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うつわ【器】🔗⭐🔉
うつわ ウツハ [0] 【器】
(1)物を入れる器具。入れ物。容器。「―に盛る」
(2)(ある仕事・地位にふさわしい)才能と人格。器量。人物の大きさ。「人の長となる―」
(3)器具。道具。「もろもろの調楽の―をぞ執る/邪宗門(白秋)」
うつわ-もの【器物】🔗⭐🔉
うつわ-もの ウツハ― [0] 【器物】
(1)物を入れる器具。うつわ。
(2)什器(ジユウキ)や家具。道具。「木の道の匠(タクミ)の造れる,うつくしき―も/徒然 22」
(3)器量。才能。また,才能のある人。「よはひのほども身の―もおよばず/源氏(若菜上)」「まことの―となるべきを/源氏(帚木)」
き-かい【機械・器械】🔗⭐🔉
き-かい [2] 【機械・器械】
(1)動力源から動力を受けて一定の運動を繰り返し,一定の仕事をする装置。主に,きっかけを与えると人力を借りずに自動的に作動するものをいう。からくり。
(2)精密な作動をする実験・測定用の装置。「観測―」
〔規模の大きいものを「機械」,小さいものを「器械」と書いて区別することがある〕
(3)(器械)うつわもの。器具。道具。
(4)書名(別項参照)。
きかい-うんどう【器械運動】🔗⭐🔉
きかい-うんどう [4] 【器械運動】
学校体育の教材の一。マット・飛び箱・鉄棒などの器械を用いて行う運動の総称。
きかい-おんせいがく【器械音声学】🔗⭐🔉
きかい-おんせいがく [6] 【器械音声学】
音響ならびに生理器機を用いて実証的に研究する音声学の一分野。サウンド-スペクトログラフ,ビジ-ピッチ,エレクトロ-パラトグラフィー,ファイバー-スコープなどが用いられている。
きかい-たいそう【器械体操】🔗⭐🔉
きかい-たいそう ―サウ [4] 【器械体操】
体操の一種。鉄棒・鞍馬・飛び箱・平均台などのすえつけ器械によって行うもの。
⇔徒手(トシユ)体操
きかい-りょうほう【器械療法・機械療法】🔗⭐🔉
きかい-りょうほう ―レウハフ [4] 【器械療法・機械療法】
物理療法の一。拘縮(コウシユク)や麻痺した筋に歩行器や伸展器などを使って,牽引(ケンイン)・伸展・強制運動などの外力を加えて行う治療法。
きがく-きょく【器楽曲】🔗⭐🔉
きがく-きょく [3] 【器楽曲】
器楽演奏のための曲。
⇔声楽曲
き-かん【器官】🔗⭐🔉
き-かん ―クワン [1][2] 【器官】
いくつかの組織の集まりで,一定の独立した形態および特定の機能を有するもの。動物では,手・足・心臓など,植物では,根・茎・葉・花などをいう。
きかん-けい【器官系】🔗⭐🔉
きかん-けい ―クワン― [0] 【器官系】
動物体において,共通の機能をもち,協同して働いている器官の集まり。循環系・消化系・呼吸系・生殖系など。
きかん-ばいよう【器官培養】🔗⭐🔉
きかん-ばいよう ―クワン―ヤウ [4] 【器官培養】
生物の器官や組織片を無菌的に分離し,液体または寒天培地を用いて培養すること。園芸植物の繁殖などに応用される。
き-き【機器・器機】🔗⭐🔉
き-き [1][2] 【機器・器機】
機械・器械・器具の総称。「教育―」
き-きょく【器局】🔗⭐🔉
き-きょく [1][0] 【器局】
才能と度量。器量。
き-ぐ【器具】🔗⭐🔉
き-ぐ [1] 【器具】
簡単な構造の機器や道具。「電気―」
き-さ【器差】🔗⭐🔉
き-さ [1][2] 【器差】
測定器の示す値と,それが本来示すべき真の値との差。測定器によって生ずる指示の違い。
き-さい【器才】🔗⭐🔉
き-さい [0] 【器才】
すぐれた器量と才能。
き-ざい【器材】🔗⭐🔉
き-ざい [1] 【器材】
器具や材料。また,器具の材料。
き-ざい【器財】🔗⭐🔉
き-ざい [1] 【器財】
うつわ。道具。器物。
きざい-はにわ【器財埴輪】🔗⭐🔉
きざい-はにわ [4] 【器財埴輪】
埴輪の分類呼称の一。形象埴輪の中で衣蓋(キヌガサ)・盾(タテ)・靫(ユキ)・鎧(ヨロイ)など,器物をかたどったものの総称。
き-しつ【器質】🔗⭐🔉
き-しつ [0] 【器質】
組織細胞によって構成される器官の構造的・形状的な性質。器官の機能的性質に対応する語。
きしつ-か【器質化】🔗⭐🔉
きしつ-か ―クワ [0] 【器質化】
体外から入った異物,また体内に生じた血栓(ケツセン)や壊死(エシ)した組織などの異物が,肉芽組織でおおわれ,融解・吸収される過程。
きしつ-せい【器質性】🔗⭐🔉
きしつ-せい [0] 【器質性】
症状や疾患が臓器・組織の形態的異常にもとづいて生じている状態。
⇔機能性
きしつ-てき-しょうがい【器質的障害】🔗⭐🔉
きしつ-てき-しょうがい ―シヤウガイ [6] 【器質的障害】
有機体を組織している諸器官(構造)のうえに,なんらかの損傷を受けたために生じた行動または精神面の障害。狭義には,脳髄の損傷によって生じたものをさす。
き-じゅう【器什】🔗⭐🔉
き-じゅう ―ジフ [0] 【器什】
日常用いる道具や家具。什器。
き-じょう【器仗】🔗⭐🔉
き-じょう ―ヂヤウ [0] 【器仗】
武器。兵仗(ヒヨウジヨウ)。
き-せかい【器世界】🔗⭐🔉
き-せかい [2] 【器世界】
〔仏〕 三種世界の一。生命のあるものが生きる場となる山河・大地など。器世間。器界。
き-せけん【器世間】🔗⭐🔉
き-せけん [2] 【器世間】
⇒器世界(キセカイ)
き-ぶつ【器物】🔗⭐🔉
き-ぶつ [1] 【器物】
うつわ。また,道具や器具類。
きぶつ-そんかいざい【器物損壊罪】🔗⭐🔉
きぶつ-そんかいざい ―ソンクワイ― [6][1]-[3] 【器物損壊罪】
文書・建造物・艦船・航空機以外の他人の財物(器物以外に土地・動物等も含まれる)を損壊・傷害する犯罪。
き-べい【器皿】🔗⭐🔉
き-べい [0] 【器皿】
食べ物を盛るうつわ。皿や小鉢の類。
き-よう【器用】🔗⭐🔉
き-よう [1] 【器用】 (名・形動)[文]ナリ
(1)細かい仕事を巧みにやりとげる・こと(さま)。「手先の―な人」「―者」
(2)何事をも巧みにやりとげる・こと(さま)。「何でも―にこなす」「―貧乏」
(3)要領よく,抜け目なく立ち回る・こと(さま)。「政界を―に泳ぎ回る」
⇔不器用
(4)役に立つ才能のあること。また,その人。「武家の棟梁となりぬべき―の仁出来(イデキ)て/太平記 13」
(5)いさぎよいこと。潔白であること。「逃げはせぬと,尤(モツトモ)―な白状/浄瑠璃・淀鯉(下)」
(6)容貌。人柄。「遠国侍なれども,―・骨柄(コツガラ)尋常なる人かなと感じけり/御伽草子・猿源氏」
[派生] ――さ(名)
きよう-じん【器用人】🔗⭐🔉
きよう-じん [2] 【器用人】
技芸などが巧みな人。また,なんでもやりこなせる人。器用な人。
きよう-びんぼう【器用貧乏】🔗⭐🔉
きよう-びんぼう ―ボフ [4] 【器用貧乏】
なまじ器用なために一事に徹することができず,結局,大成しないこと。
き-りょう【器量】🔗⭐🔉
き-りょう ―リヤウ [1] 【器量】
〔「器」は才能のあること。「量」は心の大きさ,徳のあること〕
(1)物の役に立つ才能・力量。「人の上に立つ―をもった人物」
(2)主に女性について,容貌(ヨウボウ)。顔立ち。みめ。「―がよい」
(3)主に男性について,その人の面目。価値。「―を上げる」
きりょう-ごのみ【器量好み】🔗⭐🔉
きりょう-ごのみ ―リヤウ― [4] 【器量好み】
顔立ちの美しい女性をえりごのみすること。また,そうする人。面食い。
きりょう-じまん【器量自慢】🔗⭐🔉
きりょう-じまん ―リヤウ― [4] 【器量自慢】
(1)顔立ちの美しいのを誇りに思うこと。
(2)才を自ら誇ること。
きりょう-じん【器量人】🔗⭐🔉
きりょう-じん ―リヤウ― [2] 【器量人】
才能や徳望のある人。
きりょう-のぞみ【器量望み】🔗⭐🔉
きりょう-のぞみ ―リヤウ― [4] 【器量望み】
顔立ちの美しい女性を妻にのぞむこと。器量好み。「―の太甚(ハナハダ)しければ,二十余件の縁談皆意に称(カナ)はで/金色夜叉(紅葉)」
きりょう-まけ【器量負け】🔗⭐🔉
きりょう-まけ ―リヤウ― [0][5] 【器量負け】
(1)才能があるために,かえって失敗すること。
(2)顔立ちが良すぎて,かえって良縁に恵まれないこと。
きりょう-よし【器量好し】🔗⭐🔉
きりょう-よし ―リヤウ― [2] 【器量好し】
顔立ちがよいこと。美人。
うつわ【器】(和英)🔗⭐🔉
きかい【器械】(和英)🔗⭐🔉
きがく【器楽】(和英)🔗⭐🔉
きがく【器楽】
instrumental music.
きかん【器官】(和英)🔗⭐🔉
きかん【器官】
an organ.→英和
きぐ【器具】(和英)🔗⭐🔉
きざい【器材】(和英)🔗⭐🔉
きざい【器材】
tools and materials.
きぶつ【器物】(和英)🔗⭐🔉
きよう【器用な(に)】(和英)🔗⭐🔉
きよう【器用な(に)】
skillful(ly);dexterous(ly).→英和
きりょう【器量】(和英)🔗⭐🔉
大辞林に「器」で始まるの検索結果 1-50。