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てきこくがいかんなきものはくにつねにほろぶ【敵国外患無き者は国恒に亡ぶ】▽中国🔗⭐🔉
てきこくがいかんなきものはくにつねにほろぶ【敵国外患無き者は国恒に亡ぶ】▽中国
対立する敵国や外から攻められる心配のない国は、油断してついには滅びてしまうものである。
《出典》
入リテハ則(スナワ)チ法家・払士(ヒッシ)(=主君を助ける臣)無ク、出(イ)デテハ則チ敵国外患無キ者ハ、国恒ニ亡ブ。然(シカ)ル後ニ憂患ニ生キテ、安楽ニ死スルヲ知ルナリ。〔孟子(モウシ)・告子下篇〕
てきはほんのうじにあり【敵は本能寺にあり】🔗⭐🔉
てきはほんのうじにあり【敵は本能寺にあり】
表にかかげた目的は見せ掛けであって、真の目的は別の所にあることのたとえ。「敵は本能寺」とも。
《参考》
(イ)明智光秀(アケチミツヒテ゛)が、毛利氏を攻めると称して出陣し、途中から急に「わが敵は本能寺にあり。」と言って織田信長(オタ゛ノフ゛ナカ゛)を殺すため本能寺に攻め入ったことから。
(ロ)「敵本主義」ということばはこれから生まれた。
てきをみてやをはぐ【敵を見て矢を矧ぐ】🔗⭐🔉
てきをみてやをはぐ【敵を見て矢を矧ぐ】
《敵を近くに見てから矢を作るの意》事が起こってから慌(アワ)てて対策を講ずることのたとえ。
《参考》
「矧ぐ」は、竹に鳥の羽をつけて矢をつくる意。
《類句》軍(イクサ)見て矢を矧ぐ。
かたきのいえでもくちをぬらせ【敵の家でも口を濡せ】🔗⭐🔉
かたきのいえでもくちをぬらせ【敵の家でも口を濡せ】
たとえ敵の家だとしても礼儀は礼儀、出された食べ物には口をつけなくてはいけない。つまり、いかなる場合にも礼儀は守らなければならないということ。
◎「口を濡らせ」は少しだけでも飲んだり食べたりせよの意で、本来は酒について言ったもの。
かたきのまえよりしゃっきんのまえ【敵の前より借金の前】🔗⭐🔉
かたきのまえよりしゃっきんのまえ【敵の前より借金の前】
借金のつらさを言うことば。
◎敵の前では平然と胸を張っていられても、借金をしている相手の前では頭が上がらないということから。
てきにかて【敵に糧】🔗⭐🔉
てきにかて【敵に糧】
あたかも敵に食糧を与えてしまうように、相手に利益を与えてしまうこと、相手に都合のよい結果をもたらしてしまうことのたとえ。
〔類〕寇に兵を藉し盗に糧を齎す/盗人に鍵を預ける
てきにしおをおくる【敵に塩を送る】🔗⭐🔉
てきにしおをおくる【敵に塩を送る】
競い合っているライバルの弱点につけ込まず、かえってその苦境から脱出できるような援助の手を差しのべること。
◎戦国時代、越後の上杉謙信が、甲斐(かい)の宿敵、武田信玄が塩不足で困っているのを知り、塩を送らせたという故事から。
てきはほんのうじにあり【敵は本能寺にあり】🔗⭐🔉
てきはほんのうじにあり【敵は本能寺にあり】
ほんとうの目的がまったく別のところにあることのたとえ。
◎戦国時代、明智光秀(あけちみつひで)が備中(びっちゅう)(岡山県)の毛利(もうり)攻めに出向くと見せかけておいて、突如進路を変え、京都の本能寺で織田信長(おだのぶなが)を討ったという故事から。
〔較〕He that wipes the child"s nose kisses the mother"s cheek.(子供の鼻をふいてやる者はその母親の頬(ほお)にキスする)
てきもさるものひっかくもの【敵もさるもの引っ掻くもの】🔗⭐🔉
てきもさるものひっかくもの【敵もさるもの引っ掻くもの】
競(せ)り合っている相手もさすがにすぐれているということの形容。
◎「さるもの」は然(さ)る者、つまりさすがな者の意で、その「さる」を引っ掻く猿(さる)に掛けたことば。
てきをみてやをはぐ【敵を見て矢を矧ぐ】🔗⭐🔉
てきをみてやをはぐ【敵を見て矢を矧ぐ】
→戦を見て矢を矧ぐ
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