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広辞苑の検索結果 (35)
つまみ【撮み・摘み・抓み】🔗⭐🔉
つまみ【撮み・摘み・抓み】
①つまむこと。つまんだ量。「ほんのひと―」
②つまみ持つように器具などに取り付けた部分。とって。「なべぶたの―」
③「つまみもの」の略。おつまみ。「枝豆を―にする」
⇒つまみ‐あらい【撮み洗い】
⇒つまみ‐ぐい【撮み食い】
⇒つまみ‐ざいく【撮み細工・摘み細工】
⇒つまみ‐だ【摘み田】
⇒つまみ‐だか【抓高】
⇒つまみ‐たぼ【摘み髱】
⇒つまみ‐な【撮み菜】
⇒つまみ‐ぬい【撮み縫い】
⇒つまみ‐もの【摘み物】
⇒つまみ‐ももだち【撮み股立】
つまみ‐ざいく【撮み細工・摘み細工】🔗⭐🔉
つまみ‐ざいく【撮み細工・摘み細工】
手芸の一種。縮緬ちりめんや絹の小片をつまんで小さく折りたたみ、台紙などに数多く貼りつけ、また互いに縫い合わせて、花鳥・虫魚などの形を表すもの。薬玉・羽子板・髪飾などに施す。
⇒つまみ【撮み・摘み・抓み】
つまみ‐だ【摘み田】🔗⭐🔉
つまみ‐だ【摘み田】
籾もみを直播じかまきする田。また、その作業。
⇒つまみ【撮み・摘み・抓み】
つまみ‐たぼ【摘み髱】🔗⭐🔉
つまみ‐たぼ【摘み髱】
手でちょっとつまんで張り出させたたぼ。浮世風呂2「みんな―でございました」
⇒つまみ【撮み・摘み・抓み】
つまみ‐もの【摘み物】🔗⭐🔉
つまみ‐もの【摘み物】
①食事の際、最初に出す簡単な食品。
②つまんで食べられるような簡単な酒の肴。
⇒つまみ【撮み・摘み・抓み】
つま・む【撮む・摘む・抓む】🔗⭐🔉
つま・む【撮む・摘む・抓む】
〔他五〕
(「つま(爪)」を活用させた語)
①指先で挟みもつ。日葡辞書「サカナヲツマム」。「鼻を―・む」
②転じて、指先や箸で取って食べる。「すしを―・む」
③要点を取り出す。摘要する。「大意を―・んで述べよ」
④人をあざける。ののしる。〈日葡辞書〉
⑤(受身の形で用いる)狐・狸などが人をばかす。歌舞伎、三人吉三廓初買「扨はいよいよ―・まれたか」。「狐に―・まれる」
つみ【摘み】🔗⭐🔉
つみ【摘み】
摘むこと。古事記上「蒜ひる―に我が行く道の」
つみ‐あ・ぐ【摘み上ぐ】🔗⭐🔉
つみ‐あ・ぐ【摘み上ぐ】
〔他下二〕
つまみあげる。万葉集20「み裳の裾―・げかきなで」
つみ‐いれ【摘入れ】🔗⭐🔉
つみ‐いれ【摘入れ】
⇒つみれ
つみ‐え【摘餌】‥ヱ🔗⭐🔉
つみ‐え【摘餌】‥ヱ
鳥のついばみ食う餌。
つみ‐がみ【摘み髪】🔗⭐🔉
つみ‐がみ【摘み髪】
後家の茶筌ちゃせん髪。転じて、後家。徳和歌後万載集恋「こと人を思ひにつくる―やなきつま櫛もさすが忘れて」
つみ‐くさ【摘み草】🔗⭐🔉
つみ‐くさ【摘み草】
春の野に出て、若菜や草花を摘むこと。〈[季]春〉
つみ‐た【摘田】🔗⭐🔉
つみ‐た【摘田】
水の多い水田などで、別に苗代なわしろを作らず、じかに籾もみを蒔き、苗になってから多過ぎる所を適宜に間引きする田。蒔田。
つみ‐と・る【摘み取る】🔗⭐🔉
つみ‐と・る【摘み取る】
〔他五〕
植物の芽・実などを、指でつまんで取る。比喩的に、事が大きくならないうちに取り除く。「新茶を―・る」「悪の芽を―・る」
つみ‐な【摘み菜】🔗⭐🔉
つみ‐な【摘み菜】
芽を出して間もない若い菜を摘みとること。また、その菜。
つみれ【摘入・抓入】🔗⭐🔉
つみれ【摘入・抓入】
(ツミイレの約)魚の擂すり身に卵・小麦粉・塩などを加えてすり合わせ、少しずつすくい取り、ゆでたもの。鍋の具や汁の実とする。
つみ‐わた【摘み綿】🔗⭐🔉
つ・む【摘む・抓む】🔗⭐🔉
つ・む【摘む・抓む】
〔他五〕
(爪つまを活用させた語)
①指先または爪先で挟みとる。つまみ切る。万葉集8「すみれ―・みにと」。「わらびを―・む」「茶を―・む」
②転じて、はさみなどで切り取る。刈り取る。「髪を―・む」
③爪先で強く挟む。つねる。つめる。万葉集17「万代と心はとけて吾が背子が―・みし手見つつしのびかねつも」。源氏物語東屋「げすげすしき女と覚して、手をいたく―・ませ給へるこそ」
④指先でつまむ。万葉集20「ははそ葉の母の命は御裳みもの裾―・みあげ掻き撫で」
てき‐か【摘花】‥クワ🔗⭐🔉
てき‐か【摘花】‥クワ
①花を摘つむこと。
②果樹などで結実量を調節するために開花期に花を間引くこと。薬剤も用いられる。
摘花
撮影:関戸 勇
てき‐か【摘果】‥クワ🔗⭐🔉
てき‐か【摘果】‥クワ
果樹や果菜で、結実量を調節し果実の大きさをそろえるために、果実の幼い時に間引くこと。
てき‐が【摘芽】🔗⭐🔉
てき‐が【摘芽】
作物の幼芽(頂芽と腋芽)を摘むこと。作物の養分を主軸または特定の枝・花・果実または地下茎などに集中し、発育を調節するために行う。芽掻き。
てき‐さい【摘載】🔗⭐🔉
てき‐さい【摘載】
大要をかいつまんで記載すること。
てき‐し【摘示】🔗⭐🔉
てき‐し【摘示】
かいつまんで示すこと。
てき‐しゅつ【摘出】🔗⭐🔉
てき‐しゅつ【摘出】
①つまみだすこと。ぬきだすこと。「弾丸を―する」「要点の―」
②悪事などをあばきだすこと。「不正の―」
てき‐じょ【摘除】‥ヂヨ🔗⭐🔉
てき‐じょ【摘除】‥ヂヨ
悪い部分を摘出して取り除くこと。
てき‐そう【摘桑】‥サウ🔗⭐🔉
てき‐そう【摘桑】‥サウ
養蚕で、クワの枝から葉を摘みとる作業。くわつみ。
てき‐はつ【摘発】🔗⭐🔉
てき‐はつ【摘発】
悪事などをあばいて公表すること。「脱税を―する」
○敵は本能寺に在りてきはほんのうじにあり
(明智光秀が、備中の毛利勢を攻めると称して出陣し、織田信長を本能寺に攻めた故事)真の目的は別の所にある、の意。
⇒てき【敵】
てき‐よう【摘要】‥エウ🔗⭐🔉
てき‐よう【摘要】‥エウ
要点を抜き出して記すこと。また、その抜書き。「講演の―」
てき‐らい【摘蕾】🔗⭐🔉
てき‐らい【摘蕾】
大きな果実を得るためなどに、適量以上の余分な蕾つぼみを摘つみ取ること。
てき‐ろく【摘録】🔗⭐🔉
てき‐ろく【摘録】
要点をかいつまんでしるすこと。また、その記録。
てっ‐き【摘記】テキ‥🔗⭐🔉
てっ‐き【摘記】テキ‥
かいつまんでしるすこと。また、その記録。摘録。
[漢]摘🔗⭐🔉
摘 字形
筆順
〔手(扌)部11画/14画/常用/3706・4526〕
〔音〕テキ(漢)
〔訓〕つむ
[意味]
つむ。つまみとる。えらびだす。「摘出・指摘・摘録・摘要・摘発」
[解字]
形声。「手」+音符「
」(=しめる。まとめる)。手でにぎってちぎりとる意。
筆順
〔手(扌)部11画/14画/常用/3706・4526〕
〔音〕テキ(漢)
〔訓〕つむ
[意味]
つむ。つまみとる。えらびだす。「摘出・指摘・摘録・摘要・摘発」
[解字]
形声。「手」+音符「
」(=しめる。まとめる)。手でにぎってちぎりとる意。
大辞林の検索結果 (48)
つまみ【摘まみ・撮み・抓み】🔗⭐🔉
つまみ [0] 【摘まみ・撮み・抓み】
(1)つまんだ分量。「塩を一―加える」
(2)つまんで持つために器具や機械などに取り付けた部分。「鍋の蓋の―」
(3)手軽な酒のさかな。つまみもの。おつまみ。「ビールの―」
つまみ-あらい【摘まみ洗い】🔗⭐🔉
つまみ-あらい ―アラヒ [4] 【摘まみ洗い】 (名)スル
布・衣服などの汚れた部分だけをつまんで洗うこと。
つまみ-ぐい【摘まみ食い】🔗⭐🔉
つまみ-ぐい ―グヒ [0] 【摘まみ食い】 (名)スル
(1)食べ物を箸(ハシ)を用いず指先でつまんで食うこと。
(2)こっそり盗み食いをすること。
(3)公金などを少しずつ不正に使うこと。
つまみ-な【摘まみ菜】🔗⭐🔉
つまみ-な [0] 【摘まみ菜】
間引き取ったダイコンなどの若い菜。おひたしや味噌汁の具とする。
つまみ-もの【摘まみ物】🔗⭐🔉
つまみ-もの [0] 【摘まみ物】
酒に添えて出す簡単な食べ物。つまみ。おつまみ。
つまみ-だ・す【摘まみ出す・撮み出す】🔗⭐🔉
つまみ-だ・す [4] 【摘まみ出す・撮み出す】 (動サ五[四])
(1)指先などでつまんで外に出す。「箱から玉を―・す」
(2)人を乱暴に外に追い出す。「生意気を言うと,外に―・すぞ」
つまみ-と・る【摘まみ取る・撮み取る】🔗⭐🔉
つまみ-と・る [4] 【摘まみ取る・撮み取る】 (動ラ五[四])
指先などでつまんでとる。「芽を―・る」
[可能] つまみとれる
つま・む【摘まむ・撮む・抓む】🔗⭐🔉
つま・む [0] 【摘まむ・撮む・抓む】 (動マ五[四])
〔「爪(ツメ)」を動詞化した語〕
(1)指や棒などの先で挟んで持つ。「ピンセットで―・む」「ごみを―・んで捨てる」
(2)少量を指先などではさんで食べる。「お菓子を―・む」「すしを―・む」「台所で―・む」
(3)要点を抜き出す。要約する。かいつまむ。「要点を―・んで話す」
(4)(多く「つままれる」の形で)ばかされる。「キツネに―・まれたようだ」
(5)人を愚弄する。[日葡]
[可能] つまめる
つみ-いれ【摘(み)入れ】🔗⭐🔉
つみ-いれ [0] 【摘(み)入れ】
「つみれ(摘入)」に同じ。
つみ-がみ【摘み髪】🔗⭐🔉
つみ-がみ 【摘み髪】
未亡人が喪のしるしに髪を切り,茶筅(チヤセン)髪を結うこと。また,その人。後家。「―の前厄らしい美しさ/柳多留 2」
つみ-くさ【摘(み)草】🔗⭐🔉
つみ-くさ [0] 【摘(み)草】 (名)スル
春の野原に出て,若菜や草花を摘むこと。[季]春。
つみ-た【摘(み)田】🔗⭐🔉
つみ-た [0] 【摘(み)田】
「蒔(マ)き田」に同じ。
つみ-と・る【摘(み)取る】🔗⭐🔉
つみ-と・る [3] 【摘(み)取る】 (動ラ五[四])
(1)植物の実や芽を,指先でつまんで取る。「芽を―・る」
(2)(好ましくないものが)大きくならないように取り除く。「悪の芽を―・る」
[可能] つみとれる
つみ-な【摘(み)菜】🔗⭐🔉
つみ-な [0] 【摘(み)菜】
ダイコン・カブ・コマツナなどの,芽を出して間もない若い菜を摘みとること。また,その菜。間引き菜。小菜(コナ)。[季]秋。
つみれ【摘入】🔗⭐🔉
つみれ [0] 【摘入】
〔「つみいれ」の転〕
(1)すりつぶした魚肉を卵や小麦粉などをつなぎにしてこね合わせ,少しずつ摘み取ってまるめ,汁に入れて煮たもの。
(2)魚肉をすって団子のようにまるめて蒸したもの。つみいれはんぺん。
つみ-わた【摘(み)綿】🔗⭐🔉
つみ-わた [0] 【摘(み)綿】
真綿を薄く広げたもの。小袖の綿入れなどに入れる。
つ・む【摘む】🔗⭐🔉
つ・む [0] 【摘む】 (動マ五[四])
〔「爪」と同源〕
(1)(「抓む」とも書く)指先や爪の先などではさみとる。「茶を―・む」「草を―・む」
(2)はさみなどで先を刈る。髪や植木などを刈る。「枝を―・む」「頭髪(カミ)なんか―・んで,大層綺麗におめかしして/別れたる妻に送る手紙(秋江)」
(3)指先で強くはさむ。つねる。「手をいたく―・ませ給へるこそ/源氏(東屋)」
(4)指先ではさんで持つ。「御裳(ミモ)の裾―・み上げ掻き撫で/万葉 4408」
[可能] つめる
てき-か【摘花】🔗⭐🔉
てき-か ―クワ [0][1] 【摘花】 (名)スル
よい果実を得るために,適当な数の花を残して他をつみ取ること。
てき-か【摘果】🔗⭐🔉
てき-か ―クワ [0][1] 【摘果】 (名)スル
よい果実を得たり,枝を保護するために,余分な果実をつみ取ること。
てき-が【摘芽】🔗⭐🔉
てき-が [0][1] 【摘芽】 (名)スル
「芽掻(メカ)き」に同じ。
てき-さい【摘菜】🔗⭐🔉
てき-さい [0] 【摘菜】 (名)スル
(草花などを)つみとること。
てき-さい【摘採】🔗⭐🔉
てき-さい [0] 【摘採】 (名)スル
(茶などを)つみとること。
てき-さい【摘載】🔗⭐🔉
てき-さい [0] 【摘載】
要点だけを抜いて記すこと。摘録。
てき-し【摘示】🔗⭐🔉
てき-し [1] 【摘示】 (名)スル
あばき示すこと。また,かいつまんで示すこと。「余の欠点を―せられ/求安録(鑑三)」
てき-しゅつ【摘出】🔗⭐🔉
てき-しゅつ [0] 【摘出】 (名)スル
(1)つまみ出すこと。
(2)病気に冒された身体の一部を切って取り除くこと。剔出(テキシユツ)。「腫瘍(シユヨウ)を―する」「弾丸を―する」
(3)あばき出すこと。剔出。「奸計を―する」
(4)抜き出すこと。「誤字を―せよ」
てき-しん【摘心・摘芯】🔗⭐🔉
てき-しん [0] 【摘心・摘芯】 (名)スル
果樹などの頂芽を摘みとること。芯を止めること。側枝を伸ばすためやよい花や実を得るために行う。
てき-どく【摘読】🔗⭐🔉
てき-どく [0] 【摘読】 (名)スル
拾い読みすること。
てき-はつ【摘発】🔗⭐🔉
てき-はつ [0] 【摘発】 (名)スル
隠されている悪事などを暴いて,公にすること。「不正を―する」
てき-よう【摘要】🔗⭐🔉
てき-よう ―エウ [0] 【摘要】
大切な箇所を抜き書きすること。また,その抜き書き。「改正案の―」
てき-らい【摘蕾】🔗⭐🔉
てき-らい [0] 【摘蕾】
余分な養分の浪費を防ぐため,果樹・蔬菜などの蕾(ツボミ)をつみ取ること。
てき-ろく【摘録】🔗⭐🔉
てき-ろく [0] 【摘録】 (名)スル
要点を抜き出して記すこと。また,その書いたもの。「要旨を―する」
てっ-き【摘記】🔗⭐🔉
てっ-き テキ― [1][0] 【摘記】 (名)スル
要点を抜き出して書くこと。また,その書いたもの。摘録。「演説の要旨を―する」
つまみ【摘み】(和英)🔗⭐🔉
つまみあらい【摘み洗いをする】(和英)🔗⭐🔉
つまみあらい【摘み洗いをする】
wash a part of.
つまみだす【摘み出す】(和英)🔗⭐🔉
つまみだす【摘み出す】
pick out;drag[throw]out (人を).
つまみな【摘み菜】(和英)🔗⭐🔉
つまみな【摘み菜】
rape seedlings.
つまむ【摘む】(和英)🔗⭐🔉
つみくさ【摘み草】(和英)🔗⭐🔉
つみくさ【摘み草】
herb gathering.
つむ【摘む】(和英)🔗⭐🔉
てきしゅつ【摘出する】(和英)🔗⭐🔉
てきしゅつ【摘出する】
remove;→英和
take out.
てきよう【摘要】(和英)🔗⭐🔉
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