦・名人戦・定期戦」
③恐ろしくてふるえおののく。「戦慄せんりつ・戦戦兢兢せんせんきょうきょう」
[解字]
形声。「戈」(=ほこ)+音符「單」(=たたく)。ほこで敵をなぎ倒す意。
[下ツキ
悪戦苦闘・一戦・厭戦・応戦・会戦・海戦・開戦・火戦・合戦・観戦・休戦・苦戦・激戦・決戦・血戦・交戦・好戦・抗戦・混戦・作戦・策戦・参戦・実戦・終戦・主戦・商戦・緒戦・征戦・聖戦・接戦・舌戦・前哨戦・宣戦・善戦・速戦即決・大戦・対戦・挑戦・停戦・転戦・督戦・内戦・熱戦・敗戦・反戦・非戦論・筆戦・百戦練磨・不戦・奮戦・防戦・夜戦・野戦・勇戦・乱戦・力戦・陸戦・臨戦・冷戦・歴戦・連戦・論戦・和戦
筆順
〔戈部9画/13画/教育/3279・406F〕
[戰] 字形
〔戈部12画/16画/5705・5925〕
〔音〕セン(呉)(漢)
〔訓〕いくさ・たたかう・おののく
[意味]
①武器をもってたたかう。いくさ。「戦争・戦乱・戦士・戦略・作戦・合戦かっせん・挑戦・戦病死」
②勝負をあらそう。競争。試合。「論戦・舌戦・名人戦・定期戦」
③恐ろしくてふるえおののく。「戦慄せんりつ・戦戦兢兢せんせんきょうきょう」
[解字]
形声。「戈」(=ほこ)+音符「單」(=たたく)。ほこで敵をなぎ倒す意。
[下ツキ
悪戦苦闘・一戦・厭戦・応戦・会戦・海戦・開戦・火戦・合戦・観戦・休戦・苦戦・激戦・決戦・血戦・交戦・好戦・抗戦・混戦・作戦・策戦・参戦・実戦・終戦・主戦・商戦・緒戦・征戦・聖戦・接戦・舌戦・前哨戦・宣戦・善戦・速戦即決・大戦・対戦・挑戦・停戦・転戦・督戦・内戦・熱戦・敗戦・反戦・非戦論・筆戦・百戦練磨・不戦・奮戦・防戦・夜戦・野戦・勇戦・乱戦・力戦・陸戦・臨戦・冷戦・歴戦・連戦・論戦・和戦
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いくさ【戦・軍】🔗⭐🔉
いくさ [3][0] 【戦・軍】
(1)たたかい。戦争。合戦。
(2)軍勢。兵隊。「千万(チヨロズ)の―なりとも言挙げせず/万葉 972」
(3)弓を射るわざ。「―習ふ所を築かしむ/日本書紀(持統訓)」
いくさ=を見て矢を矧(ハ)ぐ🔗⭐🔉
――を見て矢を矧(ハ)ぐ
事が起こってから,あわてて用意をすることのたとえ。泥棒を見て縄をなう。
おののき【戦き】🔗⭐🔉
おののき ヲノノキ [0] 【戦き】
怖くて震えること。戦慄(センリツ)。
おのの・く【戦く】🔗⭐🔉
おのの・く ヲノノク [3] 【戦く】 (動カ五[四])
〔「わななく」の母音交替形〕
恐怖・寒さ・興奮などで震える。「恐怖に―・く」
せん-い【戦意】🔗⭐🔉
せん-い [1] 【戦意】
戦おうとする意志。闘志。「―喪失」
せん-いき【戦域】🔗⭐🔉
せん-いき ―
キ [0] 【戦域】
戦闘の区域。戦いの場。
キ [0] 【戦域】
戦闘の区域。戦いの場。
せんいき-かく【戦域核】🔗⭐🔉
せんいき-かく ―
キ― [4] 【戦域核】
⇒中距離核戦力(チユウキヨリカクセンリヨク)
キ― [4] 【戦域核】
⇒中距離核戦力(チユウキヨリカクセンリヨク)
せん-うん【戦雲】🔗⭐🔉
せん-うん [0] 【戦雲】
戦争の起こりそうな気配。また,戦争。「―が垂れこめる」「―急を告げる」
せん-か【戦火】🔗⭐🔉
せん-か ―クワ [1] 【戦火】
(1)戦争によって起こる火災。兵火。
(2)戦争。「―を交える」
せん-か【戦果】🔗⭐🔉
せん-か ―クワ [1] 【戦果】
(1)戦闘・戦争において上げた成果。「赫赫(カクカク)たる―」
(2)何事かをして得た成果。
せん-か【戦渦】🔗⭐🔉
せん-か ―クワ [1] 【戦渦】
戦争によって生じる混乱。「―に巻きこまれる」
せん-か【戦禍】🔗⭐🔉
せん-か ―クワ [1] 【戦禍】
戦争による被害。「―を被る」
せん-かん【戦艦】🔗⭐🔉
せん-かん [0] 【戦艦】
(1)軍艦の艦種の一。強大な砲力を備え,堅牢な防御をもち,艦隊の主力となって敵艦隊撃滅を任務とする艦。普通,艦型も最も大きく,その保有が一国の海軍力のシンボルともされたが,第二次大戦以降,主力艦としての座は空母にとってかわられた。
(2)戦争に用いる船。いくさぶね。軍艦。戦闘艦。
せんかん-き【戦間期】🔗⭐🔉
せんかん-き [3] 【戦間期】
第一次大戦の終結(1918年)から第二次大戦の勃発(39年)に至る約20年の期間。
せん-き【戦記】🔗⭐🔉
せん-き [1] 【戦記】
戦争や戦闘に関する記録。軍記。
せんき-ものがたり【戦記物語】🔗⭐🔉
せんき-ものがたり [6] 【戦記物語】
⇒軍記物語(グンキモノガタリ)
せん-き【戦旗】🔗⭐🔉
せん-き [1] 【戦旗】
戦争のときに用いる旗。いくさばた。
せんき【戦旗】🔗⭐🔉
せんき 【戦旗】
文芸誌。全日本無産者芸術連盟(ナップ)の機関誌として1928年(昭和3)5月創刊。31年12月廃刊。労働者・農民に対する啓蒙活動を目指した。
せん-き【戦機】🔗⭐🔉
せん-き [1] 【戦機】
(1)戦うのに適した時期。「―が熟す」
(2)戦争上の機密。軍事的な秘密。軍機。
せん-きょう【戦況】🔗⭐🔉
せん-きょう ―キヤウ [0] 【戦況】
戦争・戦闘の状況。
せん-きょく【戦局】🔗⭐🔉
せん-きょく [0] 【戦局】
戦争の成り行き。戦いの局面。戦いの形勢。「―に重大変化が見られる」
せん-くん【戦訓】🔗⭐🔉
せん-くん [0] 【戦訓】
実際の戦闘から受けた教訓。
せん-くん【戦勲】🔗⭐🔉
せん-くん [0] 【戦勲】
戦争でたてたてがら。戦功。軍功。
せん-こ【戦鼓】🔗⭐🔉
せん-こ [1] 【戦鼓】
戦場で合図に打ち鳴らす太鼓。陣太鼓。
せん-ご【戦後】🔗⭐🔉
せん-ご [0][1] 【戦後】
戦争の終わったあと。特に第二次大戦のあとをいう。
せんご-かいかく【戦後改革】🔗⭐🔉
せんご-かいかく [4] 【戦後改革】
第二次大戦の日本の降伏後,占領軍が主体になって行われた非軍事化と民主化をめざす改革の総称。平和憲法の制定,絶対主義的天皇制の象徴天皇制への転換,財閥解体,農地改革,教育の民主化など。
せんご-きょうこう【戦後恐慌】🔗⭐🔉
せんご-きょうこう ―クワウ [4] 【戦後恐慌】
第一次大戦後の1920年(大正9)に主要な資本主義国を襲った深刻な恐慌。
せんご-は【戦後派】🔗⭐🔉
せんご-は [0] 【戦後派】
(1)第二次大戦後に育った人々。
(2)「戦後派文学」の略。
せんご-は-ぶんがく【戦後派文学】🔗⭐🔉
せんご-は-ぶんがく [5] 【戦後派文学】
第二次大戦後に登場した文学の一派。心理主義的・実存主義的手法を取り入れ,政治と文学の問題を軸に戦争責任・主体性の問題などを主題として追求した。主な作家・批評家に野間宏・椎名麟三・梅崎春生・大岡昇平・武田泰淳・埴谷雄高らがいる。
せんご-ほしょう-もんだい【戦後補償問題】🔗⭐🔉
せんご-ほしょう-もんだい ―ホシヤウ― [7] 【戦後補償問題】
強制徴用・強制連行・強制労働など,第二次大戦時の日本の戦争行為によって被害を受けた個人に対する補償問題。講和条約等による処理では救済が不十分であったため1990年(平成2)前後から特に強く主張されるようになった。
せん-こう【戦功】🔗⭐🔉
せん-こう [0] 【戦功】
戦争であげた功績。軍功。
せん-ごく【戦国】🔗⭐🔉
せん-ごく [0] 【戦国】
(1)戦争で混乱した世の中。群雄が割拠し互いに争った世。また,その争った国々。
(2)「戦国時代」の略。
せんごく-かほう【戦国家法】🔗⭐🔉
せんごく-かほう ―ハフ [5] 【戦国家法】
⇒分国法(ブンコクホウ)
せんごく-じだい【戦国時代】🔗⭐🔉
せんごく-じだい [5] 【戦国時代】
(1)日本史で,応仁の乱(1467-1477)から1568年の織田信長入京頃までの混乱期をいうが異説もある。群雄割拠,戦国大名の登場と下剋上の時代で,各地に戦乱が続いた。
(2)中国史で,東周の後期。一般に晋の有力貴族の韓・魏(ギ)・趙(チヨウ)三氏が晋を三分して諸侯に封ぜられた前403年から秦が中国を統一した前221年までの動乱期をいう。
(3)多くの者が互いに勢力を伸ばそうとして,激しく争う時代。戦国。「コンピューター業界は―の様相を見せている」
せんごく-だいみょう【戦国大名】🔗⭐🔉
せんごく-だいみょう ―ミヤウ [5] 【戦国大名】
戦国時代,各地に割拠して分権的な小封建国家を形成した大名。守護代や土豪が主家を倒して大名化した者が多かった。
せんごく-の-しちゆう【戦国の七雄】🔗⭐🔉
せんごく-の-しちゆう 【戦国の七雄】
中国,戦国時代の韓・魏・趙・斉(田斉)・秦・楚(ソ)・燕(エン)の七大強国。
せんごくさく【戦国策】🔗⭐🔉
せんごくさく 【戦国策】
中国,戦国時代の史書。三三編。縦横家の説いた策略を国別に集めたもの。もといくつかの書であったものを前漢の劉向(リユウキヨウ)が整理編集。国策。
せん-さい【戦災】🔗⭐🔉
せん-さい [0] 【戦災】
戦争による災害。「―に遭う」
せんさい-こじ【戦災孤児】🔗⭐🔉
せんさい-こじ [5] 【戦災孤児】
戦災で両親を失った子供。
せんさい-ふっこういん【戦災復興院】🔗⭐🔉
せんさい-ふっこういん ―フクコウ
ン 【戦災復興院】
1945年(昭和20)11月,戦災に遭った市街地や住宅を再建するために設けられた政府機関。
ン 【戦災復興院】
1945年(昭和20)11月,戦災に遭った市街地や住宅を再建するために設けられた政府機関。
せん-さい【戦債】🔗⭐🔉
せん-さい [0] 【戦債】
戦争の費用にあてるために発行される国債。戦時公債。
せん-し【戦士】🔗⭐🔉
せん-し [1] 【戦士】
(1)戦場で戦う者。兵士。
(2)生存競争の激しい事業などの第一線で活動している人。「企業―」
せん-し【戦史】🔗⭐🔉
せん-し [1] 【戦史】
戦争の歴史。戦争の記録。
せん-し【戦史】🔗⭐🔉
せん-し 【戦史】
〔原題 (ギリシヤ) Historiai「歴史」とも〕
歴史書。八巻。ツキディデス著。ペロポネソス戦争((前431-前404))の経過を開戦前から前411年の途中まで編年体で記す。未完。
せん-し【戦死】🔗⭐🔉
せん-し [0] 【戦死】 (名)スル
兵士が戦闘によって死ぬこと。うちじに。「南方で―する」「―者」
せん-じ【戦事】🔗⭐🔉
せん-じ [1] 【戦事】
戦争に関する事柄。兵事。
せんじ-きょうさんしゅぎ【戦時共産主義】🔗⭐🔉
せんじ-きょうさんしゅぎ [8] 【戦時共産主義】
ロシア革命直後ソビエト政府が反革命軍と外国干渉軍に対処するためにとった統制経済政策。自由商工業の禁止,食糧の強制徴発,労働義務制など。
せんじ-きんせいひん【戦時禁制品】🔗⭐🔉
せんじ-きんせいひん [0] 【戦時禁制品】
戦時国際法上,交戦国の一方への輸送・供給を他方の交戦国が防止できる物品。絶対的禁制品(兵器・弾薬など)と,相対的または条件付き禁制品とがある。
せんじ-こうさい【戦時公債】🔗⭐🔉
せんじ-こうさい [4] 【戦時公債】
戦争中,軍事費にあてるために国家が発行する公債。軍事公債。
せんじ-こくさいほう【戦時国際法】🔗⭐🔉
せんじ-こくさいほう ―ハフ [0] 【戦時国際法】
戦時に適用される国際法の総称。交戦国間の関係を定める交戦法規と,交戦国と中立国間の関係を定める中立法規がある。戦時国際公法。戦時公法。
せんじ-たいせい【戦時体制】🔗⭐🔉
せんじ-たいせい [4] 【戦時体制】
戦争を続けるためにとられる国内の政治および経済の構え。
せんじ-ちゅう【戦時中】🔗⭐🔉
せんじ-ちゅう [0] 【戦時中】
戦争が行われている間。特に,第二次世界大戦が行われていた間。戦争中。戦中。
せんじ-ばいしょう【戦時賠償】🔗⭐🔉
せんじ-ばいしょう ―シヤウ [4] 【戦時賠償】
戦争に起因して交戦国に生じた一切の損失・損害に対する補償・賠償のこと。戦争法規違反の行為に対して請求される損害賠償に限定されない。通常は講和条約で処理される。戦争賠償。
せんじ-はんざい【戦時犯罪】🔗⭐🔉
せんじ-はんざい [4] 【戦時犯罪】
交戦法規に違反する行為。降伏者の殺傷,禁止兵器の使用など。戦争犯罪。
せんじ-ふっきゅう【戦時復仇】🔗⭐🔉
せんじ-ふっきゅう ―フクキウ [4] 【戦時復仇】
交戦国の一方が戦時法規に違反する行為をした場合,他の交戦国が行う同程度の違反行為。適法とされるが戦争拡大の一因となりやすい。
せんじ-りっぽう【戦時立法】🔗⭐🔉
せんじ-りっぽう ―パフ [4] 【戦時立法】
戦争に対処するため,戦争時に,または戦争を想定して制定される法規の総称。第二次大戦直前に制定された国家総動員法など。
せん-しゃ【戦車】🔗⭐🔉
せん-しゃ [1] 【戦車】
(1)厚い装甲で全体を防護し,火砲を搭載してキャタピラで走行する車両。第一次大戦で初めて登場。タンク。
(2)兵士を乗せ,馬に引かせた戦闘用の車。古代中国・ローマなどで用いられた。兵車。
せん-しゅ【戦守】🔗⭐🔉
せん-しゅ [1] 【戦守】
(1)攻めることと守ること。
(2)戦って守ること。
せん-じゅつ【戦術】🔗⭐🔉
せん-じゅつ [0] 【戦術】
(1)個々の具体的な戦闘における戦闘力の使用法。普通,長期・広範の展望をもつ戦略の下位に属する。
(2)一定の目的を達成するためにとられる手段・方法。「牛歩―」
せんじゅつ-か【戦術家】🔗⭐🔉
せんじゅつ-か [0] 【戦術家】
戦術をたてる人。また,戦術にたけた人。
せんじゅつ-かく【戦術核】🔗⭐🔉
せんじゅつ-かく [4] 【戦術核】
戦場での軍事目標攻撃用の核兵器。
→戦略核
せん-しょ【戦書】🔗⭐🔉
せん-しょ [1] 【戦書】
開戦の通知書。宣戦布告の書。
せん-しょう【戦傷】🔗⭐🔉
せん-しょう ―シヤウ [0] 【戦傷】
戦闘で受けた傷。
せんしょう-し【戦傷死】🔗⭐🔉
せんしょう-し ―シヤウ― [3] 【戦傷死】
戦闘で受けた傷が原因で死ぬこと。
そよが・す【戦がす】🔗⭐🔉
そよが・す [3] 【戦がす】 (動サ五[四])
風がそよそよと軽い物をゆるがす。「風が木の葉を―・す」
そよぎ【戦ぎ】🔗⭐🔉
そよぎ [3] 【戦ぎ】
そよぐこと。「木の葉の―」
そよ・ぐ【戦ぐ】🔗⭐🔉
そよ・ぐ [2] 【戦ぐ】 (動ガ五[四])
草木などが風に吹かれ,静かな音を立てながらゆれ動く。「あしの葉が―・ぐ」
たたかい【戦い・闘い】🔗⭐🔉
たたかい タタカヒ [0] 【戦い・闘い】
(1)たたかうこと。争い。戦争。戦闘。「―を宣する」「激烈な―の場」
(2)技芸などの優劣を争うこと。競技。試合。
(3)軍勢。軍隊。「胡国の―こはくして/平家 2」
たたか・う【戦う・闘う】🔗⭐🔉
たたか・う タタカフ [0] 【戦う・闘う】 (動ワ五[ハ四])
〔動詞「たたく」の未然形に接尾語「ふ」の付いた語〕
(1)武力をもって互いに攻め合う。争う。「隣国と―・う」
(2)技芸や力の優劣を競う。勝負する。「横綱と互角に―・う」
(3)利害を異にする者が,自分の利益を守ったり獲得したりするために争う。「労使が―・う」
(4)困難や苦しみに負けないよう努力する。「難病と―・う」「暑さと―・う」
(5)繰り返し叩く。叩き合う。「小(スコ)しきの事に依りて,此の童と―・ひ合ひて/今昔 12」
[可能] たたかえる
たたかわ・す【戦わす】🔗⭐🔉
たたかわ・す タタカハス [0][4] 【戦わす】 (動サ五[四])
力・技などをきそう。激しくやりあう。「議論を―・す」
おののく【戦く】(和英)🔗⭐🔉
せんい【戦意(を失う)】(和英)🔗⭐🔉
せんい【戦意(を失う)】
(lose) one's fighting spirit.
せんいき【戦域】(和英)🔗⭐🔉
せんいき【戦域】
a theater of war.‖戦域核兵器 theater nuclear weapons.
せんうん【戦雲】(和英)🔗⭐🔉
せんうん【戦雲】
war clouds.
せんか【戦火】(和英)🔗⭐🔉
せんか【戦火】
war;→英和
war disasters.
せんか【戦果】(和英)🔗⭐🔉
せんか【戦果】
war results.
せんか【戦禍】(和英)🔗⭐🔉
せんか【戦禍】
the evils[horrors]of war.〜を受けた war-torn.〜より救う savefrom war.
せんかん【戦艦】(和英)🔗⭐🔉
せんかん【戦艦】
a battleship.→英和
せんき【戦記】(和英)🔗⭐🔉
せんき【戦記】
a record of a war;→英和
a war history.
せんき【戦機】(和英)🔗⭐🔉
せんき【戦機】
the time for fighting.〜の熟するのを待つ wait for the time to strike.
せんきょう【戦況】(和英)🔗⭐🔉
せんきょう【戦況】
the progress of a battle;→英和
the war situation.
せんきょく【戦局】(和英)🔗⭐🔉
せんきょく【戦局】
the tide of war.
せんご【戦後の】(和英)🔗⭐🔉
せんこう【戦功】(和英)🔗⭐🔉
せんこう【戦功】
distinguished services in war.〜をたてる distinguish oneself in war.
せんごくじだい【戦国時代】(和英)🔗⭐🔉
せんごくじだい【戦国時代】
a turbulent age;the age of (civil) wars.
せんさい【戦災】(和英)🔗⭐🔉
せんさい【戦災】
war damage.‖戦災孤児 a war orphan.戦災者 a war victim[sufferer].戦災地 war-damaged areas.
せんさい【戦債】(和英)🔗⭐🔉
せんさい【戦債】
war bonds.
せんし【戦士】(和英)🔗⭐🔉
せんし【戦士】
a combatant.→英和
無名戦士 an unknown soldier.
せんし【戦死】(和英)🔗⭐🔉
せんし【戦死】
death in battle.〜する fall[be killed]in battle[action].‖戦死者 a fallen soldier;the war dead (総称).
せんじ【戦時】(和英)🔗⭐🔉
せんしゃ【戦車】(和英)🔗⭐🔉
せんしゃ【戦車】
a tank.→英和
‖戦車隊(砲) a tank corps (gun).戦車兵 a tankman.
せんせんきょうきょう【戦々恐々としている】(和英)🔗⭐🔉
せんせんきょうきょう【戦々恐々としている】
be trembling with fear.
そよぐ【戦ぐ】(和英)🔗⭐🔉
たたかい【戦い】(和英)🔗⭐🔉
たたかいぬく【戦い抜く】(和英)🔗⭐🔉
たたかいぬく【戦い抜く】
fight it out;fight to a[the]finish.→英和
たたかう【戦う】(和英)🔗⭐🔉
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