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あがきがとれない【足掻きが取れない】🔗🔉

あがきがとれない【足掻きが取れない】 困難に遭ってその物事が停滞し、思いどおりに自由に行動できない。局面を打開する策がない。 《例文》 「外国製品不買運動のため販路開拓のあがきが取れなくなった。」

あしがちにつかない【足が地に付かない】🔗🔉

あしがちにつかない【足が地に付かない】 興奮したり感動したりして、落ち着きがなくなってそわそわする。 《例文》 「初めての全国大会出場で足が地に付かない感じだ。」 上っ調子で内容に深みがなく、実地に合わないことのたとえ。 《例文》 「その開発計画は足が地に付かなかった。」

あしがつく【足が付く】🔗🔉

あしがつく【足が付く】 逃げた者や隠れた者の行方が分かることのたとえ。 犯人や犯罪事実の解明となる手掛かりが見付かることのたとえ。 《例文》 「かつ(恐喝)でまきあげるにゃまんじゅう(時計)が、てっとり早えが、足がつくのも早えからな」《田村泰次郎(タムラタイシ゛ロウ)・肉体の門》 《参考》 犯罪者の足跡が発見されることから。

あしがでる【足が出る】🔗🔉

あしがでる【足が出る】 予算や収入を超過して金が足りなくなることのたとえ。 《例文》 「予定より足が出たので、出席者全員から追加の会費を徴収した。」

あしがにぶる【足が鈍る】🔗🔉

あしがにぶる【足が鈍る】 行くことに気が進まず、出向く気になれないことのたとえ。 《例文》 「旅行は好きだが、途中の渋滞を思うと足が鈍る。」

あしがはやい【足が早い】🔗🔉

あしがはやい【足が早い】 歩くことが早い。 商品の売れ行きがよいことのたとえ。 《例文》 「急に寒くなって暖房器具の足が早くなった。」 食物などが腐りやすくて長持ちしないことのたとえ。 《例文》 「さしみは足が早いから、冷蔵庫に入れて置けよ。」

あしがぼうになる【足が棒になる】🔗🔉

あしがぼうになる【足が棒になる】 長時間歩いたり立っていたりして、足がこわばるほど疲れることのたとえ。 《例文》 「きのうは7時間も歩き続けて足が棒になってしまった。」

あしなみがそろう【足並みが揃う】🔗🔉

あしなみがそろう【足並みが揃う】 多くの人々の考え方が一致して、統一した行動をとれるようになる。

あしにまかせる【足に任せる】🔗🔉

あしにまかせる【足に任せる】 《足の思うようにさせるの意》行きたい方へ気ままに行くことのたとえ。また、気ままに行き先を決めずにあちこちを歩き回ることのたとえ。 《例文》 「一人旅なので、行き先を足に任せて歩き回った。」 足の速さまたは強さを有効に使うことのたとえ。 《例文》 「足に任せた盗塁作戦で相手をかきまわす。」

あしのあとはつかぬが、ふでのあとはのこる【足の跡は付かぬが、筆の跡は残る】🔗🔉

あしのあとはつかぬが、ふでのあとはのこる【足の跡は付かぬが、筆の跡は残る】 足跡は消えてしまうが、筆跡はあとまで残って責任を取らなければならなくなるから、署名をしたり文を書いたりするときには気を付けなければならないということ。

あしもとからとりがたつ【足下から鳥が立つ】🔗🔉

あしもとからとりがたつ【足下から鳥が立つ】 身近なところで思い掛けない事件が起こることのたとえ。 急にあわただしく物事を始めることのたとえ。 《例文》 「足下から鳥が立つような慌(アワ)て方でカヤノは帰るのだと言い出した。」《壺井栄(ツホ゛イサカエ)・暦》

あしもとにつけこむ【足下に付け込む】🔗🔉

あしもとにつけこむ【足下に付け込む】 相手の弱点に付け入り、自分に都合よくなるように利用することのたとえ。 《例文》 「現金がほしいという相手の事情を知り、その足下に付け込んで安く買いたたいた。」

あしもとにひがつく【足下に火が付く】🔗🔉

あしもとにひがつく【足下に火が付く】 非常な危険が急に身辺に迫ることのたとえ。 《例文》 「ちょっとしたことにも、足下に火が付いたように騒ぎ回る。」

あしもとのあかるいうち【足下の明るい中】🔗🔉

あしもとのあかるいうち【足下の明るい中】 《日が暮れなくてまだ明るいうちの意》 日が暮れて夜にならないうち。 《例文》 「足下の明るい中にふもとの町まで下りよう。」 不利なことなどが出て来てぐあいが悪くならないうち。

あしもとへもよりつけない【足下へも寄り付けない】🔗🔉

あしもとへもよりつけない【足下へも寄り付けない】 相手が非常にすぐれていて、とても及ばないことのたとえ。 《例文》 「相手は長年の経験の持ち主、こちらは新米、とても足下へも寄り付けない。」

あしもとをみる【足下を見る】🔗🔉

あしもとをみる【足下を見る】 相手の弱点を見抜いて自分に都合よくなるように利用することのたとえ。 《例文》 「旅館の予約をしないで行ったので、足下を見られて高く吹っ掛けられた。」

あしをあらう【足を洗う】🔗🔉

あしをあらう【足を洗う】 普通のまじめな生活をするために、卑しい職業や悪いことをやめることのたとえ。 《例文》 「その女性は水商売から足を洗ったばかりだった。」 それまでの煩わしい職業や生活をやめることのたとえ。 《例文》 「政界から足を洗う。」

あしをいれる【足を入れる】🔗🔉

あしをいれる【足を入れる】 それまで関係のなかった人が、その物事やある社会と関係するようになる。 《例文》 「役者の世界に足を入れたのはかれこれ30年昔のあることがきっかけだった。」

あしをうばわれる【足を奪われる】🔗🔉

あしをうばわれる【足を奪われる】 電車・バス・汽車などの交通機関が不通になって利用できなくなることのたとえ。 《例文》 「大雪のために電車もバスも止まってしまい、足を奪われた都民は通勤するのに苦労した。」

あしをすりこぎにする【足を擂粉木にする】🔗🔉

あしをすりこぎにする【足を擂粉木にする】 《足がすりこぎのようにすり減るほど》長時間あちこち歩き回ってひどく足が疲れることのたとえ。 《例文》 「足をすりこぎにして就職運動をする。」 《類句》足を棒にする。

あしをのばす【足を延ばす】🔗🔉

あしをのばす【足を延ばす】 予定していたある所まで行って、さらにその先へ行く。 《例文》 「京都へ行ったついでに足を延ばして大阪の友人に会って来た。」

あしをはこぶ【足を運ぶ】🔗🔉

あしをはこぶ【足を運ぶ】 依頼などのためにそこに行くことのたとえ。 《例文》 「何度も足を運んで頼む。」

あしをひっぱる【足を引っ張る】🔗🔉

あしをひっぱる【足を引っ張る】 一部のものが物事の進行を遅れさせるような邪魔な存在になって進行を妨げることのたとえ。 《例文》 「それは支店が計画の足を引っ張っているからなのです。」 他の人の成功をねたんで妨げることのたとえ。 《例文》 「とんとん拍子に出世して、かえって仲間から足を引っ張られてしまった。」

たるをしるものはとむ【足るを知る者は富む】▽中国🔗🔉

たるをしるものはとむ【足るを知る者は富む】▽中国 分に安んじて満足することを知っている者は、たとえ貧しくても精神的には富者である。 《出典》 足ルヲ知ル者ハ富ミ、強(ツト)メテ行ウ者ハ志有リ。〔老子(ロウシ)・第三十三章〕 《類句》富は足るを知るに在り。足るを知るは第一の富なり。

たるをしればはずかしめられず【足るを知れば辱められず】▽中国🔗🔉

たるをしればはずかしめられず【足るを知れば辱められず】▽中国 分を守って満足することを知っている者は、過ちを犯すことがなく、従って恥辱(チシ゛ョク)を受けることがない。 《出典》 足ルヲ知レバ辱メラレズ、止(トト゛)マルヲ知レバ殆(アヤウ)カラズ、以(モッ)テ長久ナル可(ヘ゛)シ。〔老子(ロウシ)・第四十四章〕

あがきがとれない【足掻きがとれない】🔗🔉

あがきがとれない【足掻きがとれない】 苦しい状態から抜け出すための方法や手段がなくて、どうしようもないようすの形容。 ◎「足掻き」は自由になろうとしてもがくこと。

あしがちにつかない【足が地に付かない】🔗🔉

あしがちにつかない【足が地に付かない】 興奮して落ち着きがなかったり、危なっかしくて着実でないようすの形容。

あしがぼうになる【足が棒になる】🔗🔉

あしがぼうになる【足が棒になる】 足が棒のように固く突っ張るほど、ひどく疲れるようすの形容。

あしだをはいてくびったけ【足駄を履いて首っ丈】🔗🔉

あしだをはいてくびったけ【足駄を履いて首っ丈】 相手に恋い焦がれてのぼせあがること。 ◎「首っ丈」は「首丈」の転じた語で、足から首までの高さを言い、首まではまり込むほど相手を恋しく思うの意。それをさらに強調して、足駄(歯の高い下駄)を履いて背を高くし、かつ首までのめり込むほど恋い焦がれるの意から。

あしのうらのめしつぶをこそげる【足の裏の飯粒をこそげる】🔗🔉

あしのうらのめしつぶをこそげる【足の裏の飯粒をこそげる】 ひどくけちなことのたとえ。 ◎「こそげる」は削り取る意。足の裏についた飯粒を削り取ってまで食べるの意から。「足の裏の飯粒」は、じゃまで、うるさいもののたとえとして用いられる。

あしもとからとりがたつよう【足もとから鳥が立つよう】🔗🔉

あしもとからとりがたつよう【足もとから鳥が立つよう】 身近な所に突然思いもよらないことが起こったり、また、思いついたように急にものごとを始めたりするようすの形容。 ◎不意に足もとから鳥がばたばたと飛び立ってびっくりさせられることから。「足もとから鳥が立つ」とも言う。いろはがるた(京都)。 〔類〕寝耳に水 〔較〕Many things happen unlooked for.(意外なことがよく起こるもの)

あしもとにひがつく【足もとに火がつく】🔗🔉

あしもとにひがつく【足もとに火がつく】 危険なことが身近に迫っていることのたとえ。

あしもとのあかるいうち【足もとの明るいうち】🔗🔉

あしもとのあかるいうち【足もとの明るいうち】 ものごとは万事早めに、手遅れにならないうちにおこなえということ。

あしもとをみる【足もとを見る】🔗🔉

あしもとをみる【足もとを見る】 相手の弱点を見つけてつけ込むこと。 ◎昔、街道筋や宿場などで、駕籠舁(かごか)きや馬方(うまかた)などが旅人の足もとを見て、疲れ具合を見抜き、疲れた客の弱みにつけ込んで法外な値段を要求したことから。

あしをあらう【足を洗う】🔗🔉

あしをあらう【足を洗う】 悪の世界や好ましくない仕事などから縁を切って抜け出すこと。 ◎もと、仕事から家に戻ったときや、旅に出て宿に着いたとき、まず汚れた足を洗ってさっぱりしたことから。 〔較〕wash one"s hands of a thing(ある事から手を引く)

あしをだす【足を出す】🔗🔉

あしをだす【足を出す】 予算をオーバーしたり、支払いが足りなくなること。 ◎「足」は「お足」で、お金のこと。

あしをひっぱる【足を引っ張る】🔗🔉

あしをひっぱる【足を引っ張る】 他人の成功や昇進の邪魔をすること。また、ものごとのスムーズな進行を妨げること。

たらずあまらずこさんにん【足らず余らず子三人】🔗🔉

たらずあまらずこさんにん【足らず余らず子三人】 子供は三人ぐらいが、多すぎもせず、少なすぎもせず、ちょうどよいということ。 〔類〕三人子持ちは笑うて暮らす/負わず借らずに子三人/子三人子宝

たるをしるものはとむ【足るを知る者は富む】🔗🔉

たるをしるものはとむ【足るを知る者は富む】 分相応に満足できる者、満足することの意義を知っている者は、生活が貧しくても、心は豊かであるということ。 〔出〕老子 〔較〕Content is a kingdom.(満足は王国なり)

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