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うつわ【器】うつは🔗🔉

うつわ【器】うつは 物を入れるもの。入れ物。容器。「―に盛る」人物や能力などの大きさ。器量。「人の上に立つ―ではない」道具。器械。〈和英語林集成〉

うつわ‐もの【器物】うつは‐🔗🔉

うつわ‐もの【器物】うつは‐ (うつわ)」に同じ。「―をもちてその漏る雨を受けて」〈記・下〉(うつわ)」に同じ。「興ある道にもすぐれ、公の―にもととのひ給へる殿にこそあれ」〈宇津保・祭の使〉

き‐う【気宇・器宇】🔗🔉

き‐う【気宇・器宇】 心のもちかた。特に、その広さ。気がまえ。度量。「―壮大」

き‐かい【機械・器械】🔗🔉

き‐かい【機械・器械】 動力を受けて、目的に応じた一定の運動・仕事をするもの。実験・測定・運動競技などに使う装置・道具。自分の意思を失ったように、指令どおりに動いたり、物事を繰り返したりすること。◆「工作機械」「包装機械」のように、動力を用いて操作する装置(マシーン)を「機械」、「測定器械」「光学器械」のように、人間が直接動かし、比較的小型で小規模な装置や道具(インストルメント)を「器械」と使い分けることが多い。 [類語]機器・機具・器具・利器・装置・機関・からくり・仕掛け・マシン・メカニズム

きかい‐たいそう【器械体操】‐タイサウ🔗🔉

きかい‐たいそう【器械体操】‐タイサウ 鉄棒・平均台・跳び箱・つり輪などの器械を使ってする体操。

き‐がく【器楽】🔗🔉

き‐がく【器楽】 楽器だけで演奏する音楽。声楽。

きがく‐きょく【器楽曲】🔗🔉

きがく‐きょく【器楽曲】 器楽演奏のための曲。

き‐かん【器官】‐クワン🔗🔉

き‐かん【器官】‐クワン 多細胞生物において、いくつかの組織が集まって一定の形・大きさおよび生理機能をもつ部分。「消化―」

き‐き【機器・器機】🔗🔉

き‐き【機器・器機】 機械・器械・器具の総称。「教育―」「電気―」

き‐ぐ【器具】🔗🔉

き‐ぐ【器具】 簡単な器機や道具類。「実験―」「電気―」→道具[用法]

き‐さ【器差】🔗🔉

き‐さ【器差】 測定器が実際に示す値と本来示すべき値との差。測定器の製作過程から生じた誤差。

き‐ざい【器材】🔗🔉

き‐ざい【器材】 器具と材料。また、器具・器械を作る材料。「実験用の―」

き‐ざい【器財】🔗🔉

き‐ざい【器財】 うつわ。道具。家財道具。

き‐しつ【器質】🔗🔉

き‐しつ【器質】 臓器や器官に認められる形態的・解剖的性質。

きしつ‐か【器質化】‐クワ🔗🔉

きしつ‐か【器質化】‐クワ 体内に入ってきた異物や体内でつくられる病的物質(血栓・壊死(えし)組織など)を肉芽組織が取り囲み、吸収などの処理をしてしまう現象。

き‐じゅう【器×什】‐ジフ🔗🔉

き‐じゅう【器×什】‐ジフ 日常用いる、種々の家具や器具。什器。

き‐じょう【器×仗】‐ヂヤウ🔗🔉

き‐じょう【器×仗】‐ヂヤウ 武器。兵仗(ひようじよう)

き‐せかい【器世界】🔗🔉

き‐せかい【器世界】器世間(きせけん)」に同じ。

き‐せけん【器世間】🔗🔉

き‐せけん【器世間】 仏語。人間などの生き物のよりどころとなる大地・山河など有情(うじよう)を入れる器(うつわ)の意でいう。器世界。

き‐ひん【器品】🔗🔉

き‐ひん【器品】 器具や物品。器物。「今我国内に外国の―を買入るるは」〈福沢・学問のすゝめ〉

き‐ぶつ【器物】🔗🔉

き‐ぶつ【器物】 うつわ。また、器具・道具類の総称。

きぶつそんかい‐ざい【器物損壊罪】キブツソンクワイ‐🔗🔉

きぶつそんかい‐ざい【器物損壊罪】キブツソンクワイ‐ 他人の所有物(飼い犬なども含む)を損壊したりして、その価値を減少・滅失させる罪。

き‐べい【器△皿】🔗🔉

き‐べい【器皿】 うつわ。皿や小鉢。

き‐よう【器用】🔗🔉

き‐よう【器用】 [名・形動]からだを思うように動かして、芸事・工作などをうまくこなすこと。また、そのさま。「手先が―だ」「―に箸(はし)を使う」要領よく、いろいろな物事を処理すること。また、そのさま。「何事も―にこなす」抜けめなく立ち回ること。また、そのさま。「世渡りが―だ」不平不満なく、受け入れること。いさぎよいこと。また、そのさま。「なんにも言わずに、―に買っときなさい」〈里見・多情仏心〉「気遣ひしやるな、逃げはせぬと、もっとも―な白状」〈浄・淀鯉〉すぐれた才能のあること。また、その人。「武家の棟梁(とうりやう)と成りぬべき―の仁(じん)」〈太平記・一三〉 [派生]きようさ[名]

きよう‐じん【器用人】🔗🔉

きよう‐じん【器用人】 才知・技芸などにすぐれた人。また、頭のめぐりがよく、要領のいい人。器用者(もの)。「をかしき中間のすることまでも口拍子にまかせ、かかる―のあること」〈浮・織留・一〉

きよう‐びんぼう【器用貧乏】‐ビンボフ🔗🔉

きよう‐びんぼう【器用貧乏】‐ビンボフ 何事も一応はうまくできるために一事に徹底できず、かえって大成しないこと。また、そのような人。

き‐りょう【器量】‐リヤウ🔗🔉

き‐りょう【器量】‐リヤウ ある事をするのにふさわしい能力や人徳。「指導者としての―に乏しい」その人の才徳に対して世間が与える評価。面目。多く、男性についていう。「―を上げる」顔だち。容貌(ようぼう)。多く、女性についていう。「―のよい娘」もののじょうず。名人。「笛の御(おん)―たるによって」〈平家・四〉

きりょう‐ごのみ【器量好み】キリヤウ‐🔗🔉

きりょう‐ごのみ【器量好み】キリヤウ‐ 顔だちの美しい女性ばかりを好むこと。また、そのような人。面(めん)食い。

きりょう‐じまん【器量自慢】キリヤウ‐🔗🔉

きりょう‐じまん【器量自慢】キリヤウ‐ 顔だちが美しいのをみずから誇ること。才能をみずから誇ること。「かくばかり―あらば、俳諧連歌の名目(みやうもく)をからず」〈去来抄・修行〉

きりょう‐じん【器量人】キリヤウ‐🔗🔉

きりょう‐じん【器量人】キリヤウ‐ 大きな物事をなしとげる能力をそなえた人。

きりょう‐のぞみ【器量望み】キリヤウ‐🔗🔉

きりょう‐のぞみ【器量望み】キリヤウ‐ 顔だちの美しい女性を妻に望むこと。

きりょう‐まけ【器量負け】キリヤウ‐🔗🔉

きりょう‐まけ【器量負け】キリヤウ‐ [名]スル才能があるばかりに、失敗したり不幸になったりすること。顔だちが美しすぎて、かえって縁遠かったり不幸になったりすること。

きりょう‐よし【器量△好し】キリヤウ‐🔗🔉

きりょう‐よし【器量好し】キリヤウ‐ 顔だちが美しいこと。また、その人。美人。

せっ‐き【×器】セキ‐🔗🔉

せっ‐き【×器】セキ‐ 焼き物の分類の一。素地(きじ)が固く焼き締まった焼き物で、非透光性である点で磁器と区別し、気孔性のない点で陶器と区別する。茶器などのほか、土管・火鉢などの大形物に用いる。

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