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あ【△足】🔗⭐🔉
あ【△足】
《上代語》あし。「―の音せず行かむ駒もが」〈万・三三八七〉◆多くは「あがき(足掻き)」「あゆい(足結)」など、他の語と複合して用いる。
あし【足・脚・△肢】🔗⭐🔉
あし【足・脚・△肢】

動物の、胴体から分かれ、からだを支えたり歩行に使ったりする部分。「―が長い」
くるぶしから先の部分。「―が大きい」
物の下・末にあたる部分。
物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分。「机の―」
(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「
(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
数学で、ある一点から直線または平面に垂線をおろしたときの、その直線・平面と垂線との交点。
船の、水につかる部分。
歩くこと。走ること。また、その能力。「―を速める」「―の速い選手」
雨・雲・風などの動くようすを足に見立てていう語。「細い雨の―」
行くこと。また、来ること。「客の―がとだえる」
移動の手段としての交通機関。乗りもの。「―の便がいい」
《「晋書」魯褒伝の「足無くして走る」から》金銭。ぜに。多く「おあし」の形で用いる。「お―が足りない」「多くの―を賜ひて」〈徒然・五一〉
餅(もち)などの粘り。「―の強い餅」
損失。欠損。また、借金。「おっしゃる通り―だらけで江戸に居られず」〈伎・音聞浅間幻灯画〉
足金物(あしかなもの)。
(足)過去の相場の動きぐあい。◆哺乳動物には二本の前肢と二本の後肢があるが、ヒトでは前肢を上肢(手)、後肢を下肢(足)という。骨盤の下から足首までを「脚」(leg)、くるぶしから先を「足」(foot)と書いて区別することがある。

動物の、胴体から分かれ、からだを支えたり歩行に使ったりする部分。「―が長い」
くるぶしから先の部分。「―が大きい」
物の下・末にあたる部分。
物の本体を支える、突き出た部分。また、地面に接する部分。「机の―」
(脚)漢字を構成する部分で、上下の組み合わせからなる漢字の下側の部分。「照」の「
(れっか)」、「志」の「心(したごころ)」など。
数学で、ある一点から直線または平面に垂線をおろしたときの、その直線・平面と垂線との交点。
船の、水につかる部分。
歩くこと。走ること。また、その能力。「―を速める」「―の速い選手」
雨・雲・風などの動くようすを足に見立てていう語。「細い雨の―」
行くこと。また、来ること。「客の―がとだえる」
移動の手段としての交通機関。乗りもの。「―の便がいい」
《「晋書」魯褒伝の「足無くして走る」から》金銭。ぜに。多く「おあし」の形で用いる。「お―が足りない」「多くの―を賜ひて」〈徒然・五一〉
餅(もち)などの粘り。「―の強い餅」
損失。欠損。また、借金。「おっしゃる通り―だらけで江戸に居られず」〈伎・音聞浅間幻灯画〉
足金物(あしかなもの)。
(足)過去の相場の動きぐあい。◆哺乳動物には二本の前肢と二本の後肢があるが、ヒトでは前肢を上肢(手)、後肢を下肢(足)という。骨盤の下から足首までを「脚」(leg)、くるぶしから先を「足」(foot)と書いて区別することがある。
足が有・る🔗⭐🔉
足が有・る
速く走る能力がある。「あの選手は打撃はだめだが―・る」
交通手段がある。
速く走る能力がある。「あの選手は打撃はだめだが―・る」
交通手段がある。
足が竦(すく)・む🔗⭐🔉
足が竦(すく)・む
恐怖や緊張のために足がこわばり自由に動かなくなる。「初めての舞台は―・んだ」
足が地に着か
ない🔗⭐🔉
足が地に着か
ない
緊張や興奮のため心が落ち着かない。
考え方や行動が浮ついて、しっかりしていない。
ない
緊張や興奮のため心が落ち着かない。
考え方や行動が浮ついて、しっかりしていない。
足が付・く🔗⭐🔉
足が付・く
犯人の身元や逃亡者の行方がわかる。犯罪事実が明らかになる。「残された指紋から―・く」
たちのよくない情夫ができる。「げい子にゃ又しても―・く」〈滑・膝栗毛・八〉
犯人の身元や逃亡者の行方がわかる。犯罪事実が明らかになる。「残された指紋から―・く」
たちのよくない情夫ができる。「げい子にゃ又しても―・く」〈滑・膝栗毛・八〉
足が
出る🔗⭐🔉
足が
出る
予算または収入よりも出費が多くなる。赤字になる。「旅行は運賃値上げ分だけ―
出た」
隠しごとが現れる。ぼろがでる。
出る
予算または収入よりも出費が多くなる。赤字になる。「旅行は運賃値上げ分だけ―
出た」
隠しごとが現れる。ぼろがでる。
足が遠の・く🔗⭐🔉
足が遠の・く
今までよく行っていた所に行かなくなる。足が遠くなる。「両親が死んでからは、実家へはすっかり―・いた」
足が鈍(にぶ)・る🔗⭐🔉
足が鈍(にぶ)・る
歩く力や走る力が低下する。
足が早・い🔗⭐🔉
足が早・い
食物などが腐りやすい。「鯖(さば)は―・い」
商品などの売れ行きがよい。
食物などが腐りやすい。「鯖(さば)は―・い」
商品などの売れ行きがよい。
足が棒にな・る🔗⭐🔉
足が棒にな・る
長く立ったり歩いたりして疲れ果て、足の筋肉がこわばる。「一日中立ちっ放しで―・ってしまった」
足が向・く🔗⭐🔉
足が向・く
知らず知らずその方へ行く。「なじみの店に―・く」
足に任・せる🔗⭐🔉
足に任・せる
特に目的を決めないで、気の向くままに歩く。また、足の力の続く限り歩く。「―・せて全国各地を旅する」
足の踏み場もな・い🔗⭐🔉
足の踏み場もな・い
足を下ろすだけのわずかなすき間もないほど、物が散らかっている。
足を洗・う🔗⭐🔉
足を洗・う
悪い仲間から離れる。好ましくない生活をやめる。職業・仕事をやめる場合にも用いる。「やくざな稼業から―・う」
足を入・れる🔗⭐🔉
足を入・れる
ある場所、ある世界に入る。「芸能界に―・れる」
足を奪・う🔗⭐🔉
足を奪・う
事故などが交通機関を止めて、人の移動を不可能にする。「大雪が市民の―・う」
足を限りに🔗⭐🔉
足を限りに
足の続く限り。歩ける限り。
足を重ねて立ち目を側(そばだ)てて視(み)る🔗⭐🔉
足を重ねて立ち目を側(そばだ)てて視(み)る
《「史記」汲黯(きゆうあん)伝から》両足をくっつけて立ち、うつむいて横目でうかがう。非常に恐れるさまをいう。
足を掬(すく)・う🔗⭐🔉
足を掬(すく)・う
相手のすきをついて失敗させる。「ライバルの―・う」
足を擂(す)り粉木(こぎ)に
する🔗⭐🔉
足を擂(す)り粉木(こぎ)に
する
足がすりこぎのようにすりへるまで歩きまわる。
する
足がすりこぎのようにすりへるまで歩きまわる。
足を空(そら)に🔗⭐🔉
足を空(そら)に
足が地につかないほどあわて急ぐさま。「ことごとしくののしりて―惑ふが」〈徒然・一九〉
足を出・す🔗⭐🔉
足を出・す
予算または収入を超える金額を使う。赤字にする。「―・さずに切り盛りする」
足を付・ける🔗⭐🔉
足を付・ける
手がかりやきっかけを作る。「饅頭(まんぢゆう)一つ、隣さじきの子供にやる。これにて―・けて酒を飲まうといふ下ごころなり」〈滑・膝栗毛・七〉
足を取ら
れる🔗⭐🔉
足を取ら
れる
道の状態が悪いときや酒に酔ったときなどに、思うように足を動かせず、歩行・走行が困難になる。「ぬかるみに―
れる」
交通機関が止まり、それを利用できなくなる。「脱線事故のため―
れる」
れる
道の状態が悪いときや酒に酔ったときなどに、思うように足を動かせず、歩行・走行が困難になる。「ぬかるみに―
れる」
交通機関が止まり、それを利用できなくなる。「脱線事故のため―
れる」
足を抜・く🔗⭐🔉
足を抜・く
好ましくない関係を打ち切る。不本意な環境から抜け出す。
足を延ば・す🔗⭐🔉
足を延ば・す
いま来ている所より、さらに遠くまで行く。「出張のついでに郷里へ―・す」
足を運・ぶ🔗⭐🔉
足を運・ぶ
あることのために、わざわざ出向く。「何度も―・んでいただき、申し訳ありません」
足を引っ張・る🔗⭐🔉
足を引っ張・る
人の成功や前進をじゃまする。また、妨げとなる。「チームの―・る」
足を踏み入・れる🔗⭐🔉
足を踏み入・れる
入り込む。また、新たに関係するようになる。「未知の分野に―・れる」
足を棒に
する🔗⭐🔉
足を棒に
する
くたくたに疲れるまであちこち歩きまわる。あることのために奔走するたとえ。「一日中―
して職を探し回る」
する
くたくたに疲れるまであちこち歩きまわる。あることのために奔走するたとえ。「一日中―
して職を探し回る」
足を向・ける🔗⭐🔉
足を向・ける
その方向へ行く。
(「足を向けて寝られない」の形で)ある人に感謝・尊敬の気持ちを表すときに用いる。
その方向へ行く。
(「足を向けて寝られない」の形で)ある人に感謝・尊敬の気持ちを表すときに用いる。
あし‐おと【足音・×跫】🔗⭐🔉
あし‐おと【足音・×跫】
歩いたり走ったりするときに出る足の音。「―を立てる」「―が遠くなる」
あるものの近づいてくる気配。「春の―」
歩いたり走ったりするときに出る足の音。「―を立てる」「―が遠くなる」
あるものの近づいてくる気配。「春の―」
あし‐がかり【足掛(か)り】🔗⭐🔉
あし‐がかり【足掛(か)り】
高い所へ登るとき、足を掛けて助けとする所、また、物。足場。
物事をする場合のきっかけ。糸口。「出世の―をつかむ」
高い所へ登るとき、足を掛けて助けとする所、また、物。足場。
物事をする場合のきっかけ。糸口。「出世の―をつかむ」
あし‐かけ【足掛(け)】🔗⭐🔉
あしかけ‐あがり【足掛(け)上(が)り】🔗⭐🔉
あしかけ‐あがり【足掛(け)上(が)り】
鉄棒運動で、片方のひざの後ろ側を両手の間または外で鉄棒に掛け、もう片方の足を後ろへ強く振って上方にあがること。
あし‐がた【足形・足型】🔗⭐🔉
あし‐がた【足形・足型】
《「あしかた」とも》
踏んだあとに残る、足の形。あしあと。
(足型)靴・足袋(たび)などを作るのに使う、足の形をした木型。
踏んだあとに残る、足の形。あしあと。
(足型)靴・足袋(たび)などを作るのに使う、足の形をした木型。
あし‐かなもの【足金物】🔗⭐🔉
あし‐かなもの【足金物】
太刀(たち)の鞘(さや)の上部にある、帯取りの革緒(かわお)を通す一対の金具。足金(あしがね)。足。
あし‐がね【足金】🔗⭐🔉
あし‐がね【足金】
「足金物(あしかなもの)」に同じ。
あし‐がま【足×釜・脚×釜・×
】🔗⭐🔉
あし‐がま【足×釜・脚×釜・×
】
足のついた釜。
】
足のついた釜。
あし‐かわ【足革】‐かは🔗⭐🔉
あし‐かわ【足革】‐かは
「足緒(あしお)」に同じ。
あしくぼ‐ちゃ【足久保茶・×蘆×窪茶】🔗⭐🔉
あしくぼ‐ちゃ【足久保茶・×蘆×窪茶】
静岡市足久保付近で生産される香りのすぐれた茶。江戸幕府への献上品として有名。現在の本山(もとやま)茶。あしくぼ。
あし‐ぢか・い【足近い】🔗⭐🔉
あし‐ぢか・い【足近い】
[形]
あしぢか・し[ク]間をおかず訪れる。しばしば訪れる。「縁談が始まって居そうな中へ、急に―・くは我ながら気が咎める」〈鏡花・婦系図〉
あしぢか・し[ク]間をおかず訪れる。しばしば訪れる。「縁談が始まって居そうな中へ、急に―・くは我ながら気が咎める」〈鏡花・婦系図〉
あし‐つぎ【足継ぎ】🔗⭐🔉
あし‐つぎ【足継ぎ】
高くて手の届かないときに台にする物。踏み台。踏み継ぎ。「椅子とは―の下に箱を置いただけのこと」〈独歩・非凡なる凡人〉
あしひき‐の【足引きの】🔗⭐🔉
あしひき‐の【足引きの】
〔枕〕
「山」および「山」を含む語「山田」「山鳥」などにかかる。「―山の雫(しづく)に妹(いも)待つと」〈万・一〇七〉「―山鳥の尾のしだり尾の」〈拾遺・恋三〉
「峰(を)」「八峰(やつを)」「岩根(いはね)」などにかかる。「―峰の上(へ)の桜」〈万・四一五一〉◆後世、「あしびきの」と濁る。語義には、足を引いてあえぎつつ登る意、山すそを長く引く意など諸説がある。
「山」および「山」を含む語「山田」「山鳥」などにかかる。「―山の雫(しづく)に妹(いも)待つと」〈万・一〇七〉「―山鳥の尾のしだり尾の」〈拾遺・恋三〉
「峰(を)」「八峰(やつを)」「岩根(いはね)」などにかかる。「―峰の上(へ)の桜」〈万・四一五一〉◆後世、「あしびきの」と濁る。語義には、足を引いてあえぎつつ登る意、山すそを長く引く意など諸説がある。
あし‐まわり【足回り】‐まはり🔗⭐🔉
あし‐まわり【足回り】‐まはり
足のまわり。足もと。また、足ごしらえ。
自動車などで、車輪を支持する装置。「―を点検する」
足のまわり。足もと。また、足ごしらえ。
自動車などで、車輪を支持する装置。「―を点検する」
あし‐もと【足元・足下・足△許】🔗⭐🔉
あし‐もと【足元・足下・足△許】
足が地についている所。また、その周り。「暗いから―に注意して下さい」「―に犬がうずくまる」
足の下部。「―に泥はねを上げる」「―が寒い」
ある人の、ごく身近な所。身辺。「まず―を固めて仕事にかかる」
足の運び方。歩きぶり。足どり。「―がふらつく」「―がおぼつかない」
苦しい立場。差し迫った状況。弱点。弱み。「―につけ込む」
物事を行うためのよりどころ。立脚地。足掛かり。足場。「事業の―を固める」
家屋の地面に近い部分。縁の下や土台など。
「足元瓦(あしもとがわら)」の略。
足が地についている所。また、その周り。「暗いから―に注意して下さい」「―に犬がうずくまる」
足の下部。「―に泥はねを上げる」「―が寒い」
ある人の、ごく身近な所。身辺。「まず―を固めて仕事にかかる」
足の運び方。歩きぶり。足どり。「―がふらつく」「―がおぼつかない」
苦しい立場。差し迫った状況。弱点。弱み。「―につけ込む」
物事を行うためのよりどころ。立脚地。足掛かり。足場。「事業の―を固める」
家屋の地面に近い部分。縁の下や土台など。
「足元瓦(あしもとがわら)」の略。
あし‐やすめ【足休め】🔗⭐🔉
あし‐やすめ【足休め】
[名]スル疲れた足を休めること。「少し―して、また登りだす」
あし‐わざ【足技・足業】🔗⭐🔉
あ‐もと【△足元・△足下】🔗⭐🔉
あ‐もと【△足元・△足下】
その人の家柄や身分。「―アル者ヂャ」〈日葡〉
しゅ‐きょう【△足恭】🔗⭐🔉
しゅ‐きょう【△足恭】
すうきょう(足恭)
すうきょう(足恭)
すう‐きょう【△足恭】🔗⭐🔉
すう‐きょう【△足恭】
[名]スル《「論語」公冶長の「巧言、令色、足恭なるは、左丘明これを恥づ」から。「足」は度が過ぎること》過度にうやうやしいこと。また、おもねること。しゅきょう。すきょう。「中下等の人に対して―することにはあらず」〈十善法語・六〉
そく【足】🔗⭐🔉
そく【足】
〔接尾〕助数詞。両足に履くひとそろいの物を数えるのに用いる。「靴二―」
そくおん‐き【足温器】ソクヲン‐🔗⭐🔉
そくおん‐き【足温器】ソクヲン‐
足を温める器具。《季 冬》
そっ‐か【足下】ソク‐🔗⭐🔉
そっ‐か【足下】ソク‐
[名]
足の下。足もと。「―にひれ伏す」
相手の足もと、あなたのそばの意で、手紙の脇付(わきづけ)に用いる語。「田中太郎様―」
[代]二人称の人代名詞。同等、または、それ以下の相手に用いる敬称。貴殿。「―の御尽力を謝す」
[名]
足の下。足もと。「―にひれ伏す」
相手の足もと、あなたのそばの意で、手紙の脇付(わきづけ)に用いる語。「田中太郎様―」
[代]二人称の人代名詞。同等、または、それ以下の相手に用いる敬称。貴殿。「―の御尽力を謝す」
だく‐あし【×
足・諾足】🔗⭐🔉
だく‐あし【×
足・諾足】
馬が前脚を高く上げてやや速く歩くこと。並足(なみあし)と駆け足との中間の速度。また、その足なみ。だく。鹿足(ししあし)。
足・諾足】
馬が前脚を高く上げてやや速く歩くこと。並足(なみあし)と駆け足との中間の速度。また、その足なみ。だく。鹿足(ししあし)。
たし【足し】🔗⭐🔉
たし【足し】
不足分を補うこと。おぎない。「学費の―にする」「腹の―になるものを食べる」
たし‐ざん【足し算】🔗⭐🔉
たし‐ざん【足し算】
ある数に他の数を足して合計を求める計算。加法。寄せ算。加え算。
引き算。
引き算。
たし‐だか【足し高】🔗⭐🔉
たし‐だか【足し高】
江戸幕府の職俸制の一。家禄以上の役高の職についた場合、その在職中に限って、家禄と役高との差額を職務手当として加俸するもの。人材登用のため八代将軍徳川吉宗が設けた制度。
たし‐な・い【足し無い】🔗⭐🔉
たし‐な・い【足し無い】
[形]
たしな・し[ク]
不十分である。足りない。乏しい。「二人は又押し黙って闇の中で―・い食物を貪り喰った」〈有島・カインの末裔〉
苦しい。つらい。「恵(うつくし)を施して困(くる)しく―・きを振(すく)ふ」〈仁徳紀〉
たしな・し[ク]
不十分である。足りない。乏しい。「二人は又押し黙って闇の中で―・い食物を貪り喰った」〈有島・カインの末裔〉
苦しい。つらい。「恵(うつくし)を施して困(くる)しく―・きを振(すく)ふ」〈仁徳紀〉
たし‐まえ【足し前】‐まへ🔗⭐🔉
たし‐まえ【足し前】‐まへ
不足を補うこと。また、そのために必要な分量や金額。「費用の―を出す」
た・す【足す】🔗⭐🔉
た・す【足す】
[動サ五(四)]
付け加える。また、増し加えて一定の線に満たす。不足する分を補う。「言葉を―・す」「味つけにみりんを―・す」
足し算をする。「三日分の売り上げを―・す」
(「用をたす」の形で)必要なことをすます。用足しをする。「ついでに私用を―・す」
[可能]たせる

付け加える。また、増し加えて一定の線に満たす。不足する分を補う。「言葉を―・す」「味つけにみりんを―・す」
足し算をする。「三日分の売り上げを―・す」
(「用をたす」の形で)必要なことをすます。用足しをする。「ついでに私用を―・す」
[可能]たせる
たら・う【足らう】たらふ🔗⭐🔉
たら・う【足らう】たらふ
[動ワ五(ハ四)]
資格や力量などが十分に備わっている。「それほど自分は―・わぬものであろうか」〈紅葉・多情多恨〉
十分である。満足である。「―・ワヌコトナシ」〈和英語林集成〉「―・はで悪しかるべき大事どもなむかたがた多かる」〈源・帚木〉
資格や力量などが十分に備わっている。「それほど自分は―・わぬものであろうか」〈紅葉・多情多恨〉
十分である。満足である。「―・ワヌコトナシ」〈和英語林集成〉「―・はで悪しかるべき大事どもなむかたがた多かる」〈源・帚木〉
たら‐ず【足らず】🔗⭐🔉
たら‐ず【足らず】
〔接尾〕数詞に付く。
その数値に満たないという意を表す。…弱(じやく)。「一〇人―の集まり」
その数値にも満たないほどだと、小さいことを強調する意を表す。たった…ぐらい。「三畳―の部屋」
その数値に満たないという意を表す。…弱(じやく)。「一〇人―の集まり」
その数値にも満たないほどだと、小さいことを強調する意を表す。たった…ぐらい。「三畳―の部屋」
たらわ・す【足らはす】たらはす🔗⭐🔉
たらわ・す【足らはす】たらはす
[動サ四]
満たす。満足させる。「天地(あめつち)に―・し照りて我(わ)が大君敷きませばかも楽しき小里(をさと)」〈万・四二七二〉
(動詞の連用形に付いて)十分…する。やり遂げる。「霞立つ長き春日を天地(あめつち)に思ひ―・し」〈万・三二五八〉
満たす。満足させる。「天地(あめつち)に―・し照りて我(わ)が大君敷きませばかも楽しき小里(をさと)」〈万・四二七二〉
(動詞の連用形に付いて)十分…する。やり遂げる。「霞立つ長き春日を天地(あめつち)に思ひ―・し」〈万・三二五八〉
た・りる【足りる】🔗⭐🔉
た・りる【足りる】
[動ラ上一]
過不足なく必要なだけのものがある。十分である。「眠りが―・りる」「頭数が―・りない」
何かをするのにそれで十分である。なんとか間に合う。「電話で用が―・りる」「人手は今のところ―・りている」
(ふつう、動詞の連体形に「にたりる」の付いた形で)それだけの値うちがある。値する。「信頼するに―・りる人物」「恐れるに―・りない」◆四段活用の「足る」から転じ、近世から江戸で用いられるようになったもの。
過不足なく必要なだけのものがある。十分である。「眠りが―・りる」「頭数が―・りない」
何かをするのにそれで十分である。なんとか間に合う。「電話で用が―・りる」「人手は今のところ―・りている」
(ふつう、動詞の連体形に「にたりる」の付いた形で)それだけの値うちがある。値する。「信頼するに―・りる人物」「恐れるに―・りない」◆四段活用の「足る」から転じ、近世から江戸で用いられるようになったもの。
足り
ない🔗⭐🔉
足り
ない
頭の働きが普通より劣っている。「少し―
ない人」
ない
頭の働きが普通より劣っている。「少し―
ない人」
たる‐ひ【足る日】🔗⭐🔉
たる‐ひ【足る日】
物事の十分に満ちたりた、よい日。吉日。「今日の生日(いくひ)の―に」〈祝詞・神賀詞〉
たん‐ぬ【足んぬ】🔗⭐🔉
たん‐ぬ【足んぬ】
《動詞「た(足)る」の連用形に完了の助動詞「ぬ」の付いた「たりぬ」が音変化したものの名詞化》みちたりること。満足。「腹ヲタテ身ノ焔(ほむら)ヲモヤイテ、ソシリマワッテ、ナヲ―セネバ」〈天草本伊曾保・イソポが生涯〉→堪能(たんのう)
足🔗⭐🔉
足
[音]ソク
スウ
ショク
シュ
[訓]あし
た‐りる
た‐る
た‐り
た‐す
た‐し
す‐ぎる
[部首]足
[総画数]7
[コード]区点 3413
JIS 422D
S‐JIS 91AB
[分類]常用漢字
[難読語]
→あ‐うら【足占】
→あし‐うら【足占】
→あしかが【足利】
→あし‐かせ【足枷】
→あしがら【足柄】
→あし‐がら【足搦】
→あし‐げ【足蹴】
→あし‐なか【足半】
→あしなずち【脚摩乳・足名椎】
→あだち【足立】
→あと‐へん【足偏】
→あ‐な‐すえ【足末】
→あ‐もと【足元・足下】
→あ‐ゆい【足結・脚結】
→うすたび‐が【薄手火蛾・薄足袋蛾】
→かたし【片し・片足】
→き‐そく【驥足】
→くわしほこちだる‐くに【細戈千足国】
→けいそく‐せん【鶏足山】
→け‐そく【華足・花足】
→しゅ‐きょう【足恭】
→しり‐あし【後足・尻足】
→すう‐きょう【足恭】
→そく‐せき【足蹠】
→だく‐あし【
足・諾足】
→たび【足袋・単皮】
→たらず‐まえ【不足前】
→てん‐そく【纏足】
→ぬたり‐の‐き【渟足柵】
→はだし【跣・裸足・跣足】
→むかで【百足・蜈蚣】
→むだ‐あし【無駄足・徒足】
[音]ソク
スウ
ショク
シュ
[訓]あし
た‐りる
た‐る
た‐り
た‐す
た‐し
す‐ぎる
[部首]足
[総画数]7
[コード]区点 3413
JIS 422D
S‐JIS 91AB
[分類]常用漢字
[難読語]
→あ‐うら【足占】
→あし‐うら【足占】
→あしかが【足利】
→あし‐かせ【足枷】
→あしがら【足柄】
→あし‐がら【足搦】
→あし‐げ【足蹴】
→あし‐なか【足半】
→あしなずち【脚摩乳・足名椎】
→あだち【足立】
→あと‐へん【足偏】
→あ‐な‐すえ【足末】
→あ‐もと【足元・足下】
→あ‐ゆい【足結・脚結】
→うすたび‐が【薄手火蛾・薄足袋蛾】
→かたし【片し・片足】
→き‐そく【驥足】
→くわしほこちだる‐くに【細戈千足国】
→けいそく‐せん【鶏足山】
→け‐そく【華足・花足】
→しゅ‐きょう【足恭】
→しり‐あし【後足・尻足】
→すう‐きょう【足恭】
→そく‐せき【足蹠】
→だく‐あし【
足・諾足】
→たび【足袋・単皮】
→たらず‐まえ【不足前】
→てん‐そく【纏足】
→ぬたり‐の‐き【渟足柵】
→はだし【跣・裸足・跣足】
→むかで【百足・蜈蚣】
→むだ‐あし【無駄足・徒足】
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