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【迷】 9画 部 [五年] 区点=4434 16進=4C42 シフトJIS=96C0 《常用音訓》メイ/まよ…う 《音読み》 メイ/マイ/ベイ〈m〉 《訓読み》 まよう(まよふ)/まよい(まよひ)/まよわす(まよはす) 《意味》 {動}まよう(マヨフ)。まよい(マヨヒ)。道がわからなくなってさまよう。また、どうしたらいいかわからなくなってとまどう。方向を見失った状態。「実迷塗其未遠=実ニ塗ニ迷フコトソレイマダ遠カラズ」〔→陶潜{動}まよわす(マヨハス)。見えなくする。正しい判断・行動ができないようにする。 {名}あることに夢中になっていること。また、そのような人。…狂。…マニア。「戯迷(芝居狂)」 {形}はっきりしない。ぼんやりしてとまどっているさま。「低迷」「迷妄メイモウ」 {動・名}〔仏〕まよう(マヨフ)。まよい(マヨヒ)。さとりがひらけない。心のくもり。 《解字》 会意兼形声。「+音符米(小つぶで見えにくい)」。 《類義》 →惑 《熟語》 →熟語 →下付・中付語

迷妄 メイモウ🔗🔉

【迷妄】 メイモウ 物事の道理を知らず、でたらめな考えを持つこと。心の迷い。

迷罔 メイモウ🔗🔉

【迷罔】 メイモウ 人を迷わす。心が乱れて道理がわからないこと。「及壮而有迷罔之疾=壮ナルニ及ンデ迷罔ノ疾有リ」〔→列子

迷界 メイカイ🔗🔉

【迷界】 メイカイ〔仏〕煩悩ボンノウにしばられた、迷いの世界。三界をさす。

迷信 メイシン🔗🔉

【迷信】 メイシン その時代からみて、合理性のないあやまった信仰。盲目的に信じこむこと。

迷暗 メイアン🔗🔉

【迷昧】 メイマイ 心が迷って道理がわからない。『迷暗メイアン』

迷宮 メイキュウ🔗🔉

【迷宮】 メイキュウ その中にはいると出口がなかなかわからないようにつくられている建造物。〔国〕事件が複雑で、なかなか解決できないことにたとえる。▽「迷宮に入る」「迷宮入り」の形で用いる。

迷津 メイシン🔗🔉

【迷途】 メイト・ミチニマヨウ =迷塗。道がわからなくなる。物事の進むべき方向にとまどう。『迷津メイシン』メイズ〔仏〕執着しこだわるもののある迷いの境地。三界・六道のこと。

迷復 メイフク🔗🔉

【迷復】 メイフク 迷って、もとへ帰ることができないこと。▽「復」は、帰り道。「迷復不計遠=迷復遠キヲ計ラズ」〔→韓愈

迷悶 メイモン🔗🔉

【迷悶】 メイモン とまどってもだえること。「豈可自迷悶、与渠作冤讎=アニミヅカラ迷悶シテ、渠ト冤讎ト作ルベケンヤ」〔→王安石

迷陽 メイヨウ🔗🔉

【迷陽】 メイヨウ 狂人のまねをする者。にせ気ちがい。▽一説に、山野に生えるいばらのとげ。〔→荘子

迷惑 メイワク🔗🔉

【迷惑】 メイワク 道に迷う。「迷惑失道=迷惑シテ道ヲ失フ」〔→韓非どうしてよいかわからず、先が見えない。また、人をまどわす。「民迷惑而陥禍患=民ハ迷惑シテ禍患ニ陥ル」〔→荀子〔国〕煩わしくていやであること。「迷惑千万」

迷路 メイロ🔗🔉

【迷路】 メイロ ミチニマヨウ道がわからなくなる。「不知迷路為花開=知ラズ路ニ迷ヒシハ花ノ開クガ為ナルヲ」〔→李商隠方角や出口がわかりにくくて迷いやすい道。

迷離 メイリ🔗🔉

【迷離】 メイリ ぼんやりして区別がつかない。目がちらちらして、はっきりと対象を確認し得ないさま。「雌兔眼迷離=雌兔ハ眼迷離タリ」〔古楽府〕

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