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広辞苑の検索結果 (47)

まい‐ご【迷子】マヒ‥🔗🔉

まい‐ご迷子マヒ‥ (マヨヒゴの約) ①道にまよった子。連れにはぐれた子。「―になる」 ②歌舞伎の下座音楽の一つ。迷子を探す鉦・太鼓をリズム化したもの。 ⇒まいご‐いし【迷子石】 ⇒まいご‐ふだ【迷子札】

まいご‐いし【迷子石】マヒ‥🔗🔉

まいご‐いし迷子石マヒ‥ 氷河によって遠方から運ばれて来た岩塊が、氷河の融けた後に残ったもの。岩石の種類が周囲のそれと異なることから名づけられた。かつて氷床に覆われた地域に主に分布。漂石。棄子石。迷塊。 ⇒まい‐ご【迷子】

まいご‐ふだ【迷子札】マヒ‥🔗🔉

まいご‐ふだ迷子札マヒ‥ 迷子になった時の用心に、住所・氏名を記して子どもの腰につけておく札。 ⇒まい‐ご【迷子】

まゆ・う【紕ふ・迷ふ】マユフ🔗🔉

まゆ・う紕ふ・迷ふマユフ 〔自四〕 (マヨウの転)布が古びて、経糸たていと・緯糸よこいとが乱れて片寄る。万葉集11「袖は―・ひぬ」

まよい【迷い・紕】マヨヒ🔗🔉

まよい迷い・紕マヨヒ ①布の経糸たていと・緯糸よこいとがほつれて片寄ること。万葉集7「肩の―は誰か取り見む」 ②髪などが乱れること。乱れ。源氏物語椎本「末まで塵の―なく」 ③迷うこと。まどい。「心の―」「何の―もなく生きる」 ④まぎれること。まぎれ。源氏物語若紫「朝ぼらけ霧立つ空の―にも」 ⑤成仏の妨げとなる死者の妄執。悟りが得られないこと。 ⇒まよい‐がみ【迷い神】 ⇒まよい‐ご【迷い子】 ⇒まよい‐ばし【迷い箸】 ⇒まよい‐ぼし【迷い星】

まよい‐い・ず【迷ひ出づ】マヨヒイヅ🔗🔉

まよい‐い・ず迷ひ出づマヨヒイヅ 〔自下二〕 あてどもなく家を出る。

まよい‐がみ【迷い神】マヨヒ‥🔗🔉

まよい‐がみ迷い神マヨヒ‥ 人を迷わすという神。宇治拾遺物語13「この辺には―有んなる辺ぞかし」 ⇒まよい【迷い・紕】

まよい‐ご【迷い子】マヨヒ‥🔗🔉

まよい‐ご迷い子マヨヒ‥ 道に迷った子。まいご。東海道中膝栗毛3「―をたづぬる声」 ⇒まよい【迷い・紕】

まよい‐ばし【迷い箸】マヨヒ‥🔗🔉

まよい‐ばし迷い箸マヨヒ‥ (→)「惑まどい箸」に同じ。 ⇒まよい【迷い・紕】

まよい‐ぼし【迷い星】マヨヒ‥🔗🔉

まよい‐ぼし迷い星マヨヒ‥ 惑星のこと。 ⇒まよい【迷い・紕】

まよ・う【迷う・紕う】マヨフ🔗🔉

まよ・う迷う・紕うマヨフ 〔自五〕 布の織目がゆるんで薄くなり、糸が片寄るのが原義。転じて、ものごとの整理がつかなくなる意。後に「まどう(惑)」と混同。 ①布の糸が乱れて片寄る。万葉集14「風の音の遠きわぎもが着せし衣袂のくだり―・ひ来にけり」 ②ものがもつれからむ。乱れる。源氏物語総角「髪はけづることもし給はで、程へぬれど―・ふ筋なくうちやられて」。源氏物語玉鬘「まかで参る車多く―・ふ」 ③あちこちへ移り動く。入り乱れる。源氏物語野分「風さわぎ村雲―・ふ夕にも忘るる間なく忘られぬ君」 ④道が分からなくてうろうろする。源氏物語須磨「いづかたの雲路に我も―・ひなむ月の見るらむこともはづかし」。「山で―・った」 ⑤入りまじって見分けがつかなくなる。まぎれる。新古今和歌集「霜を待つ籬の菊の宵の間におき―・ふ色は山の端の月」 ⑥心が定まらず、途方にくれる。決断がにぶる。心がぐらつく。源氏物語東屋「しめゆひし小萩がうへも―・はぬにいかなる露にうつる下葉ぞ」。狂言、布施無経ふせないきょう「愚僧は―・うた」。「身のふりかたに―・う」 ⑦死人の霊が妄執もうしゅうのために成仏できない。謡曲、八島「―・ひけるぞや、生死しょうじの海山を離れやらで帰る八島の恨めしや」 ⑧誘惑されて、判断力を失う。「女に―・う」「金に―・う」 ⑨(「まどう(償)」との混同によって)償う。弁償する。旧宝幢院文書「各買ひ―・はせ、還付せしめ」

まよわか・す【迷はかす】マヨハカス🔗🔉

まよわか・す迷はかすマヨハカス 〔他四〕 「まよわす」に同じ。

まよわし‐がみ【迷わし神】マヨハシ‥🔗🔉

まよわし‐がみ迷わし神マヨハシ‥ 人を迷わせるという神。

まよわ・す【迷わす】マヨハス🔗🔉

まよわ・す迷わすマヨハス 〔他五〕 迷うようにする。迷わせる。まどわす。「世人を―・す」

めい【迷】🔗🔉

めい】 (「名」をもじって皮肉にいう)珍妙なこと。「―文句」

めい‐かい【迷界】🔗🔉

めい‐かい迷界】 〔仏〕迷いの世界。有情うじょうが流転する境界。三界さんがい。衆生界しゅじょうかい。↔仏界

めい‐きゅう【迷宮】🔗🔉

めい‐きゅう迷宮】 簡単には出口がわからないように作った宮殿。 ⇒めいきゅう‐いり【迷宮入り】

めいきゅう‐いり【迷宮入り】🔗🔉

めいきゅう‐いり迷宮入り】 事件が解決せず、真相が分からないままになってしまうこと。お宮入り。 ⇒めい‐きゅう【迷宮】

めい‐ご【迷悟】🔗🔉

めい‐ご迷悟】 迷うことと悟ること。迷いと悟り。沙石集6「法の体は―なく、凡聖なし」

めい‐こん【迷魂】🔗🔉

めい‐こん迷魂】 迷って浮かばれない亡者の魂。

めい‐さい【迷彩】🔗🔉

めい‐さい迷彩】 艦船・飛行機・戦車・火砲・戦闘服などに灰・白・青など数色を不規則に塗って、敵の眼を欺瞞ぎまんする一手段。建造物・路面などに施すこともある。カムフラージュ。「―を施す」「―服」

めい‐しゅう【迷執】‥シフ🔗🔉

めい‐しゅう迷執‥シフ 〔仏〕迷った心で物事に執着すること。また、その執念。

めい‐じょう【迷情】‥ジヤウ🔗🔉

めい‐じょう迷情‥ジヤウ まよいの心。生死を超越することのできない凡夫の心。

めいし‐るい【迷歯類】🔗🔉

めいし‐るい迷歯類】 両生類を三分する亜綱の一つ。絶滅した多様な種類を含む。歯の断面にエナメル質の複雑な模様があることからの名。両生類の分類が大きく改変されたため現在は用いない。

めい‐しん【迷信】🔗🔉

めい‐しん迷信】 迷妄と考えられる信仰。また、道理にあわない言い伝えなどを頑固に信ずること。その判定の標準は常に相対的で、通常、現代人の理性的判断から見て不合理と考えられるものについていう。→俗信⇒めいしん‐か【迷信家】 ⇒めいしん‐はん【迷信犯】

めい‐しん【迷津】🔗🔉

めい‐しん迷津】 〔仏〕(悟りの彼岸に対していう。津は渡し場)迷いの世界。三界・六道のことをいう。迷界。 ⇒めいしん‐じこう【迷津慈航】

めいしん‐か【迷信家】🔗🔉

めいしん‐か迷信家】 迷信を信ずる人。御幣かつぎ。 ⇒めい‐しん【迷信】

めいしん‐じこう【迷津慈航】‥カウ🔗🔉

めいしん‐じこう迷津慈航‥カウ 〔仏〕迷いの世界から悟りの彼岸へ渡す慈悲の船。仏法や仏の慈悲をいう。 ⇒めい‐しん【迷津】

めいしん‐はん【迷信犯】🔗🔉

めいしん‐はん迷信犯】 迷信的な手段により実現不能な結果を実現させようとする行為。丑うしの時参りの類。犯罪とはならない。→不能犯 ⇒めい‐しん【迷信】

めい‐せい【迷情】🔗🔉

めい‐せい迷情⇒めいじょう。太平記32「人間―の夢を醒してぞ居たりける」

めい‐そう【迷走】🔗🔉

めい‐そう迷走】 定まった経路をとらず、不規則に方向を変えながら進むこと。 ⇒めいそう‐しんけい【迷走神経】 ⇒めいそう‐たいふう【迷走台風】

めい‐そう【迷想】‥サウ🔗🔉

めい‐そう迷想‥サウ 迷っている考え。

めいそう‐しんけい【迷走神経】🔗🔉

めいそう‐しんけい迷走神経】 延髄のオリーブ後方から起こり、頸静脈孔を通って頸部・胸部・腹部にまで広く分布する神経。運動・知覚・副交感神経線維を含む混合神経で、喉頭諸筋の運動や、咽頭・喉頭の知覚、気管支・食道・心臓・胃・腸などの運動・分泌を支配する。第10脳神経。 ⇒めい‐そう【迷走】

めいそう‐たいふう【迷走台風】🔗🔉

めいそう‐たいふう迷走台風】 進路方向や速度が不規則に変化する台風。 ⇒めい‐そう【迷走】

めい‐ちょう【迷鳥】‥テウ🔗🔉

めい‐ちょう迷鳥‥テウ 普通は棲息も渡来もしない地に、台風などの偶然の機会に迷いこむ鳥。→渡り鳥

めい‐ちょう【迷蝶】‥テフ🔗🔉

めい‐ちょう迷蝶‥テフ 台風などに運ばれて、原産地外に迷いこんだ蝶。普通は、土着・繁殖するに至らない。

めい‐びゅう【迷謬】‥ビウ🔗🔉

めい‐びゅう迷謬‥ビウ まよいあやまること。また、迷いと誤り。

めい‐ぶん【迷文】🔗🔉

めい‐ぶん迷文】 (名文をもじって)意味のわからない珍妙な文章。

めい‐む【迷夢】🔗🔉

めい‐む迷夢】 夢のようなおろかしい考え。心のまよい。「―をさます」

めい‐む【迷霧】🔗🔉

めい‐む迷霧】 方角がわからないほどの深い霧。転じて、心の迷いをたとえていう語。

めい‐もう【迷妄】‥マウ🔗🔉

めい‐もう迷妄‥マウ 物事の道理に暗く、実体のないものを真実のように思いこむこと。また、心のまよい。「―を破る」「―をひらく」

めい‐ろ【迷路】🔗🔉

めい‐ろ迷路】 ①迷いやすい道。いったん入ると、入口も出口も、方角さえもわからなくなるような道。「―に陥る」「―から抜け出す」 ②内耳ないじの蝸牛殻・三半規管・前庭をいう。→骨迷路→膜迷路

めいろ【迷盧】🔗🔉

めいろ迷盧】 〔仏〕(蘇迷盧そめいろの略)(→)須弥山しゅみせんに同じ。

めい‐わく【迷惑】🔗🔉

めい‐わく迷惑】 ①どうしてよいか迷うこと。平家物語5「皇居に馴れざるが故に心―す」 ②困り苦しむこと。難儀すること。天草本伊曾保物語「狼咽のどに大きな骨を立てて―ここに窮まつて」 ③他人からやっかいな目にあわされて困ること。謡曲、丹後物狂「さぞ花松殿は、ご―に思しめさうずる」。「―をかける」「―な駐車」 ⇒めいわく‐せんばん【迷惑千万】 ⇒めいわく‐メール【迷惑メール】

めいわく‐せんばん【迷惑千万】🔗🔉

めいわく‐せんばん迷惑千万】 まったく迷惑であるさま。「―な話だ」 ⇒めい‐わく【迷惑】

めいわく‐メール【迷惑メール】🔗🔉

めいわく‐メール迷惑メール(→)スパムに同じ。 ⇒めい‐わく【迷惑】

[漢]迷🔗🔉

 字形  筆順 〔辶(辶)部6画/9画/教育/4434・4C42〕 [] 字形 〔辶(辶)部6画/10画〕 〔音〕メイ(慣) マイ(呉) 〔訓〕まよう [意味] ①行くべき道が分からなくなる。ふみまよう。(道に)さまよう。「迷路・迷走・低迷」 ②心をまどわされる。とまどう。まぎらわしい。「迷妄・迷信・迷彩・昏迷こんめい・頑迷」 ③珍妙。こっけい。「迷文・迷案・迷文句」▶③は、「名めい」をもじっていう語。 [解字] 形声。「辶」+音符「米」(=小つぶで見えにくい)。行く道が分からない意。

大辞林の検索結果 (55)

まい-ご【迷子】🔗🔉

まい-ご マヒ― [1] 【迷子】 〔「迷(マヨ)い子」の転〕 (1)親にはぐれたり,道に迷ったりした子供。 (2)連れからはぐれること。また,そのもの。「船が一隻―になる」

まいご-いし【迷子石】🔗🔉

まいご-いし マヒ― [3] 【迷子石】 「漂石(ヒヨウセキ)」に同じ。

まいご-ふだ【迷子札】🔗🔉

まいご-ふだ マヒ― [3] 【迷子札】 迷子になったときの用心に,住所・氏名を書いて子供の腰などにつけておく札。

まゆ・う【迷ふ・紕ふ】🔗🔉

まゆ・う マユフ 【迷ふ・紕ふ】 (動ハ四) 「まよう{(8)}」に同じ。「白たへの袖は―・ひぬ/万葉 2609」

まよい【迷い】🔗🔉

まよい マヨヒ [3][2] 【迷い】 (1)迷うこと。また,迷う心。「気持ちの―がある」「―を断つ」「気の―」 (2)〔仏〕 欲望や執着などの煩悩(ボンノウ)のはたらき。悟りが開けないこと。また,成仏(ジヨウブツ)のさまたげとなる死者の執念。 (3)まぎれること。はっきりしないこと。まぎれ。「霧の―は,いと艶にぞ見えける/源氏(野分)」 (4)混乱。騒ぎ。騒動。「荒かりし浪の―に住吉の神をばかけて忘れやはする/源氏(澪標)」 (5)(髪・糸などの)乱れ。ほつれ。「末まで塵の―なく/源氏(椎本)」

まよい-がみ【迷ひ神】🔗🔉

まよい-がみ マヨヒ― 【迷ひ神】 人を迷わす神。迷わし神。「このへんには―あんなるへんぞかし/宇治拾遺 13」

まよい-ご【迷い子】🔗🔉

まよい-ご マヨヒ― [3] 【迷い子】 親にはぐれたり,道に迷ったりした子。まいご。

まよい-ばし【迷い箸】🔗🔉

まよい-ばし マヨヒ― [4] 【迷い箸】 食事のとき,迷ってあれこれの菜に箸を向けること。無作法とされる。

まよい-ぼし【迷い星】🔗🔉

まよい-ぼし マヨヒ― [2][3] 【迷い星】 惑星のこと。

まよ・う【迷う・紕う】🔗🔉

まよ・う マヨフ [2] 【迷う・紕う】 (動ワ五[ハ四]) 〔(8)が原義〕 (1)道や方向がわからなくなる。また,わからなくてうろうろする。「森の中で道に―・う」 (2)決断ができない。どうしたらよいかわからない。「判断に―・う」「―・わず実行せよ」「去就に―・う」 (3)誘惑に負ける。自制心を失う。「色香(イロカ)に―・う」 (4)死者が成仏(ジヨウブツ)できずにいる。「無念さのあまり―・ったか」 (5)まぎれる。区別がつかない。「置き―・ふ色は山のはの月/新古今(秋下)」 (6)髪などがもつれ乱れる。「つゆばかりも―・ひたる筋なく/浜松中納言 5」 (7)入り乱れて動く。「まかで参る車,多く―・ふ/源氏(玉鬘)」 (8)布がすれて,織り糸が乱れる。「手本(タモト)のくだり―・ひ来にけり/万葉 3453」 (9)(「償(マド)ふ」と「迷(マド)ふ」との混同から)つぐなう。弁償する。「家賃でも滞つた日にや,俺れ―・はなくつちや成りやすめえし/土(節)」 [慣用] 宙に―・路頭に―

まよわし-がみ【迷わし神】🔗🔉

まよわし-がみ マヨハシ― [4] 【迷わし神】 人を迷わす神。

まよわ・す【迷わす】🔗🔉

まよわ・す マヨハス [3] 【迷わす】 (動サ五[四]) 迷うようにする。迷わせる。「欲に心を―・す」「人を―・す流言」

まんねんろう【迷迭香】🔗🔉

まんねんろう [3] 【迷迭香】 ローズマリーの和名。

めい-あん【迷暗・迷闇】🔗🔉

めい-あん [0] 【迷暗・迷闇】 〔仏〕 迷いを闇(ヤミ)にたとえていう語。

めい-かい【迷界】🔗🔉

めい-かい [0] 【迷界】 〔仏〕 真実を知らず,誤ったことに執着している境地。迷いの世界。迷境。

めい-きゅう【迷宮】🔗🔉

めい-きゅう [0] 【迷宮】 (1)中に入ると出口がわからなくなるように造った建物。 (2)事件の捜査が困難になり,解決がつかなくなること。

めいきゅう-いり【迷宮入り】🔗🔉

めいきゅう-いり [0] 【迷宮入り】 事件が解決されないまま捜査が打ち切られること。お宮入り。

めい-ご【迷悟】🔗🔉

めい-ご [1] 【迷悟】 〔仏〕 迷いと悟り。誤った認識に執着する迷いと,それを打破して真理に達した悟り。

めい-さい【迷彩】🔗🔉

めい-さい [0] 【迷彩】 戦車・着衣などに,周囲の物と区別のつかないような色を塗ること。「―を施す」「―服」

めいじ-えん【迷路炎】🔗🔉

めいじ-えん メイヂ― [3] 【迷路炎】 ⇒内耳炎(ナイジエン)

めい-しゅう【迷執】🔗🔉

めい-しゅう ―シフ [0] 【迷執】 (名)スル 〔仏〕 迷った心で執着すること。「追慕の情は極りて―し/金色夜叉(紅葉)」

めい-じょう【迷情】🔗🔉

めい-じょう ―ジヤウ [0] 【迷情】 〔仏〕 迷いの心。欲望に動かされて生きている人間の心。めいせい。

めい-しん【迷信】🔗🔉

めい-しん [0][3] 【迷信】 (名)スル (1)科学的根拠がなく,社会生活に支障を来すことの多いとされる信仰。卜占・厄日・丙午(ヒノエウマ)に関する信仰など。 (2)誤って信じること。「土俗此洞を神仙の在所なりと―し/日本風景論(重昂)」

めいしん-か【迷信家】🔗🔉

めいしん-か [0] 【迷信家】 迷信を信じる人。御幣(ゴヘイ)かつぎ。

めいしん-はん【迷信犯】🔗🔉

めいしん-はん [3] 【迷信犯】 迷信的な手段で犯罪を実現しようとする行為。丑(ウシ)の時参りなどの類。 →不能犯

めい-しん【迷津】🔗🔉

めい-しん [0] 【迷津】 〔仏〕 〔「津」は港の意で,悟りの彼岸に対していう〕 迷いの世界。

めいしん-じこう【迷津慈航】🔗🔉

めいしん-じこう ―カウ [5] 【迷津慈航】 迷いの世界から悟りの彼岸へ渡す慈悲の船。仏法や仏の慈悲をいう。

めい-そう【迷走】🔗🔉

めい-そう [0] 【迷走】 (名)スル 定まった道筋・進路を通らないこと。「―する大型台風」

めいそう-しんけい【迷走神経】🔗🔉

めいそう-しんけい [5] 【迷走神経】 第一〇脳神経。延髄の側面より出て頸静脈孔を経,喉頭・肺・心臓・食道・胃・腹腔内の諸器官に分布。運動神経・感覚神経および自律神経・副交感神経を含み,知覚・運動・分泌を支配する。

めいそう-たいふう【迷走台風】🔗🔉

めいそう-たいふう [5] 【迷走台風】 不規則な経路をえがいて進行する台風。

めい-そう【迷想】🔗🔉

めい-そう ―サウ [0] 【迷想】 迷っている考え。妄想。

めい-ちょう【迷鳥】🔗🔉

めい-ちょう ―テウ [0] 【迷鳥】 台風に巻き込まれたり,近縁の鳥の群れにまぎれ込んだりして正常な渡りの経路をはずれ,本来の生息地や渡来地でない地方に飛来した鳥。

めい-とう【迷倒】🔗🔉

めい-とう ―タウ [0] 【迷倒】 道に迷って倒れること。

めい-とう【迷答】🔗🔉

めい-とう ―タフ [0] 【迷答】 〔「名答」をもじった語〕 見当違いの答え。

めい-びゅう【迷謬】🔗🔉

めい-びゅう ―ビウ [0] 【迷謬】 まよいあやまること。「羅馬教会の―固執なるよりして/新聞雑誌 60」

めい-ぶん【迷文】🔗🔉

めい-ぶん [0] 【迷文】 〔「名文」をもじった語〕 意味のわからない文章。

めい-む【迷夢】🔗🔉

めい-む [1] 【迷夢】 夢のような,まとまらない考え。心の迷い。「―から覚める」

めい-む【迷霧】🔗🔉

めい-む [1] 【迷霧】 (1)方角がわからないほどの深い霧。 (2)心の迷いを深い霧にたとえた語。

めい-もう【迷妄】🔗🔉

めい-もう ―マウ [0] 【迷妄】 物事の道理を知らず,誤りを真実と思い込むこと。心の迷い。

めい-らん【迷乱】🔗🔉

めい-らん [0] 【迷乱】 とまどいみだれること。惑乱。「論理の―を引き起す/それから(漱石)」

めい-り【迷離】🔗🔉

めい-り [1] 【迷離】 (名)スル (1)ちらちらと散乱すること。「人家稀疎,炊烟―/日光山の奥(花袋)」 (2)迷って離散すること。「汝相抱持して其途に―する勿れ/佳人之奇遇(散士)」

めい-ろ【迷路】🔗🔉

めい-ろ [1] 【迷路】 (名)スル (1)入り組んでいて迷いやすい道。また,そのように仕組んだ道。 (2)内耳のこと。 (3)道に迷うこと。「いたづらに西天に―するなり/正法眼蔵」

めい-ろ【迷廬】🔗🔉

めい-ろ 【迷廬】 須弥山(シユミセン)のこと。蘇迷盧。「―八万の頂より/平家 2」

めい-わく【迷惑】🔗🔉

めい-わく [1] 【迷惑】 (名・形動)スル [文]ナリ (1)人のしたことで不快になったり困ったりする・こと(さま)。「―をかける」「他人の―になる」「―な話」「君のために―する」 (2)どうしてよいか迷うこと。「皇居になれざるが故に心―す/平家 5」 (3)困ること。「狼ノドニ大キナ骨ヲ立テテ―ココニ窮マッテ/天草本伊曾保」 〔(2)が原義〕 [派生] ――が・る(動ラ五[四])――げ(形動)――さ(名)

めいわく-せんばん【迷惑千万】🔗🔉

めいわく-せんばん [1] 【迷惑千万】 (形動)[文]ナリ 非常に迷惑するさま。「―な話だ」

まいご【迷子】(和英)🔗🔉

まいご【迷子】 a stray[missing,lost]child.〜になる be[get]lost;lose one's[the]way (道に迷う).

まよい【迷い】(和英)🔗🔉

まよい【迷い】 (1)[ちゅうちょ]hesitation;(a) doubt (疑惑).→英和 (2)[誤った考え]a delusion;→英和 an illusion.→英和 〜がさめる open one's eyes;be disillusioned.

まよう【迷う】(和英)🔗🔉

まよう【迷う】 (1)[道に]lose one's way;get lost.(2)[当惑]be at a loss;→英和 be perplexed;be bewildered;[ためらう]hesitate;→英和 [疑う]be in doubt.(3)[邪道に入る]go[be led]astray;[女に]be infatuated. (4)[成仏しない]turn in one's grave.

まよわす【迷わす】(和英)🔗🔉

まよわす【迷わす】 [誤らす]mislead;→英和 delude;→英和 [当惑さす]perplex;→英和 bewilder;→英和 [誘惑する]tempt;→英和 seduce;→英和 [心を奪う]charm;→英和 fascinate;→英和 infatuate.→英和

めいきゅう【迷宮】(和英)🔗🔉

めいきゅう【迷宮】 a labyrinth;→英和 a maze.→英和 〜に入る come to a deadlock;→英和 become wrapped in mystery.

めいさい【迷彩(を施す)】(和英)🔗🔉

めいさい【迷彩(を施す)】 camouflage.→英和

めいしん【迷信】(和英)🔗🔉

めいしん【迷信】 (a) superstition.→英和 迷信家 a superstitious person.

めいそう【迷走する】(和英)🔗🔉

めいそう【迷走する】 stray;→英和 wander.→英和 迷走神経《解》the vagus (nerves).

めいろ【迷路】(和英)🔗🔉

めいろ【迷路】 a maze;→英和 a labyrinth.→英和

めいわく【迷惑】(和英)🔗🔉

めいわく【迷惑】 (a) trouble;→英和 a nuisance.→英和 〜する be troubled[annoyed].〜をかける trouble[bother].御〜でしょうが… I am sorry to trouble you,but….⇒面倒.

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