複数辞典一括検索+![]()
![]()
ぼう-おん【忘恩】🔗⭐🔉
ぼう-おん バウ― [0] 【忘恩】
恩を忘れること。恩にむくいないこと。恩知らず。「―の徒」
ぼう-が【忘我】🔗⭐🔉
ぼう-が バウ― [1] 【忘我】
物事に心を奪われて自分を忘れること。夢中になること。「―の境」
ぼう-きゃく【忘却】🔗⭐🔉
ぼう-きゃく バウ― [0] 【忘却】 (名)スル
忘れ去ること。忘れてしまうこと。「前後を―する」
ぼう-けい【忘形】🔗⭐🔉
ぼう-けい バウ― [0] 【忘形】
(1)〔荘子(譲王)〕
物我を忘れて無為自然の道を悟ること。
(2)容貌・地位・形式などを問題とせず,親密に交わること。「―の友」
ぼうけい=の交(マジ)わり🔗⭐🔉
――の交(マジ)わり
隔てのない親密な交際。
ぼう-しつ【忘失】🔗⭐🔉
ぼう-しつ バウ― [0] 【忘失】 (名)スル
忘れてしまうこと。また,忘れてなくすこと。
ぼう・ずる【忘ずる】🔗⭐🔉
ぼう・ずる バウ― [0][3] 【忘ずる】 (動サ変)[文]サ変 ばう・ず
(1)わすれる。「故郷―・じがたし」
(2)(「前後を忘ずる」などの形で)われを忘れる。正気を失う。「渠(カレ)は既に前後を―・じて/義血侠血(鏡花)」
ぼう-ねん【忘年】🔗⭐🔉
ぼう-ねん バウ― [0] 【忘年】
(1)年の終わりに,その年にあった苦労を忘れること。としわすれ。
(2)年齢の差を忘れること。
ぼうねん-かい【忘年会】🔗⭐🔉
ぼうねん-かい バウ―クワイ [3] 【忘年会】
その年の苦労を忘れるために年末に催す宴会。[季]冬。
ぼうねん-の-とも【忘年の友】🔗⭐🔉
ぼうねん-の-とも バウ― [6] 【忘年の友】
年齢の差にかかわりなく親しく交わる友。忘年の交わり。
ぼう-はち【亡八・忘八】🔗⭐🔉
ぼう-はち バウ― [0][4] 【亡八・忘八】
〔仁・義・礼・智・信・忠・孝・悌の八徳を失った者,また,それらを忘れさせるほどおもしろい所の意〕
(1)遊里で遊ぶこと。また,その人。
(2)遊女屋。置屋。また,その主人。
ぼうび-ろく【忘備録】🔗⭐🔉
ぼうび-ろく バウビ― [3] 【忘備録】
「びぼうろく(備忘録)」に同じ。
ぼう-ゆう【忘憂】🔗⭐🔉
ぼう-ゆう バウイウ [0] 【忘憂】
(1)うれいを忘れること。
(2)「忘憂の物」に同じ。
(3)植物カンゾウの異名。
ぼうゆう-の-もの【忘憂の物】🔗⭐🔉
ぼうゆう-の-もの バウイウ― 【忘憂の物】
〔陶潜(飲酒詩)〕
酒の異名。
わすられ
ぬ【忘られぬ】🔗⭐🔉
わすられ
ぬ 【忘られぬ】 (連語)
〔四段動詞「忘る」の未然形に助動詞「る」の未然形「れ」,打ち消しの助動詞「ぬ」の付いたもの〕
忘れることができない。忘れられない。忘られない。「―
ぬパリの思い出」
ぬ 【忘られぬ】 (連語)
〔四段動詞「忘る」の未然形に助動詞「る」の未然形「れ」,打ち消しの助動詞「ぬ」の付いたもの〕
忘れることができない。忘れられない。忘られない。「―
ぬパリの思い出」
わす・る【忘る】🔗⭐🔉
わす・る 【忘る】
■一■ (動ラ四)
忘れる。忘れようと努める。「―・らむて野行き山行き我来れど/万葉 4344」「汝しれりや,―・れりや/平家 3」
〔主として上代に用いられた語。未然形は「わすらる」「わすらす」などの語に残る〕
■二■ (動ラ下二)
⇒わすれる
わすれ【忘れ】🔗⭐🔉
わすれ 【忘れ】
忘れること。「我が父母は―せぬかも/万葉 4344」
わすれ-お【忘れ緒】🔗⭐🔉
わすれ-お ―ヲ [3] 【忘れ緒】
半臂(ハンピ)の腰を結ぶ飾り紐(ヒモ)。幅三寸三分,長さ一丈二尺の羅(ウスギヌ)で,半臂着用の際,折り畳んで左腰の前に小紐にかけて垂らす。
→半臂
わすれ-おうぎ【忘れ扇】🔗⭐🔉
わすれ-おうぎ ―アフギ [4] 【忘れ扇】
秋になって,身辺にありながら手に取ることも置いてあることも忘れがちになった扇。捨て扇。秋の扇。[季]秋。
わすれ-がい【忘れ貝】🔗⭐🔉
わすれ-がい ―ガヒ [3] 【忘れ貝】
(1)海産の二枚貝。殻は厚く,ふくらみが少なく,ほぼ円形で直径6センチメートル内外。殻表は平滑で,淡紫色の地に濃い紫色の放射帯や網目紋がある。肉は食用。房総半島以南の太平洋沿岸に分布。ササラガイ。
(2)二枚貝の殻の,離れてしまった一片。また,一枚貝の殻。これを拾うと,恋しい人を忘れることができると考えられていた。「海人娘子(アマオトメ)潜(カズ)き取るといふ―よにも忘れじ妹が姿は/万葉 3084」
→恋忘れ貝
わすれ-がたみ【忘れ形見】🔗⭐🔉
わすれ-がたみ [4] 【忘れ形見】
(1)その人を忘れないように残しておく記念の品。「―の時計」
(2)親の死後に残された子。遺児。
わすれ-がち【忘れ勝ち】🔗⭐🔉
わすれ-がち [0] 【忘れ勝ち】 (形動)[文]ナリ
忘れることが多いさま。「天災に対する備えを―だ」
わすれ-ぐさ【忘れ草・萱草】🔗⭐🔉
わすれ-ぐさ [3] 【忘れ草・萱草】
(1)ヤブカンゾウの別名。[季]夏。
(2)煙草(タバコ)の異名。
わすれ-ぐさ【忘れ種】🔗⭐🔉
わすれ-ぐさ 【忘れ種】
心配を忘れる材料。心の憂さを吹き払うもの。「―とぞ今はなるらし/後撰(恋五)」
わすれ-ざき【忘れ咲き】🔗⭐🔉
わすれ-ざき [0] 【忘れ咲き】
小春日和のころ,時節はずれに花が咲くこと。また,その花。返り咲き。[季]冬。《―ゆびさゝるれば在りしかな/阿波野青畝》
わすれ-じお【忘れ潮】🔗⭐🔉
わすれ-じお ―ジホ [3] 【忘れ潮】
潮が引いたあと,岩のくぼみなどにたまったまま残っている海水。
わすれ-じも【忘れ霜】🔗⭐🔉
わすれ-じも [3] 【忘れ霜】
晩春,八十八夜の頃に降りる霜。別れ霜。[季]春。
わすれ-ね【忘れ音】🔗⭐🔉
わすれ-ね 【忘れ音】
季節を過ぎて鳴く虫の音。
わすれ-ばな【忘れ花】🔗⭐🔉
わすれ-ばな 【忘れ花】
時節が過ぎさってから咲く花。
わすれ-みず【忘れ水】🔗⭐🔉
わすれ-みず ―ミヅ 【忘れ水】
茂みや岩かげの人目につかない所を流れている水。「あづま路の道の冬草茂りあひてあとだに見えぬ―かな/新古今(冬)」
わすれ-もの【忘れ物】🔗⭐🔉
わすれ-もの [0] 【忘れ物】
置き忘れてきた品物。持ってくるべきなのに忘れてきてしまうこと。また,その忘れてきた物。「電車の網棚に―をする」
わすれ-ゆき【忘れ雪】🔗⭐🔉
わすれ-ゆき [3] 【忘れ雪】
「雪の果て」に同じ。[季]春。
わすれ-ん-ぼう【忘れん坊】🔗⭐🔉
わすれ-ん-ぼう ―バウ [0] 【忘れん坊】
忘れやすい人。忘れっぽい人。わすれんぼ。
わすれ-がた・い【忘れ難い】🔗⭐🔉
わすれ-がた・い [5] 【忘れ難い】 (形)[文]ク わすれがた・し
なかなか忘れられない。「―・い思い出」
[派生] ――さ(名)
わすれ-さ・る【忘れ去る】🔗⭐🔉
わすれ-さ・る [4] 【忘れ去る】 (動ラ五[四])
忘れて二度と思い出さない。「―・ることのできない体験」
わすれっ-ぽ・い【忘れっぽい】🔗⭐🔉
わすれっ-ぽ・い [5] 【忘れっぽい】 (形)
忘れることが多い。「最近―・くなった」
[派生] ――さ(名)
わす・れる【忘れる】🔗⭐🔉
わす・れる [0] 【忘れる】 (動ラ下一)[文]ラ下二 わす・る
(1)覚えていたはずのことが思い出せなくなる。記憶がなくなる。「小学校の同級生の顔を―・れる」「恩を―・れる」
(2)他のことに心を奪われて,一時的にそのことを意識しなくなる。「時のたつのを―・れる」「寝食を―・れる」「我を―・れる」
(3)うっかりして,物を置いたままにする。「電車に傘を―・れる」
(4)しなければならないことをしないでいる。「届けるのを―・れる」「宿題を―・れる」
(5)思い切る。「わびぬれば強ひて―・れむと思へども/古今(恋二)」
ぼうおん【忘恩】(和英)🔗⭐🔉
ぼうが【忘我の境に入る】(和英)🔗⭐🔉
ぼうが【忘我の境に入る】
be in ecstasies.
ぼうきゃく【忘却】(和英)🔗⭐🔉
ぼうきゃく【忘却】
oblivion.→英和
⇒忘れる.
ぼうねんかい【忘年会】(和英)🔗⭐🔉
ぼうねんかい【忘年会】
a year-end party.
わすれがたみ【忘れ形見】(和英)🔗⭐🔉
わすれがたみ【忘れ形見】
(1)[記念の品]a keepsake.→英和
(2)[遺児]⇒遺児.
わすれがち【忘れ勝ちである】(和英)🔗⭐🔉
わすれがち【忘れ勝ちである】
often forget;be forgetful;have a poor memory;be negligent(怠り勝ち).
わすれっぽい【忘れっぽい】(和英)🔗⭐🔉
わすれっぽい【忘れっぽい】
⇒忘れ勝ち.
大辞林に「忘」で始まるの検索結果 1-46。